修学旅行も終わり、帰りのバスに乗り込んだ。やよいはたこ焼きを食べさせていたときからそうだったが、やよいは目を開けたり閉じたりのを繰り返していて今にも寝そうなくらいウトウトしていた。
「楽しかったな、やよい。」
「...うん、楽しかったね。」
やよいはもう目を閉じていた。昼にあれだけはしゃいでいれば当たり前のことだろう。
「お前との時間がたくさんあって俺、めちゃ嬉しかったよ。俺が寝てる間にお前がしてきたことのお返し、今してやるよ。」
ちゅっ。
俺はやよいの唇にキスをした。寝てる間にやよいが俺にしてきたこと、それはキスだった。実は、みゆきは寝たと思いきや起きていて、やよいが俺にキスした所を見ていたらしい。
「(ふふ...ばれてたんだ...///)」
「やよい、楽しい時間を本当にありがとな!」
俺がそういった瞬間、れいかの席から通知音が鳴る。誰かからメッセージのようだ。」
「れいか、誰からなんだ?」
「あっ、今のは私の"カレ"からです!」
「れいか彼氏いたのか!」
俺が興奮気味にそういうと、れいかは顔を赤らめた。
「し、静かにしてください...///」
「あ、わりぃ、つい興奮しちゃって...」
「虎太朗さん以外みなさん寝てるっぽいですし"カレ"の名前を教えてもいいですが...」
「教えて!」
「私の"カレ"の名前は金海 覇龍哉です。」
「おお!あいつか!あいつはすげーよな。頭いいし顔もいい、俺の憧れの存在だよ!」
「私も覇龍哉くんは皆に誇れる彼氏だと思っています!」
俺とれいかが話していると、なおが目を覚ましたのでなおにも好きな人について聞いてみた。
「なお、お前の好きな人教えてよ!」
「えっ!何で言わなきゃならないの~!」
「なお、私からもお願いします!」
「しょうがないな~。私の好きな人は...この学年にいる!」
「範囲が広すぎて全然分からないです。」
「内緒だよ~!」
「しょうがないな!いつか絶対なおの好きな人当ててやるからな!」
「当ててくれる日を待ってるよ」
「くっ...(笑)」
れいかとなおもいつの間にか目をつぶり寝ていた。 すると、次はあかねが起きた。
「虎太朗、やよいとラブラブでええな~!」
「う、うるせぇ...///あかねこそブライアンとラブラブだろ!」
「しずかにせい...///誰か起きてたらどうするんや!」
「ふっふっふ、あかね、顔赤いぞ!」
「もう!ウチは疲れたから寝る!」
と言いあかねは寝てしまった。次にみゆきが起きた。
「虎太朗くん!言いたいことがあるの!」
「ん?なんだ?」
「わ、私ね。虎太朗くんの事...好きだったんだ...///」
「みゆき!?」
「寝返り打つふりして虎太朗くんにキスしたの。」
「...///お前は可愛い、だけど俺にも好きな人がいるんだ。」
「...そっか。でも、伝えられてよかったし、答えも聞けてよかった!」
「みゆきも気持ちをしっかり伝えてくれてありがとうな!」
俺はそういうとみゆきは再び寝てしまった。寝る間際にみゆきが流した一粒の涙は忘れられないものとなった。
そして最後にやよいが起きた。
「虎太朗くん、さっきはありがとう...///」
「やよい、起きてたのか!」
「うん!起きてた!あのね、虎太朗くん。私...」
「やよい、俺、お前のことが好きだ。」
「こ、虎太朗くん...///」
「俺と付き合ってくれないか?」
「...お願いします...///」
こうして、俺とやよいは付き合うことになった。
「虎太朗くん、キスしていいかな...///」
「いいよ。」
俺とやよいはキスをした。キスは少し長い間続いた。俺の修学旅行は最高なものとなった。
そして、学校ではれいかの帰りを待つものがいた。
「れいか、俺にお土産買ってくれたかな?」
男は微動だにせず待ち続けていた。
章区切りはしていませんが、虎太朗とやよいが恋人になったので一区切りつきました。
※ブライアンのところですが実際はまだブライアンが出ていなく、少し違う感じになってしまいました。すみませんでした。