カッとなってやった、感想批評求む。

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溢れ出た


正田の世界

俺の名は藤井蓮、18歳。

 

俺は人と違うところがある。

 

俺は気づいているんだ、自分がゲームの中の人間だと気づいている。

 

しかし何もない世界だな、砂浜と海しかねぇ。

 

他に誰かいないのか。

 

そもそも俺はどんなキャラなんだ。

 

何をすればいいんだ。

 

学園ラブコメとか日常系がいいんだが・・・・・・、ヒロインとかいないのか?

 

具体的に言うと、金髪巨乳の女神みたいな。

 

「バトルものならライバルとか登場してもよさそうなもんだが」

 

そんなことを考えていると、俺の前にヒョロ長い俺と顔の差がありそうな男が現れた。

 

神様、どうかこいつが俺のライバルじゃありませんように!

 

「ンヒッ、見つけましたよ私の愛しいツァラトゥストラ」

 

ヒロインだった!?

 

どういうことだよ、おっさんだぞこいつ!?

 

糸出すな。

 

てか、座るな。

 

俺の横に座るな!

 

「糸引っ込めてくれよ、てか何だよ愛しいって。嘘だよな、お前が俺のヒロインとかありえないよな?」

 

「ヒロイン? 何のことかわかりませんがあなたは私にとって必要なのですよ、ツァラトゥストラ」

 

どういうことなのかさっぱりわからん、何だよツァラトゥストラって。

 

「あなたには、この世界を終わらせてもらわなければならないのです。早く視聴者の皆様の前に帰らなければ」

 

何だよ、視聴者って!?

 

「そのためにはあなたとあなたの幼馴染が必要不可欠なのですよ」

 

幼馴染? 女か!? そいつが俺のヒロインか!?

 

「おいおい、幼馴染を差し置いて他の男とよろしくやってるのはいただけねえな」

 

目の前に何か傾いた男がいる。

 

何で女物の着物着てるんだ、こいつ?

 

ていうかこいつが幼馴染かよ!? ちくしょー、可愛い女の子がよかった。もしくは巨乳のシスターとか。

 

「互いにケツの柔らかさを確認しあった仲だろ? ここには座なんて無粋なもんもねえしぃ? 俺も観測者の意思から解放されたってわけだ。つまり、いつでも戦闘態勢に入れるってことだ。唸れよ、俺のエクスカリバーァッ!」

 

え、やっぱりそういう関係なのか!?

 

「まあ待て、ゲオルギウス。ツァラトゥストラに槍を捻じ込むのは私だ」

 

また何か出てきた!? ま、眩しい・・・・・・何だこの気に食わない感じは。

 

「代替品の卿を愛した後、我が友との語らいに臨む。私の内なる思い(マキナ)がそう告げている」

 

この金髪もあの槍で俺のケツを狙ってるっていうのか!?

 

やばい、流れ的に俺のケツがどエラいことになってしまうーー!

 

こうなりゃ自棄だ、バトルものだと信じて俺も武器をだすしかねえ。

 

そう思ってたら何だか力が湧いてきたぞ、これなら武器を出せるかも!

 

その時俺の脳裏にギロチンと少女のイメージ浮かんだ。

 

このイメージだ!

 

形成(Yetzirah)!」

 

「めっちゃ気持ちいい」ニュルン

 

俺の掛け声と同時に腕から何か生えてきた!?

 

何だこの襤褸布を着たやつ、気持ち悪!

 

「カールよ、そんなところにいたか」

 

そんなところって、俺の腕だぞ!?

 

「ふふふ、愚息に呼ばれた気がしたのでね。こんなところから失礼するよ」

 

だからこんなところって何だよ、俺の腕は・・・・・・ちょっと待て、愚息だと?

 

「そうとも、私はお前の父とも言えよう」

 

「嘘だーーーーー!?」

 

こんな襤褸布一枚の気持ち悪い変態が俺の父親だと⁉︎

 

ていうか腕から離れろ!

 

神様、どうかこの変態が俺の父親じゃありませんように!

 

「つまりお前は変態の子ということになるな。 あと私が神だ」

 

五月蝿い、心を読むな! こんな神様ごめんだ!

 

「まあ、私が変態か神かはさておきこの面子でならかの邪神と一戦交えられるだろう」

 

邪神? ようやくバトルものらしくなってきたな。ていうかお前が邪神じゃないのか!?

 

「こんなところで集まって海水浴でもしてるのかァ? 飯がまだなら俺のカレーを食うといい、旨いぞ?」

 

神様、どうかこの人が邪神じゃありませんように!

 

「……どうやらここに邪神などいなかったようだ。 帰る方法は別口で考えよう」

 

邪神だった!? いや、そうじゃないのか……どっちだ!?

 

「何があったか知らんが、もし嫌なことがあったのならこれを食べて元気を出すといい」

 

邪神さん(仮)めっちゃいい人だ!

 

「そうだな、欲しいのなら幾らでも用立ててやろう。気楽に吸えよ」

 

……。

 

「作品違いがのさばるんじゃない!」

 

何故か殴りとばしてしまった・・・・・・。

 

何かもうぐだぐだになってきたけど、もしかしてこれってギャグ小説!?




本当はメトシェラも出したかった


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