ポケットモンスター 悪ノ花道   作:天導 優

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今回セリフは一切ありません。
読みにくかったらごめんなさい。


暗黒

サイside

オレがロケット団に入って早くも4年の月日が経っていた。オレがロケット団でやっていることは基本的に研究及び製造だ。

その研究のテーマはダークポケモンの製造だ。

ダークポケモン、数年前までオーレ地方に暗躍していたシャドーとかいう組織が行っていたことだ。

ポケモンの心を封印し、ダーク技と呼ばれる技を覚えさせることでポケモンを戦闘マシンのようにしてしまう方法だ。

だが、オレから言わせてもらえばこの研究は不十分だと言いたい。

心を封印することで躊躇いや恐怖、痛みを感じる事は無くなるだろうが忠誠心が無くなってしまっては支配下に置くこともできなくなる。

そして何より、ポケモン自身の弱点やステータスが強化された訳では無いからだ。

これでは弱点を攻められたりしたらすぐに戦闘不能だ。

そこでオレはホロンという地域に生息するδ種と呼ばれるポケモン達に可能性を見た。

δ種のポケモンは本来とは違うタイプを持っているのだ。

例えばピカチュウは普通は電気タイプだがδ種のピカチュウは鋼タイプということだ。

だが1つだけ謎がある。

δ種はタイプが変わっても弱点は元の弱点は変わらないということだ。

これはどういう事かはある程度答えは解る気がする。

その答えは単純にポケモンが本来持っている弱点を克服できないという推測できる。

そして何故違うタイプを持っているかは研究を進めていく内にある結果が判明した。

本来、二重らせんになっているはずのDNA構造がδ種のポケモン達は三重らせんになっているのだ。

これがδ種と呼ばれるポケモン達の特徴なのだ。

しかし、この実験は失敗に終わった。

ポケモンをダークポケモン化させた際、三重らせんの1つが消失してしまうのだ。

研究の結果、δ種のポケモンをダークポケモン化させる際のエネルギーが三重らせんの一部を破壊してしまうため、二重らせんのようにしてしまう。

これがδ種のポケモンが弱点を克服できない点にある。

三重らせんの遺伝子構造が二重らせんの遺伝子構造より弱いためだ。

δ種を強化しつつダークポケモンにする方法は無理なのか。

オレも諦めかけていたがロケット団の地下研究所で発見した物のおかげで実験は成功した。

それは、破壊の遺伝子。

かつてロケット団がミュウの遺伝子を改造して産み出そうとしていたミュウツーの細胞の一部とされている物だ。

結果、実験は成功した。

ポケモン本来の弱点を克服し、タイプによる相性を受けるようになった。

低かったステータスも破壊の遺伝子の影響を受け大幅に強化された。

忠誠心の方はまだまだ研究段階だがいずれは完成させたいな。

そしてオレは研究を進めていく内にある発見をした。

それはδ種の三重らせんを詳しく調べると同タイプになったポケモン達は似たような構造をしている事が分かった。

知っての通りポケモンのタイプはノーマル、ほのお、みず、でんき、くさ、こおり、かくとう、どく、じめん、ひこう、エスパー、むし、いわ、ゴースト、ドラゴン、、あく、はがね、フェアリーの18種類に分類されている。

今、解っている発見したδ種の特殊構造は現時点で324種類。

つまり、その気になればポケモンのタイプを自在に変え、ダークポケモンを製造することが可能だ。

これは1度サカキ様に報告した方が良いな。




今回主人公が言っていたδ種やダークポケモンに関することの多くは作者の独自の考えで公式ではありません。
ご了承ください。
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