イッセーが悪魔に転生します
トライグイッセー以外の会話〈〉
少し長いです
よぅ、イッセーだ
堕天使に襲われた翌日
昨日の事は、両親と黒歌達に話した。
もちろん両親は、特に母さんがかなり心配していた。
え?両親に話して良いのかって?
黒歌達が妖怪だって知ってるから、今更だろ!
それより、心配する母さんを宥めるのにかなり時間が掛かった。
宥め終わった頃には21時を過ぎていた。
今は昼休みの中頃って所だ。
俺は弁当食い終わってのんびりしてたら、教室の戸が開いて1人の男が声を掛けてきた。
???「失礼するよ、兵藤一誠くんは居るかな?」
声を掛けてきた男に女子が発狂した。
クラス女子全員「キャーーーーーーー!!!!!!!」
ピキッ
おいおいおーい、窓ガラスに皹入ったぞ!
よく見ると他の男子は耳を抑えて踞ってるか、白目を向いて気絶してた。
イッセー(女の声って恐ろしいな)
俺は内心女子の声に脅威を感じながら、尋ねて来た男に俺は応えた。
イッセー「俺が兵藤一誠だ、何かに用か?」
木場「うん、でも先に自己紹介させてくれ僕は木場祐斗。部長が君に話があるそうから放課後教室で待っててくれないか」
イッセー「わかった。その時に案内してくれ」
説明を受けて俺は了承した。
木場「わかった。それじゃ、放課後に」
木場はそう言って帰って行った、
[放課後]
木場に案内されてる道中、腐女子の奇声が聞こえたけど無視した。
5分程歩いた所で、古びた校舎に着いた。
イッセー「随分と年期が入った校舎だな」
木場「アハハ、僕も初めて見た時は同じ事を言ったよ」
そんなやり取りをしていると目的地に着いた。
木場「着いたよ、兵藤くん」
イッセー「此処か」
其処にはかなり大きめな扉があり、右の戸には看板が掛けられていた。
イッセー「オカルト研究部?」
俺が看板を読むと木場が応えた。
木場「そうだよ。それが僕達の部活だ」
木場は言い終わるとノックをして中に呼び掛ける。
コンコン
木場「部長、兵藤くんを連れてきました」
???「入ってちょうだい」
中から許しが出て木場が戸を開け入るように促す。
木場「さぁ、入って」
イッセー「あぁ」
それに従って中に入ると、そこには懐かしい顔が3人。
そして申し訳無さそうにしている姉妹が2人。
俺は記憶を探り、3人の名前を思い出す。
紅い髪の女は、リアス・グレモリー。
黒髪のポニーテールは、確か・・朱乃だっけ?
そして眼鏡の女は、ソーナ・シトリーだったか?
俺が記憶を辿っていると、リアスが口を開いた。
リアス「いらっしゃい、兵藤一誠くん。そして、久しぶりね!」
最後は満面の笑顔で言った。
そして、それに続くように朱乃とソーナも
朱乃「お久し振りです!一誠くん!!」
ソーナ「私達の事、覚えてますか?」
朱乃に至っては、目に涙を溜めながら言った。
そして俺は、当たり前と言うように応えた。
イッセー「もちろん覚えてるぜ。リアス、朱乃、ソーナ!」
俺が名前を言い切った瞬間
リアス「一誠!!!」
朱乃「一誠君!!!」
ソーナ「一誠君!!!」
イッセー「おっと危ない」
3人は嬉しさのあまり飛び付いてきた。
それを俺は倒れないように支えた。
けどそこに、一部始終を見ていた黒歌と白音が待ったを掛ける。
黒歌「ちょっと待つにゃ!!!」
白音「ちょっと待ってください!!!」
リアス「!?」
朱乃「!?」
ソーナ「!?」
木場「!?」
2人の声に驚く4人。
すると、代表してリアスが尋ねる。
リアス「い、いきなりどうしたの?2人とも」
それに黒歌が声を荒げて言う。
黒歌「どうしたのじゃないにゃ!!!何でイッセーと3人が知り合いなのよ?」
黒歌に便乗して白音も言う
白音「そうです、説明を要求します!」
白音は物静かだけど、明らかに語気が強い!
俺はふと木場を見ると、まるで逃げるように部室の隅へ。
俺は視線を戻すと、リアス達が黒歌達に食って掛かっていた。
リアス「どういう事かしら?何故あなた達が一誠を知ってるの?」
魔力を出しながら聞くリアス。
イッセー(リアス、それは脅迫だ!)
それに朱乃が続く
朱乃「そうですわね、是非教えて頂きたいですわ!」
笑顔でそう言う。
イッセー(朱乃、目が笑ってないぞ)
さらにソーナが
ソーナ「私にもお聞かせ願えますか?」
魔力を出しながら朱乃に続く。
イッセー(ソーナ、リアスと同じ事するなよ!)
俺は心の中で3人に突っ込んだ後、5人の間に入って仲裁した。
イッセー「おいおいおーい、皆落ち着けよ!」
だけどそのせいで、5人の矛先が一斉に俺に向いた。
先陣を切ってリアスが尋ねる。
リアス「じゃあ一誠に聞くわ、何故 黒歌達が貴方の事を知ってるの?」
冷静に見えるけど、声のトーンが低く語気も強いな。
でも俺は動じず、何事もないように答えた。
イッセー「簡単に言うと、5人とも同じ境遇って訳だ」
リアス「・・・え?」
朱乃「・・・え?」
ソーナ「・・・え?」
黒歌「・・・え?」
白音「・・・え?」
俺の回答に、5人は鳩が豆鉄砲食らったような顔になる。
すると5人は互いに向き合って、口を揃えて呟いた。
リアス「またライバル?」
朱乃「またライバル?」
ソーナ「またライバル?」
黒歌「またライバル?」
白音「またライバル?」
イッセー(ライバルって何んぞや?)
5人の呟きに疑問を持ちなから眺めていると
リアス「負けられないわ」
朱乃「負けられませんわ」
ソーナ「負けられませんね」
黒歌「負けられないにゃ」
白音「負けられません」
急に何かを決意したようだ。
何か纏まったっぽいから本題に入る。
イッセー「それで、要件は何なんだ?」
イッセー以外「あ!」
イッセー(コイツら忘れてたな!)
もう呆れるしかなかった。
すると、リアスが顔を引き攣りながら本題に入った。
リアス「そ、そうねごめんなさい。嬉しさのあまり忘れてたわ。はい、貴方の学生証」
リアスがスカートのポケットから俺の学生証を取り出して俺に渡した。
学生証を受け取ってから、リアス達が聞こうとしることを先に切り出す。
イッセー「用事はこれと、昨日の事だろ?」
リアス「!?」
朱乃「!?」
ソーナ「!?」
木場「!?」
事情を知ってる黒歌と白音以外の皆が驚いていた。
俺は皆の予想に答える。
イッセー「お前達が考えてる通りだ」
リアス「やっぱり、そうなのね?」
リアスの確認に、俺は頷いた。
リアスside
やっぱり一誠は、堕天使と戦っていた。
でも、こちらが聞く前に切り出された時はホントに驚いたわ!
此処で私は一誠に[あの話]を持ち掛ける事にした。
リアス「ねぇ一誠、私の眷属にならない?」
イッセー「え?眷属に?」
リアス「一誠、眷属の事知ってたの?」
私は一誠の反応の薄さに、違和感を覚えて尋ねた。
イッセー「まぁ、教えて貰ったから」
リアス「え、誰に!?」
教えて貰ったと答えた一誠に、私は驚きながら聞き返した。
横に居る朱乃とソーナも、目を見開いて驚いていた。
すると一誠は、「こいつにだよ」と言いながら、
徐に左腕を前に出す。
するといきなり籠手が現れた。
イッセー以外「な!?」
イッセー以外の全員が驚いていた。
リアス「い、一誠、まさか、この籠手って?」
私は一誠が出した籠手を見て、ある神器が頭を過った。
イッセー「あぁ、そのまさかだ」
一誠の答えで、予想が確信に変わった。
リアス「やっぱり、
イッセーとリアス以外「・・・え?」
一瞬間が空いて皆が驚いた。
イッセーとリアス以外「えぇええええええ!!!!」
私の呟きに、私と一誠以外の皆が絶叫した。
ソーナ「と、言うことは!?」
朱乃「い、一誠くんが!?」
朱乃が言い切る前に私達以外の声が響いた。
???〈その通りだ〉
イッセーside
朱乃の言葉を遮って、ドライグが肯定した。
黒歌「い、今の声は」
いきなりの聞き慣れない声に、皆辺りをキョロキョロしていた。
俺は皆に声の主を教えた。
イッセー「皆、声の主は此処だよ」
そう言いながら、俺は籠手の宝玉を指指すと皆が一斉に籠手を見た
イッセー以外「え?」
皆の視線が集まったと同時に、ドライグが話し出す。
ドライグ〈こうして話すのは初めてだな。お前達が察した通りだ。この男、兵藤一誠は今代の赤龍帝だ〉
イッセー以外「・・・」
ドライグが皆の予想を確信に変えると、皆がやっぱりと言う表情で黙った。
すると、ドライグが話は終わったと見て話題を戻した。
ドライグ〈所でリアス・グレモリー、相棒を眷属にするんじゃなかったのか〉
リアス「!そうだったわ。それで一誠どうかしら?」
イッセー「構わねえよ」
俺はリアスの誘いに即答した。
リアス「え? そんなあっさり決めて良いの?」
リアスの聞き返しに、俺はOKした理由を言った。
イッセー「あぁいいぜ、親より先に死にたくねぇし。親を看取ってやるのが、最後の親孝行だしな!」
リアス「そうなの」
リアスが納得したように呟くと、黒歌がソーナに話し掛けた。
黒歌「会長は良いのかにゃ?転生の権利譲っちゃって」
黒歌の疑問に、ソーナは少し落ち込んだ様子で答えた。
ソーナ「えぇ、以前リアスと、どちらが一誠くんを眷属にするかチェスで勝負したんです。でも結果は、私の敗けでした」
そこに黒歌が一言「それは御愁傷様にゃ」
と言って会話が終わった。
ちょうどそこにリアスが、赤いチェスの駒を取り出した。
イッセー「それは?」
俺の疑問にリアスは心なしか嬉しそうに答えた。
リアス「これは悪魔の駒と言って、他種族を悪魔に転生させて見方にする為の物なの!」
イッセー「へ~(分かりやすかったけど、あのウィンクは何だ?)」
リアス「さてと、早速儀式を始めましょ!」
すごく嬉しそうに言いながら、俺に兵士の駒を1つ手渡した。
イッセー「俺はこれを持ってれば良いのか?」
リアス「えぇそうよ!」
俺の質問にリアスは肯定した。
イッセー(やっぱり嬉しそうだな)
そう思ってた時、リアスが言う。
リアス「それじゃあ、始まるわよ!」
そう思っていると、リアスは真剣な表情になる。
すると、俺の足元に魔方陣が現れた。
それと同時に、リアスが詠唱を唱え始める。
リアス「我が、リアス・グレモリーの名において命ず、汝、兵藤一誠よ、我が眷属として、悪魔へ転生せよ!」
唱え終わると魔方陣が消えた。
リアス「あれ?」
俺は終わったと思ったけど、リアスの様子がおかしい。
イッセー「どうしたんだ?」
リアス「転生出来なかったのよ」
俺の問いにリアスは、困惑しながら答えた。
その後も、駒を1個また1個と増やしながら転生を試みた。
そして最後の8個全部で試したけどダメだった。
リアス「そ、そんな事って!」
この時、リアスだけでなく他の皆も声には出ていないが目を見開いて驚いていた。
いや、驚きすぎて声も出ないと観た方が良いか。
リアス「そんなぁ」ガクッ
俺を眷属に出来なかったのが余程ショックだったのか、あからさまに落ち込んでいた。
その時、駒がいきなり赤黒くひかり始めた。
これは俺を含めて全員が驚いていた。
イッセー「な、なんだこれ!?」
さらに駒が浮き上がり、黒い炎に包まれた。
そして、駒がゆっくり俺に近付い来る。
そして、1つ1つが俺の中に入って行く。
そして8個目が入り切った時、背中から悪魔の翼が6対12枚出てきた。
イッセー「うおぉ!なんだ?」
イッセー以外「・・・」
皆驚きすぎて固まってる。
イッセー「おーい!戻って来ーい!」
イッセー以外「!!!」
俺が少し声を大きめにして呼ぶと、皆我に返った。
正気に戻った所で俺はリアスに聞く。
イッセー「とりあえず、翼が出たって事はだ。俺も悪魔になったって事で良いのか?」
リアス「え、えぇ、そうね」
まだ戸惑いながらもリアスは答えてくれた。
その時、俺の携帯が鳴った。
Prrrrrrrr
俺は携帯を取り出して画面を見ると・・・母さんだった。
俺は覚悟を決めて通話にした途端
母さん「イッセー!!!あなたこんな時間まで何してるのよ!!!」
スピーカーになってないのに、まるで生声みたいに部室に母さんの怒声が響いた。
イッセー「ご、ごめん今 学校に居るんだ」
母さん「学校?なんでまだ学校に居るのよ」
俺が説明すると、今度は普通に話してくれた。
イッセー「その話は帰ってからするよ、長くなるから」
母さん「解ったわ。それと黒歌ちゃん達 知らない?携帯が繋がらないのよ!」
俺はジト目で黒歌達を見た。
イッセー(お前ら携帯 切るなよ)
イッセー「黒歌達なら俺と一緒だよ!」
俺は内心黒歌達に呆れながら答えた。
すると母さんの声が段々低くなる。
母さん「あらそうなの?じゃあ伝えといてくれる? カクゴシトキナサイってね!」
そう言って母さんは電話を切った。
そして俺はすぐさま
イッセー「黒歌、白音、急いで帰るぞ!」
俺は2人に早口で言った。
急に早口になった俺を見て、黒歌も焦りながら聞き返した。
黒歌「えっ!ど、どうしたの?」
イッセー「母さん・・マジでキレてる」
黒歌・白音「!!!」
俺が答えた途端、黒歌と白音が青ざめた。
そして俺達はリアス達に軽く挨拶して大急ぎで帰った。
家に着いてから俺が転生したことも含めて、遅くなった理由を話した。
その後、母さん達の雷が落ちたのは言うまでもない。
リアスside
イッセーと黒歌そして白音達が帰った後、私、朱乃、ソーナ、裕斗の4人で話していた。
リアス「驚いたわ。まさか兵士全てが
私はこれまで前例のない出来事に物思いに耽っていた。
すると、裕斗が不思議そうに呟く。
裕斗「それにしても、あの黒い炎は一体何でしょうか?」
裕斗の疑問にソーナが懐かしむ表情で答えた。
ソーナ「あれは一誠くんの魔力特性です。彼はあの魔力を人間だった頃から使っていたんです」
裕斗「そうなんですか!?」
ソーナの言葉に裕斗は目を見開いて聞き返した。
そして裕斗の聞き返しに、朱乃が推測を入れる。
朱乃「彼が私を助けてくれたのは、私が10歳の時ですから。もしかしたら生まれ持った力かも知れませんね」
リアス「うーん」
ソーナ「うーん」
裕斗「うーん」
朱乃の推測に私達は唸る。
でも、私はふと思い出す。
リアス「そういえば一誠、黒歌達に帰るぞっていってたわよね?」
私の言葉に朱乃とソーナも、そういえばと言う顔になる。
そして私達は1つの結論を出した。
リアス「もしかして!」
朱乃「一誠くんと!」
ソーナ「黒歌さん達って!」
リアス「一緒に住んてるの!?」
朱乃「一緒に住んてるの!?」
ソーナ「一緒に住んでるの!?」
と私達の声が旧校舎に響いた。
はい いかがだったでしょうか。
ちょっとグダグダになったかも知れませんね
そこは後々修正して行きます