「虎太朗くん!起きて‼」
「やよいは起きるの早いなぁ...」
「早くないよ!今頃、みんな朝集会してる時間だもん!」
「えっ、ええー‼」
俺はまたもや寝坊した。だが、部屋にいるのは俺とやよいだけ、みゆきはどうしたのだろうか。
「あっ、みゆきちゃんなら先にいっててもらった!」
「おまえも先にいけばよかったのに」
「虎太朗くんを置いていけるわけがないよ。だって虎太朗くんは私の...や、やっぱり何でもない!」
「やよい、おまえは本当に優しいな!」
「えへへ...///」
「ってか急ぐぞ!」
俺とやよいは急いで荷物の整理をし、皆が待つ宿舎のロビーへ向かった。俺は走るのが遅いやよいの手を握りながら走っていった。そして、ロビーにつくと朝集会を終え、皆がバスに乗り込んでいた。バスに乗り込むと、俺を呼ぶ声がした。
「虎太朗さん、時間をしっかり守りましょう!やよいさんが起こしてくれなければあなたはバスに乗り遅れていましたよ!」
俺はれいかに怒られた。だが、れいかが可愛いのであまり怒られてる気がしなかった。そして、それからしばらく経ち、俺らは大阪城についた。
「わぁ...!大きい!」
「みなさん、時間がありません!早く天守閣に登りましょう。」
れいかに背中を押されながら俺らは天守閣をのぼっていった。
「みゆき!見てクル!」
「キャ、キャンディ...何その髪型...?」
「私がセットしてあげたんだよ!かわいいでしょ!」
「確かにかわいいな!...ってあれ?あかねとなおとれいかはどこにいるんだ?」
俺は辺りを見渡したが三人の姿はない。きっと置いていかれたのであろう。
「あ、たしかに...私たち、迷子になっちゃたぁ~!」
「お嬢ちゃん、修学旅行かい?」
「はい、そうなんですが...」
「ほら、最近話題の納豆餃子飴あげる!」
「ありがとうございます!...って早く三人を探さなきゃー!」
焦るみゆきと目をキラキラ輝かせるやよい、俺はなぜ、そんなキラキラ輝かせているのかをやよいに聞いた。
「やよい、俺ら迷子なのに何でお前はそんな目をキラキラさせてるんだ?」
「だって~!RPGみたいなんだもん!勇者やよいは飴をてにいれた!..なんてね!」
「やよいは姫だから。お前には姫しか似合わない!」
「虎太朗くんったら...///」
「こら、やよいちゃん、虎太朗くん!いちゃいちゃしない!三人を探すよ!」
俺とやよいとみゆきは三人を見つけるべく次の目的地である中之島へと向かった。
「あれ~いないなぁー、もう次の目的地にいったのかな?」
「それはないんじゃないかな。今、次の目的地にいくにもさすがにここでの滞在時間が短すぎる気がする。」
俺はそういうがやよいは次の目的地の動物園に向かってあるきはじめてしまった。だが、途中にあるお好み焼き屋の匂いに誘われ、二人は中に入っていってしまった。
「お好み焼きは美味しいなぁ...!」
みゆきの笑顔を見ていると可愛くて俺までがにやにやしてしまう。
「虎太朗くん♪はい、あ~ん!」
俺はやよいにお好み焼きを食べさせてもらった。しかも、間接キス。俺はすごい恥ずかしかった。
「さて、お好み焼き食べたことだし、三人探し再開だ!」
俺がそう言い店から出ると三人がいた。
「あ、お前ら!なんで落ち込んでんだ?」」
「だってーお腹すいたんだもん。」
なおはもう腹がペコペコらしい。
「なお、三人が見つかりましたしあと少しの辛抱です。」
ぎゅるる~。
れいかのお腹がなった。
「はっ...///」
「あはは、れいかのそうゆう顔、めちゃ可愛いぜ!」
「虎太朗さんったら...///」
「もう!虎太朗くん!」
やよいは少し怒り気味で俺を見ていた。
「わりぃわりぃ。」
「みんなー、早くたこ焼き食べようよー。」
なおは待ちくたびれていた。
「あっ、そういえばれいかちゃんは初たこ焼きだよね?」
やよいがそういう。
「あっ、あと、虎太朗くんはさっきのお返しをしてね!」
俺はお返しときいて何の事かと最初は思ったがさっきの事を思い返していたらわかってしまった。そして俺らはたこ焼きを買い、集合場所へ向かった。
「やよい、あ~ん。」
「食べさせてもらうたこ焼きは美味しいなぁ...///」
この様子をみんなに撮られていたとはこの時はまだ知らなかった。
こうして修学旅行もあとは帰るのみとなった。