東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 ついに完結ですよ。

 なんかいざ完結すると考え深いですね。

 という訳で東方魂愛想の最後のあらすじ行きましょう。



 それでは前回のあらすじ

 最終回。

 博麗神社での宴会。

 そして裕太は何とか彩を見つけ出して彩の自殺を食い止めて説得することに成功。

 そして

「俺と付き合ってくれ」

「喜んで」

 これはそれから数年後の話である。


epilogue

side裕太

 

 俺はベッドに寝そべって本を読んでいた。

 

 俺の横には二本の刀が立てかけてある。

「平和だなぁ。こうやって本を読めるのは異変が終わったお陰だな」

 あれから数年が過ぎ、俺は二十歳が過ぎた。

 

 今はこうやっているものの、ちゃんと仕事をしている。

 

 仕事を探している時に人里の寺子屋で教師をしている上白沢(かみしらさわ) 慧音(けいね)先生に拾ってもらった。

 

 それ以降、俺は体術の教師として寺子屋で働いている。

 

 俺はあの戦いの後、帰らないという選択肢を取ったが、皆も同じだったみたいで前見たく皆で仲良く暮らしている。

 まぁ、あの時と一つ変わった事があるとすれば

「父さん。俺に剣術を教えて!」

 俺と妖夢の間に息子が産まれました。

 

 名前は空頼 瞬助だ。

 

 由来は大切な人が出来たら誰よりも早く助けに行くような子になって欲しいと言う願いを込めて俺が付けた。

 まぁ妖夢は今でも口酸っぱくして無茶だけはしないで欲しいと言っている。

 だからあえて言おう。だが断る。

 

「瞬助。剣術なら母さんの方が実力は上だぞ」

 実際そうだ。

 

 俺は人に教えるだけの技術があるかと言われたらそうでも無い。

 教えるなら妖夢の方が良い。

「だけど母さんはお父さんの方が強いからお父さんに教えて貰いなさいって」

 どうしたもんかね……。

 

『教えてあげればいいんじゃない?』

 だけどまだ早いような気がするんだよな……。まぁいいか。

 

「よし、教えてやるから着いてこい」

 そう言って歩き出すと後ろを着いてくる瞬助。

 

 そして玄関を開けると

「あ、裕太さん」

「およ?裕太君。久々に修行?」

 妖夢と忍冬が居た。

 

 この二人は今夕食の買い物に行って帰ってきたのだ。

「いんや。ちと瞬助に剣を教えようかなって」

 

「そうだったんだ。良かったね瞬君」

 と瞬助の頭を撫でる忍冬。

「ちょっと。俺はもう子供じゃないんだから」

 こいつは態度とか顔立ちは俺似。性格や髪の色は妖夢似だ。

 つまり普段冷たい態度を取るけどちゃんと助ける時には助ける子なんだ。

 

 そして妖夢の才を受け継いだのか戦いがそこそこ強い。

 

 そして偶に京哉と忍冬が鍛えてるからさらに強くなっているのだ。

 

 そんな瞬助に能力があるかは分からないけど、親として我が子が強くなるのが嬉しくないはずがなく、そして同時に不安でもあった。

 でもこいつが強い事は親である俺が一番知っている。

 

「さぁ、こい」

 といつの間にか刀を持ってきた瞬助は「はい!」と言って突っ込んできた。

 暫く平和だったからと言ってまだまだ負けられないな。

「やっぱり強い」

 

「そりゃどうも」

 強くなったな瞬助。かなり重かった。

 

 京哉と忍冬はいい先生だ。

「よし、じゃあ瞬助。霊力って知ってるか?」

 

「ああ。これか?」

 と瞬助は霊力を出す。

 

「おおー。これは驚いた。凄い霊力量だ」

 元々妖夢の方が霊力が多い。

 その為、俺と妖夢を足して2で割ったような霊力量だ。

「そのまま刀に纏わせるんだ」

 飲み込みが早い。

 直ぐに霊力を刀に纏わせることに成功した。

 

『まぁ、瞬助君の飲み込みの早さもあるけど裕太君の教え上手と言うステータスも関わってるんじゃないかな?』

 確かにそんなステータスがあるって言ってたな。

 

 そのステータスのおかげで京哉がどんどん強くなったらしい。真相は分からんが、

「父さんには能力があるって聞いたけどどうなんだ?」

 あの二人は長年暮らしてみて結構口が軽いということが分かった。

 直ぐに口を滑らす。

「ああ、あるよ」

 

「俺にはあるのかな?」

 そう聞かれて俺はうーん……と考えて答える。

「あるんじゃないか?血統的に。俺と母さんの両方とも能力を持ってるんだ。双方の能力を受け継いでいたところで不思議な事は何も無い」

 そう言って《マイスペース》で少しの範囲を囲む。

 そして《瞬間移動》をしたら思った通り驚いた。

 

「これが俺の能力だ」

 

「す、スゲー!」

 目をキラキラ輝かせて興奮する瞬助。

「カッコイイ!」

 だが問題は瞬間移動は便利だけど使いすぎると直ぐに霊力が枯渇するんだよな。

 妖夢みたいな身体能力系の能力じゃないとよくある話だ。

 しかも元々そんなに霊力ないしな。

 

「俺も能力を使ってみたい」

 

「瞬助なら直ぐに使えるようになるさ」

 その声が聞こえた瞬間、空から京哉が降ってきた。

 デジャブを感じるものの、あの時と違うのは綺麗に着地できたことだ。

 

「裕太の子だもんな」

 改めてそう言われて照れてしまう。

 

 まさかあの時は妖夢とあんな関係になるとは思ってもなかった。

 人間と半人半霊、大丈夫か?と思ったが種族は半人半霊になって人間の部分が強くなっただけだった。

 

 人間の要素が強くなって身体能力が落ちるかと思いきや二人の身体能力が合わさった感じだ。

 寺子屋でもかなり身体能力が上の方だ。

「んじゃやってみるか。スペルカードを」

 

「はい!」

 俺は今、平和に暮らしている。

 

 今やこの白玉楼は誰かが欠けたらダメな所となってしまった。

 そしてあの異変が俺達の絆を強くしたと言っても過言ではない。

 

 そして俺は思う。次、いつあんな異変が起こっても大切な人が守れるよう、さらに強くなろうと。

 

 

The END




 はい!これにて東方魂愛想完結!

 いやー。僕もこれで完結作品は二作目になるんですね。

 短かったような長かったような。そんな変な気分です。

 はい!で、この次のシリーズも東方にします。

 準備期間もあるので来週はこの曜日の投稿は無しですが再来週から新たに書いていきます。

 詳しくは活動報告の方で書いてあるのでそちらをご覧下さい。

 それでは!

 さようなら

終わりましたが、最後の設定集あった方が良いですか?

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