東方終焉雪   作:カミユ

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どうもカミユです!
メリー「今回は私ですね。よろしくお願いします」
よろしくお願いします。さて、この章…まあプロローグはあとこの6話を除いて3話ほどです。自分でもこれは長いなとは思います
メリー「それは区切りとかで話が長くなってしまうのではありませんか?」
そうなんですがね。おっと、本編へ進めましょうか
メリー「分かりました」
メリー&カミユ「本編へどうぞ!」


第6話 戦闘開始

 Side 燈

 

 霙さんが行方不明、暦さんが亡くなってから2日後の水曜日。雪は私達が預かることになった。葬式はまだ行われず、霙さんを見つけてからになるそうだ

 

「雪。次の授業が始まりますよ」

「あ?え?もう休み時間終わったのか。早いな」

 

 このようにあの日を境によくボーとする事が多く、授業はずっと窓の方を見ている。皆さんは雪に気を使っているのか、あまり話すことなくしている。空気をあまり読まないことが多い蓮子さんもあまり話さない。ただ、話しかければ普通に応えてくれるので私と禊はいつも通りに接しています

 

「………」

 

 今も授業中なのに窓の方を見て人差し指の先でシャープペンを5分間ずっと回しています

 長い付き合いだからなのか雪が悲しみ、喪失感、怒りなどがひしひしと伝わります

 

「はあ…………早く攻めてこないかな……」

「物騒なことを言わないでください。雪は巻き込まれ体質なのですから本当に攻めて来そうです」

「まだ認めていないからな。俺が巻き込まれ体質なこと」

「何を言っているんですか。夏休みに行った遊園地で殺人事件に巻き込まれたではありませんか」

「いや、それはアレだよ。歩く殺人現場の異名を持つコ○ン君が居たんだよ。きっと」

 

 あれは今年の夏休みのこと……3人でパ○パ○に行った時に、少し私と禊が雪から離れた時に殺人が起こったのです。亡くなってしまった人がちょうど雪の前の人だったので真っ先に雪を含む5人ほどの人が疑われました。雪は白雪さんを所持していたのですが見つからずに(普通は見つかりませんが)、殺害する動機が無くすぐに疑いが晴れました。調査の時に雪が一言言ってすぐに犯人が判明したという事件。その他にもありますが、数え切れません

 

 そんな時、学校にいる人の中で何人の人が気づいたのでしょうか。私がわかる中では3人。1人は私、1人はずっと窓の方を見ていた雪、もう1人は弟の禊。後はグラウンドで体育の授業をやっている先生と生徒でしょうか。私達が気付いた時に放送が流れる

 

『あーあーあ〜繋がっているかな?ああ繋がっているな。えー翠刹高等学校の皆様。先週の金曜日以来ですね。松戒 廣戸です。気付いていない方もいるかもしれないのでまずはグラウンドの方を見て下さい』

 

 放送が流れるよりも先に気付いていた私達以外の生徒たちが不思議そうに窓の方を見る。此方を観ているのかタイミング良く放送の続きが始まる

 

『見てわかるように今、グラウンドには20人程の超能力者が居ります。まあ金曜日の協力者達ですね。その先頭に居るのが知っている人は知っているかもしれないですね。一昨日私達の手で殺された博咲 霙。2-Bの博咲 雪の父親です』

 

 2-Bの人全員は知っている出来事

 

「で?こんな回りくどいこと言っているけど何がやりたいのかな?親子の殺し合いか?」

『まあそれもそうです。後は………そうですね。翠刹高等学校の生徒の超能力を持っている人の能力の開花ですかね』

 

 雪の何気ないつぶやきが相手が答えた。その時、クラスの中がポカンとマンガだったら書かれていてもおかしくないくらいに全員が口を開けていた

 そして–––

 

「なんでわかるんだよ!」「他のクラスからすればいきなり変なこと言う変や奴だと認識されるぞ!」「つか放送室に居るのか!?だったら今から全員で攻め込むぞ!」「つか死体が動くってなんだよ!」「警察を呼ぶぞ!」

 

 などなど、この人達はブレないですね

 

『騒がしい人達ですね。まあそれは良いとして、それでは……雪君。君は父親を斬る事はできますか?』

「まさか!自分の父親をなんの理由もなく斬るわけがないだろう!」

『つまり、理由があれば斬ると』

「どうだろうな〜」

 

 軽口で松戒さんと話している雪。口には笑みが浮かんでいて目は既にグラウンドに向いていた

 

『では、理由を作りましょうか』

 

 松戒さんの一言でグラウンドから斬撃が此方に翔んでくる

 

「あー理由を作っちゃったね」

 

 また軽口で白雪さんを出し、斬撃を翔ばす。斬撃同士がぶつかり相殺される

 

「……強化されている」

『では、警察が来る前に通信は切断しておきますね。今日1日は私は今いる場所を動きません。では、ご武運を』

 

 そう言ってプツンと通信が切れた

 

「燈、禊。急いで学校にいる人達を避難させろ。もしかしたら加減を間違えてここら一帯に被害出しちゃうかもしれないから」

「……わかりました。出来るだけ被害を出してはいけませんよ?」

「分かってるつもりだよ。禊は先に脱出経路を確保しておいてくれ」

「わかった」

「それと、そっちに何人か行くかもしれないから各自対処って事でよろしく」

「わかりました」

「分かった」

「じゃあ行ってくるよ」

 

 私たちに軽く指示を出し、窓から飛び降りる。因みに此処は地上3階です。雪はよく禊を人外人外言っていますが、大概雪も人外です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雪は窓から飛び降りると、霙の後ろに居た人達が一斉に動いた。10人ほど裏口に向かい、もう10人は校舎に向かって行く

 

「させるかよ!真楼の居合 翔」

 

 居合の構えから素早く抜刀し、斬撃を翔ばす。斬撃は的確に敵に向かって行ったが、横から炎を纏った斬撃がぶつかり、金属音を響かせて相殺された

 

「チッ……邪魔しないでくれるかな?燈!そっちにほぼ全員行った!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 燈は雪が窓から飛び降りた後、すぐにクラスの人たちに指示を出す

 

「みさなんは急いで裏口に向かってください!禊が居るはずです!私は他の教室にも伝えてきます!」

 

 早口で言うと隣のクラスの2-Aに向かう。と、その時に雪の声が聞こえる

 

「燈!そっちにほぼ全員行った!」

「(雪は霙さんが足止めをするでしょう。その場合は雪がこちらに来るのは遅くなるでしょう。その場合は禊が筆頭に個性豊かな人達が戦うでしょう。今動いている気配から、校舎に10人、裏口に10人向かっていますね。裏口には禊が向かっているから問題はないはず………問題は校舎側……私が注意を引き付けている時に皆さんに行ってもらいましょうか)皆さん!急いで裏口に向かってください!禊が裏口を確保しているはずです!」

「え!?一人で!?………いや、禊なら問題ないか。じゃあ燈はどうするの?」

 

 2-Aの教室のドアを開け、指示を出すと蓮子が質問する

 

「私は放送室に向かいます。それで裏口に向かうように言います。10人ほど能力者の方達が校舎に入りましたので注意しながら向かってください」

「…燈君、気をつけてね」

「承知しました」

 

 2-Aの教室から放送室まで最短距離を脱兎の如く走る

 放送室の途中で裏口が見え、禊が能力者と戦っていた

 

「禊!気をつけて下さい!」

「b」

 

 禊の攻撃で能力者が向かいの壁まで飛ばされる。その光景を見ながら燈は放送室に着く

 

「確かこのスイッチを押せば…『翠刹高等学校の皆さん。2-Bの命雛 燈です。今、校舎に能力者の方達が10人程侵入しております。可能な限り遭遇しないように裏口まで向かって下さい。裏口は禊が確保しています』」

 

 燈は手短に必要な事だけを放送し、放送室から出る

 

「さて、禊程ではありませんが私も戦いますか。職員室に2人、2階の教室に2人、3階に続く階段に4人、あと2人は………私の足止めですか」

 

 燈は的確に敵の場所を特定し、目の前で立っている2人の能力者が構える

 

「すみませんが手早く終わられてもらいますよ。皆さんの手助けをしなければいけないので」

 

 燈もすぐに構え、能力者に突撃する

 

 

 

 

 

 

 目の前の能力者と戦っている燈

 裏口で脱出口の確保をしている禊

 グラウンドで父親と戦っている雪

 

 翠刹高等学校の3箇所で戦いが始まった




次回の最初から戦闘にするので今回は短めです
メリー「まさか攻めてくるとは……燈君たち大丈夫でしょうか」
それは次回のお楽しみです。ところで
メリー「どうしましたか?」
どこからメがで「ではまた次回!」
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