足柄辰巳は勇者である   作:幻在

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勇者たちの日常

四国、香川県丸亀市。

そこにそびえ立つ丸亀城は、勇者や巫女たちの為の学校として改装させられていた。

生徒の数は、七人。

一人目は、教室で箒を使って埃を掃いている足柄辰巳。

二人目は、黒板を黒板消しを使って黒板を掃除している乃木若葉。

毎朝いち早く登校するのは若葉、二番目に辰巳だ。

辰巳が、掃除道具を片付けた直後の事だ。

「おはよー!ああ!?また辰巳と若葉が先に来てる!?今日こそはタマが一番乗りだと思っていたのにー!」

活発で軽快な声が聞こえた。

それと同時に、扉が開き、小柄で活発そうな少女が入ってくる。

三人目の『土居(どい)球子(たまこ)』だ。

彼女も、勇者の一人だ。

「お、おはようございます・・・」

その後ろから、大人しそうな少女が、球子の後ろから入ってくる。

四人目の勇者、『伊予島(いよじま)(あんず)』だ。

「おはよう、球子に杏、相変わらず元気だなお前は」

「へっへ~ん。それがタマの取り柄だからな」

胸を張る球子。

「おはよう、土居、伊予島」

「若葉!それに辰巳!明日こそはタマが一番乗りしてやるかんな!」

しかしすぐさま若葉に向かってビシッと指をさして宣戦布告する球子。

かれこれ、数えるのもめんどくさいほどに言っている気がする。

「タマっち、朝から喧嘩売るのやめようよ~」

と、杏がそう止めるも、球子は今度は杏に向かってジト目を向ける。

「あ~ん~ず~、何が『タマっち』だ!タマは杏より年上なんだぞ!タマっち先輩と呼べ!」

「タマっちは良いんだ・・・」

「タマっちは良いのかよ・・・」

二人揃って呆れる辰巳と杏。

球子は辰巳、若葉と同じく中学二年、たいして杏は一年だ。ただ、実は年齢は同い年である。

その理由は、杏の方に何かしらの理由があるようで、その内容までは知らない。

 

基本的、この学校に学年の概念は余り関係なく、基本的に学年は混合なのだ。

 

さらに、その後ろからもう一人入ってくる。

ひなただ。

「おはようございます・・・ってタマっちさん?どうしたんですか?そんな恨めしそうに・・・」

しかし、球子はただ何気なく入ってきたひなたを――――特に胸の特定部分を――――睨み付けていた。

「・・・球子?」

「くぅ!いつもいつも見せつけやがって!こんな悪魔のブツ!今すぐ成敗だッ!」

と、ひなたに襲い掛かる球子。その両手はひなたの豊満な胸を掴んでいた。

「きゃ!?ちょっ、タマっちさん、胸、揉まないで下さい!」

「揉んでない!むしろもぎ取ってやる!」

「やめろ球子!」

「ぎゃん!?」

ひなたの胸を揉みしだく球子の頭部を、かた~い本の角で思いっきりブッ叩く(ブックコーナークラッシュする)辰巳。

「ううう・・・邪魔するな辰巳!タマはあの悪魔のブツを成敗せねばならんのだー!」

「もう一度喰らうか?」

「ヒィィ!?」

「だ、大丈夫だよ!タマっち先輩はまだ成長途中なんだよ!」

「うわ~ん!なんか杏にも上から目線で言われたっ!」

「なんでそうなる・・・・」

「それと辰巳さん!本の角で人を殴るなんて、読書家である私としては許せません!恥を知って下さい!」

「今度は俺の方に矛先が!?」

そんな感じでワーギャーと騒いでいると、この教室もう一人入ってくる。

黒髪の長髪の少女、五人目の勇者、『(こおり)千景(ちかげ)』。中学三年。

彼女は、騒ぐ彼らを一瞥すると、すぐに興味が失せたかのように、自分の席に座り、鞄からゲーム機を取り出すやらすぐさまゲームを始める。

今時珍しくも無い、サバイバルシューティングゲームだ。

そんな千景を、辰巳は横目で杏の説教を聞きながら見る。

チャイム寸前、駆け込む者が一人。彼女が、最後の六人目の勇者。

赤みがかった桜色の髪が目立つ、活発な少女、『高嶋(たかしま)友奈(ゆうな)』だ。

 

足柄辰巳、乃木若葉、伊予島杏、土居球子、郡千景、高嶋友奈、上里ひなた。

 

以上の七名が、このクラスにいる唯一の生徒である。

 

 

 

 

 

 

本日は、新学期初日。

だが、普段から、バーテックスに対する訓練を行っている勇者たちにとって、そんな事に、あまり実感を感じないのだ。

ただし、勇者といえども学生、それも中学生なので、義務教育は必須だ。だから、普通の学生と同じように、生活をしなければならないのだ。

午前の授業、その日は、三年前、自衛隊とバーテックスが戦った時の映像を見せられる事から始まった。

自衛隊が放つ銃弾、砲弾、ミサイル、その全てが弾かれ、傷一つつける事が叶わない。

 

バーテックスを討つ事が可能なのは、勇者の持つ武器。

 

辰巳の剣は、西洋長剣。宿る霊力は『バルムンク』。

かつて、人々を恐れさせ、神に逆らった竜を討った神々の宝剣。

しかし竜を討った時、その血を一身に浴びたその剣は、竜の怒りをその身に宿し、神々を恐れさせる魔剣へと変貌した。

さらに、本来の持ち主たる男の妻が、夫の無念の死への復讐の為にその剣を使ったと言われるので、呪われた魔剣ともいえる剣でもある。

科学的鑑定の結果、剣自体は、どこにでもありふれた鉄の剣とと言われたが、埋め込まれている宝石は、確かに本物とだったらしい。

神の力を宿さぬが、神に叛逆せし竜の力が込められた剣であるため神の加護と相当の力を持っているらしい。

しかし、辰巳にとってはその事実はどうでも良い。

必要なのは、戦えるか戦えないかだ。

もとより、辰巳がここにいるのは、この四国に生きる者たちを守る為だ。

『勇者』として、戦う為に。

 

 

 

映像の後は、戦闘訓練がある。

格闘訓練やそれぞれの武器の訓練、他には座禅と組んで精神修養なども行う。

その中で、辰巳は、他の勇者たちの武器を確認していた。

 

若葉の武器は刀。

彼女は、幼いころから居合を修めていたので、これほど相性の良い武器は無いだろう。

 

球子の武器は旋刃盤、もとい楯。

活発な彼女には、どうして楯なのか、と思うが、一応攻撃にばっか使っているから、辰巳はあまり気にはしてはいない。

 

杏の武器はクロスボウ。

攻撃一点の武器である筈の遠距離武器を何故気弱な彼女が持っているのか、それも辰巳にとっては疑問だが、もとより体力のない彼女には、合っていると思う。

 

千景の武器は大鎌。

かなりのサイズの鎌だ。勇者にあまり乗り気ではない彼女には向いてないような武器だが、多数の敵を一気に倒す事が可能だろう。

 

友奈の武器は手甲。

格闘技を必要とする武器の為、彼女にはありとあらゆる武術が教え込まれている。正直、勇者の中であれが一番扱いやすい武器だろう。何せ、ただ殴るだけなのだから。

 

と、以上が、この四国に生きる勇者たちの武器だ。

この三年間、辰巳たちはバーテックスとは戦っていない。

だが、いずれ世界を取り戻すためには戦闘は避けられないし、逆にこちら側から攻撃を受ける可能性だってある。

だからこそ、訓練は欠かせないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

午前の授業が終わり、食堂にて、七人一緒になって昼食をとる辰巳たち。

食堂には、辰巳達の他にも、数人の大人たちがいた。

辰巳たちの教育を受け持つ教師たちの他に、バーテックスへの対策を政府から全てを委任された組織『大社』の人間たちだ。

各自、セルフサービスで昼食をとっていく。基本的に、昼食は全て無料であり、支給されるものだ。

だから、遠慮する必要もない。

しかし、それでも全員、『うどん』という食べ物を選んでしまうのは、この香川のうどんを食べてしまえば、当然の結果といえる。

 

 

 

 

 

ただ一人を除いて。

 

 

 

 

 

「どうしてお前はいつもカツ丼なんだ?」

「何を言うんだお前は。馬鹿か?」

「ば・・・」

球子からの質問を、蹴落とす様に返す辰巳。

「俺はうどんよりカツ丼の方が好きだからカツ丼を食べる。ついでにご飯は全国共通和食において絶対にかかせない主食の一つでありさらに生活に欠かせない栄養素がたっぷりと詰め込まれおりかの戦国時代においても夜戦食として前線を支え続けた至上の戦場食だついでに豚は肉共通であるビタミンミネラルは当然入っているがそこへ更に糖質からのエネルギー産生をうながすビタミンB1を始めとするビタミンB群や亜鉛鉄分カリウムが含まれているんだ疲労回復にこれほど打って付けの食べ物が他にあるのかええ?」

ずらりと言葉を並べ噛む事なく途切れる事なく述べた辰巳。

「何を言うのかと思えば」

それに対して答えたのは若葉だ。

「うどんこそが至高の戦場食だろう?麺類の中では最も消化効率の高いうえに病や疲労などで身体機能が落ちている者でも素早くエネルギー補給が出来るまさに至上の戦場食ださらにトッピングによって栄養バランスが取れ特につゆにはたんぱく質が多く脂質が少ない上にカルシウムやアミノ酸に鉄分が備わっており骨の形成や貧血防止にも繋がるついでに噛み応えも抜群であの玄妙な歯応えはただのご飯では味わえないものだろう」

と、辰巳同様長い言葉を一つも途切らせず噛まずに述べる若葉。

双方の間で火花が散る。

「また始まっちゃったよ」

「相変わらずですね」

友奈が苦笑し、ひなたがくすくすと笑う。

その間に辰巳と若葉は互いにご飯とうどんの良さをズバズバと述べあい、ヒートアップさせていっている。

「はいはいそこまでだですよ、若葉ちゃん、辰巳さん」

「・・・・命拾いしたなうどん」

「命拾いしたのはカツ丼の方だろう?」

ばちばちと火花が散る。

相も変わらずこの二人はこの調子だ。

「訓練の後のご飯は美味しい!」

友奈が屈託のない笑顔でそういう。

そんな友奈を微笑まし気に見る千景。

「こらあんず、行儀が悪いぞ」

「ああ!?今良い所だったのに・・・」

杏から本を取り上げる球子。

「ダメだぞあんず。ちゃんとご飯を食べてからだぞ」

「はーい・・・」

そう言われ、大人しくうどんをすする杏。

そんな杏の様子に、辰巳は思わず頬を綻ばせる。

(杏は相変わらずだな)

しかし、そこで視線をかつ丼の器に向け、物思いにふける。

 

いつ来るかもわからない、敵の襲撃。

それに備える為とはいえ、もう少し彼女たちに自由を与えてもいいのではないのだろうか。

そう思う辰巳。

辰巳は、四六時中、剣を振っている事がもはや日課というか癖となっている。

それはもう隙あらばと言った感じで、朝起きて素振り、昼休みに素振り、放課後に素振り、真夜中に素振りと、もはや一日のほとんどを素振りに費やしているような生活をしているのだ。

それでよく過労で倒れないのかと思うが、ちゃんとセーブしている。

以前に、それで倒れた事があるのだが、その話は別の時に。

とにかく、辰巳にはそういう時間はどうでもいいのだが、それでも彼女には自由な時間をもう少し与えてやるべきだ。

 

「にしてもさー、毎日毎日訓練訓練って、なんでタマたちがこんな事しないといけないんだろーな」

と、球子が辰巳が考えていた事と同じことを言い出した。

「バーテックスに対抗できるのは勇者だけですからね・・・」

「そりゃ分かってるよ、ひなた。でもさ、普通の中学生っていったらさ、友達と遊びにいったり、それこそ恋・・・とかしちゃったりさ。そういう生活をしてるもんじゃん」

溜息をつく球子。

この問いに、答えたのは若葉だった。

「今は有事だ、自由が制限されるのは仕方あるまい」

それに、球子は納得しない。

「う~ん・・・」

「我々が努力しなければ、人類はバーテックスに滅ぼされてしまうんだ。私たちが人類の矛とならなければ――――」

「分かってるよ!分かってるけどさあっ!」

バンッ!と机を叩き、声を荒げて立ち上がる球子。

だが、すぐに自分のした事に気が付き、座ってうつむく。

「・・・ごめん」

「タマっち先輩・・・」

辰巳は、その様子をカツ丼を食べながら黙って見ている。

バーテックスとの戦いは命懸け。

下手をすれば命を落とすかもしれない。

そんな状況の中、ただでさえ運動が苦手、格闘技の成績も、この中では一番悪い杏が、果たして生き残れるかどうか。

なにより、杏を傷付く事を、球子が良しとする訳が無い。

暫定リーダーという立場を持つ若葉であっても、それは理解している上に、自身のその立場に自信を持つ事が出来ないでいるのだから、球子の言葉は心に刺さる。

そんな、冷え切った空気の中、耐えきれんとばかりに辰巳が口を開く。

「はいはいお前ら――――」

「ごちそうさま!今日も美味しかった!」

としてところで、友奈に遮られた。

「・・・・・」

出鼻を挫かれ落ち込む辰巳。

「どうしたのみんな?深刻な顔して」

「・・・・友奈・・・さっきまでの話、聞いていなかったのか?」

「え、えっと・・・・ごめん若葉ちゃん!うどんが美味しすぎて、周りの事が意識から飛んでっちゃって・・・」

その答えに、一斉に溜息をつく一同。

「ええ!?なんでみんな溜息つくの!?」

それにショックを受ける友奈。

だが、すぐにいつもの調子に戻り、友奈は言う。

 

「大丈夫だよ。私たちはみんな強いし、みんなで一生懸命頑張ればなんとかなるよ!」

 

屈託のない笑顔で、そう言った。

 

 

 

 

 

放課後、辰巳は、丸亀城の近くにある林の芝生の上で、一人剣を振るう。

袈裟懸け、逆袈裟、右薙ぎ、左薙ぎなど、さまざまな角度から剣をふるい、動き回る。

 

バーテックスとの戦いは、常に何が起こるか分からない戦争の場。

 

相手が一人だけの決闘や試合とは違う。

相手は集団でかかってくるために、こちらはそれに対抗するために一対多数を想定した戦い方をしなければならない。

それ故に、辰巳の剣術は、それを想定したものとなっている。

それだけではない。

集中力の使い方、体の構造、物理学、剣術指南書からの学習、急所の把握、敵の能力への知識など、さまざまな事を理解、分析、思案し、自らの戦い方を構築していく。

それによって生まれたのが、対バーテックス用に作り上げた、辰巳オリジナルの剣術。

敵を屠り、生きる者を守る為の、活人の剣。

辰巳が、正眼の構えになる。

対天(たいてん)剣術、『疾風(はやて)』」

瞬間、辰巳の姿が霞み、気付けば、どこからともなく投げられた丸太が、無数に切り裂かれ、バラバラになり、地面に落ちる。

「ふう・・・」

剣を下ろし、少し休む。そんな辰巳に、ぱちぱちと、小さく拍手を送る者が一人。

「流石です、辰巳さん」

ひなただ。

その脇には、いくつもの掌サイズの丸太が置いてあった。

「悪いな、付き合わせて」

「ふふ、貴方が無理しないようにするためです」

剣を肩にかつぐ辰巳に、ふふっと笑うひなた。

 

二人のこのような交流は、勇者として招集され、この丸亀城に集まって間もないころに始まった。

まだ、辰巳が、父親や周囲の人間を食い殺された事が原因で、それがトラウマとなり、バーテックスに対して酷い復讐心を抱いていたころ。

自分の復讐に周囲を巻き込みたくないと思って、一人、ただ一人、誰ともあまり関わらず、人懐っこい友奈相手でもうまく避け、夜遅くまで剣をふるい続けていた日々の頃。

夜になって寮を抜けだして剣を振るっていた時、その日は酷く心が荒んでいた。

理由は覚えていない。ただ、ひなたに何かを言われたという事は覚えていた。

とにかく、ひなたの言葉で過去の事を刺激され、それでただがむしゃらに剣を振るって、無理が祟って、気を失った時。

目が覚めたら、どういうわけか、ひなたの顔が目の前にあった。

ただ、こちらを心配そうに、顔を覗き込み。

 

『あまり無理しないで下さい。それで、心配する人は確かにいるんですよ?』

 

ひなたは、辰巳にそう叱りつけた。

そして屈託のない笑みを向けてくれた。

そして、辰巳は気付いた。

何の為に戦うべきか。それは、死者の為の復讐ではなく、生者の為に守護する事。

今目の前にある、笑顔を守るべきだと。今に生きる、人々を守るべきだと。

 

 

それからというもの、ひなたは時々、辰巳の秘密の特訓を見に来るようになった。

ただ、若葉との行動を共にする事が多いので、希に若葉も訓練に付き合う事もある。

その内、ひなたも辰巳の訓練を付き合うようになり、先ほど、丸太を投げるのと同じように、手伝ってくれるようになったのだ。

先ほどの、対天剣術が一つ、『疾風(はやて)』は、その名の通り、まるで一陣の風が吹くが如き速さで剣を振り抜き、相手を切り捨てる技。

正確には、一直線に走ってすれ違い様に剣を速く振るい、直線状の複数の相手を一瞬にして屠る体技なのだが。

「対天剣術・・・・いつみても、人間業とは思えませんね」

「その為にここまでやってきたんだからな」

剣を肩にかつぐ辰巳。

「しかし、今日は若葉はどうした?」

「学校が始まったので、いつもの定時連絡を放課後にやっているんです」

定時連絡。

この四国以外でも、人類の生存圏は確かに存在する。

その一つが、長野の諏訪湖あたりだ。

そこを、たった二人で守護する勇者が存在する。

 

白鳥(しらとり)歌野(うたの)』と『狗ヶ崎(いぬがさき)(たける)

 

バーテックスの襲撃からの三年間、一人の犠牲者も出さずに、今日まで戦ってきた勇者だ。

しかし、やはり敵の勢力は圧倒的で、今では諏訪湖東南の一部のみしか結界が張られていない。

「そうか・・」

「だから暇なんです」

そう子供のように笑うひなた。

 

いつもの、何気ない日常。

いつもの、変わりない日常。

義務教育と訓練、それの繰り返し。

特訓と見物、それの繰り返し。

変わりない平穏な日常。

そんな、彼らの日常は―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――ついに、終わりを迎えた。




次回『初陣』

敵を斬る。守る為に。
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