奥様は元魔法少女(ネタ)   作:機関車Ⅳ

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作者は恋愛物は書けない、はっきりわかんだね

原作キャラ×原作キャラの描写が多くあります、特定のカップリングにこだわりがある方は
みないことをお勧めします。
またちょっと話が長くなってしまったので途中で飽きるかも

それでもOKというかたはカフェオレ片手に気軽に読んでください


彼ら彼女らの恋愛事情

「それじゃ今年もお盆にはそっちに帰るからね」

『私もお父さんもヴィヴィオちゃんと孫が来るのを楽しみに待っているわ』

「おいおい自分の息子を忘れないでくれよ」

『はは忘れちゃいないさ、それじゃ気をつけて帰って来るんだよ?』

「うんそれじゃ、また」

 

 

日曜日の午前、両親に電話で今度のお盆実家に帰ることを告げる

それにしても一見普通の携帯端末に見えるけどこれ一本でミッドチルダはもちろん地球などの管理外世界にも

通話、メールが可能で空中にディスプレイを投影するテレビ電話機能もついているんだよね。

ちなみにあのジェイル・スカリエッティ博士のお手製ときた、変な機能ついていないよね?

 

 

「それにしても静かだ・・・お義母さんはヴィータに引きずられてお仕事、シュテルさんはクローディアさんに引きずられてエルトリアに行ったからなぁ」

 

前に博士が遊びに来たとき本来の仕事を途中ですっぽかして帰ってきた二人はその罰としてお休み返上で仕事に向かった、そして愛しの妻と娘はというと

 

 

「・・・・」

 

妻はソファに座っている僕の膝を枕に娘を抱きしめて二度寝、娘は妻のデバイスの『クリス』を抱いて寝ている、ああ娘よもう少し抱きしめる力を緩めなさい、クリスが苦しそうにしているから

 

「しかし電話していたのに寝ているなんてよほど疲れていたのかな?」

 

お義母さんとシュテルさんと違って本来の仕事を即効で終わらせて帰ってきた妻を労うように頭を撫でる、その表情はどこかうれしそうだ、久しぶりの家族3人+1デバイスの静かなときをすごしていると

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

・・・・・・まぁインターホンを鳴らすくらいだからお義母さんやシュテルさんじゃないよね?

 

 

 

「むぅ~」

「ヴィヴィオお客さんみたいだ、ちょっと頭上げて」

「い~やぁ~」

「ヴィヴィオ」

「うー、わかった・・・・」

 

渋々僕の膝からどいたヴィヴィオを置いて僕は玄関子機にでる

 

 

「はい、どちら様でしょうか?」

『私や、私や私』

「『私』という人なぞ知りません」

『それくらい愛でわかるやろ?』

「わかりません、どうしてもというなら合言葉を言え」

『合言葉?なんや?』

「33-4」

『なんでや!阪神関係ないやろ!』

「よし入れ」

 

そういうと僕は玄関のロックをはずす

 

「どうしたーやがみん、家に来るのは珍しいな」

「散歩ついでに寄っただけや、それともう『八神』やないと何度も言うてるやないか」

「失礼、『スクライア婦人』」

「おじさん、こんにちわ」

「お、こんにちわー、息子も連れてきたのか?」

「久しぶりの休みやしな」

 

そういって僕は小学生からの親友、『はやて・Y・スクライア』を家に招いた

 

 

 

 

「誰だったの?・・・・あれ?はやてさん」

「久しぶりやないの、相変わらずええ乳してるなぁ」

「いきなり人の妻にセクハラしないでください」

 

僕は妻と娘、やがみんとその息子の分のお茶を入れる

少しすると娘とやがみんの息子は一緒に遊び始めたようだ

 

「そういえばユーノさんは?」

「旦那ならお仕事や」

 

ヴィヴィオが質問を投げかけるとやがみんはやれやれといった様子で返答する

 

「相変わらず無限書庫は忙しいのか」

「司書長とはいえお休みとってもええのになぁ」

 

管理局からの無茶振りに愚痴をこぼしながら仕事をしている場面が容易に想像つく

 

 

「そっちも忙しいだろ?よく休みが取れたな」

「ヴィータから『上が休まないと部下が休めない』と言われて仕方がなくや」

 

こんなんでも『首都防衛隊代表』階級は中将、地上本部総司令らしい。

お前その若さで中将って何やったらそうなるんだ?と聞いたがにっこりと笑って黙秘を貫いた、こえーよ

それはともかく、原作StrikerSでレジアス・ゲイズが嘆いていた地上側の戦力不足だが、本来『空』にいるはずの高町なのは、さらにその『お守り』としてヴィータも陸上戦技教導隊いる、彼女らの尽力で陸所属の局員のレベルが大幅に向上、ミッド都市内の犯罪率がかなり低下している

 

さらに、

 

「そういえばフェイトちゃん管理局に復職したで?」

「え?子育てを理由に管理局やめたのに?」

「『レヴィが来てから家事の出番がほとんどなくなったから布教活動を再開する』って」

「何を布教するかは聞かないが・・・・てことは執務官か?ブランクある分きつくないか?」

「・・・・・地上本部の事務員、しかもパートや」

「え?」

「フェイトママが?」

「理由が『子供の幼稚園お迎えは自分がやりたい』とのことや、ちなみにフェイトちゃん前になのはちゃんと模擬戦やって勝利してたで」

 

 

げに恐ろしきは『金色のスカルハート』、ちなみに彼女人気でも高町なのはよりも上である、主に変身前は大きいお友達に、変身後は小さいお友達に、引退後もその知名度が劣ることはなく、後に聞いた話だが彼女が地上勤務になってからさらに犯罪率がさらに低下したらしい。

 

「今年はフェイトちゃんに憧れて陸を希望する訓練校の生徒が大量にいるそうや」

「レジアスさんの苦労とはなんだったのか」

「・・・・・・・・・・・・今の立場になってようやくあの人の苦労がわかった気がするわ」

 

 

あの世にいるレジアスさんは今泣いていい

 

 

 

「それにしてもこんな話をしていると機動六課にいたころが懐かしいなぁ」

「せやな」

 

スバルは港湾特別救助隊、ティアナは本局執務官、キャロは辺境自然保護隊、そしてエリオは

 

「エリオだけ所属を変えているんだよな」

「特別保護施設の職員だね、自分のような境遇の子供達を救いたいって言ってたよ」

 

 

そう妻は話すが原因はそれだけではない、ナニカから逃げたようだ

 

 

「FW陣で結婚しているのって結局エリオだけか」

「うーん、私絶対エリオとキャロは付き合うと思うたんけどなぁ」

 

ぶっちゃけ馴れ初め知っている自分からすればまぁ当然の結果だよなぁと思っている

 

「それよりもティアナさんがヴァイスさんとくっ付かなかったに驚いたよ、当時いい雰囲気って聞いたのに」

「まさかのシグナムとヴァイス君やもん」

 

妻がそういうとはやてもそれに同意する、実は機動六課解散後にひそかに付き合い始めていたようでそのままゴールイン、子供はいないが関係は良好らしい

 

「確かシグナムが重症を負った事件のときにヴァイス君がお見舞いに来たとき初めて関係が発覚したんやっけ」

「それ言ったらやがみんとユーノの関係もあの事件でやがみんが怪我してユーノがお見舞いに来て皆に発覚したんだろうが」

 

原作で言うところの『Force』の事件である、ちなみに僕は皆に知る前にやがみん達の関係は知っていた

二組ともなぜか僕のところに報告して来るんだもん、僕は『それはまず家族に話せ』と言ったが彼女らいわく『家族に話すには勇気がいる』とのこと結局5~6年関係を話せぬまま結婚せずに余計ややっこしくなるんだから。僕以外にはカリムさんとヴェロッサさんは知っていたようである、二人とも・・・特にヴェロッサさんは寂しそうな顔をしていた。

 

 

ちなみに旧八神家で結婚していないのはシャマルさん、ヴィータ、リインである、ザフィーはvivid時系列が始まる前に交際していたアルフと結婚、クロノさんを除けば一番早く結婚したのは彼らである、しかしまだ子供はいない模様、使い魔や守護騎士って子供ができないのだろうか?

 

 

「そういえばうちらの結婚式のブーケをキャッチした女性、クロノ君の時から絶えずに結婚しとるんやっけ」

「おおそういえばそうだなぁ」

 

順序で言うと

エイミィさん→アルフ→やがみん→シグシグ→フェイトそん→ヴィヴィオである、あれ?

 

「そういえばヴィヴィオのブーケトスって誰が取ったんだっけ?」

「・・・・レヴィや」

 

そうだった、というかここまで結婚が続けば女性も取りに来るのが必死である

 

「だいたいやがみんあたりからブーケ争奪戦が激しくなったんだっけ?」

「皆最初は手を伸ばす程度だったのに今じゃ自分達の持てる力すべてを使って取りに来てるよね」

 

管理局の著名人も集まる身内の結婚式はもはやミッドの名行事になっているくらいである、ちなみに最大規模がフェイトそんの結婚式である、というかフェイトそんの結婚式はブーケ争奪戦というより花婿争奪戦になっていたような気がする。

 

「フェイトちゃんの結婚式は思い出すだけでぞっとするわ」

 

やがみんがそういうとそこにいる全員が顔を真っ青にする

 

 

お義母さんとシュテルさんの砲撃がぶつかり合い、ヴォルテールは白天王と取っ組み合いをはじめる、虫も飛び交うが来賓の安全のためクローディアさんのジャガーノートで一掃されるetc・・・・・・・・

 

 

そこには阿鼻叫喚の世界が広がっていた。

 

 

「ブーケは吹っ飛んだところにたまたまいたヴィヴィオがゲット、最後まで花婿を奪おうとした約二名はエリオとフェイトそんが取り押さえた、夫婦初めての共同作業が暴徒(二名)の鎮圧ってすごいな」

「私の時は前回最も暴れた人たちが1名(ママ)を除いておとなしかったからよかったけど」

 

今度はエリオとレヴィの結婚式になるのか・・・・・フェイトそんの時の二の舞になりそうである、

最近お義母さんも夜中に刃を研いで・・・・もといレイジングハートを念入りに磨いているようである

 

「というかブーケ争奪に躍起になるのはいいけどまず相手を探すべきなんじゃないか?スバルなんてそういう話を全然聞かないぞ?」

「あー、それなんやけどなぁ」

「え?スバル相手がいるのか?」

「いや、これはリイン情報なんやけどな・・・・」

「「うんうん」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近トーマを見る目が怪しいらしいで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「・・・・・・・え?」」

 

 

 

「いやいや、ちょっと待て待てあいつ今ナカジマ家の養子なんだろ?義理とはいえ姉弟だぞ?」

「というかトーマさんすでに二人の女性から好意寄せられてますよね?」

 

ただでさえリリィとアイシスの板ばさみなのにそこにスバルが追加されるのか?

 

「お義母さんは彼女に何を指導していたんでしょうね」

「師弟同士思考が似るもんなんやなぁ」

「いやそれ言ったらティアナだってそう・・・・・・・まさか・・・・」

「ティアナさん、まだヴァイスさんをあきらめていないとか?」

 

 

 

 

「「「・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・わかった、この話はやめよう、ハイ!!やめやめ」

 

 

 

これ以上はこの話題に追求せずに別の話題を振ることにした

 

 

 

 

①初恋の話題(旦那編)

 

「そういえばこないだの○○出版社の週刊誌見たで?」

「「・・・・・・・・・」」

「なんやー面白い話題があがってたやないの?」

「オフレコって言ったのになんで掲載してるんだよ、というかヴィヴィオさんその不機嫌な顔はやめてください」

「いやー、意外すぎて面白かったわー」

「まぁあれだよ、小さい子供が幼稚園の先生が好きになると同じようなものさ・・・・・・・だからヴィヴィオさん無言でアクセルシューターぶつけないでください」

「まぁあんなこと言われたらなのはちゃんも黙っていなかったやろ?」

「・・・・・・・・・その話題だすとあれを思い出すな」

「あれ?」

「いつだったか・・・・夕食の買出しから帰ってきたんだけどさ、誰かの靴があったわけよ?妻の靴じゃないし・・・・・まさか泥棒?と思ったわけ」

「ふむ、それで?」

「恐る恐る進むと誰かが料理しているみたいでな、なぜ?と思いつつも台所を覗くとだな・・・・」

「ふむ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「高町桃子さんがいた」

「え?嘘やろ?」

「はい嘘です、髪を下ろしたお義母さんでした」

「え?」

「いやね、髪下ろしただけであんなに似ると思わなかった、しかもわざわざ魔法で声を桃子さんと同じにして『お料理もうすぐでできるから待っててね?』って言われたときは不覚にもときめいてしまった・・・・・・ヴィヴィオさんお願いだから脛を蹴らないでください」

「そこまでやるか」

「いやそのときはあの週間誌を見てなかったからなんでこんなあんなことをしたのかさっぱりだったけどさ、お言葉に甘えて僕はほいほいとリビングで待っていたわけよ?」

「それで終わりやないのか」

「うん、それでねトイレに行きたくなって廊下に出たんだ、すると上から『ギシッギシッ』って音がするから不審に思って上を見たら・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「口に小太刀を咥えて天井に貼り付いている高町士郎さんがいました」

「え?嘘やろ?」

「いいえ本当です」

「え?」

「あれは明らかにヤル目をしていた、腰を抜かさなかった自分を褒めたいね、そこから士郎さんとのリアル鬼ごっこが始まったよ、なぜか途中で妻とお義母さんも参加したけどね」

「よく逃げ切ったね」

「桃子さん鶴の一声で収まりました・・・・・・・・・・・・・おかげで桃子さんにあの週刊誌がばれたけどね、終始ニコニコしてたよ・・・・・・・しにたい」

「そっそれは災難やったなぁ、てかなのはちゃんがサイドポニーテールからストレートに変更したのって・・・・・」

「多分それが原因、ぶっちゃけ辛抱たまらんとです・・・・・・・・・・ヴィヴィオは今のままが一番だからねストレートにしなくていいし、元々ポニーテール自体は大好きだから」

「そうだね、おばあちゃんが面白がってサイドポニーテールにしたとき鼻の下伸ばしてたよね?」

「仕方がないだろ!だいたいなんだよ、あの家系!全員容姿や体形が15年前からまったく変わってないぞ!今でもあそこに行くとタイムスリップした気分になれるわ!あの家族実はどこぞの戦闘民族で戦うために若いときの時代が長いと言われても納得しちまうよ!あとお義母さんは現在でも一部が成長なさっています」

「あ゛ん!?」

「ごめんなさいヴィヴィオさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

②初恋の話題(フェイトそん編)

 

「そういえばフェイトちゃんの初恋の人の名前があがっていたけどこの人誰や?聞き覚えがあらへん」

「あ!それ私もない、フェイトママに聞いてみたけど寂しそうな顔をして何も聞けなかった」

「ああ、それ漫画の登場人物」

「「はい?」」

「エリオには話しているけどあまり広めないでね、当時僕が貸した漫画の登場人物でね主人公の良き兄貴分でありもう一人の主人公とも言える存在なんだけどね、本人曰く『こんなお兄ちゃんがほしかった』って言ってたな」

「義理とはいえ本当の兄であるクロノ君がかわいそうや」

「1巻は僕の家で読んだんだけど、気に入ったみたいだからその後の物語のも含めた全巻を貸したんだよ」

「ある日を境に妙に仲ようなってんんはそのためか」

「まぁそうだな、それから2日たってフェイトそんが学校にこなくなったんだ」

「あー、あのときやななのはちゃんが心配して君と一緒に様子を見に行ったんやっけ?」

「うん、それで行ってみるとリンディさんとクロノさん、それにアルフが出迎えてくれてな、聞くと部屋に篭りっきりで出ようとしなかったらしいんだ、部屋の前に食事を置くと僅かだけど扉を開いてパンのひとかけらを持っていくぐらいらしい」

「完全に引き篭もり状態だよ?それ」

「リンディさんとクロノさん、アルフ達が扉の前で声をかけても何にも返事がまったくなく困っていたらしい、その話を聞いたお義母さんが慌ててフェイトそんの扉の前に行ったんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から約27年前の話

 

「フェイトちゃん!!どうしたの!!フェイトちゃん!!」

「・・・・なの・・・は?」

「何か嫌な事があったの?教えて?なにがあったの?」

「ごめん・・・・私・・私・・・」

「フェイトちゃん?ここを開けてお話しよ?皆に話せばきっとよくなるから」

「ごめん・・・・こればかりは・・・・・なのはでも・・・・」

「!!??・・フェ・・イト・・・ちゃん?・・・・フェイトちゃん!!!」

「高町さん落ち着いて・・・・テスタロッサさん?僕だよ」

「・・・あ」

 

擦れた声ではあるが僕の名前が聞こえた

 

「うん僕だよ、どうしたんだい?前はあんなに楽しそうな顔をしてたじゃないか」

「!!??・・ふぐっ・・・うわぁ・・・えぐっ」

「・・・・もしかしてあれが原因なのかな?」

「え?・・・・・・・・うん・・・・」

「そっか・・・・よかったら聞かせてくれないかな?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

すると目の前の扉が徐々に開く、僕を除いたその場にいる全員が驚く

 

「・・・・入るよ?」

「・・・・うん」

 

驚いた人たちをそのままに僕は彼女の部屋に入る、そこには焦燥しきったテスタロッサさんがいた、後から聞いた話だったが高町さんいわく『母親の件より酷い顔をしてた』らしい

 

「・・・・・・話してくれる?」

「・・・・・・・・・・・・・」

 

そういうが彼女は躊躇しているのか、なかなか口を開いてくれない

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

僕は彼女がしゃべるのを待っているとふと彼女のベットが本で散らかっているのに気付いた、その中にやけにぐちゃぐちゃに濡れている本があった、気になった僕はその本を手にとってページを捲る

 

「あ・・・・・・・・・・・」

 

ページを捲っていくと一際ぐちゃぐちゃになっているページを見つけた、それを見て僕は合点した

 

「好き・・・だったんだね・・」

「あ・・・・・うん」

 

僕の質問に答えるテスタロッサさん

 

「そっか・・・・・・・・・・」

「馬鹿だと思うよね?でもね・・・・私本気・・・だったんだ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

「本当はね『おめでとう』って言わないといけないのに・・・それを認めたくないんだ」

「・・・・・・・・・・・・・」

「祝福できない自分が嫌になったんだ・・・・・・・・・・・・・・・」

「でも、『おめでとう』って言いたいからここまで悩んでたんでしょ」

「・・・・・うん」

「そうだな・・・・・・初恋ってうまくいかないって言うのは本当だな」

「・・・・もしかして君も?」

「ああ、もう彼女は結婚しててね」

「嫌な気持ちにならなかった?素直に認めることができたの?」

「そんな気持ちなかった、といえば嘘になるけどそれ以上に彼女が幸せそうな姿が嬉しかった」

「!!」

「・・・・・・・君が恋した『彼』はさ・・・『彼女』のために10年以上戦い続けたんだよな、その一人の女性のために戦い続ける姿も『彼』を好きになった理由のひとつじゃないかな」

「うん」

「そんな『彼』がようやく掴んだ幸せなんだ・・・・・祝福しよう?『彼』は今幸せなんだ」

「う゛ん゛」

 

僕は泣き始めた彼女をそっと抱きしめた

 

「これは誰にでもある苦い経験さ、だけどいつかきっとまた素敵な人が現れるさ・・・・・・・・今はたくさん泣いていいんだよ、いっぱい泣いてすっきりしたら、明日からは笑顔で元気に学校へ行こう?」

「う゛ん゛!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ話やなぁ~」

「だけど漫画のキャラクターなんですよね?」

「ヴィヴィオそれ言っちゃ駄目」

 

ちなみに一際ぐちゃぐちゃになっていたページにはそのキャラクターの結婚した様子が描かれていた

 

「そういえばその頃からだなクロノさんに良く相談されるようになったのは、後お義母さんからのちょっかいだしが多くなったのもその頃だ」

「気になる男子が親友とはいえ女の子と抱き合えばちょっかいも出したくなるやろ」

 

まぁ当時は自分が解決できなかったから解決した僕に対する嫌がらせという認識だった

 

 

 

 

 

③奇行種「なのは」の話題

 

「最近お義母さんの暴走が留まる事を知りません、先生助けてください」

「誰が先生や」

「いけるいける!先生のMAP兵器に加えて旦那さんの支援魔法+ヴォルケンリッターで囲い込めば!!」

「結婚騒動の時それ以上の戦力で挑んで返り討ちにあったこと覚えてる?」

「申し訳ありません」

「ママの奇行は今に始まったことじゃないけど日を追うごとにエスカレートしていっているよね」

「そうだな、以前にこんなことがあったな・・・・家に帰るとさ僕の部屋を物色しているお義母さんがいたわけよ」

「部屋に鍵かけとる?なんか侵入されすぎやないか」

「・・・・・・アバカムを覚えているらしい」

「さよか」

「・・・・まぁそれはともかく、そのときはなにを探しているみたいでな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

 

「うーん、ないなぁ」

 

家に帰ってきたらお義母さんが僕の部屋のゴミ箱を物色している、異様な光景だ

 

「使用済みティッシュがない、私やシュテルがいるから『ユニゾンイン』の時間はないし絶対ソロ活動しているはずなんだけどな」

 

・・・・・トイレットペーパーでなければ即死だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しょうがない、パンツでもしゃぶるの」

 

・・・・え?

 

 

 

 

回想終わり

 

 

 

 

 

 

 

「ソロ活動のことは後で問い詰めるとして・・・え?しゃぶる?なにを?」

「パンツ」

「なのはちゃん・・・・とうとうそこまで・・・・・」

「え?てことはその後ママは洗濯前のパンツを持っていったとか?」

「いやそのときはすべて洗濯済みだったよ」

「ああ、それはよかったや「そのときはいていたパンツを直接奪いに来た」 ・・・・え?」

「ママ・・・・・・・・」

「あの後お義母さんに覗いていたのがばれてな、『乙女の秘密を知ってしまった罰なの』って言ってな」

「・・・・結果は?」

「・・・・10分ほど粘ったんだけど敢え無くとられてしまった、しかもその後『良い戦いだったの、ユニホーム交換なの』って言って自分の下着を渡してきた」

「てかそこまでいったらもう無理やり『ユニゾンイン』すればええのに」

「本人曰く『私から無理やりするのは主義に反するの!』だってさ」

「「・・・・・・・・」」

「前からいたずらとかはしてたけどシュテルさんが来てから余計酷くなったな」

「・・・・・・そんななのはちゃんにな以前質問したんや」

「なにを?」

「いつも『息子息子』って言ってるけどその息子がいなくなったらどうするん?って質問や」

「・・・・返答は?」

 

『そんなのありえないの、私と彼が一緒にいるのは確定事項、邪魔するやつはなんであろうと・・・潰す、一緒にいられないならいっそ・・・まぁ一緒にいることができればお邪魔虫がいてもいいかな?にゃはははは』

 

いっそ・・・・なんだよ?

 

「・・・・ちなみに目が笑ってなかったで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

④奇行種「シュテル」の話題

 

「お義母さんが精神的に殺しにかかってるとすればシュテルさんは社会的に殺しにかかってますね」

「たとえば?」

「こないだ娘と散歩に行こうとしたらシュテルさんに『私も連れて行ってください』て言われた」

「それくらいなええやないの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだな、犬耳と尻尾生やして首輪を咥えていなかったら喜んで連れて行ったさ」

「」

「どういう原理か知らないがちゃんとくっ付いていて耳はピコピコ動くし、尻尾はぶんぶん振れていたな」

「それで・・・・どうしたの?」

「・・・・おんぶされて離れなかったからそのまま散歩に連れていった」

「なんで外に出てしまったんや・・・・」

「娘が気に入ってしまってな、『連れてってあげてー』て泣き出してしまって仕方がなく・・・・」

「・・・・通報されなかった?」

「・・・・ご近所の皆さんが『ああ、いつもの人か』みたいな顔をして挨拶してくれたよ」

「もう周知の事実やな」

「一回最近越してきた人が通報したらしいけどね」

「え?大丈夫だったの!?」

「管理局の人から『それいつものことなんで気にしないでください』って言われたらしい」

「すまんそれ指示したの私や」

「お前の仕業か!」

「でも誰も疑問に思ってなかったで?」

「どういうことなの・・・・・・・」

「ママがオリジナルだからシュテルさんもあんな風になっちゃったのかなぁ」

「そんなところ引き継いでほしくなかった」

「実はなシュテルにもなのはちゃんと同じ質問してな」

「嫌な予感しかしないんだが?」

 

『私は彼の傍にいられるなら例え奴隷だろうと使い魔だろうとペットだろうと問題ありません必ず傍にいます、私のすべては彼のものです、まぁ混ざりたいのであればどうぞ、拒みませんので』

 

「こんな感じや、多分これから断り続けてもあの子ら地獄の果てまで迫ってくるで?」

「てっ天国まで行けばワンチャンあるでぇ・・・・」

「まぁこれ以上増えるわけでもないんやし受け入れるのも選択肢の一つや、幸いエルトリアでは重婚可能なんやろ?覚えていてな?」

 

そういうとやがみんは息子達の様子を見に行った

 

 

 

 

 

⑤妻の話題

 

「ねぇ」

 

やがみんが娘の様子を見に行った後、妻が話しかけた

 

「どうした?」

「あのね・・・・さっきママたちの話を聞いてね、悔しくなっちゃったから私もひとつ暴露しちゃおうかなって」

「これ以上頭痛のタネは増やしたくないんだが?」

「ふふふ、皆には内緒だよ?」

「はいはい、それでなんなんだ?」

「・・・JS事件で私が拉致されてゆりかごの生体ユニットとしてママたちと戦ったことは知っているよね?」

「ああ、何でも博士に洗脳されて戦うのを強要されたって聞いたな」

「うんそうだね・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「なんだ?もったいぶらずに教えてくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実はね戦う直前にはもう洗脳は解けていたの」

「え?そうなの?それじゃ何で戦っちゃったの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「邪魔な女どもを片付けてあなたを独占しようと考えていたから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・嘘だよね?」

「ふふっご想像におまかせしまーす」

 

どうやら僕が好きな女性は全員愛が重いようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『○い夜♪鳥○る♪夢の○♪○○写す♪わらべ唄♪○ずさみ♪○ろ行く♪草○を♪』

 

「すまん、メールだ」

「・・・・なにその曲?」

「『尽○る』って曲・・・・・・・・・・・・・・・うん?」

「どうしたの?」

 

そういってヴィヴィオは固まった旦那さんから携帯端末を拝借して中身を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名前:ティアナ・ランスター

件名:大事なお話

本文:二人っきりでお話したいことがあります

   ご都合がいい日時を教えてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1

追求

 

「ところであなた」

「どうしたヴィヴィオ?」

 

やがみんが帰った後、妻が話しかけた

 

「『ソロ活動』ってなにしてたの?」

「!!??あっいえそのですねぇ」

「・・・・私がいるからいらないよね?」

「えーと、最近時間があっても約二名が邪魔しちゃうからソロ活動はほしいなぁ~って・・・・」

「・・・・・私に飽きたの?」

「え?ちッ違うよ!!」

「だって温泉旅行以降何にもないし・・・さっきティアナさんから意味深なメールが届いているし」

「なんであんなメールを送ってきたのか僕もわからないよ!」

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・(あかん!泣きそうな目をしている)わわわわかった!ちょっとまってろ!!」

「?」

「『Pi!』もしもしレヴィ?僕だ!今夜娘をそっちに泊めてほしい!OK?ありがとう!!ん?『ボクの時はよろしくね?』もちろんさぁ☆『Pi!』」

「え?」

「よし!次は『Pi!』もしもしヴィータか?今夜お義母さんをこっちに帰らせないでくれ?なに?『元々徹夜で帰さないつもりだった?』よく言った!ガンダム!今度良く効く胃薬をプレゼントをしてあげるから・・・・なに?それよりも言ってほしい言葉がある?なんだ?・・・・まぁいいぞ、『頑張れよヴィータ、お父さんいつでもお前のこと見守っているからな』・・・これでいいのか?・・・なに?鉄槌の騎士の名に懸けてお義母さんを帰さない?・・・よくわからんが頼むぞ?『Pi!』」

「今へんなこと言わなかった?」

「キノセイ!『Pi!』もしもしクローディアさん?今日シュテルさんをこっちに帰らせないほしい、え?何でかって?今夜ヴィヴィオと[検閲削除]だからだ!え?わかったからはっきり言うな?それはすまんかった、後お願いがある?・・・・いいぞ!もしできたら一番に抱っこさせてやる!!『Pi!』」

「え?え?できたら?」

「『Pi!』もしもしジークか!今夜ストラトスさんをこっちにこない様にしてほしい!・・・察しが良くて助かる!なに?条件だと?・・・・・よろしい!ならば満漢全席だ!腹いっぱいになるまでつくってやる!頼むぞ!!『Pi!』・・・・ヴィヴィオ・・・」

「・・・あなた・・・・」

「今夜はずっと一緒だ」

「・・・うん」

 

その晩は大層乱れたそうな

 

 

 

 

 

おまけ2

STRIKERSメモリアル

 

・どこかの研究所地下

 

悪の科学者ドクターJ

「くっくっく、ついにできたぞ!STRIKERSメモリアル!!」

 

素敵な魔法少女下っ端1号

「ジェイル君!長かったの!」

 

ドクターJ

「私のことはドクターJと呼びたまえ下っ端1号君」

 

旦那さんの犬下っ端2号

「ドクターJ、このゲームの説明を」

 

ドクターJ

「良いだろう2号君、このゲームはあのJS事件を元に作られた恋愛シミュレーションゲーム、主人公は機動六課へ配属され、悪の科学者ジェイル・スカリエッティを倒すために六課のメンバーと共に訓練を行い、任務をこなして絆を深め合うゲームだ、前作と同じで主人公の性別変更可能、攻略対象キャラも男女両方あるぞ!前作では一部のキャラだけだった親友以上エンディングは今回全員が可能!同姓同士?もちろんノープロブレムだ!ノーマル、百合、ホモォすべてを網羅している!さらに一回クリアすればスカリエッティ陣営のキャラも攻略可能だ!」

 

1号

「素晴らしいの!さっそく一番手は私がプレイするの!もちろん攻略対象は息子なの!」

2号

「ドクターJ、私がいません」

ドクターJ

「JS事件が元になっているから2号君はいない」

1号

「ドクターJ!一緒に寮に戻ろうを選択したら『一緒に戻って、友達に噂とかされると恥ずかしいし・・・』って言われて断られました!」

ドクターJ

「彼は攻略キャラで最高難易度だ、さらにもたもたしているとヴィヴィオ君に奪われるから注意したまえ」

2号

「ドクターJ、修正パッチで私も追加してください」

ドクターJ

「ふむわかった、だからルシフェリオンを突きつけるのは止め給え」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドクター」

「!!??ウーノ?いつからそこに?」

「『くっくっく、ついにできたぞ!STRIKERSメモリアル!!』あたりからです、また妙なものをつくって・・・妹達の教育に悪いのでこれは没収します」

「ウーノさん!それが人間のやることなの!!??」

「戦闘機人なので、後ドクター今月のお小遣いはなしです」

「まっ待ち給え!!」

「ウーノさん!あと1時間!あと1時間だけ!」

「駄目ですリセットします」

「「NOーーーーーーーーーーー!!」」

 

「私の・・・・・修正パッチ(´・ω・`)」




次回予告

「最近旦那さんが私に秘密でどこか出掛けているみたい」
「倦怠期なの!今がチャンスなの!」
「ナノハ真面目に聞いてください」

妻に秘密でどこかへ出かけている彼

「ティアナは良くやっているよ?」
「・・・・ありがとうございます」

そこには女の影が!!

「旦那はあたしの父になってくれるかもしれなかった男性だ!!」

迫り来る鉄槌の騎士!!

彼が妻に秘密で出掛けている目的とは!さらに鉄槌の騎士の言葉の意味は!
次回「ヴィータ『これ・・・・父さんです』」 お楽しみに!







今回は難産でした、色々書き直したりしているところが多いので誤字とか多いかも

ちなみに作中の3人娘+マテリアルのコンセプトが以下の通りです

なのは:結構ヤンデレ入っちゃってるけどお茶目なお婆ちゃん
フェイト:家族を大事にする心優しいガノタ(但し目的のためにはわりと手段を選ばない)
はやて:あんたいつまで新婚気分なんだ?といわれるほどのバカップル奥さん

シュテル:旦那さん限定の変態
レヴィ:子供大好きな元気系おかあちゃん
ディアーチェ:あざとい

こんな感じ、はやてちゃんは口調(関西弁)があっているか怖くて中々書けません、本文あってる?



追記
途中まで本文に入れていたけど収拾つかなくなるから消した部分をIFルートとして投稿します、よかったら見てください、ただちょっと内容がひどい
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