「おーい、剣兎。どうしたんだ?」
「スタークのやつが首相の命が欲しければエボルドライバーを寄越せって言ってきたんだ!」
「まじかよ...」
そう言っていると剣兎は立ち上がり組み立てたエボルドライバーを見せてきた。
「これがエボルドライバーだ。さぁ、首相のもとに行くぞ!」
「えっ、俺も?」
「当たり前だ!人数多い方が有利だろ!」
剣兎にそう言われ虎太朗は仕方なくついていく事にした。他にも剣兎の友達の万丈辰真と猿渡一也も来ていた。
スタークとの取引先に着いた一行だが俺は途中、ある男に話しかけられついて行ってしまい皆とはぐれてしまった。
「君、黄田虎太朗と言ったな?どうだ、我々の仲間にならないか?」
「いきなりなんなんだよ!まず、あんた誰?」
「私は内海成彰、あなたを西都の精鋭部隊にする為、誘いに来た。」
内海はそういうと服のポケットから二つのフルボトルを出してきた。
「これは...」
「トラフルボトルとバッドエナジーフルボトルだ。」
「バッドエナジーだと⁉︎どこでそんなものを!」
「道化師が提供してくれたんだよ。」
「あいつ、生きてたのか...」
「まぁとりあえずコイツを渡す。じゃあ、現場に向かうぞ。」
「お、おう。」
虎太朗は内海がスタークの仲間とも知らずにそのまま取引先についていく。着くとそこには変身したローグと剣兎、辰真、一也、そして反対側にはスタークと泰山がいた。ローグはスタークと戦っており、その戦いの場はいつの間にか廃工場の外になっていた。
「これで終わりだ‼︎」
クラックアップフィニッシュ‼︎
「ぐっ...」
必殺技をくらった石動はその場に倒れ込んだ。美空がそこへ行こうとしたその時、内海がトランスチームガンを美空に向けながらエボルドライバーを奪い石動に投げる。内海がスタークの仲間だと知った虎太朗は投げられたエボルドライバーを石動がキャッチする前に取り無我夢中に走っていった。
「虎太朗ナイス!」
と言った剣兎だが、内海は笑っていた。
「エボルドライバーのデータは取りましたから何個でも作れますよ。すでに一個ありますしね。」
「なんだと⁉︎そんな早く作れるわけないだろ‼︎」
「桐生剣兎よ、私の頭の良さを見くびるんじゃないぞ。」
「全ては難波重工のために‼︎」
内海はそう言いながら石動にもう一つのエボルドライバーを投げた。
「はっはっは‼︎ついに帰ってきたぞー!!!」
石動はエボルドライバーをはめ変身する。
コブラ!ライダーシステム!
エボリューション‼︎
エボルドライバーを回すとオーケストラの様な帯気音が鳴る。
Are you ready?
コブラ!コブラ!エボルコブラ!
フッハハハハハハハハハ‼︎
石動は仮面ライダーエボルへ変身する。ローグはエボルに殴りかかるがエボルは高速移動で攻撃を避ける。そして、ローグを吹き飛ばしエボルドライバーを回し必殺技を打つ。
Ready go!
エボルテックフィニッシュ!
チャオ‼︎
ローグの変身が解けた。ローグはエボルにエナジーボールみたいなのをくらわされそうだったがエボルがエナジーボールみたいなのを放った瞬間、泰山がかばった。
「ぐはぁ...!」
泰山は倒れてしまった。かなりの重傷の様だ。
「まじかよ....」
唖然とする虎太朗。あまりにも衝撃的で声も出せなかった。