あとちょっとだけドライグ出ます
よぅイッセーだ
公園での救出戟から1年が過ぎ、俺は6年生に上がった。
この頃、なんか女子に告白される事が多くなった。
なんでか知らねえけど、理由を聞くと一目惚れがほとんどだ。
すると頭の中に声がした。
???(それはドラゴンに魅了された結果だ相棒)
イッセー(確かドラゴンの特性みたいなものだっけ?)
???(あぁ、そうだ)
今俺が会話をしてるこいつの名前はドライグ[通称 赤龍帝]
半年前修行していたら、いきなり籠手が出てきて焦った。
でもこれが、ドライグとの出会いだった。
ちなみにこの籠手は[
何でも
その数は3桁を超えるとか超えないとか。
その何百の中でも、13しか無い[
その能力は10秒毎に持ち主の力を2倍にすると言うもの。
イッセー(使い方間違えたらヤバイな)
と思ったのは言うまでもない。
イッセー(にしても、3大勢力の戦争に割り込んで返り討ち。まったく、笑い話にもならないよな)
ドライグ(それを言わないでくれ、相棒)
あららドライグがへこんだ、この話は終いだな。
イッセー「?」
俺は通りかかった路地裏で、白と黒の猫二匹を見つけた。
白猫はかなり衰弱しちまってよく見ると怪我もしてた。
そんな白猫を隠すようにしてこっちに威嚇して来る黒猫。
黒猫「にゃーお!!」
しかもその猫は[普通の猫とは思えない]程の殺気を放っていた。
でもその黒猫も白猫程じゃねえが怪我をしていた。
白猫は早くしないと手遅れになる。
俺はゆっくりと猫の方に近付いて行く。
俺が近づくにつれ黒猫は警戒を強めていく。
そして白猫の前までたどり着き、抱えようとした。
でもそれを阻むように、黒猫が左手に噛みついてきた。
イッセー「・・・」
でも俺は動じる事なく、その噛みついた口から魔力を分け与えた。
黒猫もようやく、俺に敵意が無いと解って安心したみたいだ。
黒猫は気絶するように眠ってしまった。
俺は2匹を抱えて家まで急いだ。
家に着くと俺は急いで母さんを呼んだ。
イッセー「母さん!母さん!!」
母さん「おかえりなさいイッセー、どうしたのそんな大声出してってどうしたのその猫?」
言い切る前に猫に気付いて聞いてきた。
イッセー「路地裏で見付けたんだ。黒猫の方は大丈夫そうだけど、白猫の方は急がないとヤバイんだ!」
母さん「解ったわ。急いで病院に行きましょ!」
そう言って母さんは急いで支度をした。
俺達は急いで車に乗り近くの動物病院に向かった。
信号待ちの所で、母さんが俺の左手に気づいた。
母さん「イッセー、その左手どうしたの?」
イッセー「黒猫を落ち着かせるために噛ませた」
こうでも言わないと、黒猫が悪者になっちまう。
母さん「助けたかったのは分かるけど、程々にしなさいよ」
イッセー「はい」
なんとか信じて貰えたみたいだ。
母さんside
まったく自己犠牲もここまで来ると考えものね。
そんな嘘が母さんに通じるわけ無いでしょ。
そんな安心した顔してたらバレバレよ。
でもこの子が嘘を言う時は、必ず誰かの為だってわかってる。
だからあえて何も言わないけどね。
そうこうしている内に、動物病院に着いた。
運良く先客が居なかった事が幸いしてすぐに診て貰えた。
獣医「黒猫の方は軽い怪我でしたが、白猫は大分衰弱していますね。あと少し来るのが遅かったら助からなかったでしょうね」
それを聞いて私もイッセーも胸を撫で下ろした。
獣医「それにしても立派なお子さんですね」
母さん「えぇ自慢の息子です!」
先生にそう言われて私は嬉しくなって思わず、年甲斐もなく胸を張って答えてしまった。
今思い返すと恥ずかしい///
イッセーside
白猫の容態が落ち着いた所で、俺は母さんに話を持ち掛けた。
イッセー「母さん、この猫達うちで飼ったら駄目かな?」
すると母さんは
母さん「あなたがしっかり面倒を見るなら良いわよ」
イッセー「うん、約束するよ!ありがとう母さん!!」
母さん「こら、イッセー」
母さんが即答でOKしてくれた事に、俺は飛び付いてお礼を言った。
母さんも俺に注意はするが顔は笑っていた。
こうして兵藤家に新しい家族が加わった。
その日の夜、目を覚ました猫達に俺は話し掛けた。
イッセー「目が覚めたみたいだな」
2匹が振り向くと黒猫は無警戒だったが白猫は混乱していた。
イッセー「俺の前では普段通りで良いぜ。一目でお前達が普通じゃ無いってわかってたからな」
俺が言うと黒猫が話始めた。
黒歌「さっきは助けてくれてありがとにゃ。まずは自己紹介ね、私は黒歌こっちが妹の白音よ」
それに続くように白猫も話し出した。
白音「白音です。助けてくれてありがとうございます」
イッセー「俺は兵藤一誠、気軽にイッセーでいいよ。あと気にしなくていいよ困った時はお互い様だ」
黒歌「じゃあ次は質問ね。イッセーあなたは何者なの?」
俺は(もはやこの質問は当たり前なのか)と思いながら答えた。
イッセー「ただのお人好しだよ」
黒歌「お人好しね、じゃあ質問を変えるわ。あなたホントに人間なの?私が噛みついた時、私に魔力を分けてくれた。でも、その魔力は今まで感じたどの魔力とも違う。一体何なの?」
イッセー「・・・」
最初こそ言い訳を考えたが、俺は観念して全てを話した。
前世の事 転生の事 魔神の事 俺の人生の事
イッセー「とまぁこんな感じってあれ?」
黒歌・白音「・・・」
2人は信じられないと言う顔で固まってた。
そりゃそうだよなと俺でも思う。
こんな話そうそう信じられるモンじゃねえ。
イッセー「おーい戻って来ーい」
黒歌・白音「!!」
俺の呼び掛けに2人は我に反った。
黒歌「俄に信じられないけど証明できる?」
黒歌の問いかけに俺は無言で魔力上げた。
黒歌「!!?」
白音「!!?」
俺の魔力に驚いた2人は、また呆けた。
黒歌side
な、何なのよこの魔力は!!!
それに、おでこにある黒い太陽みたいな模様は何にゃ!?
こ、これが魔神の力なの?
見かけは10代前半位なのに!
い、異常過ぎにゃ!
多分これでもまだ10%も出してない。
これは信じざるをえないわね。
白音side
な、何なんですかこの人は!?
イッセーさんの過去を聞いて、最初は半信半疑でしたけど
黒歌「俄に信じられないけど証明できる?」
黒歌姉様がそう聞いた瞬間、イッセーさんが魔力を上げた。
とても禍々しいけど、とても優しい感じがします。
ドクン
この時、私は確かに胸が高鳴るのを感じた。
それに顔も熱いこの気持ちはまさか?
イッセーside
俺は5%程の魔力を出した。
黒歌「・・・」
白音「・・・」
今度はフリーズしてた。
俺は魔力を収めて2人に話しかけた。
イッセー「これで信じてくれたか?」
黒歌「!」
白音「!」
黒歌「え、えぇ」
白音「は、はい」
まだ半分放心状態だな。
俺はふと時計を見て話を切り替えた。
イッセー「よし今日はもう遅いから、続きは明日にしよう」
黒歌「わかったにゃ!」
白音「わかりました」
俺が促し、2人が返事をした途端。
2人はいきなり人の姿になった。
イッセー「え?」
黒歌「これが私達の本来の姿にゃ」
そう言うなり黒歌と白音は俺を挟んで川の字になった。
イッセー「どうしたんだ急に!?」
俺は驚きながらも2人に聞くと
白音「さ、寒いからです///」
黒歌「この方が暖かいにゃ///」
2人共、顔を赤くしながら言った。
ま、まぁいいか
俺も女と一緒に寝るのは嫌じゃないし。
俺はそう思いながら横になると疲れてたのかすぐ寝付いた。
黒歌side
イッセーはすぐに寝てしまった。
私はイッセーが寝たのを見計らって白音に聞いた。
黒歌「白音、正直に答えて、あなた、イッセーに惚れたでしょ?」
白音「!!!///」
白音はその瞬間、茹で蛸みたいに真っ赤になりながら頷いた。
内心やっぱりと思った時
白音「ね、姉様はどうなんですか?」
白音に聞き返されて、私も照れながら答えた。
黒歌「わ、私も、白音と同じにゃ///」
白音「じゃあ私達ライバルですね」
白音は意を決したように言った。
黒歌「挑むところにゃ」
その後私達も睡魔が来て眠りに着いた。
はい今回は猫又姉妹です
イッセーフラグ立てまくり
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