東方終焉雪   作:カミユ

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どうもカミユです!

今回から雪の元の世界の出来事を中心に物語を進めます。幻想郷もちゃんと出ます

本編へどうぞ!


第2章 学園祭
第43話 帰った日常


 〜雪が幻想郷から帰ってきてから2日後〜

 

 side 雪

 

「はぁ……眠」

 

 俺はいつも通り早朝5時半に起きて30分基本の型をして朝食食べて学校に行く準備をして家を出て学校に行く

 平凡な朝だが、親が居らず、1人でやらなければならなくなった

 ぶっちゃけ大変だ。バイト探さないとなぁ

 

 あれから俺は何かとやる事があると思って身構えていたが、なんとめんどくさいことは何一つ無い。有るとしても、携帯の契約とかそこら辺だけだった。近所の人がお裾分けしてくれたりしてくれてほんと助かっている

 

 新聞を読んでみたらなんと俺達の事件が何一つ載っていなかった。ネットの方で調べても何も無い。こんなの国絡みだろ……と思ってしまうくらい何も無い

 なので俺は親が居ない以外は普通の生活を送っている

 

「さて、長い道のりを歩いていきますかぁ」

 

 ゆっくりとした速度で学校まで歩いていく

 

 歩いて少しすると幼馴染の兄弟と出くわす

 

「おはよう燈、禊」

「おはようございます」

「おは」

 

 挨拶だけ済ますと歩き出す2人

 

「なぁバイト探さないと行けないんだけど学校の許可必要だよな?」

「そうですね。私たちの通っている翠刹高等学校は無断バイトは規則で禁止されていますね」

「だよなぁ」

「コンビニ」

「あーコンビニかぁ。まあ知り合いと出くわしても仕方ないよな。近くのコンビニが良いかなぁ」

 

 少し愚痴を零しながら歩いていくと、燈が思い出したかのように話しかけてくる

 

「そういえば、そろそろ文化祭の時期でしたね」

「そう言えばそうだな。うちの学校は大掛かりだからなぁ」

「隣町まで巻き込む」

「規模はどこの学園都市だよ……」

 

 そう。そろそろ文化祭の時期なのだ。昔から続いているようで、隣町の長紅高校と合同でやるらしい。一般人の参加は自由で、とにかく期間中は大騒ぎ。街も何故か認めているようで、学生はとにもかくにも遊ぶ。この日のために金を集めている奴も多い

 色々なイベントがある。隣町の学校まで往復で行ってくれるバスもあるし自由に他校まで行ける

 1番騒ぐのは翠刹高校vs長紅高校の街全体を使ったサバイバルゲーム。翠刹高校の生徒には翠のハチマキ、長紅高校の生徒には紅のハチマキを付けて、相手高校の陣地にある旗を取った高校の勝利。参加は自由でやりたくない人はやらなくて良い。俺は去年見てたかな。ハチマキを取られた生徒は自分の高校に戻るルールとなっている。隣町まで来てから帰るの大変だろうな……。参加していない人のためにいくつものドローンを飛ばしているという。予算すごいな。とはいえ、ここまでの大掛かりを半日くらいで済むわけないので、丸一日使われる

 

「今年は俺不参加かねぇ」

「雪は参加してみてはどうでしょう? あのスリルは中々面白いですよ」

「楽しかった」

「そうだねぇ。俺も参加してみようかな」

 

 まあたまには遊び尽くすのもいいかな

 

 そんなことを呆然と考えていると学校に着く

 

「うーん……なんか嫌な予感がしてきた……なんだ……?」

「今思い出したのですが、どうやら転校生が来るらしいですよ」

「転校生? こんな時期にか。珍しいな。3年は多分ないよな」

「えぇ。なんでも外国から来るみたいです」

「交換留学?」

「いや、違うだろ」

「親の転勤でしょうか」

 

 秋の転校か。珍しい時期に来るな。まぁ俺には関係ないことだしいつも通り過ごしましょうかね

 

 〜昼休み〜

 

「おい、雪! サバゲー参加しろ!」

 

 いつも通り過ごしたかったなぁ

 

「うわ……めんどくさいのが来た」

「誰がめんどくさいやつだ!」

 

 俺が命雛兄弟と弁当を食べていると教室の扉が勢い良く開き、中に入って来る自分が1人。名前は緋月 莉煌(ひづき れお)。何かと俺に絡んでくるめんどくさいやつだ。漢字が面倒臭いのでみんなから名前書かれる時に「レオ」と表記される

 

「俺は参加するよ。たまには遊びたいしな」

「ふっそうか。流石は俺のライバルだ」

「誰がライバルだ」

「というわけでどちらが多くハチマキを取るか勝負だ!」

(先にコイツのハチマキ取ろう)

 

 レオは俺に言うだけ言うと教室から出ていく。邪魔なコイツから脱落させようと、心に誓う

 

「それはダメでしょう」

「なんの事かな?」

 

 マジでなんなんだよ燈は……

 

 

 〜放課後〜

 

「さて、家に帰って掃除とか夕飯の支度しないとか」

「私達の家で食べるということもできますよ?」

「いや、遠慮しておくよ」

「バイトどうするの?」

「バイトは明日買い物する時に求人票探すから、明日以降だな」

「そう」

 

 そんなわけで命雛兄弟と別れて家に帰って来る。着替えてから料理を作って食べて洗って風呂入っていざ、寝ようと自分の部屋に行こうとすると、和式の部屋に違和感を覚える。具体的に言うと別空間に繋がっているようなそんな感じだ

 

「……はぁ」

(どうしますか?)

「確かめるしかないだろ……」

 

 心底嫌な気持ちで溜息をつき、目を閉じたままガラッと勢い良く襖を開ける

 中には

 

「あら、いらっしゃい」

 

 勢い良く襖を閉める

 

「……おかしいぞ。今幽々子が居たんだが……」

「幽々子様でしたね」

「声出てるぞ」

(うっかりしてました)

「まあ声出してもいいけどな」

 

 なんで俺指摘したんだろ……それほど狼狽えているのか? 

 

「急に閉めることは無いじゃない」

「うわ、本物か?」

「ドッペルゲンガーでは無いわよ」

「お前とは初めましてか?」

「そうね。初めまして。私は西行寺 幽々子よ。よろしく」

「どうも初めまして博咲 雪です。よろしく」

 

 自己紹介はしないとな、初対面だし

 

「とりあえず入って入ってお話しましょう?」

「そうだな。話さないといけないことあるよな」

 

 今の現状について話し合うために、幻想郷にもう一度、幻想入りする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で? なんでここに繋がってるんだ?」

「それはねぇ。私が紫にお願いしたのよ。せっかく博咲家の人物と会えたからもう会えないなんて寂しいじゃない?」

「はぁ。まあ俺が話すことはあまりないから白雪にパス」

 

 俺は知りたいことを聞いてからすっと立ち上がる。幽々子と話す事なんて本当に無い。なら、昔の知り合いの白雪と積もる話もあるだろうし、白雪を取り出してテーブルの上に出す

 部外者の俺は1度家に戻る。白雪を奪われることは無いだろう……きっと

 

「さて、そろそろ寝る準備しとかないとな」

 

 さっき寝ようとしてたんだった……眠くて倒れそうだ……でも白雪も一緒に寝るようになってるし……何してようかな

 

「ん? なんだこれ」

 

 水でも飲もうかと台所に行くと、テーブルの上に一振の鞘に納められている片手剣が置かれている

 剣に関しては白雪が詳しいからこれがどんなものかわからないが、何故か急激に持ちたくなってきた

 

「誰のだ?」

 

 鞘に手を伸ばし、触れた途端、俺の視界は黒くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………け」「雪!」

「…………を……け」「雪!」

「……剣……を……け」「雪!」

「我……剣……を……け」「雪!」

「我が剣の……を……け」「雪!」

「我が剣の鞘を……け」「雪!」

「我が剣の鞘を砕け」「雪!」

 

「雪! 起きてください!」

 

「う……白雪? どうした……」

「雪こそどうしたのですか? 床に寝てしまって」

「は? 床に?」

 

 体を起こして周りを見ると、確かに台所だ。そして、朝日が射している。どうやら朝まで寝ていたようだ

 

「やっべ、支度しないと!」

(全く……)

 

 白雪が嘆息しているが、気にしない。朝食は……コンビニで買うか! 

 

 現在時刻はAM7:45。歩いて30分くらいの所にある学校なので急がなくても良いが、命雛兄弟を待たせるのは忍びない。まぁ許してくれるが、コンビニに寄らないといけない

 

「クソっ行ってきまー……す?」

 

 急いで支度してから飛び出るように玄関を開けると

 

 幼女がいた




はい。幼女が出ました。次回に明らかになるかも……?
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