心の声は()
今回オリジナル魔神技登場です。
よぅイッセーだ
神社の一件から更に2年、俺は5年生になった。
イリナが引っ越してから仲良くなった2人の友達、松田と元浜。
俺達は学校帰りに通学路途中の公園でしばらく遊んで帰るか、3人どっちかの家で一緒に宿題をするのが日常だった。
でも今日に限って、2人とも用事が有ると言ってそそくさと帰っちまった。
今日は宿題の量が少なかった事もあって、30分で終わった。
欲求不満になっちまった俺は、気分転換に散歩に出る事にした。
イッセー「母さん、宿題終わったから散歩に行ってくる」
母さん「あらそう?車には気を付けてね。それともうすぐ夕ご飯だから、なるべく早く帰ってきなさい」
イッセー「はーい」
と返事をして家を出た。
15分位歩いた所で、いつも俺達が遊んでいる公園に着いた。
でも其処には、女の子2人と化け物に居た。
リアスside
私は来年から、人間界の中学校に通うことになった。
正確には私と幼馴染みのソーナと一緒に通う。
それと同時に、私はこの駒王町の領主になる。
その手続きのために、私の兄とソーナの姉である魔王様2人がこの町を納めている神話体系の神々と会談をしている。
私達はその付き添いで来ていたけど「下見もかねて、2人で散歩して来なさい」と私の兄から言われて、私とソーナは言われた通り散歩することにした。
30分ほど歩いて、休憩のため目に着いた公園で休む事にした。
5分程過ぎた頃、1人の男が話し掛けて来た。
男「君達、悪魔だよね?」
リアス・ソーナ「!!」
私とソーナは一気に臨戦態勢に入った。
でも、それが仇になった。
よくよく顔を見たら、男ははぐれ悪魔だった。
私達が構えた瞬間はぐれ悪魔は襲い掛かって来た。
でもその時
???「待て!」
はぐれ悪魔・リアス・ソーナ「!!」
声がした方を見ると、其処のは私とあまり換わらない男の子がいた。
イッセーside
女の子を襲おうとした化け物に待ったを掛けた途端、化け物と女の子が振り向いた。
化け物「何だガキ?此処には結界が張ってあったはずだ」
イッセー「そんなの俺には効かねえよ」
化け物「何だと?」
俺は化け物のリアクションを無視して本題に入った。
イッセー「そんなことより、お前はなんでその子達を襲ってるんだ?」
俺の問い化け物は笑いながら答えた。
化け物「ハハハ、そんなの俺の趣味だよ」
イッセー「何だと?」
化け物の回答に俺は声が低くなりなから聞き返した。
化け物「殺して何が悪い!弱肉強食の精神だよ!強者は弱者に何してもいいんだよ!殺そうが犯そうが何やったってi」
バコオオオォォォン
俺は耐えきれず化け物が言い切る前に殴り飛ばした。
ソーナside
はぐれ悪魔がかなり最低なことを語っている途中、男の子の姿の消えてかなり大きな音が鳴った。
音がした方を見ると、はぐれ悪魔の顔を男の子が殴っていたんです。
殴られたはぐれ悪魔は、3メートルほど飛んだ所でバク転をして着地しました。
はぐれ悪魔「ッチ、ガキかと思って甘く見ていたが、なかなか良いモノ(拳)持ってんじゃねぇかよ。!おいガキ、お前そのデコの模様は何だ?」
はぐれ悪魔の問いかけに私とリアスも彼の顔を見ると
リアス「!?」
ソーナ「!?」
私もリアスも驚きました。
彼の額には、まるで黒い太陽みたいな模様が浮かんでいました。
最初声をかけた時には無かったはずが、今はくっきりとあります。
しかも、彼から膨大な魔力を感じます。
彼は、一体?
イッセーside
化け物の問い掛けに俺は言った。
イッセー「お前には関係無い」
化け物「ほう」
今度は俺が聞いた。
イッセー「お前さっき、強者は弱者に何しても良いって言ったよな」
化け物「あぁん?それがどうした?」
イッセー「それだけ聞けば十分だ」
ボコオオオォォォン
俺はそう呟くと同時に化け物の懐に入り、腹に拳をめり込ませた。
化け物「ぐはぁ!!」
化け物は殴られるまで気付かず、殴られた状態のまま体をくの字に曲げていく。
拳を引くと化け物は両膝を付いてうずくまる。
化け物「こ、この、クソガキが」
そう言いながら化け物はゆっくりと立ち上がる。
イッセー(少し強めに殴ったのに、結構タフだな)
俺がそう思っていると、化け物は足元に落ちていた小石を拾い魔力を込める。
すると小石が剣に変わった。
化け物「覚悟しろよガキ!」
化け物が剣を作ったのを見て、俺も左手に魔力を集中する。
そしてそのまま右肩の前まで左手を持って行き、おもいっきり水平に振り抜き魔力で剣を作った。
イッセー「
神社の一件以来、ずっと訓練して来た。
そして、1年前にやっと使えるようになった新技だ。
化け物「な、何だと!?」
イッセー「さぁ、第2ラウンド開始だ」
リアスside
その戦いは圧倒的だった。
スピード・パワー・剣戟、どれもあの男の子の方が上だった。
はぐれ悪魔の攻撃はすべて紙一重で避けて、カウンターで攻撃を当てていく。
その時、私は思った[闘い慣れている]と。
しばらくしてはぐれ悪魔が急に後ろへ下がった。
剣を捨てて両手に魔力を集中し始めた。
はぐれ悪魔「まさかこれ程までとはな、ガキにしてはかなりの強さだ」
彼を称賛しなからも、その表情はまるで勝利を確信しているような顔をしていた。
でも彼は無言で右足を後ろへ大又に開いて、左手を右肩前まで持って行き中腰で構えた。
はぐれ悪魔「何をしようとこれで終わりだ!!」
そう叫びながら、はぐれ悪魔は強力な魔力弾を放った。
その時、彼は水平に腕を振り抜いた。
男の子「
キイイィィン
ドゴオオオォォォン
その瞬間爆発したのは、はぐれ悪魔の方だった。
イッセーside
イッセー「
キイイィィン
ドカゴアアアァァァン
化け物「ぐあああああぁぁぁぁぁ!!!」
これが止めとなり化け物は消滅した。
爆発してすぐ、2つの気配が飛んできた。
俺はその気配の方に振り向く。
そこには紅い髪の男とスーツを着た女が、蝙蝠みたいな羽を生やして丁度着陸するところだった。
紅い髪の男「リアス!」
スーツを着た女「ソーナちゃん!」
リアス「お兄様!」
ソーナ「お姉様!」
2人はそれぞれ呼ばれた上兄弟の元へ走って行った。
俺は2人の安否を見届けて、いざ帰ろうとした時
紅い髪の男「待ってくれないか」
俺は内心デジャビュを感じなから振り返った。
イッセー「何かな?」
紅い髪の男「まずはお礼を言わせてくれ!妹たちを助けてくれてありがとう」
スーツを着た女「私からも、ありがとう坊や」
お礼を言われたことは悪い気はしねえけど「まずは」が引っ掛かる。
サーゼクス「次に自己紹介させてくれ 、私はサーゼクス・ルシファー。こっちはさっき君が助けてくれた妹のリアスだ」
リアス「リアス・グレモリーよ、さっきは助けてくれてありがとう」
またお礼を言われたから俺も「どういたしまして」と返した。
セラフォルー「次に私はセラフォルー・レヴィアタン。そしてこの子もさっきあなたに助けてもらった、私の妹ソーナちゃんよ」
ソーナ「ソーナ・シトリーです、先程は助けていただきありがとうございます」
俺はなんで兄弟で名字が違うんだと思ったが気にしなかった。
サーゼクス「最後に質問だけど、君は何者なんだい?」
俺はこの問いかけに神社の時と同じように答えた。
イッセー「通りすがりのお人好し、だよ」
サーゼクスは納得行かないと言う顔をする。
これ以上詮索される前に、俺は先手を打った。
イッセー「俺、親が待ってるんで帰ります」
サーゼクス「あぁ、呼び止めてすまなかったね。気を付けて帰るんだよ」
イッセー「それじゃお元気で」
と挨拶して走って帰った。
帰り着いた時、遅くなった理由の言い訳に頭を悩ませたのは完全に余談だ。
サーゼクスside
上手くはぐらかされてしまった。
セラフォルー「サーゼクスちゃん、あの子本当に帰してよかったの?」
サーゼクス「あぁ、彼は放っておいても心配ないだろ」
私が答えると、セラフォルーは更に問いかける。
セラフォルー「なんでそう言い切れるの?」
サーゼクス「彼は、とても優しい眼をしていた。言うなら魔王としての勘と言うものかな」
セラフォルー「ふぅーん?」
まだ不思議そうにしているが私は話を知り変えた。
サーゼクス「さて、冥界に帰って仕事だ」
セラフォルー「えぇーもう私疲れたよ」
セラフォルーは駄々をこねるが、私は彼女のやる気スイッチの合言葉を知っている。
サーゼクス「妹の晴れ姿の為だ、もう少し頑張れ」
その瞬間
セラフォルー「よーし頑張っちゃうぞー!!!」
と言って1人先に転移して行った。
ソーナ「まったく、お姉様は」
リアス「お互い苦労するわね」
リアス・ソーナ「はぁ」
サーゼクス「2人とも私達は仕事に戻るけど、2人は門限まで自由にしてくれて構わないよ」
そう言っても私も転移した。
リアスside
彼のことは気になるけど、いつかまた会える気がする。
私は何故かそう思った。
リアス「ソーナ、彼の事どう思う?」
ドクン
ソーナに問いかけながら彼の事思い出していたら、胸が高鳴った。
リアス(これって恋、かしら?)
そう思っていると、ソーナが答えた。
ソーナ「不思議な人でした。でも誰かの為に怒ったり、泣いたりできる人は素敵だと思います」
この答えで、私は確信した。
強力なライバルが出現したと。
ソーナside
私はリアスの質問に答えている時、胸が高鳴っていました。
そして私を見るリアスの表情で確信しました。
親友でライバルだと
ソーナ「リアス、負けませんよ」
リアス「お互い様よ」
その後、私とリアスは門限まで町の下見を続けました。
いかがでしょうか?
さすがに4連続はしんどいです
次からは1日1話から2話の投稿にします。
読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、
気長に待っていて下さい。