東方終焉雪   作:カミユ

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どうもカミユです!
蓮子「何このサブタイ」
そのままの意味です
蓮子「最近雪ばっかりで私たちの出番が無い!早く私たちを」
まだですね。それもかなり後です
蓮子「…………」

蓮子&カミユ「本編へどうぞ」


第21話 強力な打撃攻撃には注意

 Side 雪

 

「あっははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!」

 

 現在白雪と俺の精神世界の狭間の世界に俺は居るわけだが、あれだ。とにかくキレそう

 白雪は小さい体を震わせて大声で笑っている。もうちょっと笑ったらそこら辺の床を転がっていきそう

 

「ま、まさか隙間の出口が本物のドッペルゲンガーの戦闘の中心で、更には鬼と同等以上の怪力の持ち主の拳を両頬に受けて…………ププ…ククク…あっはははははは!!!」

「取り敢えず白雪お前は笑いを止めてくれないか?笑いすぎだ」

「だって……ア○パンマンみたいな頰なんですもの」

 

 まだ笑いが収まらないのか白雪はずっと笑っている。笑死しそうだ

 机の上にある(この空間は基本的に白雪が望めば大体出てくる不思議空間。なので何があろうと気にしない)手鏡を見ると俺の顔が反射している。いつもと違うのは、一瞬のことでちゃんと見れなかったが金髪?と紫髪だったかが混ざったような美人×2に殴られた後はよく覚えてない。唯一覚えているのはショック死してもおかしくないほどの衝撃を食らったことくらいか

 

「早くこれ治したいんだが……」

「え?あ、はい分かりました。ではこの湿布をどうぞ」

「ザ・怪我人みたいな顔になるな。気にしないが」

 

 そんなわけで白雪の座っている側の机の引き出しから湿布を取り出して俺の腫れた頰にシワを作らずに貼ってくれる

 

「うーん。これでいいですね。では、気をつけてくださいよ?瞬間の出力ならばこちらと同等ですから」

「分かってる。流石に二人から同時に攻撃されることはないとは思うがないとは限らないからな。二人と戦うことになったら上手く立ち回るさ」

「お願いしますよ。貴方が死んでしまったら私も道連れなんですから」

 

 へいへい、と適当に答えて意識を覚醒する

 すごく今更だが、現実の怪我とかが精神世界にも反映されるっておかしいと思うが……まあ実際に起きているから言っても無意味だよな。そうなると外だと頰に湿布が貼ってあることになるのか

 

「あの、本当に動かないのですが……姉さんまさか本当に殺して」

「ふふふふふふ不慮の事故ですすすすすすすすすすすす?!!??!?!!?」

「動揺しすぎですって。ほら、何かの偶然が重なりに重なってそのまた重なって生きているかもしれませんよ?」

「二度あることは三度あると言うしね。だから奇跡的に生きているかもしれないじゃん」

 

 何処からかそんな会話が聞こえる。ついでに俺の近くでしゃがんで指先で突いてくるやつがいる。容姿?分からん。だって背中向けているから

 

「まだ助かる命を見捨てることはできません!早く命蓮寺に連れて行って看病しなければ!」

「きゃあ!」

「どうしました?ぬえ」

「急に湿布が出現した!?」

 

 俺の顔を覗き込んだ少女……ぬえ?が悲鳴をあげる。悲鳴をあげることはないだろう。だって急に人が出たりものが出てくるなんて普通だろ?

 

「え?何を急に……うわ…本当だ」

「うわってなんだようわって水兵服少女」

 

 なんかこのまま倒れているのは面倒なことになるそうなので立ち上がる。理由?あとあと周りの野次馬精神旺盛な奴らが集まって起きるタイミングを失いそうだから

 立ち上がると水兵服の黒髪ショートの少女が引いたような顔をする。辞めてくれ

 

「あ…あの…聖の拳を食らっていたみたいなのですが、大丈夫なのですか?」

「ん?大丈夫大丈夫。こういうのは稀に遭ったことがあるから。その場で10回転くらいは初めてだったけど」

 

 心配そうに話しかけてくれる金髪と黒髪が混ざったような、虎といえば分かりやすい少女。手にはなんか長い棒みたいなものを持っている

 

「ご主人。聖の拳を受けているなら一度永遠亭に連れて行ったほうがいいだろう」

「そうだね」

 

 虎みたいな配色の少女にネズミの耳!?とネズミの尻尾が生えている幼女が話しかける。待て、いつからここは夢の国に(ry

 

「わわわ!私好みの人なんだけど!」

「ぬえ?貴女のタイプはあんな人なのですか?」

「男だったら今すぐ告白してる!」

 

 俺は男だがいつもは訂正するのだが、今はしない。いやしてはいけないような気がする

 ついでに今の声は背中に青の矢印?と赤の鎌?みたいなものを3つ付けていて黒髪ショートで手に蛇みたいなものを巻きつけている少…幼女が聖とかいう髪が頭に近い方が紫で、伸びている方が金髪しゃなくてオレンジ色の普通はあり得ないだろ、髪染めてるだろうと言われる配色の女性が話している

 ちなみに視界の隅ではフードを被ったような見るからに尼であろう青髪ロングの少女が両手に輪っかを手にぶら下げて立っている。なんか人の顔がある茶色に近い赤の色のした雲?みたいな奇妙な生き物?が漂っている。どうやら2人(1人と1体?)が様子を伺っているようだ

 

「あのさ、取り敢えず紫呼んでくれない?本物でもドッペルゲンガーでもいいからさ、取り敢えず制裁を加えたい」

「ダメですよ!前ならばいざ知らず、今は貴重な戦力なのですから!」

「それは寺の住職が言っていい言葉なのか?」

「はっ!」

 

 つい口に出してしまったようなそぶりをする虎髪の少女。天然か

 

「というかドッペルゲンガー組がずっと待っていてくれているな。すごい親切だ」

 

「あ、私たちのこと忘れられてなかったみたいだよ」

「流石にね?忘れて良いわけないでしょう?敵同士なのだから」

「それもそうね」

「ていうかあれって陰極様が言っていた最優先抹殺対象じゃない?」

「そうね。さっきの一撃?で倒してくれていたら楽だったのにねー」

 

「お前ら寺の住職が言っていい言葉じゃないよなー!」

 

「取り敢えずさっさと倒しちゃいましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドッペルゲンガーのぬえが適当な調子で言うのと同時に、ぬえのドッペルゲンガーから左斜め前に立っている雲居 一輪が雲でできた妖怪の雲山でスペルカードを使って雪に攻撃する。近くにいる虎髪の少女…寅丸 星や、ネズミの妖怪のナズーリンには目もくれない

 

「拳符 天網サンドバッグ」

「なっ……攻撃してきた!」

「いや、普通だろ。つかなんだこれ。雲の妖怪か?よっと…………入道?大きさも変わるから、見越し入道か?」

「妖怪に詳しいね」

「少し興味があってな」

 

 雲山の雲でできた連打は雪だけではなく、近くにいる星やナズーリンにも拳は届く。3人は苦もなく回避する

 雪は外の世界で白雪から聞かされた妖怪に興味を持ってあれやこれやと他の妖怪の知識を蓄えた

 尚、マンガやラノベなども読んでいるので正しい知識と合わさったりしている

 

「つかぬえって……晴明とかってオチじゃないよな?あれってぬら孫のオリジナルだよな!?」

「私は安倍 晴明って事はないよ」

「いつの間にいたんだよ」

「ついさっきだね」

 

 いつのまにか雪の横にいるぬえが補足として命蓮寺メンバーの能力と名前を教える

 

「〜〜〜。分かった?」

「サンキュー。取り敢えずお前の能力はめんどくさいってことがな」

「正しい認識だね」

 

 話していると左右から雲山の両拳がぶつかるように迫る。が、妖怪の知識を持つ雪は、妖怪の退治方法を知っている。見越し入道は見上げれば見上げるほど大きくなって行き、見上げすぎると喉笛を切られるという妖怪だ。だが、一言で撃退する方法がある

 

「『見抜いた』」

 

 一言。一言で雲山の両拳が止まる

 

「ほえー驚いた。こんなことができるんだね」

「……いや、せめて身近な人?のことくらいは調べておけよ」

 

 雲山はもう動けない。後は一輪だけなのだが……

 

「オロオロ」

 

 雲山が動かなくなったことで戸惑っているみたいだ

 

「スルーでいっか」

「そうだ…危ねぇ!」

 

 一輪を視界から外そうとすると雪の真横から音を置き去りにするようなスピードで接近して右ストレートを叩き込もうとする

 雪は異常なほどの第六感で危険を察知し、ぬえを引き寄せて一緒にその場に伏せる

 

「今のを躱しますか。やはり貴方を先に倒したほうがよさそうですね」

「買いかぶりすぎるだろ。肉体強化をどこまでやればそうなるんだ?」

「極めればこうなりますよ」

「あんたを先に潰したほうがよさそうだな」

 

 雪は白雪を手から取り出して構えを取る

 と、同時に聖のかかと落としが雪に迫る

 

「クッソ…」

「はあ!」

「ヤバ…」

 

 かかと落としを身をひねり回避するが、そのまま踏み込み、岩をも砕く拳を容赦なく雪に叩き込む

 これは回避できない雪は白雪で受け流す。すぐに態勢を整えるために立ち上がり距離を取る

 

「戦闘特化型尼」

「超人 聖 白蓮」

 

 聖がスペカを唱えると同時に妖怪であるぬえでさえ捉えることのできないほどの速さで雪に拳を、蹴りを叩き込む

 

「ゴハッ」

 

 雪は抵抗できないまま、殴られ続け、左腕の骨と鎖骨、肋骨をやられた

 

「バケモンだろ」




蓮子「まさかの雪絶体絶命!?」
聖みたく力強い方だったらこういうことができます。単純に雪が苦手意識も持っているんですけどね
蓮子「苦手意識?…………あ(察し」
そういうことです

ではまた次回!
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