念能力について、主人公が原作知識を生かして駄弁るだけの話です。
EX.1 念能力についての考察
ヨルビアンにあるバージル大学。
教養学部教室の一角で、何やら怪しげな活動を行う三人組の女学生が居た。
一人は薄桜色の長髪を持つ少女。
もう一人は銀髪で蠱惑的な身体を持つ女。
最後の一人が黒メッシュの入った白髪の子供。
彼女たちはバージル大学非公認サークル、“コスプレ同好会“の初期メンバーである。
「そこに、水と葉っぱの入ったコップがあるだろう? コップに手をかざして、包み込むように“練”をしてくれ」
彼女たちは普段、三人でTRPGやカラオケをして学生生活を楽しんでいるのだが。
そうした活動の中に、表には出せない裏の顔がある。
それは、彼女たちが念能力者の小集団であるということだった。
「ハカセ、これは?」
ハカセと呼ばれた子供が、薄桜色の少女のコップを覗き込む。
そうして水の中に小さな結晶のようなものが、いくつも浮かんでいるのを確認した。
「アケボノは具現化系か」
「私は何も変わりませんが」
「じゃあ水を舐めてみてくれ」
銀髪の女が左手の人差し指をコップにかすめる。
そのままペロリと舐めると、その顔をわずかにしかめた。
「ちょっと、しょっぱいです」
「プリンツは変化系だね」
彼女たちが何をやっているかというと、己の念系統を知る“水見式”の儀式である。
つまりこの二人は、念の初級者であった。
「今の水見式の感覚を大事にしてくれ。それが真に念能力を“扱う”ことに他ならないからね。これからは発を鍛えるために、しばらくこの修行を続けて欲しい」
二人を教えるのは、ハカセと呼ばれている子供。
彼女は新人ハンター・ルナールの、学生としての姿である。
ハンターであることを周りに公言していると面倒事に巻き込まれるので、今の彼女は能力で姿を調整しているのだ。
「ねえ。発って、どんなのがあるの?」
「うん?」
第286回ハンター試験を合格しハンターとなったルナールは、その身分証を使いバージル大学に進学していた。
ここに居る弟子二人とは大学で偶々知り合い、意気投合した仲である。
そして成り行きで、
「アンタの
「あ、それは私も知りたいです」
ある意味当然かもしれないが、非念能力者に使うと念の素質に目覚めるのである。
彼女は目の前で生まれた念能力者を放置することができず、現在二人の指導を行っている。
「普通は、か。といっても私が知る“発”は普通でなかったりするのが多くてな。私が知っているのは戦闘用が多い」
「いいじゃない。アンタのことだから、強い“発“を知っているんでしょ。参考にするから教えなさいよ」
彼女たちが知った“発”というのは必殺技であり、特殊能力である。
それは男の子なら誰もが憧れる例のアレなのだ。
キミも意味もなく、かめはめ波や波動拳の練習ぐらいするだろう?
何の役に立つとかはどうでも良い話である。
目の前のビックリ超人を知る二人は、自分には何ができるのだろうとワクワク感が抑えきれなかった。
「といってもな。基本的に念能力は目的達成のための、一つの道具でしかないと言っているだろう。どんな“発”を作るかは人それぞれだ。そこに強い弱いは存在しない」
王には王の、料理人には料理人の“発”があるものだが。
とはいえ、二人の言いたいことも分からなくはない。
下手な知識だと、中途半端な能力を作るというのは教えたのだか。
誰だってきちんとした例を知って、その上で最適な能力を作りたいものだ。
「本当なら、完成度の有無さえどうでも良い話だよ。例え失敗例とされても、大事なのは目的に適っているか、ということだから」
とはいえ彼女にとって念とは一生をかけて付き合っていく道具である。
制約を多くして性急に完成させるのも良し、制約を付けずにゆっくり育てるのも良し。
そこら辺は人それぞれであり、どうしたものか。
「でも、念能力者と戦う際、どういう発があるのかは知っておく必要があると思います」
「相対する時点で十分に問題だと思うけどね。まあいいが」
たしかに彼女自身は知識の上で、色々な“発”を知っているのである。
それらの使い手は逸脱者が多く、一般の念能力者と比べても優れた物が多いのも事実だ。
そういった知識をひらかすのも、一種の愉悦ではあるかと納得する。
趣味は悪いが、まあいいだろう。
「一番分かりやすいのは強化系だね。単純に自分の身体能力や回復能力を強化する。極めきった例としては、幻影旅団のウヴォーギンの“
小型ミサイル程、という事実に二人は驚く。
十分に凄いのだが、そのことに少し困惑する。
「他には、同じく幻影旅団員、フィンクスの“
「なんか、地味じゃない?」
「ま、才能があったって、念はこんなものだと思ってくれ」
念能力といえど、無限に強くなるということはない。
強くなるには修行が必要で、極めても限度がある。
念能力はファンタジーな存在であるが、どうしようもない現実でもある。
そのことに、彼女たちは少し落胆しているのだ。
世の中、ラゴンボのようにはいかないのである。
「変化系は、自分のオーラに性質を持たせることができる。私の中では、熟練の
念の使い道はビスケさんみたいな方がお勧めだよ、と彼女はやや興奮しながら付け加える。
自分で生成できる化粧品なんて、便利で素敵な能力じゃないか。
彼女も似たような能力を余裕があれば作っていたことだろう。
「具現化系は、オーラを物質に変える性質だ。いわゆる特殊能力が多いのがこの系統で、場合によっては反則的な便利さを持つことがある。幻影旅団員のシズクの“デメちゃん”が代表例だな。これは生きていない物なら何でも吸い込む掃除機だ。あるいはハンター・ノヴの、“
それらを聞いて、アケボノは何か思う事があるようである。
便利と言う言葉が彼女を揺さぶっているようだった。
一方のプリンツは、そうでもないようだったが。
「あと、寄生型と呼ばれる念と“除念”と呼ばれる“発“もこの系統が多い。寄生型は人に寄生して活動する特殊な生物を作り上げる。除念は除霊のように人に憑いた念を肩代わりすることができる技術だ」
寄生型はともかく、除念に没頭するだけの価値があるかは知らないがね。
除念は特に気難しいよ、そう彼女は付け加える。
除念は希少で金になる技術らしいが、他人の念を肩代わりすることにそれだけの価値があるのだろうか?
念を背負うことを回避できるかもしれないらしいが、それだってまともな手段ではなかろう。
だって、HUNTER×HUNTERだし。
「特質系は。最後に回すとして。操作系は人や物を操ることができる。具現化系と同じく、極まった強化系でも良く警戒される系統だ。幻影旅団員のシャルナークの“
操作系による洗脳はメジャーで警戒されやすい。
そうでなくとも思い入れがあるものを媒介とし、また直接戦闘に向いている訳でもない。
露伴先生のように警戒された結果後手に回る、脆い系統であるというのがハカセの認識だ。
「放出系はこれもまた、ある意味で分かりやすいな。とにかくシンプルではあるが、強力な遠距離攻撃の強さが特徴だ。幻影旅団員フランクリンの
誓約とはいえ、普通の人間は指を銃口に改造などしないのだが。
念は知ってさえいれば習得できるとはいえ、そこまでする人は稀であろう。
しかし、幻影旅団の面々はまともでない世界で生き残った、まともでない者たちだ。
フランクリンの例はその中でも極端な例だろうが、それが彼らの強さなのだろう。
「ああ、念をレーダーやソナーに見立てて使っている者も居るみたいだな。後は、遠隔操作の念獣だったりね。本来はそういった探索用の使い方の方がメジャーかもしれん」
普通の一流ハンターや軍人であれば、攻撃より探索を優先するだろう。
足りぬ攻撃力は、普通に銃などで補えば良いのだ。
念使いは屈強であるが、流石にAKM辺りで撃たれればそれで死ぬのだから。
「最後の特質系は、まさに特筆に値する能力系統だ。能力はどれも希少で、オンリーワンばかりだ。幻影旅団長クロロの
「待って。いい加減、ちょっと突っ込ませて」
アケボノがこめかみを抑えている。
変なことを言っただろうかとハカセは思案しているが、これまでの説明は実際変なことばかりである。
「何でアンタそんなにA級犯罪者集団の能力に詳しいのよ!」
「知り合いに蜘蛛がいるからな。まあ、それ関係だと思ってくれればいい」
そして、彼らの“発“は強いので。
それで説明の上で、彼らをよく挙げているだけなのである。
「後はノストラードファミリーの長が、特質系の念使いという情報があるみたいだ。“
今度はヤクザかよ。
アケボノとしては、機密情報クラスの情報を垂れ流すのもいい加減にしてほしいのだが。
止めて欲しいが、念の情報としては有用なのが困る。
「後は系統とは別に、系統の複合という概念があるな。これは、複数の系統を組み合わせて作っているタイプの“発”だ。こちらは種類が二つあって。一人で作るか、あるいは複数人で作るかだな」
ハカセは黒板に書かれた念の六系統図の横に文字を付け加える。
“コンボとシナジー“、そう描いた。
「まず、個人で複合する場合。私の“
念使いの系統には、得意・不得意が存在する。
ただし、一つの系統を極めればそれで良いという訳でもない。
得意な複数の系統をバランス良く組み合わることで、“発“はまた違った姿を見せるのだ。
「複数人で作る場合は、
特殊能力を持った銃による強力な弾丸は魅力的だね。
お互いの強みを生かした、強い発であろうと言える。
「系統の複合は強力な“発”になるのだけど。その分作るのが難しいのが欠点だな。私の場合は、十五年かけて練り上げたものだし。相互協力タイプは他人に合わせる必要がある上、一人では役立たずだからな。メモリの問題は馬鹿にならない」
まあ、そう美味い話ではないのだが。
系統の複合は個人で作るには能力が複雑になり、メモリの消費も大きい。
相互協力は互いの信頼が不可欠であり、その分覚悟もいる。
念能力者は希少でリソースも限られているため、簡単には作れない能力のタイプである。
「と、ざっと私が知る念能力者の“発”を挙げてみたが。何か質問はあるか?」
すると、まずアケボノが手を挙げた。
「気になったのだけど。具現化系と特質系の特殊能力って、どう違うの? 同じ特殊能力なら一纏まりにできないの?」
「基本的に、特質系は特質系能力者でないと覚えられない、とされている」
系統的に見れば、具現化系能力者は隣り合う故に変化系と特質系も得意とされる。
しかし実際はそうでなく、特質系はできないとまで言われる。
これは何故か。
「考えられるのは、これは迷信で。具現化系は特質系もそれなりに得意だから、特殊能力がつけられる。というのが一つ」
とはいえ、これはあまり信用性が無い。
そうであるならば、操作系にも特殊能力が備わっても良いはずだからだ。
「もう一つは、具現化系の特殊能力と特質系の特殊能力は似て非なるものではないのか。というのが通説だ」
オーラを具現化すると何故特殊能力がつくかは知らないが。
これで一応説明はつくはずである。
「結局、特質系の能力は具現化系で再現できないのだろう、と私は見ている」
「どういうこと?」
「特質系は希少な系統で、個人主義者や特別な資質を持った者に現れるとされている。ここで言う資質は、例えばクルタ族の“緋の目”や、カリスマと呼ばれるものだな」
少数民族クルタ族が持つ、自身を強化する緋の目。
人の上に立ち、人を従える才能たるカリスマ。
どれも生まれにより左右され、手に入れたくても不可能であるものだ。
「そういうのって、アンタの能力じゃ再現できないのね」
「そういうことさ。まあ、私が緋の眼やカリスマの原理を知らないだけかもしれないが」
それ故、使い手の想像を超えるものは再現できない能力である。
よくわからない不思議パワーで補正されるだとかは一切ないのである。
「私からも良いですか?」
と、今まで黙っていたプリンツが自らの話を切り出した。
「どうぞ?」
「変化系を随分と評価しているようですけど。私にも十分可能性があるということですか?」
「そりゃ、強くなりたいならそうだろう。現に、私が知る最強の能力者の一人は変化系だからな」
基本的に戦闘は強化系が有利とされている。
とはいえそれも、工夫次第でカバーできる範囲でしかない。
「私から見て最強を名乗れる“発“は、強化系・ネテロ会長の“百式観音“と変化系・天空闘技場闘士ヒソカの”
戦闘用の“発“は数あれど、最強クラスなのはこの二つで間違いないであろう。
方や世界最強と名高い達人、片や最悪の
「戦闘に強いとなると、鍛練を積むだとかオーラが多いとか、特殊な才能だとか色々あるだろうが。同程度の実力だと、“距離”と“タイミング”。これらに集約されることになると聞いている。そういった意味では最強の可能性があるのは、強化系と変化系、放出系、そして具現化系かな?」
「具現化系も?」
具現化系は強化系との位置が遠いことから、相対的に弱いとされる系統だ。
とはいえ、それは強化系の不得意による身体能力での話である。
「
具現化で作る、空間に関する能力。
それだけのイメージが必要とはいえ、労力に見合った有用で強力な念であることは間違いない。
瞬間移動に限っても、好きなだけ“距離“を確保できるというのは相当なアドバンテージである。
極限まで接近してから必殺の一撃を放つも良いし、ひたすら距離を取って遠距離に徹しても良いのだ。
「具現化系での鎧とか、絶対的な防御力とかは違いますの?」
「それも悪いとは思わないが。念能力でそれを実現するのは不可能に近いだろうね」
具現化系で武器を作る者はそれなりにいる。
その中には最強の矛や最強の盾を作る者がいても、何もおかしな話ではない。
とはいえ、それはあまりにも考えが浅いと言わざるを得ない。
この世界では念で何でも切れる剣を作るより、名刀を買って強化するのが手軽で強いのだ。
「念能力、というよりこの世界の原則は論理だ。論理で構成されている以上、能力に欠陥はどうしても出てくる。攻略できない念能力なんて、そんなのは誇大妄想だろう。ぼくのかんがえたさいきょうの念能力ぐらい馬鹿馬鹿しい」
少なくとも最強の矛と最強の盾が戦えば、どちらが勝つかは分かり切っている。
論理が強い方が勝つ、それだけである。
絶対の論理に隙がある方が負け、同程度なら勝負はつかないだろう。
「で、話を戻すけど。“百式観音”はそのリーチの長さと技の出の早さが特徴だ。制約として祈りを介在してから打撃を行うが、会長の祈りは信じられないくらい、それこそ後出しでも十分間に合う程早い。格闘ゲームで言えば、発生0Fの全画面攻撃みたいなものだ」
百式観音は、最強であることを目指した念能力者がたどり着いた答えなのだろう。
そこに研磨があり、間違いなく試行錯誤がある。
偉大な天才により考え抜かれた念能力。
そこには間違いなく最強の論理がある。
「
悪夢の天才、奇術師ヒソカ。
彼もまた最強を確信し、実際それだけの実力者である。
その念は、信じられない程コンパクトにまとめられている。
「それだけ聞くと。あんまり強そうには聞こえないけど」
「戦ってみれば分かるけど。アレはかなり凶悪な能力だよ。本人の性格が悪いこともあるが。結局は能力が良く練られている、ということだと思う」
ヒソカの“発“は攻撃力を持たず、制約や誓約を持たない。
しかしその分、過程に用いる道具としては変幻自在の活躍を見せる。
「自分にくっつけるだけで、間合いは自由自在だし。相手にくっつければ、致命的な隙を作り放題だ。ほら、強そうだろう?」
それを聞く二人はやや懐疑的である。
まあ、そうだろうなとハカセは苦笑した。
この辺りは本人を目の前にでもしないと分からないだろう。
「それでは、百式観音と
「それはネテロ会長かな。同程度の天才であれば、より上手の方が勝つだろう。私はより経験のある会長が勝つと見ている」
それでも、100%ではないだろうが。
年齢による肉体の衰えも加味すると、絶対とは言い切れない。
「それに、”
それでも念能力に限れば、ネテロが有利ではあるのだろう。
便利で応用も効く程度の能力と、全てを戦うことに特化した能力。
それにヒソカは気まぐれな戦闘・殺人狂であり、ネテロは一生を武に捧げた武人である。
戦闘に対する純度はネテロの方が上であると見ている。
「その理屈では結局、強化系が最強なのでは?」
「どうだろうね? でも、どの系統でも極まった“発”は十二分に強い。同程度の真っ向勝負なら強化系が一番有利というだけだろうさ」
少なくともこの世に“絶対”はないのだとハカセは確信している。
それは極小さな可能性ということもあるかもしれないが。
自分がヒソカに勝つ可能性だとかは殆ど残されていないが、さて。
「“
「あれは、最強というより万能に近い能力だろうと見てる。相手の能力を知った上で、それに対抗できる能力を盗んでいれば有利になる。そういった類の能力だな」
まあ、最強や万能でも“負けない “訳じゃないだろうがね。
生半可な使い手には負けないが、それまでだ。
「極まった強化系は最強かもしれない。だが、それでも“死なない”訳ではないということは念頭に置いてほしい。最強の強化系が、具現化系や操作系の“必殺“の能力に負けることは十分有り得る」
戦い続ければ、いつか全てを失う日が来る。
そもそも人間である限り、死からは逃れられない。
勝ち続けたまま死ぬ者もいない訳ではないが、彼らはどうなるだろうね?
最強のそれも、人間の範疇でしかない。
病気や災厄に巻き込まれて死ぬことも有り得る。
毒を盛られて、そのまま死ぬこともあるのだ。
「ここでちょっとした冗談だが。まあ例えば変化系で猛毒やら、放出系でスナイパーライフルだかを作って、“最強”を殺したとして。それって最強と言えるだろうかね? 私はそう思わんよ。それは殺すのに“最適“なだけだろう」
少なくとも、ハカセは最強や万能にそれだけの価値を見出していないのだ。
最強や万能に価値を見出しているなら、
当人は強さに敬意を払っているが、所詮それだけである。
「では、最強とは何でしょうか」
「知らん。私はそこまで興味がない」
最強を目指す者は馬鹿である。
最適を目指す者は狂人である。
不死を目指す者は愚者である。
「ただ、最強というものは。念能力もそうだけど。結局、社会にはそんなに必要ないのだろう。最強や念に価値があるなら、もっと普及しているものだと思わないか?」
この世の全ては無意味で無価値である。
とはいえ、それだけの価値が“本人“にはあるのは間違いない。
「私の能力だってそうだ。私の能力が”必要”だと思うか? 万人にとって、美少女になることが人生にとって必要なことだと思うのかい?」
美少女になる能力もそうだ。
人が聞けば笑うだろうし、無意味で無価値なのだろう。
だが、“彼“はそう思わなかった。
それだけの話である。
最強などというものも、同程度の物でしかない。
「最強というものは、“最も強い“ことに価値を見出し、それを成し遂げた者であるから最強。そういうものだと私は聞いているよ」
だから、さて。
これから未熟な二人はどう思い、何を目指すのか。
興味はそこまで湧かないが、精々苦しむと良いだろう。
美少女てんこーは描くのが難しい…。
正直、ハンター世界は私の手に余るような。
そんな気がしてなりません。
次回はどうしよう?