こんな感じです
決して、今書いているオフトレ編がこのままいけば
・エリオねたが全体の7割を占めてしまう
・別ルートへ分岐してしまいそう(特になのはさんルート)
・戦闘シーンが・・・書けない・・・
それに逃げたくてこっちを書いたわけではないのであしからず
第9話:管理局を救った英雄(自作自演)
近所の公園
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
『・・・・・・・』
あっあっあっ・・あ~
以下の者達の立ち入りを禁ずる
テスタロッサ夫妻
理由
公共施設での過度なイチャつきにより
時空管理局地上本部
「サンダー・・・・」
「落ち着け!こんなところでサンダーレイジをやっても仕方がないだろ!!」
「大丈夫よ、今管理局の座標を捕らえたから直撃できるはずよ」
「こんなとこで魔法ランクS+の次元跳躍攻撃するんじゃない!話をすればわかるから!」
『その通りです、こんなところで八つ当たりに魔法を放っても意味はありません』
「(ガマズミさんナイス!)」
「じゃあこの行き場のない怒りをどこへと向ければいいのよ!?」
『まずはその怒りの矛先を収めましょう』
「・・・あなたの意見を聞きましょう」
『ありがとうございます』
よかった、いつもはわりと馬鹿なデバイスだと思っていたけどちゃんと引くところは引いてくれるんだね
『たった今クラッキングにより管理局全コンピュータ及びシステムの制御を掌握しました、これならば管理局を脅は・・・・健全なお話ができます』
「お前やっぱり馬鹿だろ!?というか今『脅迫』って言いそうになったよね!?」
『アシはついていないので問題ありません』
「その行為に問題があるの!」
『何も人の生命を奪おうとするわけではありません・・・・・それにしてもすごいですね、これらのデータを掲示するだけでも上位階級の約6割は首が飛びます、あれ?これは・・・最高評議会・・・?』
「らめぇ!それ以上は危険なのぉ!」
「それじゃあそれを使って公園の使用許可を貰いにいきましょう」
「そんなことしなくてもいいから!話し合いをすれば絶対わかってもらえるから!」
とりあえず過度ないちゃつきをしないことを前提に立ち入りを許されました
「もう二度とこんなことしないようにね」
『もったいない、これがあれば管理局を掌握するのも容易いというのに、悪いことやってる奴とか全員クビにできますよ』
「悪い奴もいるかもしれないけど、それでも住民ために毎日頑張っている局員さんもいるから、というか上位階級の人が6割辞職って管理局崩壊するだろ」
「ほんと、組織ってままならないわねぇ~」
「・・・・(原作で会社の上司がらみで苦労したこの人が言うと洒落にならんな)」
う~、う~
「アリシアも同意しているわね」
「わかるわけないだろ」
そう一家で他愛もない話をしながら公園を散歩しました
『ちなみに、まだ局へのフルアクセス権限は持っているので使用したかったらいつでも声をおかけください』
「消せよ!」
第10話:絶対負けられない戦いがそこにはある
ま~、う~、う~
「声自体は良く出すようになったわね」←ビデオカメラで動画撮影中
「もうそろそろアリシアが生まれて1歳になるのか」←ベビーラトル(ガマズミ)でアリシアをあやす
『アリシア様~ガラガラでちゅよ~』
言葉をしゃべるのはいつになるだろうか?ちなみにハイハイは先々月からできるようになった
「最初の言葉は何かしら?やっぱり『ママ』かしらねぇ~」
「・・・いやいや『パパ』だろ?アリシアはパパのことが大好きだもんねぇ~」
「・・・・・あら~なにを言っているのかしら?過ごした時間は私の方が多いからきっと『ママ』よねぇ~」
・・・・・・・・・・・・・
(#^ω^)ビキビキ
「おいおいなにをいっているんだ?僕だろう?だっこしてやるとすごい喜ぶじゃないか」
(#^ω^)ピキピキ
「あなたは私と違って常時アリシアを抱っこしているわけじゃないから珍しいんでしょ?」
(#^ω^)ビキビキ
「可愛そうに・・・アリシアもきっと飽きたんだな・・・・」
(#^ω^)ビキビキ
「ああん?」
・・・・・・・・・・・・・
『はぁ・・・、普段は仲がいいのに変な所で喧嘩をしますね・・・・・』←ベビーラトル状態のまま浮遊
「あ~!あ~!が~!が~!」
『おや?アリシア様?どうされましたか?』
「が~ち~ゃ~ああ、が~が~あぅ」
『!!??これは!!』
アリシアが必死に手を伸ばして何かをしゃべろうとしている!!
『マスター!旦那様!アリシア様が!アリシア様がなにか言葉を話すみたいです!!』
パン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!パン!パン!パン!
「痛い痛い!その鞭絶対質量兵器だろ!?・・・・なんだって!?」
「魔力で動かしているからノーカン!ノーカンよ!・・・・なんですって!?ビデオォ!ビデオォ!」
今までなにをやっていたのか突っ込みたいガマズミだったがあえて無視した
「が~が~あぅが~、ちゃ・・あ~が~」
「『パパ』だよな!?僕はアリシアを信じているからな!?こんな悪役チックな女じゃないよね!?」
「アリシア!『ママ』よ!『ママ』!最初は『マ』よ!こんな初歩魔法も使えない冴えない男じゃないわ」
「うっさい!これでも咥えてろ!!」
そういって旦那はベビーラトル(ガマズミ)をプレシアの口に突っ込む
『旦那さまぁ~』
「もがーーーーーーーーーー!!」
しかしプレシアも負けじと自身が持っていた鞭の柄の部分を旦那の口に突っ込む
「んーーーーーー!んーーーーー!!」
「ふがーーーーーーーーーーーー!!」
『お二人とも落ち着いてください!!アリシア様がしゃべります!!ああ!そこ噛んじゃらめぇ!!』
暴走して取っ組み合いをする両親を尻目にアリシアは遂に言葉を発する!!
「ガマちゃん!!」
「「ふが?」」
『ゑ?』
「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」
そう言ってアリシアはプレシアに手を伸ばす・・・・厳密に言うとプレシアの口に突っ込まれているベビーラトル(ガマズミ)に手を伸ばす
「・・・・・・」
ズボ!
『あふん』
旦那はプレシアの口に咥えられていたベビーラトル(ガマズミ)を引き抜いてアリシアの前に持ってくる
がらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがら
「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」
うれしそうに笑いながらベビーラトル(ガマズミ)に手を伸ばして必死に掴もうとするアリシア
「・・・・・プレシア裁判長」
「・・・・・発言を許可するわ」
「判決は?」
「言う必要ある?」
「・・・・・・念のため」
「「判決:ギルティ」」
『弁護士!弁護士を呼んでください!!』
「うっさい!無機物に負けた僕達の気持ちなんてわかってたまるか!!」
「まんま(ご飯)ならまだしも!ガマちゃん!?私達のときめきを返しなさい!!」
『ああやめてください!そっちには曲がりません!!痛い!痛い!フレームが軋んでいます!』
「駆逐してやる・・・!『ガマ』から始まる言葉のもの・・・一匹残らず!!」
「どうしてッ!!どうして『ママ』って呼んでくれないのォ!!後一文字!後一文字で『ママちゃん』なのにぃ」
このとき自分のことを呼んでもらえず暴走する親馬鹿二人と折檻を受けているデバイスは気づかなかった
「ママ~!パパ~!パパ!ママ!」
今の状況を楽しそうにケタケタと笑いながら「パパ」「ママ」と呼ぶ愛娘のことを
第11話:羨ましい
「zzzzzz」
「よしよし」
優しい顔で抱っこして娘を寝かしつけている彼の姿はまさに『父親』であった
「ハァハァハァハァハァハァいいわぁ~、すごくいいわぁ~」
そんな父と娘を興奮している様子で撮影している彼女・・・プレシアは一見変態に見える
「プレシア、そんなに息が荒いと撮影時に声が入るぞ?」
「あら?いけない、私としたことが」
よだれをハンカチで拭いながら一旦撮影機器を机の上に置くプレシア
「それにしても良く寝るなぁ」
『寝る子は育つと言いますからね』
「生まれたのがつい先日のように思えてならないよ」
『こうやって毎日があっという間に過ぎて・・・そしてアリシア様の結婚式で「パパ今までありがとう」と』
「・・・・・・・」
『言ったことは撤回しますからその無表情で滝のような涙を流すのをやめてください、若干キモイです』
旦那とガマズミが話している間プレシアは撮影機器を置いた後、言葉を発さずにじっと娘を抱いている旦那を見続ける
「・・・・・・・」
「プレシア?どうしたんだ?」
「いえ・・・ちょっと羨ましいと思っちゃって」
「なにを?」
「いえ・・・その・・・抱っこを・・・・」
「ん?なんだ、アリシアを抱っこしたいならそう言ってくれよ、ほら寝ているから気をつけて」
「いえ、そうじゃないのよ」
「ん?」
近所の公園
「あら?」
買い物の帰りに近所の公園と寄ったある主婦はとある子供連れを発見する、この辺りでは結構・・・・いや相当有名な鴛鴦夫婦・・・もとい『テスタロッサのアホバカップル』(管理局命名)であった
「めずらしいわね、奥さんがいないなんて・・・・それにあの子は・・・」
そうめずらしく奥さんがいないのである・・・いるのは・・・・・
「あ~あ~」
おんぶ紐でおんぶしている1年前に生まれたばかりの子供と
「パパ~アイス食べたい~」
「ハイハイ」
奥さんと同じグレーの髪の色をしている小さい子供が旦那さんに抱っこをされているだけである・・・抱っこされている子供は子供とは思えない・・・・ぶっちゃた話、奥さんとまったく同じ声をしている
「あの~」
怖いと思いつつその子供連れに声をかける
「ん?ああ、こんにちわ」
「あい!」
「こんにちわ!」
旦那さんは丁寧に挨拶をし、おんぶされている娘さんはとりあえず声を出してみましたといった具合に・・・
抱っこされている娘さんは元気に挨拶するが声が低すぎて怖い
「あの・・・その・・・・ちょっと声が低いお子さんですね!」
突っ込まずにはいられなかった
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「う~?」
娘さん?と旦那さんは互いの顔を見詰め合ってアイコンタクトを取る・・・おんぶされている娘はなんか唸っている・・・そして・・・
「あ~あ~・・・・・・ぷれしあ・てすたろっさです!おばさんこんにちわ!」
「え?プレシアさん?」
声が歳相応になったプレシアちゃん(幼女)が元気に自己紹介をする
主婦は多分そうなんだろうなと思っていたがまさか本人の口から自分の正体をばらすとは思わなかった
「え~と・・・プレシアちゃんは・・・なんさいなのかなぁ~」
「5さい!」
「hahahaha!元気でしょう?元気すぎて困っているんですよ!」
旦那さん声では笑っているが目が笑っていない・・・
「パパ!あっち!アイス!アイス!」
「はいはい」
う~さぎお~いしか~のや~ま~♪こ~ぶ~な~つ~りしか~のか~わ~♪
歌いながらアイス屋さんへと向かう家族はほほえましくはあったが、その歌声はどこか悲しく、後ろから見た旦那さんの後ろ姿には哀愁が漂っていた
”家に帰ったら久しぶりに旦那を労おう”
そう決心してその主婦は涙を流しがなら自身の家へと帰っていった
元々作者はこういうほのぼの系(?)が好きではあります
本当はヴィヴィオ編とかもこういうのを書きたかったんですけどね・・・・・酒って怖いわね
正直最初の1話が1発ネタにしてはかなり秀逸だったので投稿するたびに評価が落ちるのは仕方がないわ・・・と思う今日この頃
ちなみにオフトレ編ですが、作者は戦闘シーンを書けないのでその辺り期待している方はあらかじめご承知ください
それでは私はSR+のヴィヴィオとアインハルトができるまでガチャをまわす作業に逝ってきます