視点はのび太
ーーー2019年9月1日ーーー
合流した時に恋次さんが町が一つあるのを見つけて、そこで一泊をした、そこで、このアラバスタの反乱軍がユバって町に拠点を置きながら暴動を起こしてるっていう情報が入った
「ユバは、オアシスの町で昔、私が7歳の頃にいた幼馴染とそのおじさんがそこにオアシスを作るために先遣隊として行ったの。」
「オレっちはまだ生まれてないからしらないんだけどネ」
「水ぅ」
そこに向けて、次は行くことになった。東に進めばあるんだって。
「何か、アラビアの時も思ったけど、砂漠がでかい。」
「エジプトからアラバスタまでの砂漠は時に10メートルを超える時があるの。」
「そりゃ…やばいな。」
アラバスタの位置はエジプト、リビアの三角な部分に合って、リビアからでも入れるけど、鈴斬様はリビアの王よりもエジプトの王と知り合いだからそっちから入ってる。
「よくもまぁ、昔のエジプトやリビアの人は奇麗に三角の部分をあげたよな」
「文献だけで見るとエジプトの王であるファラオと、リビアの初代王はアラバスタの初代女王である、ネフェルタリ・リリィに多大な恩義と敬意を感じ、それで三角の部分を献上したって書いてあったわ。」
その多大な恩義まではわからないみたい、リリィ女王はその献上の後に弟に王の座を譲って、旅に出たらしい。
「アラビアではそんな話してたっけ?」
「まぁ、当時はエジプトもリビアもラ=シード王の一州の一つだからまだなんじゃない?」
「そっか、アラビアの時はまた一つの大国だったね。」
「…本当に聞けば聞くほど、あなた達ってその年で旅してるわね…?」
「その時はあのバカ猿もいたよ。ビビ姉。」
「はぁ」
ルフィさんは水がなくて枯れてるからビビさんは呆れたようにため息をついてた、長い間に中一からずっといるわけだから、ナミさんと二大制御器になってるから。
「まぁ、それがルフィさんだからいいわ。しずちゃんはそのままでいてね。」
「師匠みたいになるわけないじゃん」
「…そうね。」
ーーーーーーー
そして夜になって、僕たちはユバに着いた…けど、何か寂れてて、人の影すらない…?
「ここはオアシスの町じゃなかったのかよ。ビビちゃん。」
「でええ、水は!?」
「エルマルの町と変わんねェぞ。」
「砂で地層が上がったんだわ…」
砂嵐がこの町を飲み込んで、砂が町ごとオアシスをつぶしたってこと…?自然の力は、時として牙をむく…
カチャ!サ!カチャ!サ!
するとスコップで何かを掘ってる音が聞こえた。そこに向かうとやせ細ったおじさんが、砂を掘ってた
「旅の人かね?砂漠の旅は疲れただろう?はぁ…すまんがこの町は少々枯れている…だがゆっくりと休んでいくといい。」
ビビさんはおじさんがこっちを振り向くと顔を隠した。極力地元民に知られたくないらしい。そりゃ、王族だから、地元民は顔くらいわかるか…
「宿なら、いくらでもある。それがこの町の自慢だからな。」
「あの、この町に反乱軍がいると聞いたんですが…。」
「反乱軍に何か用か?」
それを聞いた瞬間、おじさんは怒った顔でこちらを見てきた。
「…子供までいるじゃないか!!まさかその子らを連れて反乱軍に入りたいなんて言うんじゃあるまいな!!」
おじさんは、あらゆるものを投げて叱咤してきた。そりゃまぁ、急に大勢で反乱軍の居場所を聞いたら怒りもするか…ルフィさんはおじさんが投げたバケツに当たったけど…
「あのバカどもなら…もうこの町にはいないぞ。」
「なんだとぉぉぉぉ!!!」
「そんなぁ…!!」
「たった今この町には砂嵐が来たが今に始まったことじゃない。3年前からの日照り続きで砂は乾ききってこの町は頻繁に砂嵐に襲われるようになった…」
「そんな前から…」
少しずつ、少しずつ飲まれて行って、過去のオアシスも今みたいな有様になってしまったらしい。3年間も雨が降らない…って異常過ぎない?ニュースではそこまで報道してなかった。…まぁマスゴ…失礼。マスコミってそういう戦争には過剰に反応するけど、国の中の事情は報道しない。
「物資の流通もなくなったこの町では…反乱の持久戦もままならない。反乱軍はカトレアに本拠地を移したのだ。」
「カトレア?」
「…どこだ?ビビ、カトレアって近いのか?」
「ナノハナの隣にあるオアシスよ。」
「…おれっちたちは、無駄に移動しただけになった…?」
「ビビ?今、ビビと…?」
あ、さっきルフィさんがビビさんの名前呼んだから…おじさんが気づいた?
「おーい!!おっさん!!ビビは王女じゃねェぞ!!」
「黙らんかい!!」
「ぐへ!?」
「ビビちゃんなのか?そうなのか?」
「え?」
「生きてたんだな…よかった。私だよ…分からないか。」
「ああ…」
「無理もないな。少しや痩せたから…」
「はっ!と、トトおじさん…?」
ビビさんはこのおじさんは昔先遣隊に送った。トトおじさんだって言った。別れた時はふくよかだったらしから…そっか、7歳の頃から11年は経ってるから…この干ばつしたオアシスでやせ細ったんだ…
「こんなに…痩せて…」
「私はね、ビビちゃん、国王様と王妃様を信じてるよ…!!あの方たちは国を裏切るような人たちじゃない…!!そうだろ…?」
おじさんは涙を流しながら国王様と王妃様を信じてるんだ…国民全員が何も反乱を起こしてるわけじゃない…おじさんみたいに王族を信じてる国民もいることもわかってよかった…
「反乱なんて馬鹿げてる!!あの…バカども…たかだか3年、雨が降らないから何だ…。私は国王様を信じてる…まだまだ、国の大半はそうさ。何度もね…何度も止めたんだ。」
「だけど止まらなかった?」
「ああ、何を言っても無駄だ。反乱は止まらない。やつらの体力も限界なんだよ。次の攻撃で決着をつける腹さ。」
「え?」
「もう追い詰められてるんだ。死ぬ気なんだ。」
「…!!」
「頼む!ビビちゃん!あのバカどもを止めてくれ!!」
反乱を止めるおじさんの体力もなくなりかけてた。雨が降らないのをたかだかって言ってるほどの精神力だけど、反乱の意思はそのさらに上を行ったわけか…
「おっさん、そのバカどもっておっさんの知り合いか?」
「反乱軍のリーダーは私の大バカ息子…コーザさ…!!」
「…リーダー?反乱軍のリーダーが?」
何でも、幼い頃にトトさんの息子さんのコーザとビビさんは幼馴染の間柄らしい。スナスナ団っていう、アラバスタの首都でもあるアルバーナの子供たちで結成した感じらしい。
「そう…あのバカリーダーが?そう…ふふふふふ」
「ビ、ビビ姉?」
「トトおじさん、安心して。リーダーは私がお灸を据えるわ。」
「…何か、どこかのバカ猿に対する感じだよ。ビビ姉?」
「バカなリーダを止めるのが副リーダーの役目よ…ね?ゾロさん。」
「お、おう、そうだな。」
「ビビちゃん?」
「反乱もリーダーも必ず止めるわ…トトさん。」
「ありがとう…!ああ!ありがとう…!!」
何かビビさんに変な火もついたけど、決意は僕たちの中で固まった。
ーーーーーーー
ーーー2019年9月2日ーーー
ちゃんとゆっくりしてから、次の日、ルフィさんが僕たちが寝てる間に、トトさんの水起こしを手伝ってて、その穴で寝ちゃって、その穴のさらに地層を掘ったら、湿った所までたどり着いたらしい。
「なんとかそいつを蒸留して、水を絞り出した」
「おおーー!なんか難しいけど、ありがとう!」
「正真正銘、ユバの水だ、すまんね。それだけしかなくて!」
「おれ、大切に飲む!」
「ほんとかなぁ?」
「なんだよ、しず!これはおっさんの水だ!」
「わかってる、師匠はそういうときは守るもんね。」
「おう!」
そして僕たちはカトレアに戻るために進んだ。けど、ルフィさんは枯れた木に座って止まった
「おい!ルフィ、お前何してんだよ!!」
「うーむ、うーむ。」
「どうしたの?ルフィさん?」
「やめた。」
「はぁ?」
急に何かを考えてて、それを放棄した?いや違う。この感じは何かを決意した顔だ
「ルフィさんどういうこと?」
「おい、ルフィ、こんなとこでお前の気まぐれに付き合ってる暇はねェんだぞ。」
「ウソ兄の言う通りだよ、師匠。今はビビ姉の幼馴染を目覚め指すためにカトレアに向かおうとしてんだから!!」
「そうだよ、昨日来た道を戻って、カトレアに戻らにゃならねェ。この国の100万人の人間が激突するえれぇ事態になっちまうんだぞ!!」
「その通りじゃルフィ。今はお前のそれに付き合う暇はない。さぁ、立て!」
ジンベエさんも加勢して、動かなくなったルフィさんを動かそうとしてるけど、梃子でも動かない。
「つまんねェ」
「「はぁ?」」
しずちゃんとサンジさんの怒りのボルテージが上がってるけど、ルフィさんはビビさんを見る。
「ビビ、おれはクロコダイルをぶっ飛ばしてェんだよ。」
「…そういうこと」
「まぁ、ルフィさんはそういうことだと思ったわ。」
「ああ、反乱してるやつを止めたらよ、クロコダイルは止まんのか?大体、カトレアに着いても、何もすることはねェ。おれ達は部外者だからな。居ねェ方がいいくらいだ。」
それはそう、ビビさんからの要請ではあるけど、僕たちはこの国の住民でも、重役でもない、アラビアでもマヤナ国でもルフィさんは一貫してそういう姿勢はある。しずちゃんに止められて、冒険に行きたいって言ってはいたけど。
「師匠って普段は子供っぽい自由人のバカ猿なのにたまに核心は付くよね?」
「そうかぁ?」
「ルッフィ~のくせにな。まぁマヤナでも、ウタの時もそうだったしなぁ」
「そ…それは…」
「お前はこの戦いで誰も死ななきゃいいって思ってるんだ。国のやつらも、おれ達もみんな。七武海の有名なやつが相手で、もう100万人も暴れだしてる戦いなのに…あの日本に居てもお前は、みんな無事ならいいと思ってんだ。」
この感じ…そうだ。ソフィアさんの時のあの時、ソフィアさんも一人で捕まったしずちゃんを助けに行こうとしてた。だから僕は、『仲間だろうが!!』って言って止めた。今のビビさんも根本的な部分は…ソフィアさんと似てる。
「ビビさん、ビビさん的には一人で、何とか食い止めようとしてる。けど、一人でなんでもかんでもしたら、壊れちゃう…1+1は1になるなんて僕は思わない。だって一人じゃないんだもん。」
「のび太の言う通りだ。甘ェんじゃねェのか?」
「……」
ビビさんは僕とルフィさんの言葉で少し考えてる。
「…やめてよ、そんなこと言うの。悪いのはすべてクロコダイルなのに…次行ったら一発食らわすわよ。」
「おれは思ってたこと言ったまでだ。じゃあ、お前は何で…命賭けてんだ!!この国を見りゃな!!一番やんなきゃいけねェことくらいおれだって分かるぞ!!」
「……。」
「ビビさんの命一個で賭けて足りるもんじゃないよ」
「……」
「睨まないで。」
「…じゃあ、のび太君、ルフィさん…私やルナには何を賭けたらいいのよ…」
「「おれ(僕)達の命くらい一緒に賭けてみろよ!!仲間だろうが!!!」」
ソフィアさんの言葉で思いとどまってくれた。ビビさんも思いとどまってくれたと思う。ルフィさんの言葉の方が効く、だってルフィさんの事が好きだもんビビさんは。
「「「「「…。」」」」
「なんで僕はしずちゃん、みよさん、あーちゃん、万陽奈さん、ウタに睨まれてんの?」
「…初見鈍感」
「はい?」
「こ、こら!!しず、べつにわ、私は!!」
「顔も心も赤いのに何言ってんの?師匠もすきで、のっちゃんに落ちたの?」
「うぐ…」
「は…はいぃぃぃぃ!?」
「そんなんどうでもいいけど!!教えろよ…クロコダイルの場所。」
ルフィさんはルフィさんで、気にしないでクロコダイルの居場所を聞いていた。いや、こっちは命の危機が別の意味で来てるわけですが!?
「のび太。強く生きれ。」
「ぶん殴られたい?」
「お前の方。」
「はい…」
【くくく!!お前はいつも面白れぇ】
「まぁ、ビビ姉が真正面に受けたらそうなる…ネ!!」
「なぜ僕をたたくのルナちゃん!?」
「別に」
「「「「「はぁ…」」」」」
また睨んできたんだけど!?ま、まさか、ルナちゃんも!?
「何をいまさら。」
「…しーちゃん」
「オフレコだったや。」
雷神「終わり」
銀「またあの言葉を116話後に聞くとは思わなかった。それも本家と。」
ウタ「私はいつあの言葉、聞けるのかなぁ?」
雷神「はい、いつかです…」
銀「いい加減あっちも進めやがれ。」
雷神「…はい。」