ついに恐れていたものがやってきてしまいました…
まさかの第三話目からシリアス突入のお知らせ。
あ、今話はまだ若干やさしさが含まれてます。
…とりあえず一章の山場超えるまではこのまま突っ切ると思います。
そしてUA100突破だー!
こんな作品をわざわざ覗いていって下さった方々に感謝を。
では本編。
「…………背筋が寒いな」
そんなはずはない、と即座に口に出しておきながら心の中で否定しようとするが、
先程から実際に震えてはいないが太腿の内側がひんやりする感覚に
襲われているのは確かだ。
目の前の巨大な扉を目にして自身は今までにはなかった奇妙な心理になっていることに
気付く。
気分を紛らわすためにかちらりと肩越しに視線を後ろに向けてみる。
しかしそこには誰もおらず、何も見えない。
既に自身が通ってきた階段も遥か彼方、さらにここに来るまでに
一体何歩歩いたのかも覚えていない。
底知れない闇。まるで暗闇の中から手でも伸びてきそうな闇だ。
唯一色があるのは無表情に頭上の炎を揺らめかせるランプだけ。
しかしそれを目に入れても彼には鬱陶しいだけだった。
誰もいないのは自らが頼んだからだ。
一人で行かせてくれと。
そのまま視線を下げ、右手に握りしめた簡素な
しかし確かな攻撃力を持つ模造剣を見下ろす。
柄にはまっている赤い宝石は手入れが行き届いているのか
艶々と光り輝き彼の顔を映し出す。
無表情な顔に特に整えられてもいない白髪がいやでも目に入る。
そのまま剣を少し傾けると今度は宝石は炎を映す。
それは揺らめく炎によって黄、橙、あるいは緑と色を次々に変えてゆく。
「……まるであの子の翼のようだな」
七色の宝石を翼にぶら下げた金髪の少女が頭によぎる。
しかし今は感傷に浸っている場合ではない。
確かめなければ。
そう小さく口に出しながら少年―蒼月は扉の取っ手に手をかける。
幾重もの封印と南京錠が鎖で繋いであるが、あいにく鍵は持っていない。
目元に鋭い光を宿しながら思い切り扉を引く。
鎖が千切れ吹き飛ぶが構わない。
そして開いた扉の先にいたのは―――
~~~~~~~~~時は遡り一時間程前~~~~~~~~
「もし、悪魔が住むという館はここでいいのかな?」
眠りこけている門番に問いかける。
「………………………………」
顔を俯かせ腕を組み、館の壁に背を預けている女は一切の反応を返さない。
それどころか呼吸音すら聞こえない。
「………おーい?」
「………………」
…さすがに本気で心配になってきた。
呼吸音すら一切感じられない。
俯いているため正面からは表情が読み取れないのだ。
…いやそもそもこの館に勤めている風であるというだけで、
もしかしたら肝の据わった大胆な少女なのかもしれn
「すぴー…すぴー…ふみゅう…すぴー…」
前言撤回。この個性的すぎる少女は間違いなくこの館の門番だ。
さてどうしよう。これが寝てるのが野郎なら間違いなく腹パンで
お目覚めなのだが相手は見知らぬ少女だ。
さすがに殴って起こすのは酷だろう。
(そもそも殴って起こそうとしているのが間違いとか言ってはいけない。)
蒼月が考えを巡らせていたその時。
「……ふみゃ…んん…ふぇっ咲夜さんっ!?」
いや誰だよ。
赤毛の少女はしばらく顔を覆っていたが―
「…あれ?ナイフが飛んでこない…あれ?」
…………どうやらこの少女は相当にブラックな職場で働いているらしい。
怯えぶりからみてどうやらドッキリではなくマジモンのナイフが飛んでくるらしい。
「………………」
そこで蒼月には一つ疑問が沸いた。
確かに自身は決してこの館全ての者を見たこともないし、話したこともない。
しかしサボっている者にナイフを投げるような者はレミィから聞いた覚えもないし、
そんなスパルタ上司いるのなら確実にレミィが話していた筈だ。
「いやぁ…髪色が似ていたので思わず誤解してしまいました…それでここが悪魔の館?
ええ、合っていますとも」
実はコイツ起きてたんじゃないのか。
そんな疑惑の視線を照射すると少女はははと朗らかに笑う。
…どこか憎めない少女だ。それどころかこちらにも笑みが浮かんでくる。
邪気のない笑みだ。
「それで一体何の用です?ここを訪れる方なんて毎回くすぐられに来る魔法使いぐらいですが…」
そうか、ここは魔女処刑場だったのか。
レミィ、いつの間にそんなに成長したんだ…
と若干別ベクトルのショックを受けていると
「……?」
唐突に少女の赤毛の後ろで銀色が動いた。
紅魔 館で銀色?と思う間もなくある一つの考えに至る。
『いやぁ…髪色が似ていたので…』
あ、と蒼月は納得してしまった。
なんとなくオチが読めてしまったのだ。
「しかしひどいんですよ…あ、聞いてもらえません?その咲夜さん、門番なのに寝ているだけで
見回りで見かけたら頭にナイフ刺していくんですよ!?
門番って暇なんですよ!大体の場合人来ないし!来るのも鉄砲少女だし!そもそも止められない人しか
ほとんど来ないし!それなのに咲夜さんときたら…あの人は門番の苦労を分かってないんですよ!
こちらがどれだけ暇で、それがどれだけ苦痛か…!」
あ、あ、あ、と徐々に蒼月の口が開いていく。
「あの人は夜には寝れるけどこっちは寝れないんですよ!妖怪だから大丈夫でしょって!
妖怪だって疲れるんですよ!立ちっぱなしでも十分すぎるぐらいに疲れるんですよ!ええ!
三日ですよ!?三日!月に三日!外界でもこんな職場滅多にないって!」
どうやら半ばヤケクソなのだろう。涙目になりながらこちらに訴えてくる。
「うん分かった。ものすごく分かったからさ」
「そうですよね…そうですよね…!あなたならわかっていただけると…!」
「とりあえず後ろ向いてみ?」
くるっと一回転
般若がいた。
冗談抜きで鬼神がいた。
なんかおどろおどろしいオーラを立ち昇らせながら般若が立っていた。
右手に美しく磨き抜かれた銀のナイフを逆手に構えながら。
「………………」
少女が、固まる。
「……乙。」
『殺』
銀髪の少女が躊躇いなくナイフを振り下ろした。
そのままナイフは吸い込まれるように―
首筋にぶっ刺さって盛大に血をまるでヤ〇ザが金にそうするように巻きあげた。
ぶっしゅー
青白い顔で少女は何かを口で伝えようとしたが…
何故か印象に残る笑顔を浮かべながら、俯せに倒れた。
左手を突き出し、人差し指を伸ばしながら。
「・・・・・・」
…ここは言ってやるべきなのだろうか。
いや、言ってやるべきだろう。
「きーぼーのはなー…」
某有名なヤツだ。
どうやら紅魔館は近代化したらしい。
と、そこで血にまみれたナイフをしまいながら、銀髪の少女が両手を腰に当て、
恭しくお辞儀をする。
「お見苦しい所をお見せしてしまいましたね……」
「は…はぁ…さいですか」
返答を返している間に少女―恰好からしてメイドだろうか。
紺色のメイド服の胸元から懐中時計を取り出す。
「…?」
まさか攻撃用の触媒か、と身構える蒼月をよそに
少女はここにきて初めて笑みを浮かべた。
「時間ぴったり…やはりあなたですね」
「………はい?」
「この時間に館を訪れる銀髪の少年は通せ、とお嬢様から承っております故」
…なるほどな。なかなか能力を使うのがうまくなったじゃないかレミィ。
さらには白髪ではなく銀髪と来た。
普通の者ならこの髪色を見てもそうそう銀髪などという呼称は用いない。
何故なら敢えて銀髪の色が白髪に見えるように弄ってある。
どうやらこの仕掛けに気付いたのはあの巫女とレミィの二人だけのようだ。
「…この仕掛けに気付けるようになったとは本当に成長してるなあのお嬢」
「…どうしましたか?」
「あぁ、うん大丈夫」
どうやら口に出てしまっていたらしい。
しばらくは口を閉じるべきだろう。
お口チャックってやつだ。
「ではご案内いたしますわ」
「うん。よろしく」
そう答えながらなぜか蒼月の視線は地面の方を向いていた。
~~~~~~~~~~~?????????~~~~~~~~~~~~
「……あーあ…誰も遊んでくれないなぁ…」
近くにあった鏡に手をついて頬を寄せる。
柔らかい少女の頬が鏡に隙間なく密着する。
「…えぇ?返して?それしか言わないじゃん。嫌よ、私が動けるの今ぐらいなんだもの。」
「あれ…この気配は…」
「そうかぁ…‘お兄様‘が帰ってきたんだ…あ、そうだ」
少女の眼がまるでうっとりしたように細くなる。
「ならお兄様に遊んでもらおうっと」
少女の眼には、赤い光が宿る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「……しっかし目に悪い館だな」
外靴を脱ぎ、ビニール袋にいれた蒼月は咲夜に対して感想を口に出した。
視界に入る全てが赤一色なのだ。
さすがに見続けているとだんだん目が疲れてきた。
少女の履く靴の硬質な音が館に響く。
「お嬢様のご意向です。蒼月様がそう仰るということは昔は…」
「うん。紅くなかったよ。ただの古ぼけた茶色い館だった」
ちなみに既にメイドさん―十六夜咲夜には名前は伝えてある。
どうやら彼女は割と昔からレミィに仕えているらしかった。
さらには彼女が外に出る際の護衛の役割も担っているそうな。
レミィが護衛を任せる―それは相当な実力者であるというのを示す。
さきほど赤毛の少女(名前聞き忘れた)を刺した腕を見てからもわかる。
さらには能力も持っているというんだから驚きだ。
なるほど、先の背後への瞬間移動は能力の仕業か。
道理で気配もないわけだ。
「(しかし俺が気付けない能力っていったい…)」
「さぁ、着きましたわ」
どうやら思案している間に主人の部屋へ到着したらしい。
彼の二倍の身長がある大男でも通れそうな扉が目の前にはある。
と、咲夜が軽やかに三回扉をノックする。
「お嬢様、件の者を連れてまいりました」
「…通せ」
中からは昔より人を惑わせてきた、吸血鬼の魔性の声が聞こえてくる。
それは正しく紅魔館の主に相応しい気品と力強さ。
「…………」
「おお…」
咲夜が音もなく一礼すると同時に扉が中に向かって開いていく。
扉が開き始めても特に埃が舞い落ちる事もなく、蒼月に部屋の中を見せた。
「…ここを見るのは初めてだな」
蒼月が部屋の中央に敷かれた赤いカーペットを歩いてゆく。
主の姿を、初めて蒼月の眼が捉えた。
揺れるのは髪。しかしその髪色は純粋な銀色ではなくすこし青の混じった、
蒼銀色ともいうべき色だ。
そして口元にちらりと見える牙は彼女が人外であることを教えてくれる。
余裕があるように頬を右手に乗せており、その右手には一つの傷もない、
まるで芸術品かと勘違いしてしまうような白さ。
首を右に傾けている為、露わになっている左の首筋が煽情的だ。
しかし、普通の人間が見惚れてしまうであろう主を前にしても
蒼月は特に反応を示す事はない。
背中から伸びている翼はまるで迎え入れるように大きく開かれている。
蒼月は歩みを止めず、徐々に視線を、一段高い所に座っている幼い主の
上げる。
それと同時に部屋の中に座っていた主が目を開く。
一切の曇りの存在しない紅玉が蒼月を中へ閉じ込めた。
そして部屋の中央、主まであと数歩というところで蒼月は歩みを止めた。
両者の視線が交わり、そしてお互いの顔を見る。
既に自己紹介をする間柄でもないのに、二人は言葉を交わした。
「…随分久しぶりだな。お嬢…レミリア・スカーレット」
「久しぶり…というべきか。………ガゼル?」
「…………え?」
部屋の外で咲夜の疑問の声が飛び出た。
「「…………………………」」
そしてお互い数秒間見つめあった後―
「らしくないなぁ、お前」
「開口一番がそれ!?」
最初のやりとりがそれだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後は部屋にあった机をレミィと二人で挟んで座っている。
ちなみに咲夜はこの場にはいない。
咲夜は最初は何やら驚いた顔をしていたが、命令されるやいなや
厨房へすっ飛んでいった。
「……それにしても」
「ん?」
「…やっぱり姿変わらないのね。あの時言ってたように」
どうやら外見について問われているようだった。
「まぁこればっかりは種族上しょうがないわな。たったの500年?くらいだし。
人間になったら少しは年取るかなと思ったのになぁ…」
「あぁ、それで人間になってたのね。ずっと疑問に思ってたわ」
うんうんと納得したように頷くレミリア。
それに対して今度は蒼月が問いを渡す。
「逆に俺からしたらお前の成長速度の方が驚きだぞ?
前なんてずっと泣きじゃくってるイメージがあったのに」
「…あなた私を何だと思ってるわけ?」
「ただの我儘ぴーぴー蝙蝠」
「…ひどい回答ね」
若干レミリアから苦い視線を受け取った時、部屋の扉が開いた。
「紅茶をお淹れしました」
「ご苦労」
「では私はこれで…」
と、紅茶を置いて下がろうとする咲夜に対し、
「あ、そうだ。咲夜、あなたもここにいなさい」
「……え?」
きょとんとした顔をする咲夜に対して思わず笑いがこみ上げてくる。
先程まであれだけの瀟洒ぶりを見せた少女がこの顔をしているのだ。
笑わない方が可笑しい。
「い…いえしかしまだ業務が…」
「そんなこと後にでもできるでしょう?それとも、私の命に逆らうと?」
「……いいえ」
「よろしい」
若干げんなりとした状態で咲夜も席に着いた。
あまり反抗的な態度が見られない点から、いつもこんな様子なのだろう。
ご苦労である。
「…………鬼かお前」
「ええ、吸血鬼ですもの」
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その後は三人でそれぞれ雑談のような事をしていた。
最初の方は恐縮していた咲夜も、途中からは解けたようだった。
時折言葉を挟みながら、くっくと体を震わせていた。
どうやら咲夜は元々吸血鬼狩りをしていた一族の少女だったらしい。
銀製のナイフを使っていたのはその時の名残なんだそうな。
そしてある日、何時ものように能力を使用して吸血鬼を刈っていたところ、
レミィにいわばスカウトされたらしい。
その時にレミリアに対して言った言葉は、今となっては黒歴史らしく、
言われた際には見てもわかるぐらいに赤面していた。
そしてようやく底が透けて見えてきた紅茶のカップを覗き込みながら、
ある疑問をレミィにぶつけようとした。
そしてそれと同時に、紅茶を飲み切ったレミィもどうやら
個人の彼宛に話したい事を思いついたようだった。
「そうだ、レミィ。一つ気になっていたことがある」
「あら、奇遇ね。私もあなたに言うべきことがあったのを忘れていたわ」
そして互いに息を吸い
「「フランの事についてなんだけど」
が…」
静寂。
咲夜が、息を呑むのが分かった。
そう、この館に着いてからある少女の姿を見ていない。
レミリア・スカーレットの実妹である、
フランドール・スカーレット。
金髪を可愛らしく揺らしながら、いつも抱き着いてきた彼女が、
いくら成長したとはいえ、なんの声掛けもしてこないとなると
さすがに疑問が沸く。
しかしどうやら考える必要はなかったようだった。
目の前のレミリアの泣きそうな、苦悶の表情を見れば。
「…どうやら看過できない問題があるようだな。いや、むしろその為に俺の運命を覗いた感じか」
「……っ…」
沈黙は、肯定。
「事情を聞かせてくれ。ここに来た時から気になっていた。あの子は…」
フランは、どこにいるんだ?
日明かりは、吸血鬼には、合わない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…………………………」
情けなかった。ただ、自身の力の弱さを嘆いた。
助けられなかった。
顔では笑いを浮かべていても、心の奥では、涙を止められないあの子を助けられない。
方法はわかっている。だが、力が足りない。
レミリアは従者が目に見えて心配するほどに歯を食いしばって泣いた。
結局。
結局、私では、妹は助けられない。
故に頼った。
頼ってしまった。
あの銀髪の少年―かつての師に。
涙は、痛かった。
家族の為に流す涙が、泣くことが、こんなに痛いと思わなかった。
「………っく…ぁ…ぁあ…!」
私は当主だ。この館の。
皆を不安がらせないようにするのが義務だ。
それなのに…それなのに…!
「っぐ………ぅ…う…」
「…………………あの」
咲夜が恐る恐る聞いてくる。
それならば、私は気丈に答えねばならない。
涙を強引に服で拭き、何とかまともに話せるようになった言葉で応答する。
「…あぁ…どうした?」
「彼は……彼の名前は、蒼月様、ではないのですか…?」
そうか、そうだった。
まだ咲夜には伝えていなかったな。
聞かれることもなかった。
だが、今は恥を忍んでいる場合ではない。
「…そもそも、彼は人ではないわ。いいえ、あの人は」
「それは承知してます。しかし、彼から感じたのは霊力でも、妖力でもなく」
咲夜は一度呼吸を止めてから一息に言った。
「魔力でした。しかし彼はどう見ても魔法使いには、見えません…」
わざわざ吸血鬼の選択肢を排除したのは彼女が利口だからだろう。
そういう所は、しっかりしている。
「…………ええ。何故ならあの人の種族は―今の幻想郷にも存在してないから。
それどころか、恐らくスキマでも実際に見たことはないでしょうね」
「…え?」
「……まぁ言われても理解はできないでしょうから…順を追って話してあげる」
―紅魔館の過去と、あの人の正体を―
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「…フランは地下室にいるわ…ええ、「あの場所」よ」
そう伝えた時に、彼の表情は固まった。
しかし表情には絶望は浮かんでいない。
ただ、覚悟だけがそこにはあった。
「…………分かった。レミィ、剣を一本借りてもいいか?」
「………真剣はないわ。でも剣、といえば一応、模造のものならあるけどー
「それで構わない。貸してくれ。」
目を見て、悟る。
本気だ。この人は本気でフランを...
「場所は地下室でいいんだろう?なら、話は早い」
「あそこなら、俺も場所がわかる」
すっと息を吸い込み、蒼月は言った。
「確かめてくる。あの子の、今を」
次回、開戦。
…戦闘パートって書くの初めてだな…