苦悩
奮起
そして……
メイビア三部作ここに終幕!
キン肉マンハワイ滞在3ヶ月。
地獄の猛特訓が終わりを迎えようとしていた。
キン肉マンがハワイにやって来たのは世界遠征の一環であり、本来の目的はジェシー・メイビアが持つチャンピオンベルトにあった。
ひょんなことからキン肉マンに対抗心を燃やしたメイビアは試合を承諾。
互いのベルトを賭けたダブルタイトルマッチが開催される運びとなっていた。
その前日の夜の事。
キン肉マン、ミートとカメハメ。
そして、最後まで只そこに居続けたネメシスが焚き火を囲んで語らっていた。
「時にキン肉マンよ、貴様はどこでキン肉バスターを身に付けたのだ?」
「パパからに決まっとるわい。キン肉バスターはパパがそのパパから教わり、パパのパパはとても大切な人から学んだとパパが言っておったキン肉王家が誇る宝刀じゃい。
お前さんの方こそ、どこでぺるいくしおん? ぺるしおん? ミートよ、なんじゃったかの?」
パパパパ五月蝿く要領を得ないが、要するにキン肉マンは超人オリンピックに挑む際、父であるキン肉真弓からキン肉バスターを伝授され、そのキン肉真弓はタツノリから伝授されている。
サダハルであった頃のネメシスがキン肉バスターを披露したことで、この世界においてはキン肉王族の親子三代がキン肉バスターの使い手であり、文字通り王家の宝刀となっている。
割りを食ったのは本来の使い手であるカメハメなのだが、割りを食った事にさえ気付けない。
げに恐ろしきは転生超人ネメシスが持つ、歴史改変能力と言えた。
「ペルフェクシオンですよ、王子。スペイン語で完璧を意味する言葉です」
「そうそうそれじゃい。我が王家の宝刀を真似しおってからに。ネメシスさんや、お前さんは私に似ているだけあってセコい奴よのぅ」
「ふっ……真似、という訳でもないのだがな」
第三者を通して自分が“とても大切な人”と扱われていると知ったネメシスはご機嫌だ。
キン肉マンに肘でつつかれても気にしない。
「そうですよ。あのバスターは最早キン肉バスターとは別物と言って良いほどの威力です。
それよりも王子! あなたって人はなんて情けないっ。素顔が見られないのを良いことに、よりにもよって
「な、なにを~っ!? そこまで言うなら見せてやるわいっ。わたしとネメシスは似てるんじゃいっ」
「わっ!? 王子っ、そんなことしたら死んじゃいますよ!?」
ミートの言葉を受けたキン肉マンが、証明してやるとばかりにマスクの顎に手をかける。
慌てたミートが飛びかかり、キン肉マンとの取っ組み合いの喧嘩が始まった。
ミートが慌てるには理由がある。
キン肉族には素顔を見られたら死ななければならない厳しい掟があるからだ。
ネメシス?
キン肉族を捨てたからノーカウント――ということにしておこう。
「何をやっとるんじゃ」
見慣れた光景に呆れたカメハメだったが、止めようとはしない。
厳しく辛い特訓の日々。
それでも夜がくれば笑いが絶えない3ヶ月。
その厳しくも楽しい3ヶ月は、明日の試合を持って終わりを迎えることとなる。
まるで別れを惜しむかの様に、いつも以上にはしゃぐ二人をカメハメは暖かな目で見ていた。
「全くだな」
分からないのは同意を述べる
キン肉マンへの指導をカメハメに持ち掛けたのはこの男であり、そこかしこにキン肉マンを気にかける素振りが見られたのだが、宣言通りレスリングに関しては完璧なまでに口出しも手出しもしなかった。
教え導くだけの実力がないなら兎も角、ネメシスには十分過ぎる程の実力があるのだから、カメハメには任された理由が分からないでいた。
「何も伝えなんだが良かったのか?」
今日を逃せば暫くその機会がやってこない――無作法かつ余計な御世話と思いつつも、カメハメはネメシスの真意を尋ねた。
「無論だ。俺からキン肉マンに伝える事など、何一つとしてない」
突き放したかの様な冷たい物言いに、喧嘩をしていた二人の動きがピタリと止まる。
もう少し言い様があるじゃろ――と、気まずい空気を察したカメハメは頭を抱えたくなった。
そんな空気を知ってか知らずか、言葉を続けるネメシス。
「何故なら俺が余計な口出しをせずとも、キン肉マンならば多くの苦難に打ち勝ち、いずれは最強に至ると確信を持って言えるからな」
漫画・キン肉マンを参考にするだけでなく、この3ヶ月余り特訓に励む姿を見た上での確信。
いつぞやのタツノリの口調を真似て、忌憚ないキン肉マンへの評価を口にする。
「け、ケチな男じゃのぅ。カメハメ師匠は48もの殺人技を教えてくれたというのに。のぅ、ミート」
過分すぎる評価を受けたキン肉マンが照れ隠しに悪態を付きミートを同意を求めた。
「そ、そうですね。ボクもなんだかんだでネメシスさんも何か教えてくれると思ってました」
「セコい上にケチとくれば、お前さんはまるでキン肉族の様ではないか。ナハハハっ」
冗談から出た誠とはこの事か。
正体看破にネメシスの顔が僅かに曇る。
「良かろう。それほど言うなら技を一つ授けてやろうではないか」
ケチが理由で疑われてはかなわない。
尤も、正体がバレたところで変態さんが喜ぶ位で大した問題はないのだが、明かす気がないネメシスは取り繕う事にしたのである。
ケチのイメージを払拭しようと、頭をフル回転させ瞬時に伝授すべき技を導き出したネメシスは立ち上がり、手刀、足刀を用いてその辺に生えていた木を加工すると、それを頭上に掲げて飛び上がる。
空中で身体の前面に木材を立て、腕に見立てた枝に足を掛けると勢い良く地面に激突させる。
胴体に見立てた木の幹が真っ二つに割れた。
それが、この技の威力の高さを雄弁に物語っているようだった。
「な、なんだか陳腐な技じゃのう」
「うーん……? 威力はありそうですか、簡単な技な分だけフックが甘いし……」
内心で“ふ……決まった”と考えていたネメシスだが、技を見た二人の評価が芳しくない。
これは、二人がネメシスならもっと難易度が高い技を披露するとの期待感を持っていたからであり、その落差が芳しくない評価に繋がったのであった。
「解せぬ……が、まぁよい。それでミートよ、明日の試合プランはどうなっている?」
本来の技の発案者からの陳腐発言に納得がいかないモノを感じながらも、流れを変えようとネメシスが話題を強引に切り替える。
キン肉マンに口出しはしなくとも、ミートにはガンガン意見を言う――それがネメシスのスタイルだった。
「は、はい。ボクの見立てでは相性なんかを考慮に入れても6:4で王子が有利です」
セコンド超人として試されている――真剣な表情を浮かべたミートは、緊張しながら数週間かけて練った対メイビアの試合プランを披露していく。
「ほう? 6:4だと?」
3ヶ月前のネメシスの見立てでも6:4でキン肉マンがやや有利。
それが猛特訓を経て明らかに力を増したキン肉マンを相手にしても6:4の見立てなら、それはメイビアも相応の特訓に励んだ事を意味している。
「はい。でも決して油断は出来ません。
なぜならメイビアさんは返し技を得意としているからです。それはつまり、反応速度や反射神経に優れている事を意味します」
「スピードなら私も負けんぞ」
がむしゃらに走り続けたキン肉マンは、脚力に関しては努力に裏付けされた自信を持つようになっていた。
「単純なスピードとは違うんですよ、王子。メイビアさんは返し技――後の先が取れる超人なんです。王子から技を仕掛けてもいつの間にか返されるんですよ」
「な、なんじゃとぉ!?」
「咄嗟の判断だけではそう簡単に返し技は決まりません。メイビアさんは身体に鞭打ち、痣を作りながら様々な技を受けて返し技を磨いていました」
「うむ。あやつは天才を自称しておるが、その実は努力の男よ。ワシのベルトを奪ってからはその努力に陰りが見えておったが、最近は誰に触発されたのか熱心に励んでいるようじゃ」
「ですから、王子。
先ずは技を返されてみて下さい」
「わざわざ技を返されろ?
ミートも冗談キツイのぅ」
「冗談ではありません。最初は比較的隙が少ない小技を繰り出して、メイビアさんの
「風林火山……というわけか」
ミートが小さな握り拳を作った所で黙って聞いていたネメシスが決め技を言い当てる。
それは漫画・キン肉マンにおいても決め手となった技であり、ミートのプランが間違っていないことを物語っていた。
「は、はい。
以上がボクが考えたプランになります」
「うむ。見事だ。
だが、プラン通りにいかぬのが超人レスリングの面白い所よ。プラン通りに行けば善し。いかずとも慌てる事はない。ミートの声を聞くのだ、キン肉マン。その為にこやつがリングサイドにおるのだからな」
「おうとも!」
「は、はい!」
こうしてキン肉マンは万全の体制で試合に臨むことになるのだった。
◇
その翌日。
すり鉢状の地形を活かして作られた特設リング。
満員の観客で埋め尽くされたそのリングへ向かうメイビアを呼び止める声が通路に響く。
「大した男だな」
メイビアを見たネメシスが賛辞を述べる。
リングコスチュームに身を包んだメイビアの筋肉には張りがあり、厳しいトレーニングを積んだことが明らかだった。
「ね、ネメシス!? 何の用だ!」
「貴様の世話になっている身としては、激励に来るのは当然であろう?」
「ふ、ふんっ。
お前がそんな殊勝な考えを持っていたとはな」
「無論だ。尤も貴様は俺を利用してジムの経営に活かしているのだからお互い様、と言った所か」
「なっ!?
気付いていたのか!?」
己が鍛練以外に興味を持たないはずの男の言葉に驚き固まるメイビア。
「ふ……そう緊張していては試合にならぬぞ? 貴様は超人レスラーにジムの経営、そして興行のプロモーションまでこなす稀有な超人よ」
メイビアは超人レスラーとしてだけでなく、ジムの経営に興行主としての顔まで持っていた。
宇宙超人委員会が関与しない今回のダブルタイトルマッチは、メイビアの手腕によって開催されている。
これはネメシスにも出来ない事である。
謂わば三足のワラジを履きつつトレーニング迄こなし、万全の肉体を作り上げたメイビア。
「良い試合を期待している」
これ以上の言葉は要らぬ――というか、結局ネメシスが言いたい事はこの一言に集約される。
すれ違い様にメイビアの肩を軽く叩いたネメシスがそのまま観客席へと去っていく。
「なっ、何が期待しているだっ」
そう吐き捨てたメイビアだが、例え社交辞令であったとしてもあの
こうして試合が始まるのだった。
◇
――カーンっ!
試合の開始を告げるゴングが鳴り響く。
満員の観衆が熱い視線を注ぐ中、試合はミートが立てたプラン通りに進んだ。
隙が少ない小技を放ち様子を伺うキン肉マン。
メイビアがそれを返してキン肉マンが受け身、或いはマットに叩きつけられるも大したダメージもなく起き上がる。
そして再びキン肉マンが小技を繰り出しメイビアが返し技を放つ。
キン肉マンとしてはメイビアの速さに慣れる為、メイビアとしては確実に返し技でダメージを蓄積させる為。
一見するとこじんまりしたしょっぱい試合に見えるこの展開は、互いの思惑が一致した結果だった。
そんな試合展開を、超人フリークが多いこの世界の観客は固唾を呑んで見守る。
それは、何かのきっかけで試合が大きく動くと知っているからに他ならない。
そして、観客の期待通り、その時が来る。
「今ですっ、王子!!」
試合開始から30分を過ぎた頃。
万を持してミートから合図が飛ぶ。
48の殺人技の一つ、風林火山。
メイビアをダブルアームで捉えたキン肉マンがリングを旋回し、ローリング・クレイドルからパイルドライバーを決め、リングの中央でロメロ・スペシャルに捉えた。
(こ、ここまでか……)
強制的に天を仰がされたメイビアに
その時、ふとネメシスの姿が視界に入る。
特設会場の一番上。
普段は気遣いと無縁の男も、超人レスリングとなれば話が違う。
どちらにも肩入れしないと示すかの様に、最も遠く高い席で静かに闘いを見ていたのである。
「ま、負けてやるものかっ」
あの化け物に少しでも期待を寄せられているのなら、簡単に負けてやる訳にはいかない。
淡く輝いたメイビアが身体を海老反らせた反動を利用してロメロ・スペシャルから抜け出すと、空中で素早く反転。
キン肉マンの鳩尾目掛けて膝を突き出し、急降下を開始する。
「あぁっ!?」
「負けてやれんのは私もじゃいっ!」
すんでの所でメイビアの膝を両手で受け止めたキン肉マンが淡く輝く。
力任せにメイビアをはね除けたキン肉マンが起き上がり体勢を整えた。
「その意気です、王子! まだ技を返されただけです! もう一度、もう一度チャンスを待ちましょう!」
終盤にきて予想外の粘りを見せるメイビア。
しかし、ミートには勝算があった。
底力勝負ならキン肉マンに歩があるはず。
ましてやメイビアが先に底力を発揮したならば、力尽きるのもメイビアが先になる。
ミートの指示を聞いたキン肉マンが、再び丁寧に小技を繰り出していく。
メイビアがそれを返し試合序盤のリプレイのような試合運びが展開される。
だが、試合開始から30分を過ぎたにも関わらず、淡く輝く二人の動きは衰えるどころか、切れ迫力共に増している。
――ウワァァァァっ!!
期せずして巻き起こる大歓声。
声援、歓声に後押しされるかのように、淡く輝く二人の超人がド迫力のファイトを見せる。
しかし、いつまでもは続かなかった。
淡く輝くキン肉マンの技を返しきれず、ついにマットに叩きつけられたメイビア。
「王子っ!!」
それを見たミートが「今こそキン肉バスターです!」との想いを込めて叫んだ。
「わぁとるわいっ!
とぅっ! キン肉バスターっ!!」
まさに阿吽の呼吸。
ミートの意を汲んだキン肉マンがふらつくメイビアを逆さに抱え、力強く上昇を開始。
「これの返しなら見たぞっ!」
通常、キン肉バスターをひっくり返すには10倍のパワーが必要とされている。
今のメイビアにそのパワーはない。
だが、メイビアは気付いたのだ。
上昇したキン肉バスターが下降を始める刹那の瞬間、無重力のパワーポケットが産まれる、と。
並みの超人ならば不可能。
だが、返し技を得意とする自分ならばその瞬間を狙い、キン肉バスターを傾け技から抜け出す事は可能だと。
果たしてメイビアの目論見通り、キン肉バスターが傾いた。
――うぉぉぉ!?
ここから逆転劇が起こるのか?
どよめく大観衆。
しかし……。
今少しキン肉マンの仕掛けが早ければ完全にひっくり返す事も可能であったが、惜しいかな……メイビアの底力は尽きていた。
絶妙なタイミングで技を仕掛けたチーム・キン肉マンの勝利だ。
「ま、まだじゃいっ!
キン肉ドライバーっ!!」
空中戦を制しメイビアの足首を掴んだキン肉マンがメイビアを逆さに捉えると、素早く脇に足を掛けリングに向けて落下する。
――ウワァァァァァァ!
この日一番の大歓声が巻き起こる。
それは、オリンピックチャンピオンが放った新技が、勝負を決める一撃となったということを誰もが確信していたからであった。
◇
試合後。
別れの挨拶もそこそこに、ベルトをカメハメに託したキン肉マンは次なる目的地へと旅立っていった。
そして、今。
キン肉マン達との別れを済ませたネメシスとカメハメの姿は、メイビアの病室にあった。
「見事な試合であった」
「うむ。一皮剥けたようじゃな、メイビアよ」
元々カメハメはメイビアの素質を見込んでおり、キン肉マンを当て馬に奮起を促してやろうとも考えていた。
キン肉マンはただ一人の弟子として世界に羽ばたいていくならば、このメイビアは自分が守り続けたベルトを受け継ぐ男。
二人の試合にカメハメは満足していた。
「う、五月蝿いっ! 負けては何にもならんわっ」
「それは貴様の本心か?」
鋭い指摘をぶつけるネメシス。
超人レスリングには勝者がいれば敗者がいるのは当然で、負けたからといって何もないことはない。
むしろ負けた試合にこそ、成長に繋がるヒントがあるだろう。
今回の試合においては特にそうだ。
試合の終盤、二人は確かに淡く輝き普段以上の力をみせていた。
あれこそが“火事場のクソ力”の発露に違いがないとネメシスは考えた。
しかし、キン肉マンは兎も角メイビアにまで同じような現象が見られた理由がわからない。
「ちっ……こんな時ばかり鋭くなりやがって。あぁそうさ。得るものは有ったさ!」
「ほう?」
「試合に敗れた事に悔いはない。だが、そのベルトを失った時に思い出した……私は防衛を続ける
「ナニっ……?」
「何度も言わせるなっ! あのベルトは私が再び手に入れる! そして、カメハメがそうしたように力が続く限り防衛し続けてやるとも!」
「よう言うた」
新旧二人のハワイチャンピオンが確執を乗り越え、硬い握手を交わす。
これから先、10年、20年と防衛を続けてやる――メイビアはそう誓うのだった。
「いや、待て、メイビア。それはそれで意義ある事だが、俺が知りたいのはそれではない。
試合中に何か感じた事はないのか?」
「試合中……?」
言われてみれば、試合の途中でいつになく力が沸いてきた事に気付いたメイビア。
きっかけは……そう。
この
期待に応える――そんな想いがきっかけだったに違いない。
「あぁ、そうだなっ。キン肉マンごときに負けてたまるかっ! そう思ったらいつも以上に力が沸いて出たなっ」
だが、メイビアは教えなかった。
ネメシスのお陰で力が沸いたとは言いたくなかったのである。
「むぅ……そうか」
確かにメイビアは発光現象の直前に「負けてやるものかっ」と言っていた。
だが、負けたくないのは超人ならば当たり前。
それがトリガーだとするならば、全ての超人が火事場のクソ力を使える理屈になる。
他者の心の機微を読み取る力があったなら、もう少し踏み込んだ考察も可能であったが、ネメシスにはそれがない。
(よく解らぬな……が、まぁよい)
そんな簡単に火事場のクソ力の謎が解けると思っていなかったネメシスは思考を切り替える。
クソ力はキン肉族のみが秘める力ではないと判明しただけでも十分だ、と。
焦ることはない。
正義と悪が激しくぶつかる時代がもうすぐそこまで来ている。
正義と悪の闘い。
それは互いに負けられない闘いだ。
負けられない想いが火事場のクソ力に繋がるとするならば、きっと多くの力を目にするだろう。
そう考えたネメシスはそれまでの間、このハワイの地でトレーニングに励む生活を送ることに………………ならなかった。
「そんなことよりもネメシス。
貴様、経営の大変さが理解出来ているならもっと協力しろ!」
いい加減ネメシスが放つ威圧感にも慣れてきたメイビアが、当然の要求を突き付けた。
流石、返し技の名手。
見事なカウンターパンチである。
こうしてネメシスはトレーニングに励みつつ、客寄せパンダの役割を今まで以上に果たすことになるのであった。
火事場のクソ力についてはよく判りません。
ネメシスとキン肉マン。
二人のキン肉族と関わった事でメイビアにも伝播した的な感じです。
割りを喰うのは某Jさん。
多分、勝てません。
次回・悪魔超人シリーズ開幕!
窮地の超人を救う