止んだ時雨は宵の内   作:春宵

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設定
設定集 オリ主周辺編


出身世界設定

 

妖怪達が幻想となり、負の感情から生まれるはずの妖怪が生まれなくなり、歪んだ姿で人の死体を拠り所にして、沈んだ兵器を再現した化け物(深海棲艦)が人を脅かすようになった世界。

艦娘は人間の女性の中でも適性があった人

(イレギュラー的に家族に適性が高い人がいる場合は男性でも適性がある場合がある)を改造したものや、

そのクローン(人を改造したものをオリジナルという)

本作では宵雨(クローンと人の融合体)と山風(オリジナル)の兄妹が該当する。

 

オリ主

 

名前  宵雨 (艦としては白露改造型陸上航空戦艦 宵雨)

読み  よいさめ

本名  宵月 麗音

種族  深海棲艦兼七尾の狐(一時的になら九尾化も可能)

誕生日 11月19日

年齢  15歳(身体年齢で実際は7歳)

身長  172.1㎝ 

体重  58kg

髪色  黒 (※1の条件下では白交じりの黒)

瞳   水色(※1の条件下では赤と茶色のオッドアイとなり瞳孔も拡張される)

趣味  機械いじり、山風弄り

好物  時雨煮、ドーナツ、鍋、カレー、麻婆春雨、おにぎり、緑茶

(後者5つは、口にするとなぜか涙が出るらしい)

宝物  時雨の形見の髪留め、白露型用ツギハギ制服(時雨用ベース)

 

駆逐艦時雨 改二を成長させた(胸はまな板だが)様な姿をしている。

一際目立つ赤い髪留めは彼が友人であった時雨に送ったものであり、

彼自身が見つける事が出来た唯一の遺留品でもある。

 

※1 彼の行える妖怪、深海棲艦としての姿への変化のこと。

 

 

詳細としては変化をすると力が強く、五感は鋭くなり、さらに五本の尻尾が生えてくる。

また生えてくる尻尾は20cm砲として使用できるようになる。(1つは舵に使われるが)

人型本気モードなら冷気を撒き散らし続ける七尾もしくは吹雪を纏う九尾へと変化する。

(七尾までなら時間制限は無いが、冷気が抑えきれず、気温も低下するので人外と気づかれないために抑えている)

また、完全に獣の姿に変じることも出来、その場合は瞳の色が赤と茶色のオッドアイの

二m以上ある純白の七尾の狐へと変わる。

 

 

説明

 

艦娘時雨の適性があった稀有な男性であり、幼い時に生き別れた妹である山風の艦娘としての姉妹となった時雨(彼からすると異性で一番の友人)の艦装核を破損した心臓の代わりにすることで生き延びている。

生前に時雨が書いていた遺書にあった時雨の遺志を継ぐことを目標にしたものの守ることができず、

せめて死者の分まで遺子を愛するという志を新たに立てている。

彼が時雨の姿をよく模倣している理由は、見た目が変わった結果

時雨の家族に避けられてしまい、時雨の遺志であった

「時雨が命を捨てて守った家族を時雨の替わりに守る」

という志を果たせなかったことを未だに引きずっているからである。

 

 

作中で彼が行っている任務と偽装

 

息抜き出来そうな仕事として原作メンバーを補助する役目を受けている。

ストーリーは知らず、原作キャラでは織斑一夏、織斑千冬のみ知っている。

また要注意人物という事で更識楯無のプロフィールを書籍にて暗記させられている。

軍人ではなく企業のパイロットとプロフィール上では明記しており、

所属会社はステラ社としている。

また元々は孤児でありISの適性が見つかる前までステラ社によってイタリアで保護されて里親を募集中だった日本人という設定で、

更識家に調べられても元の戸籍が存在しない

(この世界へと来たばかり)ため素性は動きや言動からしか分かり難い。

偽名として月華《つきはな》宵雨と名乗っている。

 

通常状態搭載武装一覧

 

肩部35.4㎝多目的砲 一門

腕部特殊攻盾 イージス改

腕部内蔵ワイヤーフック

脚部三連装ミサイルポッド 二門

 

手持ち武装一覧

 

偏光ビームライフル アビスレイ

携帯式核弾頭 ロストルーラー

刀 二振り (銘はグリムリーパーと蛇咬)

 

 

宵雨の搭乗機体

 

 

可変機構試験導入型IS ステラマーレ

 

見た目

 

通常のISと比べて軽装の銀の騎士の背部にスラスターが付いたような姿、

フルスキン型で荷重を分散させる構造をしている。

またパックによって色が変わる。

待機形態はオレンジのリボン付きの髪留め。

 

説明

 

ステラ社が自社防衛のためという名目でデュノア社より買った

ラファールより取り出されたコアを使い、

宵雨がメッサーラ改を造った経験を生かして作り上げたIS

拡張領域を大幅に拡張することでそこに入れた追加アーマーやブースターを

格納することが可能となり追加装備によって変形先を変化させることで、

多様な環境に適応させることに成功した。

環境によって三つのパックの内の最適な物を選択し、戦闘することが出来るが

全ての形態で個別の弱点が存在するため万能とは言い難い。

三世代機だが篠ノ之束の技術とは別の方向で次世代の技術が使われており、

新たな機能をパックに機体自身が搭載させる可能性もある。

基本的に弾や機体のエネルギーは宵雨も作っているが、

赤き極光はジェネレータの補助が無ければ、外部に察知される。

またトネールフレッシュの弾は作れないので積み込んでおく必要がある。

 

武装

 

 

コールドハルバード

 

ステラマーレの基本装備でどのパックでも使用出来る。

ハルバードをISに搭載するという目的で作成された武装で

細かく刺突、斬撃、打撃を切り替えつつ

関節を凍らせて動きを鈍らせていくのが主な戦い方となる。

 

 

三連装ハープーンガン

 

ステラマーレは実弾兵装を持っていなかったため

試験運用後に急遽作られた武装。

水中でもビーム兵装ではないので威力が落ちず水中戦での主武装ともいえる。

 

 

ビームライフル

 

機体本体の武装を充実させるために搭載されたビームライフル。

アビスレイより威力は有るが、連射性を重視しているため威力は低め。

 

パックによる変化

 

 

ステラマーレアンタレス

 

 

見た目は真っ赤な騎士のような姿で、背中には円形の大型ジェネレータと大型ビームライフルが取り付けられている。

また、一部装甲はミサイルポッドに換装することも出来る。

変形の際にステラマーレアンタレス自身のアーマーに取り付けられた

大型のジェネレータによって強力な火器のエネルギーを賄い

大火力で戦線を押し上げる事を目的とした姿で

動きが遅く飛行能力が低いが瞬間火力と射程に優れ、

高い汎用性を誇るため基本的にはステラマーレはこの姿である。

 

武装

 

 

赤き極光

 

ステラマーレ最大の威力の装備

威力ではなくビームの温度を極限まで上げた結果、

音も無く当たった相手を溶かせるようになった両手持ち用のビームライフル。

アンタレスの時のみしかエネルギーの関係上使えないが、

 

攻撃自体はビームだけでなく温度でもあるため

防御してもその部分の装甲を溶かして歪めてしまう。

 

 

ステラマーレミルファク

 

 

見た目は金色の騎士で通常と比べると、大量の小型スラスターが増設されている。

また、背中には大型のビームハルペーと

大型の蛇の刻印がされた黒色の盾、アイギスが取り付けられている。

 

アイギスには耐ビームコーティングが施されており、

ビームをある程度弾くことが出来る。

此方の形態は近距離用の強襲機で、

盾で守りつつ懐へ入り素早く撃破することを目的としている。

そのため装甲が厚く瞬間的な加速に優れ耐久が高くなっている。

しかし旋回性が低く、推進剤の消費が激しいため長期戦には向かない

 

武装

 

 

大型ビームハルペー

 

取り回しに難があり重いものの、

敵を引き寄せながら切る事を想定した設計になっているため

盾を構えた相手を背中から切る事が出来、

懐に入った相手に対し前後から攻撃しやすくなっている。

変形機構が搭載されており通常のビームサーベルとしても使用できる。

 

 

アイギス

 

蛇の刻印がされた黒色の大楯、ビームを弾き、熱にも強く出来ている。

強度は異常なほどで理論上核の直撃を三度まで耐える事が出来る。

(宵雨自身は防御して二度耐えるのが限界)

実を言うと他の姿でも使用可能だがアンタレスは赤き極光で両手が塞がり、

アルタイルは空いた片腕に基本的にコールドハルバードを持っているため、

実質ミルファクか通常でしか使われない装備となっている。

 

 

ステラマーレアルタイル

 

見た目は銀騎士のままで、右腕に超電磁砲がついており、

背中には大型の翼が取り付けられている。

機動力と旋回性に優れるが、装甲が薄く扱いにくい。

この姿はハイパーセンサーの感度と各種ソナーやレーダーを用いた

索敵機の機能を持っていて、持ち前の速さで得られた情報を迅速に届ける。

また。、この姿は亜音速戦闘用に開発されたもので、

メッサーラ改と同じような性能のため宵雨が一番得意としている形態である。

生半可なパイロットでは乗りこなせないが、メッサーラ改に比べれば遅いので

(メッサーラ改は秒速950mであり宵雨はハッチを開けて射撃をしながら飛べる)

宵雨は普通に乗りこなしている。

最高速度は秒速760m

 

武装

 

 

トネールフレッシュ(フランス語で雷の矢)

 

右腕の超電磁砲の事で、専用の弾の他に専用のタンクを外付けする事によって、

タンク内の液体を好きな形に変質させて超電磁砲の弾として打つことも出来る。

この弾だけは宵雨の体内で作られていない。

 

 

 

名前  山風

読み  やまかぜ

本名  宵月 佳苗

誕生日 2月21日

年齢  15歳

身長  145.2㎝

体重  43.6㎏

髪色  緑

瞳   水色

趣味  料理、宵雨に甘えること

好物  オムライス、ドーナツ、鍋、カレー、麻婆春雨、おにぎり、緑茶

(後者5つは、口にすると故人を思い出して涙が出るらしい)

宝物  銀のロケット(中身は白露型、改白露型全員+宵雨の集合写真)

白露型用ツギハギ制服(山風用ベース)

 

 

説明

 

宵雨の実の妹であり、宵雨が心臓代わりにしていた艦装核の持ち主であった時雨の妹であり、入渠中だったためテロによって沈められることがなかった艦娘。

別行動だったため生き残った東風谷 夕立とこの山風は、

宵雨に姉妹を託した時雨が命をかけて生き延びさせた艦娘の生き残りに当たる。

後に彼女は深海棲艦となった姉妹達に沈められかけるが、

深海棲艦化していない頃の宵雨がかばって、姉妹たちを沈めた事により生き残った。

この戦いの結果宵雨も沈んでしまい、目の前で沈んでいく家族の姿がトラウマとなった結果一人で眠れなくなり家族に依存するようになった。

未だに宵雨が生きているこの世界が夢のように感じることがあるらしい。

偽名として月華 山風と名乗っている。

 

 

山風の搭乗機体

 

 

高機動遠距離射撃型IS トルメンタ

 

見た目

 

大型の全身を覆う青い細身のフルスキン機で、

背部に姿勢制御と旋回性向上を兼ねた可変翼が取り付けられており、

取り付けられた大型のスラスターによって機動性を確保し、

旋回性能を上げるために羽の角度も任意で変えられるようになっている。

最高速度はリミッター付きで秒速260m

リミッター解除時に秒速500m

高速機動システム作動時に秒速780m

 

 

説明

 

宵雨が山風の為に急ピッチで作り上げた機体。

元々はオーバースペック過ぎて製造されていなかった機体だったが、

山風の技術ではステラマーレのような機体は扱いきれないと考えた宵雨によって、

安全性と操作性を重視した機体へリミッターをかけることで対応している。

機体各部の流用が多い理由は、

短時間で考える必要が有ったため機体をゼロから考えられるほど時間がなかったためである。

 

 

 

武装

 

粒子加速式ビームライフル

 

簡易的な粒子加速器を搭載しており、狙撃仕様に改良されたビームライフル。

赤き極光ほどの火力は無いが、その分連発できる。

偏差撃ちがし易い様に、機体内部の画面と連動している。

 

 

ビームマシンガン

 

中近距離で使用される武装で、足止めとダメージの蓄積をしつつ

変形をして逃げることを想定された構造で、あまり一度に撃つことはできないが、

変形することでエネルギーを補充出来る様になっている。

 

 

コールドダガー

 

ビームを無力化する相手に対する対抗策として搭載されている近距離兵装。

武器を受け止めたりしても壊れにくい様に耐久性に特化している。

 

 

5連装ミサイルポッド 二門

 

後退時を考慮してスラスターとともに装着される武装。

威力は秀でていないが、追尾システムを搭載している。

 

 

三世代兵装

 

盾喰らい

 

元々ステラマーレに搭載予定だった三世代武装を積み替えたという設定の武装で

マガノイクタチをブレード仕様に変え、

切る事でもエネルギーを奪えるようにしたもの。

ビームなどを切ることも出来るが、出力が高すぎると吸収しきれず、

エネルギーが逆流してしまう。

これは故意に起こすことも出来、相手の機体にオーバーフローを起こしたり、

他者へのエネルギーの譲渡にも使うことも出来る。

 

ステラ社

 

新生袖付きの上層部である、クレイとアリアが月光からの任務の為に作った会社。

デュノア社の投資を元手に作られており、今でも関係性が深い。

基本的にはISの武装を作成しており、カスタムやIS自体の作成をすることは稀である。

また、社長の関係者はデュノア社の現状を知っており、

いつか恩を返したいと考えている。




宵雨の武装の詳細設定は別の作品に乗せております。

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