僕の艦隊これくしょん ~提督になれば艦娘とイチャラブできると思っていた~   作:荒井うみウシ

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白雪も磯波も普段全然つかってない作者です。スイマセン

あとオリジナル設定のため、一部ハテナがつく表現があるかと思いますが、ご了承ください。



白雪さんと磯波さん

「と、特型駆逐艦き、9番艦のい、磯波です」

 

おどおどとしながら磯波が着任の挨拶をする。

そう、着任だ。

十数人という零細鎮守府なうちに新たな娘が増えた。

 

正直磯波のイメージは地味でおとなしいというものしかなかった。

能力的にもビジュアル的にも性格的にも、だ。

故にあまり彼女のことはよくわかっていないが、これからはともに戦うのだし、知っていかなければならないなと思う。

 

磯波をよくよく注視する。

系統としては潮や羽黒に近いけど、あの娘らのちょっとあなたが苦手なんです感はあまり無い。

他に雰囲気の似ている娘というと思いつくのは神通だろうか。

だが、神通は神通で内なる戦闘狂(バーサーカー)がちら見えしているのだが、それもない。

うん、やっぱり図書委員という雰囲気だ。

接し方を間違えなければ良い仲になれそうな気がする。

 

 

毎回そう思って失敗してるような気もするが、この際スルーだ。前向きに生きよう。

 

「よろしく。しばらくはここでの生活に慣れてもらうことを優先するために、雑務を多く受け持ってもらうけど、すぐに海に出てもらうようになると思うので、心積もりをしてくださいね」

 

できる限りフレンドリーに、でもある程度上官という立場を踏まえた発言を心がける。

 

「はっはい!がんばります」

 

ピクッと反応したのち、磯波はおずおずと答える。

目もそらしはじめたり、ちょっと失敗気味の模様。

ここは一旦引いて、立て直すのが良策かな。

 

 

「では当分の間は白雪さんに教わって、仕事を覚えてください。かまいませんね、白雪さん」

 

横で控えていた白雪に確認を取る。

 

「はい、承りました」

 

淡々と礼をする白雪。

よく艦娘の委員長キャラというと大淀があがるけれど、僕は白雪をあげたい。

大淀の仕事できる秘書っぽさがある故に社会人感があると思う。

それに対して白雪は落ち着いた優等生感は同じだが、駆逐艦ゆえかまだまだ学生ぽさがある。

故に委員長キャラとしては白雪のほうがしっくりくるのだ。

 

それはさておき、今後の編成を見直さなければ。

磯波が来てくれたことで人は増えたが、しばらくは白雪をつける関係上、一時的に普段より1名減った状態で考えなければならない。

今居る娘は全員で15名。

 

駆逐艦

叢雲、霞、敷波、曙、潮、白雪、満潮

新たに磯波

 

軽巡

川内、神通、那珂

 

重巡

羽黒、摩耶

 

正規空母

赤城

 

戦艦

山城

 

編成できるのはまだ3艦隊までだから・・・

思案していると、まだ二人が残っていることに気づいた。

 

「ん?下がってもよいのですが、まだなにかありますか」

 

とりあえずたずねてみる。

 

「ぁぅ、いえ、私は特にありません・・・」

 

磯波が白雪と僕を見比べながら言う。

 

「私も特にはありませんよ?」

 

静かに白雪が答える。

 

「えっと、ならどうしてそうじっとこっちをみているのでせうか?」

 

問にちょっと素が出たような気がするが気にしない。

 

「本日の秘書艦は私ですから。司令のお傍に居るのは当然かと」

 

目を閉じ手を胸にあてながら静かに答える白雪。

 

「その、白雪ちゃんにつ、つくよう指示されていますので・・・」

 

体を縮めながら答える磯波。

両手を胸元にしながらするそのポーズは改造前の羽黒のポーズそっくりだ。

 

それはさておき思考を現状に向ける。

白雪はそんなに物分りの悪い娘ではないのだけど今回はどうしたのだろうか?

 

「えっと、じゃあ白雪さんや。磯波さんをつれて鎮守府(ここ)の案内なり、他の娘との顔合わせなりしてきてくれませんかね?」

 

改めて指示を出す。

 

「それでは秘書艦の仕事ができなくなってしまうのですが、いかがなさいましょうか?」

 

真顔でこちらを向く白雪。ちょっと怖い。

というか秘書艦の仕事なんて正直たいして無いんだけどね。

誤字脱字や計算ミスがないかの確認、書類の提出や連絡事項の展開などぶっちゃけ雑務で居なくてもなんとかなる。

一部の艦娘(叢雲たち)を除けばほぼのんびりしているだけだ。

例外の一部の艦娘(彼女たち)は重箱の隅をつつくがごとくくどくど口を出してくるが、それはそれだ。

 

それを踏まえて発言する。

 

「今日は特段仕事が多いというわけではありませんし、大半は終っています。磯波さん関連のほうを重視してくださいな」

 

お願い調なのは白雪さんが怖いからじゃないですよ?ほんとですよ?

 

少し思案顔ののち、白雪は口を開く。

 

「・・・わかりました。それでは一通りまわってきます」

 

行きましょうかと磯波に声をかける白雪。

ちなみに磯波はこのやり取りの間ずっとオロオロしていました。

かわいい。

 

二人して礼をして退室する。

それにしてもワーホリというわけではないのに真面目で仕事ばっかな白雪がどちらかというと暇で仕事のない秘書艦をやりたがったのが不思議だった。

実は意外と仕事が好きというわけではないのかもしれない。

 

 

 





いろいろと提督は勘違いしています。
そこらへんを裏で書けたらな~とおもっています。

世界観や設定をあんまり説明口調にならないように書きたいですが難しいですね。
登場人物たちからすればあくまで当然のことをいきなり思考するのは不自然ですから。
かといってわざわざ設定集ページを事前に作って公開したくない性癖なので我ながら困り者です。
小出しになってしまいますががんばっていきたいので、お付き合い願います。

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