ハートだよ!覚り三姉妹!   作:かくてる

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そういえば、しんりちゃんのプロフってあったっけ?
まぁいいや、書きまーす。

古明地 しんり

身長 155センチ。
体重 あなたの家のクーラー1.2倍。

容姿 白色の服に襟周りやボタンは赤。
フリルスカートも思い切って赤にしてみた。
黒く長い髪は腰まで伸びているが、ポニーテールで結んでいる。
白いサードアイ。


能力 生き物の調子、気を操る程度の能力。

読んで字のごとく。調子と気を自由に操れる。

陽気でほのぼのした性格だけど、強い(主人公補正)
怒ったら怖い顔になる。けと優しい(主人公補正)


後書きに報告がありまーす


また異変だよ!覚り三姉妹!
レミリア訪問、謎の襲撃


 宴会から約2週間後。私たち覚り妖怪は以前の生活に逆戻りしていた。

 私はよくセリカナちゃんと遊ぶし、こいしはよく紅魔館に遊びに行く。さとりと咲夜さんと仲が良さそうだ。

 それも当たり前だろう。ただ一つのことを抜いて、私達はただ地底で生活するだけしかないからだ。

 しかし、こんな私たちの生活にも変化は訪れた。それは、「友達」ができたこと。

 

「しんり様ぁー?お客様ですー」

「え?」

「失礼するわ。しんり」

「れ、レミリア!?どうして……」

「フランがこいしと遊びたいって言い張ってね。付き人として咲夜も来ているわ」

「そ、そうなんだ」

 

 レミリアが地霊殿に来るのはこれが初めてなので、驚きを隠せなかった。

 するとレミリアは少し頬を赤らめて、目をそらしながら、「それに……」と言い付けるよう、控えめに言った。

 

「しんりとも……話したかったし………」

「っ……!」

 

 こう見ると、彼女がまた別人にも思えてしまう。私も思わず顔を背けてしまっていた。そこから、しばらくの沈黙が訪れる。気まずさをいち早く打破しようとした私は立ち上がった。

 

「お、お茶でも飲む?レミリア、何がいい?」

「あ、じゃあ紅茶で、あるかしら?」

「紅茶ね。あるよ」

 

 私は部屋の後ろにある棚を漁り、茶葉を取る。自分自身お茶を飲みながら小説を読むのがとても好きで、一日の中で楽しみな日課の一つとなっているのだ。

 自分は緑茶が好きなんだけど、さとりが「もっと高貴なお茶をね……」と呆れてしまっていたので、紅茶を頼んでみたら、思ったよりも紅茶が美味しかったのだ。

 それから、紅茶は本を読む時以外でも飲んでいることが多い。

 

「はい、砂糖は?」

「紅茶に砂糖入れるの?」

「え?入れないの?」

「ええ、そのまま飲めるし」

 

 レミリアの意見と初めて齟齬が生まれた。

 

「そんなコーヒーじゃあるまいし、苦くなんか無いでしょ?」

「まぁ、そうだけど……甘くないと嫌じゃん?」

「?……そんなことないわよ?」

「……初めてレミリアと意見が食い違ったね」

「…………そうね……」

 

 何言ってんだこいつ。みたいな顔で私を覗き込む。それは私が間違っているのか、レミリアが間違えているのか。二人しかいないこの空間では迷宮入りとなった。

 

「しかし、この部屋雰囲気がいいわね。紅魔館とは別の……」

「まぁ、以前にリフォームしたばっかりだしね。前はもっとボロっちかったよ」

「あら、それは何で?」

「家族が増えたから、お空やお燐が家に来て狭く感じたんだ。だからなけなしのお金でリフォームしたの」

「へぇ……」

「っと、こんなつまらない話しても仕方ないよね。ってことで、これからどうする?」

「そうねぇ……今からやることなんてーーーー」

 

 レミリアの言葉は途中で遮られた。なぜなら、私の部屋のドアが勢いよく開けられ、そこからは大男が四人。黒くて重そうな長い金属の塊の先を私に向けていた。

 

「大人しくしろ!手を挙げて頭を下げろ!」

「…………は?」

「…………は?」

 

 私とレミリアは同時に素っ頓狂な声を出す。しかし、大男はピストルの拡大版のようなものを私たちに突きつけた。

 恐らく、襲撃なのだろう。とりあえず、男の言う通りに実行してみる。

 

「は、はぁ……」

「何かしら?」

「よし、そのまま大人しくしていろ」

 

 その瞬間、私は能力を使った。調子を操り、男達の調子を最大限まで下げ、戦意を喪失させた。そしてそのまま大男達はどこかへ立ち去った。

 

「………」

「これで良しと」

「凄いわねあなた……」

 

 目を見開いて感嘆の声を漏らすレミリア。私は胸を張って自慢したいところだが、生憎とこれにも弱点があった。

 

「最近私の体力不足のせいでね。これを使えるのも限られてるんだ。今は緊急事態っぽかったから使ったけど、あんまりポンポン使えるものじゃないんだ」

「そう……なのね」

「それより、こいつらは何なの?」

「さぁ?これ何?」

 

 レミリアが手に取ったのは、男が持っていた大きなピストルのようなもの。武器なのだろうが、用途が全く分からない私達はそれをペタペタと触っていた。

 ピストルも触ったことのない私達はその銃に興味津々だった。

 

「へぇ……なかなか上品ね」

「んね、飾ってたいな」

 

 するとレミリアの人差し指が何だか棒が曲がった所に引っ掛けられた。

 

「?何かしら、これ」

 

 レミリアは指に思い切り力を入れた。するとカチッという音が鳴る。と同時にズガガガガガガガッ!!と、先っぽから火花が飛び出した。

 

「うおおわああああああ!?」

「な、何、これ!?」

 

 そしてよくよく見ると、その先端からは何やら金色の弾が物凄い速さで飛んでいた。私はそれで確信がついた。これは銃だ。それで、今飛んでいるのは「弾丸」。極めて危険だ。

 

「ちょっ、レミリア!!危ない!」

「え、ちょっと聞こえないんだけど!?」

「1回撃つのやめてぇぇぇ!」

 

 爆音で私の声が届かず、レミリアは引き金を止めるのに数秒遅れてしまっていた。私は息を切らしながら、レミリアから銃を受け取る。

 

「な、これ……」

「危険ね。これがまだ沢山いるのよ?」

「ん、んー、色々面倒なことになりそうだね」

 

 地底異変が終わって間もないのに、また新たな異変が起きようとしていることに、地霊殿が巻き込まれたことに私は憂鬱感と変な胸騒ぎが起こっていた。

 

「さて、こいつらがどこから来たのか調べないとね」

「銃見れば分かるんじゃない?」

「……そうね」

 

 そう言うと、2人で銃にある文字や作りをくまなく調べた。

 

「あ、何か書いてある」

「どこ?」

「ほら、ここ。『我らが命は赤城様のために』だってさ」

「何だか独裁者のようね」

 

 赤城様。これは重要なワードになりそうだ。私はそのワードをインプットし、立ち上がる。

 こいしやさとり達は無事だろうか、また馬鹿みたいに敵で遊

 んではいないだろうか、正直、2人の安否よりもその相手の方が気になる。

 

「ここにいても仕方ないし、こいしたちを探そう。レミリア」

「そうね」

 

 私達は自室を出て、地霊殿の大広間へと足を運んだ。するとそこには笑顔のこいしが飛んでいた。

 案の定だ。案の定過ぎる。

 

「こいし……」

「あ、しんりねぇとレミリアお姉様!」

「こ、こいしが私のことをお姉様って呼ばなくても……」

「いいの!それより、これ何?」

「敵」

「分かってるよ」

 

 そこに倒れているのは体を震わせて倒れている男達。こいつらは一体どこから来たのだろうか。全てが謎に包まれていた。

 それよりも、こいしの容赦の無さに私もレミリアも身震いした。

 

「あなたのとこの妹、末恐ろしいわ……」

「ごもっとも……」

 

 そこに居たのは目と口をテープで隠し、両手足を縛って天井にぶら下げられている大男が大勢。これは全てがこいしの仕業なのだ。

 

「どしたの?」

「いや、なんでも……」

 

 やっぱり、どれだけ可愛くても本気で怒らせてはいけない相手はこいしなんだ。と、今日改めて実感できた。




この度、「ハートだよ!覚り三姉妹!」はコラボすることとなりました。

お相手は「古明地さとりは覚り妖怪である」で有名の鹿尾菜様です。
私のような矮小な存在がこのような方とコラボ出来るのは失礼極まりないのですが、コラボしちゃいます!

まだ日時は決めていません。よろしくお願いします。
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