地球防衛軍5 俺は普通の一般人です! 作:師匠@ゲーム実況者
師匠です!
昨日、ランキング15位でびびってた私ですが、今朝起きてみたら4位とかなってました。
しかもお気に入りが1000件突破!さらにUAも15000を越えました!
ほんの気まぐれで書きはじめた作品がこんなことになるなんて……
嬉しいのと驚きとでいっぱいです。
これからもよろしくお願いします。
2/9 フェンサーは顔が見えないの思い出したので台詞の変更をしました。
M19 殲滅計画
カエルモドキエイリアンとの戦闘からはや二週間。
あの絶望的状況を新人ながら乗り切った、ということから3日ほど休暇をもらった。
その間に色々あったが、今回は割愛させていただく。またどこかで語ることがあるだろうし。
ゆっくりと休暇を過ごしてからはまたプライマーたちとの戦闘の日々が始まった。
休暇明け最初の作戦は、市街地に存在するカエルモドキ───コロニストとα種の殲滅だった。
この作戦はレンジャーチーム数隊との出撃だった。
とりあえず殲滅が最優先、といわれたため拡散タイプのミサイルであるブラッドストームというものと、改良されたらしい初期に使っていたブラストホールスピア、そして連射に強いデクスターという散弾銃で作戦に望んだのだが───
いや、ブラッドストーム強すぎません?
敵の頭上で拡散して着弾と共に爆発するからめっちゃ効率的にα種倒せたんだけど……。
カエルとの戦いも、あの戦いで慣れたのか、スピア2発頭にぶっ込んだら普通に倒せたし。
数がめっちゃ多かったのが唯一辛かったことかな……。最終的には結局α種相手に近接戦挑んでたし……
おっと、勘違いするなよ?俺は戦闘狂じゃないぞ。そうせざるを得なかっただけだ。
レンジャー隊員の人たちは信じてくれなかったけどな……
その作戦を完了してからは街中のα種やβ種の殲滅や避難の補助とかをやってて、次に参加した大型作戦が二日ほど前に参加した地下洞窟の調査だ。
作戦は先行部隊と後続部隊の二分隊編成で行われ、俺は後続部隊に配置された。
のはいいんだが、なぜか俺だけ単独で潜らされた。
───ふっざけんなよ!?こっちは一応任用期間的にはまだ新人扱いのはずだぞ!?
しかも理由が新型武器の調整のため俺だけ後続部隊の中でもさらに遅く投入されるとか……
あまりの扱いにむしゃくしゃしたので、付いていくはずだった後続部隊と交戦している敵を目視した瞬間、攻撃ぶち込んでしまったよね。
そのおかげで後続部隊の人たちは助かったみたいだし、問題ない問題ない(目そらし
しかし、新兵器のフォースブレード、強かったわぁ。斬撃飛ばしてるのに味方に当たり判定ないとかあれどうなってんの?
……まぁとくに困ることなかったから考えるのやめて使ってたけど。
そのあとは怪物を殲滅しつつ先行部隊と合流。
そして広いところに出たと思ったら、コロニストが怪物連れて待ってたため交戦。
戦っているうちに、奥にあった大きな穴や地面から続々と怪物やコロニストが姿を表したため、作戦続行を断念。敵を殲滅しつつ撤退してきたのがことのあらましである。
そして現在は新たな作戦として、高層ビルが並び建つ区域に向かっている途中である。
今回はα種しかいない、という楽なミッションだが、どうやら付近で別の部隊が、最近見つかった超巨大生物と交戦しているという情報を受けている。
これあれでしょ?高確率でこっちくるでしょ?
そんな嫌な予感を感じたため、俺はそっちでも対抗できるように装備を持ってきた。
一番はこれを使わないことなんだが……
そんなことを考えながら、俺たちは現場へと向かうのだった。
…………フラグじゃないよな?
※
残念!フラグでした!!(怒)
α種の殲滅が8割近く完了したころに通信が入って、超巨大生物『エルギヌス』が作戦エリアを通過する、との情報が入ったんですよ。
まぁ、その時点でその姿がもう確認できてたんですけどね……
もうアレだ、これはリアルゴ○ラですわ……
そんなこんなで乱入してきたエルギヌスと交戦したんだけど、もうサイズが違いすぎるからね!
ヤツの一挙一動が即死級の威力誇っててヤバかったです……
念のために持ってきた散弾迫撃砲と、火力がずば抜けているボルケーンハンマーを構えて俺は、全神経を集中させて戦ったのだった。
エルギヌスと交戦すること一時間弱。
タンク部隊などが遅れて合流し、攻撃によってダメージは与えているもの、倒れる様子は見えずこのまま耐久戦が続くかと思われていたが、突然エルギヌスが撤退。
それに合わせる形で俺たちも一時撤退することとなった。
◇
M20 帰途の遭遇
エルギヌスとの長い戦いを終えた俺たちは、オペレーターの指示を受け、基地へと帰っていた。
途中、他エリアで別の作戦を行っていたチームと合流し、そこにはダイバーちゃんが属するウイングダイバーチームの姿もあった。
ダイバーちゃんはこちらの存在に気づくと、いつもの明るい表情でこちらへと近づいてきた。
ウイングダイバーの先輩たちは突然向かっていくダイバーちゃんに一瞬驚いた顔をするも、向かう先が俺であると分かると一転してニヤニヤとした笑みを向けてきた。
いや、だからそういうんじゃないんですって……
そんなことは露知らず、ダイバーちゃんはすぐそばまでやって来ると楽しそうに話しかけてくる。
「新人くん!作戦お疲れさま。そっちは大変だったんだって?」
そっちもお疲れさま。
うん、まぁ大変とかいうレベルじゃなかったような気もするけどね……
俺のその言葉に苦笑いを浮かべるダイバーちゃん。
そのあとは向こうの作戦がどういうものだったのか、とか先輩たちとの会話で面白かったことなどを楽しそうに教えてくれた。
ダイバーちゃんの話を聞いているとき、俺は今更ながらダイバーちゃんの際どすぎる格好に気づいた。
前の作戦のときはあまりに死にもの狂いで戦ってたせいで、気にする余裕なんてなかったけど、こうやって改めてみてみるとウイングダイバーの格好って相当露出多いよな……
しかも今気づいたけどダイバーちゃん割とスタイルいいし……
あ、やべ……意識したらなんか恥ずかしくなってきた……
「それでね───ん?どうしたの新人くん?私の方をじっと見て?なにか気になることでもあった?」
えっ?ああ、いや………その…………
下心はなかったとはいえ、素直にダイバーちゃんの格好見てた、なんて言ったら100%アウトだし何て言おう……
頑張れ、俺の脳ミソ!起死回生の答えを見つけるんだ……!
脳をフル回転させ俺は最適解を模索する。
そしてひねり出した答えは───!
───いやぁ、やっぱりダイバーちゃんって可愛いな、って思ってね!
「えっ!?ええっと……その……あ、ありがとう……///」
…………バカ野郎かよ!?他にあっただろ!?俺の脳みそぜんっぜん使えねーな!?
自分の頭の使えなさに絶望しつつ、ダイバーちゃんの様子が気になった俺はそっと視線をそちらへと向けてみる。すると、そこには───
「可愛い……可愛い……ふふっ♪」
なんて小さく呟き嬉そうにするダイバーちゃんの姿が。
何この子可愛すぎるんですけど!?
天使かよ……
なんてことを考えていると、前方で歩きながら談笑していた隊員が声をあげる。
「待て!…………何か聞こえるぞ…!」
そんな声が聞こえ、耳をすますと確かになにかガリガリといった音が聞こえる。
それに気づいた周りの隊員が音の原因を探し、辺りを見渡す。
俺もダイバーちゃんも同じように警戒して辺りを見る。
そして、その音の発生源は姿を表した。
「───見ろ!怪物がいるぞ!赤いやつだ!!」
「砂のなかを移動してるのか!?」
視線の先────海岸沿いの砂浜から、数えきれないほどの赤色α種が姿を表した。
「赤色α種……!新人くん、急だけど迎撃の用意を───って、新人くん?」
隣でダイバーちゃんが何か言っているが俺には聞こえていなかった。
あの大量の赤色α種を目視した瞬間、俺のなかで何かがプツン、と弾けたのを感じた。
─────フ……フフ……フフフ……!
さっきはエルギヌス乱入してきて、やっと終わって帰れると思ったら今度は赤色α種だと……?
─────ざけんなぁ!!こちとらここ最近キッツイ作戦ばっかで、キャパもう限界なんだよ!!いい加減にしやがれ雑兵どもがぁ!!
「新人くん?ちょっと大丈夫?」
ダイバーちゃん、ちょっと行ってくるわ。
「あ、返事してくれた……って、え?」
ダイバーちゃんの返事を聞くことなく、俺は構えていたボルケーンハンマーと散弾迫撃砲を構えてブーストスラスターを利用して怪物のど真ん中に飛んでいく。
くたばりやがれ怪物どもがぁ!!
空中から真下に向けて迫撃砲を発射。
爆風と砂塵が舞うなかに限界までチャージしたハンマーを叩き込む!
爆発系の攻撃が続いたことで、俺の周囲のα種がほぼ全滅する。
舞っていた砂塵が収まりだし、開けた視界にこちらに向かってくるα種たちが見えた。
俺は武器をブラストホールスピアとシールドに換えると迎撃の構えをとった。
かかってこいや、化け物どもがぁぁぁ!!
───こっから先についてはあまり記憶に残っていない。
気がついたときには殲滅が完了しており、こちらへと飛んでやってくるダイバーちゃんの姿が見えていた。
……って、あれ?なんか近づいてくるダイバーちゃんの顔が怖いんだけど……?
俺のもとまでやって来たダイバーちゃんは、着地すると詰め寄ってきて、ものすごい剣幕で怒ってきた。
「もう、新人くん!一人で突っ込むなんて危ないこと、なんでしたの!!」
いや、あの……なんといいますか……、むしゃくしゃしたといいますか……フラストレーションが溜まっていたといいますか……
「言い訳しないの!!心配したんだよ!!」
はい……すみませんでした……
全くもう……!と言って怒るダイバーちゃんにただただ平謝りする俺たちの後ろから他の隊員たちがやってくる。
「ははっ、見ろよあんな活躍してたスーパールーキーも女の子の前には形無しみたいだぞ」
「怪物相手には強くても、女性相手じゃダメダメなんだな」
「ふふっ、あなたたちまるでダメ夫とそれを注意するお嫁さんみたいね」
「嫁っ…………!?も、もう先輩!からかわないでくださいよ!!」
ダイバーちゃんが顔を真っ赤にして、俺たちのことをからかったウイングダイバーの先輩のほうへ向かっていく。
それを呆然と見ていると、ウイングダイバーチームの隊長さんがこっちにやってきた。
「おやおや、さすがのスーパールーキーも彼女の前ではたじたじかな?」
彼女じゃないんですけど……まぁ、これは俺が全面的に悪いですからね……
「君が結構な数の怪物を引き連れてくれたお陰で、今回の迎撃はとてもスムーズに行うことが出来た。そこは感謝しよう」
え?は、はぁ……
「だが、彼女が言っていた通り、あの行為はとても危険だ。今後は控えるようにな。お前に何かあると、アイツが悲しむからな。お前も彼女を悲しませたくないだろう?」
いや、だから彼女じゃないんですけど……まぁ、今後は注意します。
「そうか。……そうだ、帰ったら今夜アイツのことご飯にでも誘ってやってくれ。戦ってる間、ずっとお前のこと心配してたからな」
そう言うと、隊長さんは俺のもとを離れていき、他のダイバーの人たちのもとへと歩いていった。
そのあと、俺は他の隊員さんたちにダイバーちゃんとの関係をからかわれながら基地へと帰投していったのだった。
ちなみに隊長さんに言われた通り、ダイバーちゃんを帰ってからご飯に誘いました。
何故かわからないけど、とても喜びご機嫌なダイバーちゃんを見ることができました。
周りの人からの温かい視線は気にしないことにしました。
だから、そういうんじゃないんだってば……
つづく
【本編捕捉】
主人公
単独での洞窟突入、エルギヌス乱入、赤蟻のポップによってストレスが限界を振り切り、暴れてしまうという事態をやらかした。
この一件でより注目されるようになってしまったが、自業自得である。
ダイバーちゃんとの関係をからかわれるが、本人は釣り合わないと思っているため、このように否定を続けている。
はい、というわけで、4話お送りしました。
前書きでも触れましたが、ランキング4位、お気に入り1000件越え、UA15000越えを達成しました。
しかもルーキー日刊では栄光の1位……!
卒論の気分転換ではじめたこの作品がここまで来るとは予想してませんでした……
こんなに評価してもらって申し訳ないのですが、連日投稿はここまでになります。
卒論が追い込みにかかっていて、またストックも尽きたので、これからは書け次第投稿していくことになります。
待ってくださっている方々には申し訳ないのですが、何とぞご容赦ください。
評価してくださった方々、大変ありがたく思っております。
一人一人名前を書きたかったのですが、多すぎるため省略させていただきます。
これからも本作品をよろしくお願いいたします。
ご意見、ご感想などお待ちしておりますので気軽に書き込みください!
それじゃあ、またな!