地球防衛軍5 俺は普通の一般人です!   作:師匠@ゲーム実況者

2 / 15
皆さんおはこんばんちは
師匠です。

昨日に引き続き投稿しちゃいました。

ちょっと今回はシリアス入っちゃってます。
二話目にして作風が変わりそうですが、このゲームを原作にした以上避けられない内容ですのでご容赦ください。

けど長続きさせませんのでご安心ください。

それではどうぞ!


#2 そういえばウイングダイバーちゃんって俺の先輩なんだっけ…… 【ミッション14~15】

M14 駆除

 

 先日のテレポーションシップ撃墜作戦から数日後、再び俺に出撃の司令が出た。

 今回はウイングダイバーチームと共に出撃するらしい。

 うん、出撃するのはいいんだ。俺もなんちゃってとは言えEDFに所属しているからね。

 けどさ、なんで俺は特定の部隊に配属されてないの?普通は決まったチームで動くよね?実際、軍曹のチームも最初に会ったときからメンバー同じだし。

 なのになぜ俺は一人で色々な部隊と出撃するんだろう……

 

 嫌われてる訳じゃないよね……?(震え声

 

 これ以上考えるのはやめよう。

 とりあえずブリーフィングルームへと向かって…………

 

 

 あれ?

 見慣れたウイングダイバーの方がいるけど……

 あ、手を振ってこっち来た!やっぱりか!

 今回の作戦ダイバーちゃんと同じなのか。

 というか、そう言えばダイバーちゃんって気軽に呼んじゃってるけど彼女は俺の先輩なんだっけ……?

 ……確か軍って上下関係とか規律に厳しいとか聞いたような────

 

 

 ……………………

 

 

 気安く話しててすみませんでしたぁ!

 これからはちゃんと敬意をもって先輩に接したいと……え?そんなに畏まらなくていい?入った時期も2、3ヶ月しか違わないし、年も近いから今まで通りでよいと……?

 でも、ここ軍ですし…………ああ、わかったから!そんな目で見ないで!!

 というか周りの先輩方も笑ってないで注意してくださいよ!!

 え?同じ戦場で戦うのに堅苦しい間柄は良くない?

 …………ぐぬう。それを言われてはなにも言えないじゃないですか……

 まぁ、先輩が───いえ、ダイバーちゃんがそう言うならいいのか。

 

 それで、作戦の方は?

 スカウトチームの情報だとα種、β種が確認されていると……

 ふむ、わかりました。武器の方用意してくるのでまた後で合流しましょう。

 それでは。ダイバーちゃんもまた後でね。

 

 

 ※

 

 

 というわけでダイバーちゃんたちウイングダイバーチームと共にやってきました今回の作戦エリア。

 はい。もう怪物が普通に見えてますよ。

 しかしαもβもそれぞれヤバイんだよね……

 α種は装甲を溶かす酸を吐くし、β種は遠距離まで届く糸を吐き出すんよね。さらになぜか知らないけどあれ食らうと装甲が痛んでいくらしい。

 つまり両方とも近づいたらアウト。

 

 まあ今回に限った話ではないのだけどね!

 

 なのでこちらも遠距離戦やってやる!ということで今回は誘導兵器持ってきました!

 行くぜ怪物ども!全員爆殺してやる!

 先手必勝じゃオラーーー!

 

 

 

 

 

 

 ───ってギャーーーー!なんかすべての怪物がこっち来たー!?

 しかもミサイル撃ち込まれたくせに一撃で沈んでないし!

 これじゃあヘイト集めただけじゃん!!

 うわぁぁぁぁめっちゃくるぅ!?

 ミサイルリロードには時間かかるしそもそもこの距離だと巻き込まれかねない……!!

 結局、至近距離での戦闘かよクソッタレがーーー!!

 

 

 ※

 

 

 死ぬかと思った……(恒例

 いや、まぁ今回は自業自得に近いけど、後半のアレはひどかった……

 

 何せ敵を倒しきったと思ったら俺の真下から怪物が沸きだすんだからなぁ……!!

 しかも情報にはなかった赤色α種だったしよぉ!アイツら硬いんだよガワが!

 そんなやつらに周りを囲まれたときの絶望感は半端じゃなかった……

 先輩やダイバーちゃんたちの援護もあってなんとか生き延びたけど……二度とやりたくないね!!

 

 あとまたしても俺の評価が上がってました(謎)

 ウイングダイバーの先輩たちから「新人とは思えない行動だな」やら「やはりお前は噂通りの優秀で勇敢な戦士なんだな」やら「お前にならアイツも任せられるな」とか言われたんだけど何のこと!?

 噂ってなに!?ちょっと待って意味深な笑みを浮かべて去らないでください!!

 なんなの!?不安になるじゃない!

 

 結果それ以上の話は聞けず、放置されました。

 

 ……とりあえず噂については忘れよう。

 さて、メディカルチェックも受けたし、とりあえず今日はゆっくりしようかな────ってあれ?ダイバーちゃん?

 この後?特に用事はないけど……?

 一緒にご飯?今日のお礼?

 何のことだろう?お礼されるどころかお礼する側な気がするけど……

 まぁ、ダイバーちゃんみたいな可愛い娘とご飯食べれるのに断る必要ないよね。

 喜んでお付き合いさせていただきます!

 

 

 ◇

 

 

M15 巨船破壊作戦

 

 ダイバーちゃんたちとの作戦以来、小規模の怪物退治にばかり参加していた俺に上から新たな大型作戦への参加の通達が来た。

 

 今回はレンジャーチームと共に進軍し、周囲の怪物とドローンを除去。

 その後、ブラッカーと呼ばれる戦車などで上空のマザーシップを攻撃する、といった作戦内容らしい。

 またしても、無茶じゃないかと思える作戦だが、やるしかないのが現状である。

 

 いつもならぐちぐちと心のなかで文句をいう俺であるが、今は割りと気分がいいので文句をいうようなことはないです。

 

 なんと訓練中に偶然にも効率よく距離をとることが出来る方法を見つけたのである。

 

 まさかあんな移動方法があるなんてなぁ……。

 実戦でどこまで通用するか分からないが、前よりマシになったのは明らかなのだ。

 成功の有無はさておき、とりあえずやるだけやるしかないな。

 さて、今回の武器を申請しにいくかな。

 

 

 ※

 

 

 やってきました作戦エリア。

 今回は前回の失敗を踏まえて、ちゃんと選んできました。

 

 ───と言ってもまたミサイルなんですけどね。

 

 ドローンいる以上はこれないとキツいからね。

 とりあえず、想像してたより敵の数少ないし、さっさと片付けちゃいましょうか!

 

 ……通信で聞こえる、宇宙人とやらが気になるけど、それはあとにしよう。

 

 

 

 

 

 

 これで、───最後っ!

 

 左手に備えられた二連装の槍で最後に残ったα種を処理する。

 これで、周囲の怪物は全滅したはず、あとは上空のマザーシップに攻撃して作戦終りょ『何か来るぞーー!!』────えっ?

 

 通信機越しに聞こえた声に俺は空へと視線を向ける。

 視線の先には、透明な筒を備えた謎の飛行物体が3隻、こちらへ向かってきているのが見えた。

 遠目だからよく分からないが、筒の中になにか入っているように見える……

 徐々に近づいてくる飛行物体。

 それにつれて筒の中に入っているものがハッキリとしてくる。

 

 おいおい……嘘だろ───!?

 

 数百メートル先に滞空する飛行物体の中にいる存在───二足で立つカエルのようなエイリアンに俺は目を見開く。

 

 そこで俺は先ほど聞こえた通信の内容を思い出した。

 

 

『俺は、宇宙人を見た……!』

『エイリアンの目撃情報があります。人間に酷似した生命体だそうです』

『頭がひとつ、目がふたつ、手足がふたつずつ、二足歩行だそうです』

 

 

 ────さっきの通信で言ってたのはコイツらのことか……!!

 だが一つ言わせてくれ……!

 

 

 

 人間に"酷似"はしてねぇよっ!!

 どう見ても歩くカエルだよっ!!

 頭があって手足があって二足歩行だったら人間と酷似してることになるの!?

 

 なんて心のなかでツッコミを入れているうちに、カエル型エイリアンが降下してきた。

 ってちょっと待て!アイツらが持ってるのって銃じゃ…………!

 

 俺がそう気づいたときには、すでにやつらはこちらに武器を向けていた。

 

『──────────────!!』

 

 エイリアンは何か聞いたことない言語を口にしながら、手にした銃で攻撃を仕掛けてきた。

 

 

─────うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!??

 

 

 奴らの攻撃を受けた部隊が悲鳴を上げる。

 そして、その部隊は二度と起き上がることはなかった。

 

 おいおい、一撃かよ……!

 心のなかでそう毒づきながら俺は急いでシールドとミサイルを構え、臨戦態勢をとる。

 それは俺だけではなく、他のレンジャー隊員や、合流したウイングダイバーチーム(ダイバーちゃんのチームとは別)も同じだった。

 

 今回ばっかりは、マジで気ぃ抜いたら死ぬぞ……!相手の動きに注意しろ俺!

 

 そう自分に言い聞かせ、俺たちはエイリアンの退治を行うのだった。 

 

 

 ※

 

  

 死闘を繰り広げること30分近く。

 あれから何人か犠牲を払ってしまったが、なんとかエイリアンを全て排除することに成功した。

 アイツら、知能があるのか建物の影に隠れるとかして回避行動をとるなんてことしやがった……

 おかげでこっちの被害は甚大だ……

 

「地上に降りたエイリアンを殲滅しました」

 レンジャーチームの隊長が、撃破報告を行う。

 誰もがこの現状に言葉をなくしている。

 今までの敵とは異なる、知性ある敵の出現に誰もが沈んだ表情を見せる。

 そんな俺たちを嘲笑うかのように、上空に更なる飛行船がやって来た。

 しかも、さっきよりも多い5隻という編成で。

 

 は……、ははは……。どうやら俺はここまでのようだなぁ……

 

 3隻からきたエイリアン相手に半数減らされ、ようやく殲滅出来たってのに、さっき以上の戦力で来られて勝てるわけがない……

 そう考え、俺は諦めの声をこぼす。

 通信で撤退するよう指示が出ているが、この数では撤退すら不可能だろう。

 

 そう考えていると、今回一緒に作戦に参加したレンジャーチームの人たちが俺のもとへとやってくる。

 そして、信じられないようなことを口にした。

 

 

「俺たちが残ってエイリアンの足止めをする。だから新人、お前は逃げるんだ」

 

 

 ──────は?

 ……いや、いやいや!何言ってるのこの人は?

 そんな、アンタらを見捨てて一人だけ逃げるなんてこと出来るわけ……!!

 

「俺たちはレンジャーだ。フェンサーであるお前のように高速移動はできない以上、どうしても奴らの攻撃にさらされてしまう。ならば、俺たちが足止めして、一人でも多く逃げさせ、戦力を残すことが大事だ」

 

 だったら俺が残って時間稼ぎして、隊長たちが逃げた方がいい!新人の俺を逃がしたところで大した戦力には────!

 

「新人だからこそ、だ。さっきの戦いを見てて思った。お前はまだまだ強くなれる。もう限界が来ている俺たちとは違ってな」

「そういうことだ。未来ある戦士のために足止めできるんだ。最高にカッコいい死に際だろ?」

「もちろん俺たちだって最初から死ぬ気じゃない。出来る限り生き延びれるよう努力するさ。だから、お前は逃げてくれ」

 

 隊員たちは笑いながら俺にそう言ってくる。

 なんで……誰も彼も俺に期待するんだよ……!

 俺なんてどこにでもいるもと民間人の一般兵だぞ……!なのになんで……

 

 そんなことを考えているうちにレンジャーチームの人たちは首に下げたドッグタグを引きちぎり、俺へと手渡してくる。

 

「こいつを持っていってくれ。……あとは頼んだぞ、スーパールーキー!」

「じゃあな!ちゃんと逃げ延びろよ!」

「お前の戦う姿、元民間人とは思えないぐらい様になってたぞ!」

 

 次々と俺にタグを手渡し、エイリアンへと向かっていくレンジャー部隊の隊員たち。

 俺が何かをいう暇もなく彼らは去っていってしまった。残された俺のもとに、戦闘が始まった音が聞こえてくる。

 

 ───────っ!!

 

 俺はその音に背を向けるようにして、スラスターを吹かして、その場から去っていく。

 懐にしまった軽いはずのドッグタグは、今まで手にした何よりも重く感じた……

 

 

 つづく




主人公装備

M14 駆除
表 左:ブラストホールスピア 右:ディフレクションシールド
裏 左:アームハウンド 右:アームハウンド
補助 ダッシュセル シールド保護装甲

誘導ミサイル兵器であるアームハウンドによる殲滅を考えていたが失敗。
結果、表の装備で戦うことになった。


M15 巨船破壊作戦
表 左:ブラストツインスピア 右:NCSキャノンショット
裏 左:アームハウンド 右:ディフレクションシールド
補助 ダッシュセル アドブースター

対ドローン用にアームハウンドを装備してきた。
表の装備の組み合わせについては次回説明。


なんかシリアス気味に終わりましたがこんなのは長続きしません。
というかそんなの無理!
ちなみに覚醒フラグとかではないのでご安心を。
カエル云々についてはプレイしててみんな思ったのではないでしょうか?

出来そうなら今日中にもう一話あげたいところですが……出来るかなぁ?
ちなみに連投が続くのは最初のうちだけです。


お気に入りしてくれた20人以上の方、ありがとうございます!
これからも頑張りますので、これからもお付き合いよろしくお願いいたします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。