長い間お待たせして申し訳ありませんでした!!!
よぅイッセーだ
俺は今、カテレアと向き合っている。
途中、仰天の絶叫が聞こえたけど今は無視だ。
イッセー「それで、[お前達]がこんな事をする理由は分かった。でもな、お前達の思想なんかの為に犠牲が出て良い訳ねえだろ」
俺は思った事をカテレアに言った。
でもカテレアは、俺を嘲笑うように言う。
カテレア「何事にも犠牲は付き物よ。それに、私達の理想の為の糧と成れるのなら寧ろ喜ぶべきでしょう」
カテレアの考えに怒りが込み上げて来た。
イッセー「それで、お前達の理想ってのは何だよ?」
俺は答えるとは思わなかったけど、カテレアに聞いた。
でもカテレアはあっさり答えた。
カテレア「まずは其処の偽りの魔王を葬り、各神話大系を下し、さらに神器を全て処分、その上で私達の理想郷を作ります。その上では、其処に要る偽りの魔王は邪魔なのです」
俺は内心呆れた。
そんな簡単に計画をバラすなんて正直(バカか)と思った。
イッセー「下らねえな」
俺はカテレアの計画を、そう言って切り捨てた。
カテレア「何ですって?」
どうやら癇に障ったらしい。
カテレアは俺を睨みながら聞いて来た。
そんなカテレアに、思った事を全部言った。
イッセー「下らねえって言ったんだよ。てめえらのエゴを押し付けて、そういうのを独裁者って言うんだよ。そんな世界、[正面な考え]の奴は絶対に付いて来ねえよ」
だけど、カテレアはさらに俺を[怒らせる]事を言った。
カテレア「何を言うかと思えば。寧ろ、何の役にもたたない人間の意思なんて考慮する必要は無いわ。人間はただ黙って従っていれば良いのよ」
カテレアの言葉に、俺はキレた。
イッセー「・・・」
アザゼルside
カテレアの下らねえ理論を聞いてから、兵藤一誠の雰囲気が変わった。
話を聞いてる間も、キレてるのは分かってた。
だが、人間を道具のように言った瞬間、俺は寒気を感じた。
その上、兵藤一誠の魔力が禍々しくなった。
最初は普通の悪魔としての魔力だった。
だが一変して、この世のモノとは思えない程に禍々しくなった。
俺がそう考えていると、後ろからデカい音がした。
ガシャァァァァン
慌てて振り替えると、窓側の壁が殆ど無くなっていた。
俺はまさかと思い兵藤一誠とカテレアが居た方を見ると、其処に2人の姿は無かった。
その時、外から隕石でも落ちたような音が響いた。
ズドオオオォォォン
音のした方を見ると、どうやら頭を打ち付けられたらしい。
カテレアは頭を押さえて悶絶し、それを見下ろす兵藤一誠。
だが何よりも、兵藤一誠から感じる魔力は異常だった。
後ろ姿は何も変わってねえ。
なのに、アイツから感じる魔力は、明らかに[魔王クラス]だ。
俺は訳が分からなくなった。
アザゼル「おい、サーゼクス、セラフォルー、ミカエル。お前ら、兵藤一誠の動き見えたか?」
俺は3人に聞いた。
いや、聞かずには居られなかった。
サーゼクス「あぁ、私はどうにか」
セラフォルー「私は全然よ」
ミカエル「私も同じです」
おいおいマジかよ。
各勢力のトップ4人の内3人が、揃いも揃って見える処か認識すら出来てなかった。
俺はふとグレモリー眷属達を見た。
其処には、額に手を当てて呆れてるグレモリー眷属とシトリー眷属が居た。
アザゼル「おい、お前らどうしたんだ?そんな呆れた顔してよ」
俺がそう聞いたら、リアス・グレモリーからとんでもない答えが帰って来た。
リアス「呆れもするわよ。貴方達は知らないから仕方がないけど、イッセーは怒らせるって事は自殺行為でしかないのよ」
リアス・グレモリーの答えに、眷属達はうんうん頷いていた。
アザゼル「・・・」
ミカエル「・・・」
ヴァーリ「・・・」
セラフォルー「・・・」
そして俺達は、全く言葉が出なかった。
カテレアside
何なのよこの男は!?
私が当たり前の事を言った瞬間、顔を掴まれたと思ったらいつの間にか外の地面に頭を叩き付けられていた。
その痛さの余り、私は頭を押さえて悶絶した。
少し痛みが引いた処で、私は頭を押さえながら立ち上がる。
カテレア「貴方、何をしたか分かってるの?正当なレヴィアタンの後継者であるこの私に、この様な仕打ちをしてただで済むの思ってるの!?況してや、たかが下級悪魔の分際でこの私に触れるなんて汚らわしい」
其処まで言った処で、下級悪魔が口を開く。
イッセー「クーデターを起こしといて言う事がそれか。お前達がやってるのはただの子供の我が儘だ。[思い通りに行かないから壊す][1番は自分じゃなきゃ嫌だ]そんな子供の我が儘で暴れられたんじゃ、傍迷惑だ」
口々に出てくる戯れ言が、私の神経を更に逆撫でする。
カテレア「戯れ言は其処までにしなさい。貴方のような下級悪魔に、私達の気持ちは分からない!!!」
私は黙るように言ったけど、下級悪魔は更に続ける。
イッセー「分かりたくもねえよ。何の努力もしねえでごねてるだけの怠け者の気持ちなんてな」
カテレア「貴様、言わせておけば!!!」
私は激昂して魔力を放った。
しかし、その魔力はまた掻き消された。
カテレア「そ、そんな!?」
イッセー「さっきも言ったけどな、俺に魔力攻撃は通用しねえよ」
カテレア「あ、あ、」
私は戦意を喪失してしまった。
私の主な攻撃手段は魔力がメイン。
その魔力攻撃が通用しない。
それ処か、撃った魔力を掻き消される。
これは敵わない。
私はそう悟った。
カテレア(!私としたことが忘れてたわ)
私は魔方陣を出現させて、[ある物]を取り出した。
イッセーside
カテレアが魔方陣から何か取り出した。
それにしても、カテレアが取り出したモノから異様な力を感じる。
まるで[ドラゴン]の力。
すると、アザゼルが騒ぎ始めた。
アザゼル「カテレア!!!てめえ、オーフィスの力を」
イッセー(ドライグ、オーフィスって確か?)
俺はアザゼルから飛び出た名前を聞いて、ドライグに尋ねた。
ドライグ(あぁ、最強格のドラゴンだ。最もグレートレッドに近いと謳われている)
イッセー(成る程な)
ドライグの答えに、俺は納得した。
それと同時に、1つの疑問が浮かんだ。
イッセー「何で伝説の龍神がクーデターに手を貸してんだ?」
俺の疑問に、アザゼルが答えた。
アザゼル「それはな、ソイツ等がある組織を作ったからだ」
イッセー「ある組織?」
アザゼル「あぁ、その名を[
リアス「オーフィスですって!?」
アザゼルの話を聞いて、リアスが声を上げた。
イッセー「確か、
ドライグ〈そうだ。生前の俺とアルビオンが一緒に挑んだとしても、絶対に勝てない〉
ドライグは皆に聞こえるように俺の問いに答えた。
すると、カテレアが驚いた様子で話し掛けて来た。
カテレア「ドライグ、だと!?まさか貴様は赤龍帝!?」
イッセー「そうだよ。まぁ表立ってドライグの力を使って来なかったからな。知られてないのも無理は無いか」
カテレアのリアクションに、俺はそう言った。
すると、アザゼルが話し掛けて来た。
アザゼル「兵藤一誠、ソイツは俺に殺らせろ」
イッセー「いきなり何だ?アザゼル」
俺が振り向くと、アザゼルが驚いた様子で俺に聞いて来た。
アザゼル「お、おい、お前それは何だよ!?」
そう言って俺の顔を指差した。
イッセー「何がだよ?」
俺は訳が分からず聞き返した。
アザゼル「お前の額の模様だよ!!」
自分のデコを突きながらそう言った。
イッセー「あぁ、これか」
俺はデコに触りながら呟く。
イッセー「これは俺の力の象徴みたいなモノだ。一定以上力を出すと勝手に浮き出るんだよ」
アザゼル「そ、そうか」
明らかに動揺してるアザゼル。
イッセー「それで、カテレアを殺らせろってのはどういう事だよ?」
俺は少しアザゼルを睨みながらそう尋ねた。
アザゼル「なに、少し試したい事が在ってな。だから、コイツを実験台にしようと思ってよ」
そう言いながら、アザゼルは懐から小さな金色のレイピアを取り出した。
アザゼル「
そう呟いた瞬間、アザゼルが金色の光に包まれた。
光が治まると、アザゼルは鎧を纏っていた。
アザゼル「
徐に鎧の名前を言うアザゼル。
だけど、俺はその鎧の間違いに気付いていた。
イッセー「何が
俺はそう指摘した。
アザゼル「お前はマジで何者だよ!?初見で見抜くとかおかしいだろ!?」
俺の指摘に、アザゼルが逆ギレした。
イッセー「そんな事より、さっさとその女を片付けろよ。じゃねえと、俺が殺るぞ」
俺はカテレアに視線を移しながらそう言った。
個人的に、俺はカテレアが許せねえ。
アザゼル「分かったよ。俺が殺るから、お前は手を出すな」
そう言って、アザゼルはカテレアの前に移動した。
NOside
カテレアと向き合うアザゼル。
戦いを見守る為に後ろへ下がるイッセー。
アザゼル「さぁ、来いよ」
左手で手招きしながらそう促すアザゼル。
カテレア「嘗めるな!!!」
そう言いながら、オーフィスの蛇を取り込むカテレア。
するとカテレアの力がいきなり跳ね上がった。
([目安]闘級20000→56400)
魔力が高まったカテレアは、アザゼルに魔力弾を幾つも放った。
だがアザゼルは、右手に持った二股の光の槍を右凪ぎに一振りして相殺した。
カテレア「小手調べにしては大袈裟な相殺ね。堕天使の総督はその程度なのかしら?」
アザゼルの相殺を見え、そう煽るカテレア。
アザゼル「今のは何の魔力も込めてねえぞ。ただ振っただけだぞ。そんな事も分からねえんじゃ、オーフィスの力を使ったとしても大した事は無えな」
カテレアの煽りに煽りで返すアザゼル。
煽り耐性が無いカテレアには、アザゼルの煽りは効果覿面だった。
カテレア「貴様!!!堕天使ごときがこの私を愚弄するな!!!」
怒り任せに魔力弾を撃ち放つカテレア。
しかしアザゼルには通用しなかった。
アザゼルは左手でカテレアの魔力弾を受け止めた。
そして、気合いで魔力弾を掻き消したしまった。
アザゼル「は!!!」
バアアアァァァン
カテレア「そんな!?」
カテレアの驚きと同時に、アザゼルが持っていた槍をカテレアに向かって投げた。
アザゼル「そらよっと」
グサッ
カテレア「ゴホッ」
アザゼルが投げた槍はカテレアの腹部を貫いた。
アザゼル「チェックメイトだ、カテレア」
カテレア「そのようですね。ですが、ただでは死にません!!」
カテレアはそう言って、自分の両腕を伸ばしてアザゼルの左腕(前腕部分)に絡み付いた。
カテレア「ははははははは!!!これで私が死ねば貴方も死ぬ!!!貴方も道連れです!!!」
カテレアは狂ったように笑い声を上げ、アザゼルにそう宣告した。
アザゼル「確かに利に叶ってるな。どうせ死ぬなら相手もってのは良い考えだ。だが、取引としちゃあ安すぎる」
そう言いながら、アザゼルは左腕を新たに作った槍で切り落とした。
カテレア「自分の腕を!?」
アザゼル「お前には精々、腕1本が妥当だ。1人で逝っとけ」
アザゼルはカテレアの驚きを無視して、そう言いながらカテレアに向けて槍を投げた。
カテレア「ガハッ」
カテレアは避ける事が出来ず頭に直撃し、黒い粒子と成って消滅した。
アザゼルはカテレアの消滅を確認して鎧を解いた。
アザゼル「まだまだ研究の余地有りだな。これからも付き合ってもらうぜ、竜王ファーブニル」
アザゼルは宝玉のみに成った神器にそう言ってキスをした。
イッセーside
アザゼルがカテレアを始末した処で、いきなりアザゼルが攻撃された。
イッセー「ほい!」
俺は透かさずアザゼルの側に行き、放たれた魔力弾を術者に向けて蹴り返した。
アザゼル「この状況で反旗とはな、俺も焼きが回ったぜ。んで、どういう事だヴァーリ」
少しカテレアの扱いが雑すぎたかもです。
次回はいよいよ赤龍帝(魔神)VS白龍皇(ハーフ)の闘いです。
作者「更新は何時になるやら」(汗)