デスゲームでオワタ式を強制されたのでゾンビプレイします 作:にゃー
前代未聞の1500字
次話をどうするか迷っているので多分今日中にもう一話はないです。
リズのフラグはもとからキリトに立たせるつもりでしたので心の温度をどうするかって感じです
機嫌が悪いアルゴの隣に座ってからアルゴを抱き抱えて膝の上に乗せ、一晩中つついたり撫でたり抱きついたり愛の言葉を囁いてみたりと、ひたすら機嫌をとろうとしたが、ついに機嫌が良くなることは無かった。
ただ、もう朝だというのに俺の膝の上から抜け出さないことや、抵抗しないことを考えると、少なくとも嫌われているということはなさそうだ。
今までは嫌われたりしたらそこまでの関係だったと割り切っていたのだが、さすがに一年一緒にいてそうはならないようだ。
何とかしたいのだが、さすがに一日フィールドにいてPvPもやって、徹夜というのはキツかったようだ。
気がつけばアルゴを膝に乗せて抱きついたまま寄りかかるように寝てしまっていた。
◆
バーストが私を構い続けて数時間。
どうしても綻びそうになる頬を必死に維持しながら堪えていると、バーストの体がもたれ掛かるように背中側から体重を預けてくる。
すうすう、と規則正しい呼吸をしていることから眠ってしまったのだろう。
確実に疲れていたはずなのに、こうして朝まで私に構ってくれたことはとても嬉しい。
そもそも私は怒っていなかった。
記事を見て少し嫌な気持ちになりはしたが、別段怒るほどの事じゃない。
でも、少し気になったのだ。私が素っ気ない態度を取り続けた時のバーストの反応を。
私がそうしているから鏡のように対応してくれているのではないかと思うことが少しだけあったのだ。
バーストは敵味方の区別がしっかりしていると言われているが、それはバーストが鏡のように対応しているからだと私は思っていた。
もし、キー坊がバーストに剣を向けたとしたらバーストも同じように剣を向けるだろうと思わせるくらいには。
私だけなのか、それとも“鏡”の前提からは間違っているのかは分からなかった。
けど、それだけでいい。私はバーストに愛されている。
それだけでいい。それが分かるだけで記事を見て心に生まれた黒い靄の何倍もの多幸感を感じられる。
私はアラームをバーストの分まで切ると、既に眠っているバーストと一緒に横になって眠った。
◆
気がついたら昼間だった。
アルゴは――近っ!
まあ良かった。勝手に寝て愛想つかされたみたいなことはなさそうだ。
それにしてもまだ眠いな。寝たのが六時か七時くらいだったろうしまあ仕方ないか。
二度寝――も悪くないのだが、三十五層にいたヤツらには昨日の記事の俺の相手がシリカだとわかる奴もいるだろう。
ゴシップ記者にメッセージを飛ばして対応させよう。
意外に思われるかもしれないが、俺とアルゴはゴシップ記者とはフレンド登録をしている。
何度かすっぱ抜かれたあとにとっ捕まえた結果、記事は書くけど都合の悪いことだったら修正するよといった感じでメッセージが送れるように
フレンド登録をしたのだ。
まあ、俺もアルゴも【隠蔽】であいつにフレンド位置検索されないようにしているのだが。
ちょいちょいとメッセージを書く。
修正がきつそうだったとしてもより大きな話で上書きしてもらう。
これは絶対だ。そうだな……キリトと一緒に歩いたってことだからアスナが怒ってたりしないかな。
対応が無理ならば、そのあいだに突っ込んでいってもらう。
そう書き加えてメッセージを送信。
わずか十秒ほどで返信がきて、全身全霊を持って対応させていただきますというメッセージ。
まあ、アスナは怖いからな。頑張って欲しい。
もうやることもないし二度寝をしようと再び寝転がると、ちょうどアルゴの顔が目の前に来た。
目尻は垂れ下がって口元も柔らかくなっている。
こんな可愛いだけのアルゴでも昨晩みたいな雰囲気が出せるってすごいな。
単純にSAOの感情表現がオーバーすぎるのか、アルゴがそういう方向に強いのかは分からないが。
ちょんちょんと頬をつついてみればニヘラと笑うアルゴ。
うん。やっぱり嫌われたくないな。
しっかりとその想いを胸に刻みつけてから夜に備えて寝ることにした。
アルゴ視点のような何かを入れたがアルゴ要素がキー坊という一ワードだけしかないという。
ほんと難しいですね