DreamSeeker 夢を追う者   作:萊轟@前サルン

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小さい頃に空手をしていた俺、久しぶりに空手をやるが相手はかの有名な、明堂院いつき。虎太朗は勝てるのか。


日常生活編:2
いつきと空手勝負!


「やよい!俺小さい頃、空手やってたんだ!そこで、今日はお世話になった道場に行くんだが、来るか?」

 

「うん!行く!」

 

俺とやよいは道場がある明堂院家に向かった。

 

明堂院家に着き、久しぶりに道場へと足を踏み入れた俺、いつきが空手をしていた。いつきは客が来ると一旦空手をやめ、こっちにきてくれた。

 

「おお、虎太朗じゃないか!久しぶりだね!」

 

「久しぶりだな!お前は相変わらず空手か?」

 

「いや、ボクは今、ファッション部に所属してるんだ!そして、後ろにいるのがメンバーだよ!」

 

いつきに言われ、虎太朗が後ろの方に目をやると女の子2人が座っていた。

 

 

「は、ははははじめまして、花咲つぼみって言います!」

 

 

つぼみは緊張していた。そのすぐ後に横から元気な声が聞こえた。

 

「私は来海えりか!よろしくっしゅ!」

 

えりかはつぼみと違い、緊張というものがなかった。

 

「2人ともよろしくな!」

 

「ところで虎太朗、今日は何をしにここへ?」

 

「空手をしにきたんだよ!なんなら、勝負しようぜ!」

 

「いいよ!」

 

空手勝負をすることが決まり、虎太朗は道着に着替える。

 

「虎太朗くん、頑張れ!」

 

やよいの声援を受けながら虎太朗は構えた。

 

「はぁぁ!」

 

睨み合ってから虎太朗は正拳突きをくらわせた。だが、いつきは避け、虎太朗に鉤突きをくらわせた。

 

「ぐっ...」

 

寸止めだが、いつきの一撃は凄かった。その後、虎太朗も負けじと裏回し蹴りを決める。

 

「なかなかやるな!虎太朗‼︎」

 

「あぁ!お前に負けてられねぇからな!」

 

と俺といつきが会話をしていると、そばで見ているつぼみが顔を赤くしてこういった。

 

「あぁ...!虎太朗くんかっこいい!これが正真正銘の初恋!」

 

「あんた、デレデレじゃない!」

 

えりかはつぼみにツッコミを入れた。

 

「ちょっと〜!私の虎太朗くんだよ!」

 

やよいは持ち味のあざとさを発揮する。

 

「私が虎太朗くんをもらいます!」

 

「ダメ!虎太朗くんは渡さない!」

 

つぼみとやよいは言いあっていた。2人の間にいるえりかは呆れていた。

 

「(うるさすぎ...こんな修羅場初めてだ...)」

 

言いあっている間に試合は終わりかけていた。

 

「決める!はぁぁ!」

 

最後にいつきが足刀蹴りを決めて試合終了。勝ったのはもちろん、いつきだった。

 

「まけたかー、でも久しぶりの空手は楽しかったぜ!」

 

「ボクも楽しかったよ!また機会があれば勝負しよう!」

 

勝負も終わり、帰ろうとしていた時、誰かに呼ばれた。

 

「虎太朗くーん!また来てくださいねー!待ってます!」

 

つぼみだった。つぼみは虎太朗達に手を振りながらそう言った。

 

「あぁ!また来るぜ!」

 

俺はそう言い、手を振り返した。

 

「虎太朗くんは私のものだからねー!」

 

やよいはまだ根に持っていた。

 

「まぁまぁ!ほら、行くぞやよい!」

 

「うん、行こう!」

 

こうして2人は明堂院家を後にした。

 

七色が丘に戻ったあと、虎太朗はやよいに空手を教えてほしいと言われ、長時間にわたり教えるのだった。

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