ある世界のある大陸にある深い、深い森の中。そこには木々が生い茂り、太陽の光が微かに降り注ぐ、樹海と呼ぶにふさわしい場所。そんなところに場違いの一人の可愛らしい女の子が眠っていた。
彼女はやや癖のある薄紫の髪の毛をボブカットにしており、深紅の綺麗な瞳をしている。彼女の服装はフリルが多く施された可愛らしい水色の物を着ており、下は膝くらいまでのピンクのセミロングスカートを履いている。
頭の赤いヘアバンドには複数のコードで繋がれている
「んん……まぶしい……」
彼女はゆっくりと起き上がると、周りを見渡して不思議そうにすると、次の瞬間――
「なんですかここぉっ! も、もしかして誘拐されたのですか!」
――叫び声を上げた。しかし、彼女の口から発せられたのは本来の声とは違い、もっと高い声だった。
「え? な、なんですか、この声は……それによく見ると周りの木も大きいし……ま、まさか……いや、そんなはずは……」
彼女は自らの身体を見下ろして、服装を確認してすぐに特徴的な第三の瞳と目があった。意識しだすと不思議と彼女の視界にはその目から見た視覚情報も伝わってくる。
「こ、これ、これは…どうみても
彼女の身体の名前は古明地さとり。東方プロジェクトというシューティングゲームにでてくるキャラクターの名前である。
「なんでこんなことに……あれ、なにも思い出せないですね。というか、話し方も違ったはず……」
彼、彼女に自分がどんな人だったかを思い出せることはなく、ただ自分の身体が古明地さとりになっている事と、元が別の人間だったはずということだけがわかった。彼女はそのことに気が付くと頭を抱えて蹲って泣き出した。自分が本当は誰かもわからず、恐怖を抱いたのだ。しかし、そんな彼女を放っておくほどこの世界は、大陸は甘くなかった。
「っ!? な、なにこれ……頭の中に直接……食べる? 美味しそう? それにこれは殺意?」
彼女、さとりが心の声を聴いてそちらに振り返ると、そこには涎を垂らしながら近付いてくる生物……化け物がいた。その存在は二つの頭を持つ蛇の群れだった。その存在と見つめ合うこと数秒。蛇からもたらされるのは狂うかのような殺意の塊。彼女の身体は人ではなく妖怪のそれであるが、心は人のそれであるがために殺意に感染していく。いや、心を読む能力があるためにより酷いこととなった。
「いやぁあああああああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
心が壊れていく。同時にさとりの力が暴走してサードアイが力を放出される。それによって壊れたさとりの心が蛇自身にも跳ね返ってきたことにより、蛇もまた壊れて無秩序に蛇同士で殺し合いを始める。
さとりの叫び声を聞き、彼女を狙ってやってきた他の生物も同じだった。現れた生物は例外無く、殺意に飲まれて殺し合いを始める。その中心で倒れたさとりは普通ならこのまま死ぬのであろうが、周りの者達の恐怖や怯えなど負の感情が集まり、反射されることによってさとりに近付く事はできなかった。さとりという極上の獲物を抜け駆けして喰らおうとした奴等から集中的に狙われるのだ。
さとりを中心とした殺戮の嵐は生物の悲痛の叫び声はもちろんのこと、血の匂いはどんどん周りに充満していき、より広範囲から色々な生物を集めてくることになる。それによってまた負の感情がさとりに集まり、収束されて濃縮された後に放出される。これによって形成されるのは殺戮の坩堝と化し、高純度の負の感情が中心の存在であるさとりに収束されていく。
高純度に生成された殺意や憎悪の感情などが、心が壊れたさとりの中に入り込み、生きる為に原作通りの身体……妖怪として再構築されていく。
次に目覚めた時、彼女は人間から妖怪へと心の大部分が変化していた。しかし、完全に妖怪かといえばそうでもない。人間の部分もしっかりと残っている。それでも、頭を押さえながら地面から立ち上がったさとりが周りを見渡し、死骸だらけの中で血塗れになっているというのに――
「酷い目に遭いましたね……」
これだけで終わらせた。普通なら恐れおののき、泣き叫んでまた同じ事になるはずだった。だが、妖怪としての部分が多くなったことにより、殺戮に忌避の心はなくなっていて、むしろ喜びが湧き上がっていた。
(ああ、嫌悪するべきことだというのに、何故か心が軽くて気分がいいですね。もしかして、精神攻撃をされたせいで、さとり妖怪として覚醒したのでしょうか? まあ、そんなことよりも今は現状を確認する事の方が大事ですね。幸い、どうにかなったみたいですが、このままだと死ぬ確率はとても高い気がします……)
さとりは冷静に、自分がそう思っているだけで同様しながら、おっかなびっくり死骸になった蛇達を確認していく。
「双頭の蛇に精神攻撃が基本……どこかで見たことのある蛇な気がしますね。しかし、この頭は双頭バ……ごほん、ごほん。さとりちゃんは下ネタ禁止。ましてや小五ロリですからね、はい」
口に出して不安をやわらげながら蛇を置いて、周りを確認していく。何故なら、先程の蛇で気付いた事実を信じたくないからだ。もう一つぐらい証拠を見つけないと認めるつもりはないのだろう。認めれば最後、これから絶望が始まる。そう、人は信じたいものしか信じないのである。特に一般人から逸脱人に変化しつつあるさとりちゃんは信じないったら、信じない。
「これは……もしかして、あははは……そんなはずないですよね」
だが、世界は優しくない。彼女は近くを探索するとある植物をみつけてしまった。見つけた物はお米だ。だが、そのお米はお米でも普通のお米ではなく、ある作品にでてくる凄い作物だ。そのことによってさとりは両手を地面についてORZという体勢となり、涙を流す。彼女は、さとりはここが暗黒大陸だと証明してしまった。
「なんでハンターハンターなんですか……それもよりによって暗黒大陸なんですか! っ!?」
叫び声を上げた後、すぐに口を押さえて息を殺して周りを確認するが、何も起きない。さとりはほっと息を吐いてから周りを警戒しつつ考える。ハンターハンターの世界、とりわけ暗黒大陸は危険がいっぱいなのだ。ちょっとしたことが死に繋がる。ここでは人間が最弱と言ってもおかしくなく、蚊のように軽くプチッと殺されてしまう。
(冷静に、冷静に考えましょう。落ち着きましょう、落ち着きなさい。私は少なくとも身体は地霊殿の主、古明地さとりなのだから、きっと大丈夫です)
論理武装を行い、どうにか冷静をたもつさとりは自分の事を思いだすところから始める。
(まず、自分以外の記憶は思い出すこともなんとかできるようですね。そうでないと、ここがハンターハンターの世界であり、暗黒大陸だとわからないはずです。何者かが私を拉致してここに放りこんだのだとしたら、目的は殺害の可能性が非常に高いです。どう考えても人がここで生き残れるはずがないのですから。
ですが、この考えも万全ではありません。何故なら、私の身体が古明地さとりになっている理由に説明がつけられません。普通の状態なら蛇に食べられて終わりです。では、可能性として考えられるのは私も好きな小説ジャンルの一つ、神様転生や二次元の世界に入り込むというもの。
神様転生に関しては神様に会っていませんが、娯楽などの理由から私に何の通告もなく行ったという可能性は否定できません。そもそもが、誰かの記憶を植え付けられただけの古明地さとり本人の身体という可能性すらあります。この場合、私という存在は上書きされる可能性があります。人である私と身体の本来の持ち主であり、妖怪でもある古明地さとり本人の精神力を考えると、その可能性がとても高いのですからね。そうなると神様転生の可能性か、転移の可能性がありますね。
まあ、どちらでも構いません。この考査は無駄でしかありませんし。暗黒大陸でサバイバルという現状をどうにかする方を優先すべきです。このままでは座して死を待つばかりなのですから。そう考えると何かヒントは……あ、そういえばランドセルを背負っていましたね。動揺して忘れていましたが……確認してみましょう)
さとりが背中に背負っていたランドセルの中身を確認すると、そこには狐の形をした白面のお面と手鏡、教科書とノート、筆記用具に彫刻セット。それに少量のお菓子と小さな可愛らしいお弁当箱が入っていた。後、何故か体操服も入っている。当然、胸には古明地さとりの文字が書かれている。
不思議に思いつつもとりあえずさとりはなんとなくそれを頭部につけてみた。するとサードアイが消滅し、髪の毛が伸びて色も変化していく。変身は一瞬で終わり、後には薄紫色がかかって見えるピンク色のロングヘアに、同じ色の瞳と睫毛となった。変化はそれだけでなく、服装が青のチェック柄の上着に長いバルーンスカートへと変わる。上着には胸元に桃色のリボン、前面に赤の星、黄の丸、緑の三角、紫のバツのボタンが付いている。そして鏡に映る表情は無表情である。
「……」
呆然とするさとり……いや、彼女はすでに別人である。彼女は自分頬っぺたを触り、口に指を入れて引っ張る。彼女が変化した身体の名前は
「ふぅ」
ため息をつきながら、体操服をみて見ると、先程までは古明地さとりだった名前が奏こころとなっていた。なにでできているのか、全く不明な物である。名前が判明してますます混乱するが、こころの表情は一切動かない。
(もしかして、これはあれかも! 東方キャラクター、つまり弾幕ゲームだから自機は二人ってことね!)
そう、東方のシューティングゲームは二キャラを操作して進んでいく。本来は人間と妖怪のペアが組むのだが、妖怪と妖怪が組むのはありだと思われる。しかし、そう思うと不思議なことがある。こころはお面を一つしか持っていないのだ。本来は複数のお面を持つはずなのだが。もしかしたら彫刻刀があったのでそれで掘れとでもいうことだろうか。
そんな風にランドセルの中にあった中身を確認していると、こころのお腹が鳴りだした。妖怪は本来、恐怖など負の感情を食べるのだが……人だったころの記憶があるからお腹も減っているようだ。
「ごはん」
周りをみても食べられそうなのは互いに殺し合って倒れた蛇だけだった。頭を抱えて悩むこころちゃんは恐る恐る近付いて蛇を突く。すぐにビクッと震えて離れ、また近付いてを繰り返す。しばらくして、反応がないとわかると続いて唸りながらイメージしていく。
「う~う~にゃ~」
何をイメージしたのか、黒色の狐火のようなものが現れて蛇達を消し炭にしてしまった。こころちゃんは炭を手に持って泣き崩れる。
「!」
しかし、そこでふとランドセルに入っていたお弁当とお菓子を思い出したこころちゃんは、希望を込めて小さなお弁当箱を取り出して蓋を開けてみる。しかし、そこには絶望しかなかった。何故なら中身がなかったのだ。
いや、使われたであろう可愛らしい箸やフォークと少しの米粒が少しだけあったのだ。こころちゃんは涙目になりながら、絶望に塗れて禍々しい気配を白面狐のお面から発していくが、すぐに消失した。
「ご飯がなければお菓子を食べればいいわ」
そして、棒状のお菓子を両手で持ってカリカリと食べ出した。今の容姿と合わさってまるで小動物のような姿だ。
お菓子を食べ終えたこころちゃん。しかし、これからを考えると不安しか浮かんでこない。凄くピンチだ。
(これからどうしよう? どちらにせよ、まずは食料の確保ね。水と食料は生きていく上でとても大事だから。幸い、ここにはニトロ米があるから食料を味さえ我慢すればなんとかなる)
こころちゃんはランドセルにおそらくはニトロ米であろう物をできる限り詰め込んでいく。詰め込んでいると、急に空が暗くなったことでふと空を見上げるこころちゃん。そこには大きな口を開けて今まさにこころちゃんを食べようと大口を開けて突撃してくる飛竜の姿があった。
「っ!?」
慌てて地面に倒れてころころと転がって逃げると、すぐにガキンッ!という鉄も噛み砕きそうな音に続いて轟音が響いてきた。どうにか間一髪の所で避けられたようだ。
「はぁっ……はぁっ……」
こころちゃんは倒れた状態からなんとか身体を起こして先程まで居た場所をみると、そこには翼を折り立たんで地面に突き刺さっている飛竜の姿があった。上をみるとそこだけ木々に穴が空いて太陽光が降り注いでいる。
「……たす、かった……?」
こころちゃんがそう呟くと、飛竜は翼を開いて羽ばたいて出ようとするが、それでもまだ動けないようだ。
「これはチャンス、だよね……」
立ち上がったこころちゃんは近付いたり攻撃したりせずに森の中に逃げ込んでいく。
(
こころちゃんが走り去ると少しして、飛竜は羽ばたきと同時に口から炎を出して推進力としてあっさりと地面の中から出た。飛竜は首を傾げてからすぐに獲物であるこころちゃんが逃げたことを知ってがっかりとする。飛竜としてはあのまま近付いてきたところを地面からでて周りごと燃やしたり、噛み付いたりしようとしていたのだ。飛竜は口の中にある土と唾を吐き出してから空へと戻って周りを旋回してこころちゃんを探していく。
森の中へと逃げたこころちゃんは息も絶え絶えになりながら、木に背中を預けて座り、休憩を取っていた。頭を抱えながら恐怖に震えて涙目になっている。少しでも気付くのが遅かったら今頃美味しくバリバリと頂かれていたのだから仕方ないことだろう。例え妖怪だろうと食べられたり、殺されたりするのは怖いのである。しかし、はたから見ればこころちゃんの表情は一切動いておらず完全な無表情である。
(このままじゃまずい。美味しく食べられちゃうし、能力もまだよくわからない。私が
いきなり能力があるとわかっていても使えないものである。まだ狐火のような弾幕みたいなものならイメージもしやすいだろうが、感情という目に見えなくてイメージしにくいのが原因だろう。またこころちゃんになってから日が浅いのも原因の一つだと思われる。
(これならわかりやすいさとりの方がいい。さとりなら怖いけれどサードアイを開いておけば勝手に相手の思考が流れこんでくるし、索敵にも有効だろうし……うん、そうしよう。問題はどうやってさとりに戻るかだけど……確か、お面をつけたらこころになったし、やっぱりお面を外せばいいのかな……?)
こころちゃんがお面に手を付けて離そうとするが、外れない。両手で持って斜めについているお面を引っ張るが、動かない。
「ん~っ! ん~っ!」
残念ながらこのお面は
「うぅ……お願いだから、離れて……このままじゃ、死んじゃうよぉ……死にたくないよぉ……」
そうこころちゃんが洩らすと、次の瞬間。こころちゃんは黒い炎に飲まれて燃えていく。それらはすぐに消えてさとりの姿で現れる。ただし、前とは変化していてヘアバンドの後ろから狐耳と尻尾が生えていた。違和感を感じたさとりちゃんは手鏡で自らの姿を確認する。
「の、呪われた……でも、にゃ、にゃあ? こん?」
手鏡を見ながら片手を猫の手をして可愛らしい仕草をしたさとりちゃんは次の瞬間、羞恥に悶える。はたからみれば森の中で幼女が手鏡をみて顔を真っ赤にして悶えている愛らしい姿だが、残念ながらここは暗黒大陸である。そう、暗黒大陸であるが故に平穏な時はなく弱者は狩られるだけである。
「っ!?」
さとりちゃんが慌てて走って逃げると、後ろからさとりちゃんをストーキングしてくる存在がいる。それは二つの首がある大きな狼だ。この狼はさとりちゃんの匂いを嗅いで追って来ている。妖怪とはいえ小学五年生の身体能力と身長では逃げることもかなわずすぐに追いつかれることになる。
(このままじゃまずいですね。相手は完全にこちらを補足していますし、食べる気満々です)
未だに追いつかれていないのは相手が警戒しながら追い込んできているからだ。この暗黒大陸では相手に襲い掛かる時こそ警戒しないと逆に美味しく頂かれてしまうので身長にならざるおえない。そのためゆっくりとだが、確実に距離を詰めてきている。
(弾幕はなんとか張れるでしょうが、威力に期待はできないでしょうし……サードアイで相手のトラウマを読んでそれを再現すれば……いえ、やり方がわかりませんし、無理ですね。サードアイを光らせることは……)
そこでさとりちゃんはふとあることを考えて一か八かの賭けにでることにした。それは木に登ることだ。一生懸命に登っていくが下にやってきた狼は気にせずに木を噛み砕いて押し倒す。
「今っ!?」
タイミングを見計らって倒れる木を蹴って隣の木へとジャンプし、小さな両手で細い枝に捕まる。本来ならすぐにでも襲われて狼に食べられるだろうが、それは上から降ってきた飛竜によって防がれた。そう、こころちゃんを探していた飛竜が急降下してきて、狼の頭の一つに噛みつきながら地面に激突した。
(う、うまくいきました……後は今の間に……)
さとりちゃんはわざと木の上に登って飛竜を呼び寄せて、狼にぶつけたのだ。狼は自分の首に噛みついてきた飛竜を無事な方の頭で噛みつく。更には互いに火を吹いて相手を燃やしていく。
さとりちゃんは互いのことしか見えなくなった二匹を置いて比較的、声が聞こえないほうに逃げていく。
木々や草むらに隠れて二匹の血の匂いによってくる者達を呼吸を止めて必死に隠れる。血の匂いに釣られた連中に気付かれずに安全な場所を目指していく。もっとも安全な場所などどこにもないのだが。
(身体のスペックの上限は小学五年生くらいだとして、妖怪の身体だから睡眠が必要なさそうなのが唯一の救いですね。寝たらそれで終わりそうです)
ランドセルに詰め込んだニトロ米を口に含みながら、こまめに休憩を取りながら逃げていく。
(妖力か念能力かは知りませんが、生き残るためには早く使えるようにならないと……少なくとも空を飛べるようにならないと話になりません。このまま地面を走って逃げるのでは限界がきます。かといって完全に飛ぶと空の化物達に食べられるでしょう。ベストなのは地面から数センチ浮いて移動するホバークラフトのような感じですね。瞑想をメインにして……)
生き残るために必死に考えていく幼いさとりちゃん。彼女は無意識に尻尾を前にやって抱きしめながらもふもふに顔を埋めて涙を流す。
(そもそもなんでこんなことに……せめて輝夜とか藤原妹紅とか不死身がよかったです。ルーミアでもここなら生活できそうですが……いえ、古明地さとりも秦こころも大好きですよ? でも、それは人族領域ならです。暗黒大陸でサバイバルするには力が足りません……本人達ならともかく、私にはハードを通りこしてルナティックですよ……それに一人は寂しいです……)
さとりちゃんとこころちゃん。二人いるがどちらも繋がった一人であり、同一存在といえる。これは東方プロジェクトが一人用シューティングゲームだからというのも関係しているのかもしれない。せめてさとりのペットである者達がいれば話は別だったのかもしれないが、そんな都合のいい存在はいない。そもそもサバイバルは始まったばかりなのだから。