ハイスクールD×D 転生した魔神   作:I S S E I

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大変お待たせ致しました。

長々と執筆期間を取ってしまい申し訳ありません。

でも、他の投稿者の方々が2つ3つと書いてる気持ちが分かった気がします。

考えてる時でも、他のアイデアが浮かんで来る事が有ります。

もしかしたら、2作目も書くかも知れません。

※告知では有りません。


聖剣を貰いました。

よぅイッセーだ

 

俺は今、アザゼルと対峙していた。

 

イッセー「それで、何の用で朝から見てたんだ?」

 

アザゼル「おいおい、朝から気付かれてたのかよ!たっく。まぁ、用ってのは聖魔剣使いを見に来たんだよ」

 

俺が尋ねると、アザゼルはそう答えた。

 

イッセー「生憎だったな。木場ならリアスと朱乃と一緒に会談の打ち合わせだ」

 

アザゼル「そうか、それは残念だったな」

 

俺の答えに、残念そうに言うアザゼル。

 

イッセー「でもなアザゼル、万が一 俺のダチに手を出すって言うなら」

 

俺は其処まで言って、威嚇目的で魔力を上げた。

 

イッセー「いくら会談前とは言っても容赦しねえぞ」

 

アザゼル「な!?何だこの魔力は!?」

 

俺の魔力を感じて、アザゼルは狼狽えた。

 

アザゼル「そ、そんなに警戒しなくても、元々そんな事する気なんか更々無えよ!!」

 

イッセー「なら良いけどな」

 

アザゼルの言葉に、俺はそう言って魔力を解いた。

 

イッセー「用件はそれだけか?」

 

アザゼル「それと、アドバイスだ。あのヴァンパイアの訓練なら、お前の血を飲ませろ。そうすれば、幾らかましにコントロール出来る筈だ。それと五感を使う神器は、コントロール出来ねえと危険だ。じっくり訓練させた方が良い」

 

アザゼルがそう言った所で、匙がやって来た。

 

匙「兵藤、誰と話してんだ?」

 

イッセー「匙か。どうしたんだ、こんな所に?」

 

俺が尋ねると、匙はアザゼルの方を見ながら答えた。

 

匙「解禁された眷属を、一目見ておこうと思ってな。それより、このおっさん誰だ?」

 

イッセー「堕天使総督、アザゼルだ」

 

匙「な!?くっ!」

 

質問に答えた直後、匙は臨戦態勢に入った。

 

それと同時に、左手に蜥蜴みたいな籠手を出した。

 

イッセー(へぇー匙も神器持ちか)

 

アザゼル「ほう、それは黒い龍脈(アブソープション・ライン)だな」

 

匙の神器を見て、感心を示すアザゼル。

 

すると、アザゼルがアドバイスの続きを言った。

 

アザゼル「それとさっきのアドバイスの続きだが、ヴァンパイアの余分な力をソイツのラインで吸い取れば良い。暴走もそれで起こり難く成る筈だ」

 

匙「力を、吸い取る?」

 

アザゼルの言葉に、匙が訝しんでそう呟いた。

 

アザゼル「何だ知らなかったのか?それは五大龍王の一角、黒邪の龍王(プリズン・ドラゴン)ブリトラの力を宿している。それから伸びるラインは、接続出来れば対象者から力を吸い取る事が出来る。だから、ヴァンパイアにそれを繋いで余分な力を吸い取れ」

 

イッセー「アドバイスは感謝しとくぜ。でもなぁ、余り余計なちょっかいは止めろ。これ以上は俺も勘弁 出来ねえからな」

 

俺はアザゼルに少し脅しを掛けた。

 

アザゼル「分かった分かった。そんじゃ、俺は帰るぜ。次会う時は会談でな」

 

アザゼルはそう言って帰って行った。

 

匙「お前の魔力を感じて来てみたら、アザゼルとか冗談キツいぞ兵藤!!」

 

アザゼルが帰った直後、匙が文句を言って来た。

 

イッセー「そうは言っても、朝から監視されて少しイラ付いてたし」

 

匙「相変わらず、お前の感知力は凄いな」

 

匙の文句に、俺はそう言った。

 

すると匙は、俺の感知能力に感心していた。

 

イッセー「そんじゃ、俺はそろそろ帰るわ。また明日な、匙」

 

匙「あぁ、また明日な兵藤」

 

俺達はそう言って別れた。

 

アザゼルside

 

俺は住み家にしていたマンションに居た。

 

アザゼル「兵藤一誠、アイツは一体何者なんだ?あの魔力はどう見ても、最上級悪魔クラスだ!それを、転生してまだ3ヶ月弱の眷属悪魔が纏えるレベルじゃねえ!なのにアイツは、それを余裕で纏いやがった」

 

コカビエルの一件の後に調べたが、アイツの家系は先祖代々普通の人間だった。

 

なのに、アイツの力は異常過ぎる!

 

生まれ持った特性と言えば、無理矢理だか納得は出来る。

 

だが、それを踏まえてもアイツの力は異常過ぎる。

 

アザゼル「会談の時に、聞いてみるしか無いか」

 

そう呟いて、俺は切り替えて会談についての書類に目を通した。

 

匙side

 

俺が生徒会の仕事をしていた時、いきなり途轍もない魔力を感じた。

 

会長と副会長は会談の打ち合わせで居ない。

 

他のメンバーも、魔力を感じて狼狽えていた。

 

当たり前だよな。

 

こんなデカい魔力、狼狽えない方がおかしい。

 

匙「俺が様子を見てくる。皆は此処に居てくれ」

 

俺はそう言って、生徒会室を出た。

 

そして俺は、旧校舎裏の中庭に着いた。

 

俺は物影から様子を伺うと、兵藤とちょい悪の雰囲気のおっさんが向かい合っていた。

 

匙(何だ、あのおっさん?顔が引き攣ってるけど、多分原因は兵藤の魔力だろうな。それにしても、兵藤の目がマジだ。コカビエルの時と同じ、敵を見る目だ)

 

俺は兵藤と打ち解けてから、兵藤の感情が目付きや表情で大体分かるように成った。

 

だからこそ分かる。

 

あの目はマジだ。

 

俺は然り気無く止めに入った。

 

匙「兵藤、誰と話してんだ?」

 

そしておっさんの正体を聞いた時、とんでもない答えが帰って来た。

 

イッセー「堕天使総督、アザゼルだ」

 

匙「な!?くっ!」

 

俺は兵藤の答えに驚いて、思わず構えた。

 

その際、俺は神器を出した。

 

すると、アザゼルが俺の神器を見て感心を示した。

 

アザゼル「ほう、それは黒い龍脈だな」

 

その後、兵藤にアザゼルが話し掛けた。

 

内容が見えて来ねえけど、アザゼルが言った事が引っ掛かった。

 

[ヴァンパイアの余分な力をソイツのラインで吸い取れば良い]

 

匙「力を、吸い取る?」

 

俺は訝しんでそう呟いた。

 

それを聞いて、アザゼルが解説を始めた。

 

そして話を聞いて、俺は内心驚いた。

 

まさか俺の神器が、五大龍王の力を宿してるなんて思わなかった。

 

説明を終えたアザゼルは兵藤に忠告されて帰った。

 

その後、俺と兵藤は少し話して別れた。

 

イッセーside

 

アザゼルがちょっかいを掛けて来た次の日。

 

俺はギャスパーに精神統一をさせている。

 

五感系の神器は、所有者にかなり負担が掛かる。

 

昨日リアスに聞いたけど、ギャスパーは無意識に力が高まるみたいだ。

 

だから意図ぜずに、禁手に至る危険が有るらしい。

 

だから俺は、先ずは精神を安定させるのが一番だと考えた。

 

その為に、ギャスパーには精神統一をさせて落ち着かせるのが狙いだ。

 

ギャスパーは人見知りで臆病だから、すぐにテンパっちまうのが弱点だ。

 

それを抑える為の精神統一だ。

 

俺はギャスパーが姿勢を保ててるか監督だ。

 

10分位経った所で、俺の携帯が鳴った。

 

Prrrrrrrr

 

俺は携帯を見ると、朱乃だった。

 

イッセー「もしもし、朱乃。どうしたんだ?」

 

朱乃「イッセーくん、突然電話してごめんなさい。申し訳ありませんが、今から私の家に来てくれませんか?」

 

朱乃が申し訳無さそうに聞いて来た。

 

イッセー「朱乃の家って、確かに神社だよな?」

 

朱乃「そうですわ。来て頂けますか?」

 

俺が確認すると、朱乃は肯定してまた聞いて来た。

 

イッセー「分かった、すぐ行くから待ってろ」

 

朱乃「それでは、お待ちしています」

 

俺は携帯を切った後、ギャスパーの精神統一を中断させた。

 

イッセー「ギャスパー、朱乃から呼ばれたから中断だ。続きは明日な」

 

ギャスパー「分かりました。行ってらっしゃい、イッセー先輩」

 

ギャスパーは笑顔でそう言ってくれた。

 

イッセー(笑顔で見送られるのって、良い気分だな)

 

イッセー「あぁ、行ってくる」

 

ギャスパー「えへへ」

 

ギャスパーの頭を撫でながら答えると、ギャスパーは嬉しそうに笑った。

 

▼

 

朱乃の神社に着くと、階段の頂上に朱乃が巫女服姿で待っていた。

 

朱乃「いらっしゃい、イッセーくん。わざわざすみません」

 

俺の姿を見て、朱乃がそう言った。

 

イッセー「俺を呼んだのって、今隠れてる天使と関係有るか?」

 

朱乃「うふふ、やっぱりイッセーくんにはお見通しですわね。だから言ったではありませんか、試すのは無意味だと」

 

俺が朱乃に尋ねると、朱乃は笑ってそう言った。

 

???「その様ですね。まさか到着して早々に見破られるとは」

 

いきなり何処かから声がしたと思ったら、鳥居の真上に光が現れた。

 

そして光から、影が見えて来た。

 

光が消えると、1人の男が居た。

 

男は5対10枚の白い翼を出した。

 

ミカエル「初めまして、赤龍帝。私はミカエル、天使の長を勤めております」

 

まさかの天使の(事実上の)トップだった。

 

▼

 

俺達は神社の本殿に移動した。

 

するとミカエルが口を開く。

 

ミカエル「先ずは先日のコカビエルの一件。本当にありがとうございました」

 

ミカエルが礼を言って来た。

 

イッセー「それより、アンタに聞きたい事がある」

 

ミカエル「何ですか?私に答えられる事であれば、お答えします」

 

確認を取った所で、ミカエルに聞いた。

 

殺気を向けて。

 

イッセー「何でアーシアとゼノヴィアを追放した」

 

ミカエル「!!!」

 

朱乃「イッセーくん!?」

 

俺の殺気に、ミカエルは後退り、朱乃が止めに入った。

 

イッセー「朱乃、悪いけど黙っててくれ」

 

朱乃「イッセーくん・・・分かりました。でも、会話だけですよ」

 

俺が朱乃の制止を拒むと、朱乃はそう言って退いてくれた。

 

イッセー「ありがとう」

 

俺は朱乃は礼を言って、ミカエルの方に視線を向けた。

 

イッセー「質問の答え、聞かせてくれよ」

 

俺がそう言うと、ミカエルは悲しげな表情で語り始めた。

 

ミカエル「神の不在が公に成れば、[システム]に異常を来す可能性が有りました。その為に、神の不在を知る者、それを彷彿とさせる者を排除する以外有りせんでした。私の力不足です」

 

イッセー「それが、神の不在を知るゼノヴィア。そして、悪魔をも治療出来るアーシアって訳か」

 

ミカエル「その通りです」

 

俺の解釈に、ミカエルは頷いた。

 

イッセー「アンタの苦労は分かった、なんて事は言わねえ。でもな、アンタの所為で絶望した奴が居るのは事実だ。もし会談前じゃ無けりゃ、アンタの面に1発入れてる所だぜ」

 

ミカエル「本当に、申し訳a」

 

俺の言葉に、ミカエルは謝ろうとした。

 

だけど俺は俺を止めた。

 

イッセー「謝る相手が違うだろ」

 

ミカエル「そうですね。では、本人達に会談の場で謝罪します」

 

イッセー「そうしてくれ」

 

話が纏まった所で、ミカエルが話題を変えた。

 

ミカエル「話が纏まった所で、今日の本題に入りましょう」

 

ミカエルがそう言ったと同時に、光が俺とミカエルの間に現れた。

 

そして、光の中から1本の剣が出て来た。

 

出て来たその剣は、聖剣だった。

 

ミカエル「これはゲオルギルス、聖ジョージが龍を退治する時に使った龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)聖剣アスカロンです」

 

イッセー「悪魔でドラゴンの俺には、ダブルで危ないんじゃねえか?」

 

剣の説明を聞いて、俺はそう聞いた。

 

ミカエル「特殊な儀礼を施して有りますので、貴方でも扱える筈ですよ」

 

イッセー「そもそも何でそれを俺に?」

 

ミカエルが答えた所で、さらにそう聞いた。

 

って言うか、1番の疑問は其処だ。

 

何で敵の俺にこれを渡すのかが分からねえ。

 

ミカエル「大戦後、大規模な争いは無くなりました。ですが、ご存知の通り3大勢力の間で小規模な競り合いが続いています。その状態が続けば、いずれ3大勢力は滅んでしまいます。いえ、それ所か他の勢力の介入も危ういのです」

 

イッセー「成る程な。って事はこの聖剣は、[手を組む為の手土産]って訳か」

 

俺はミカエルの言葉を聞いて納得した。

 

会談前にこうして敵に塩を送るって事は、詰まりそう言う事だ。

 

ミカエル「まさか、たったあれだけの会話で此方の心づもり迄も読まれてしまうとは」

 

ミカエルが驚いた所で朱乃が笑った。

 

朱乃「うふふ、イッセーくんの洞察力は相変わらず凄いですわね」

 

ミカエル「確かにそうですね。僅か17歳の少年が此処までの洞察力を持っているとは驚きです」

 

事情を知らないミカエルはそう捉えるしか無いよな。

 

イッセー「取り敢えず、アスカロンだっけ?これはありがたく貰っとくぜ」

 

そう言ってアスカロンを掴んだ所で、ドライグが話し掛けて来た。

 

外に聞こえるように。

 

ドライグ〈相棒、それは籠手に収納したらどうだ?〉

 

ミカエル「此方から言おうと思ったのですが、先に言われてしまいましたね」

 

ドライグが提案した所で、ミカエルが笑いながらそう言った。

 

ドライグ〈それじゃあ、始めるぞ。波動を聖剣に合わせろ〉

 

ドライグの指示通りに波動を合わせると、剣が光だした。

 

光が止むと、籠手から刀身が出てる形に成った。

 

ミカエル「それでは私はこれでお暇させて頂きます。次会う時は、会談で」

 

ミカエルはそう言って帰って行った。

 

その後は、朱乃と少し談笑して迎えに来たリアスと一緒に帰った。




いかがでしたでしょうか?

次回はいよいよ会談です。

GW中に1話しか書けず申し訳ありません。

ご愛読して下さっている皆様には申し訳ありませんがこれからも温かい目で見守って下さい。

それでは次回も、お楽しみに
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