どうなってしまうのか。
みゆきは急いであかねの元へ向かった。
「はぁ...はぁ...」
みゆきは膝に手を置き、荒い呼吸をしていた。
「みゆき、どないしたん?」
「あかねちゃん!今から話すことはふざけじゃないからしっかり聞いて!」
「わかったよ。」
「実は、自分たちの世界の存亡をかけたプリキュアによる、戦いが行われる事になったの...」
「えっ.....ええー!なんでや、なんでそんな事になったん?」
「妖精の国で些細な喧嘩が起こってそこから妖精の神様を巻き込んだ結果、こうなったの...」
「私は参加せぇへんで。」
「何で?」
「みゆきも分かるやろ。プリキュア同士が争ってどうすんねん、今まで世界を守ってきた存在同士が殴り合いをしていいわけない!」
「確かに...そうなのかも...私もどうしようかな...」
「2人とも、何考えてるクル!この世界なくなっちゃうクル。」
「話し合ってなんとか丸く収めよう。確かに消えるのは嫌だけど、他のプリキュア達が消えるのはもっと嫌!」
「みゆき、人が良すぎるクル...」
「ウチは参加しない。なお、やよい、れいかとかに頼んでくれ。」
「2人とも...」
みゆきとあかねは家に帰り、信じてはもらえないだろうが、親にこのことを話した。
「ねぇお母さん、本当の正義って何かな?」
「本当の正義はね、余計な考えはせずにまずは周りにいる人達を守ることだよ。」
「まずは周りの人....か。」
一方、あかねの家では。
「なぁ、母ちゃん。母ちゃんなら、目の前にいる人と遠くにいる人どちらを最初に助ける?」
「そりゃ、勿論目の前の人からだよ!遠くから行くってのもアリかもしれないけど、そうすると、目の前の人を一回、見て見ぬ振りをしたって事になるからな。だから、最優先は周りの人だと思うよ。」
「周りからか...」
翌日、2人は公園で昨日のことを話した。
「あかねちゃん、私やっぱり出るよ!」
「ウチも!まずは周りの人、家族を守る事が最優先やからな!」
「うん!目の前にある、大事なものを守らなきゃね!」
「2人ともありがとうクル!これであと、8人クル!」
「あと8人かぁ...まぁ、とにかく、やよいとなおとれいかと虎太朗、覇龍哉を呼べばあと3人になる!」
あかねはそういった。
「やよいはきっと出てくれるクル。だけど...」
キャンディは考え込む。
「なおとれいかは出てくれるかなクル?特にれいかなんて出てくれるかわからないクル。」
「分からないけど、れいかちゃんならきっと出てくれるよ!なおちゃんだって家族とか周りに守りたい人がいるだろうしきっと出てくれる!」
「そうだとええんやけど...」
「ま、まぁとにかく、3人のもとに向かうクル!みゆき、あかね置いてくクルよ!」
「キャンディ!待ってー!」
こうして、みゆきとあかねとキャンディは3人の元へと向かった。