デスゲームでオワタ式を強制されたのでゾンビプレイします 作:にゃー
とりあえずこの話系列やって七十四層やってユイちゃん時系列で何かやって七十五層でSAO編は完結予定
それ以降はどうなるか分かりません。
PSPがお亡くなりになっていたのでimなぞるのも無理そうですね。
【裁縫】の熟練度が五百に到達し、実用性はともかく見た目だけは思う通りに作れるようになったある日、エギルの店でS級食材が振る舞われるというメッセージが回ってきた。
参加確認の残りは俺とアルゴだけらしく、俺達が参加すれば、メンバーはアスナとリズ、シリカにキリト、クライン、エギル。それに加えて俺とアルゴの八人となるらしい。
シリカはふた月ほど前に五十層まで上がってきていたらしく、その時に武器の修理にリズの店に行ったところ共通の話題で仲良くなったらしい。
アスナともリズつながりで仲良くなっているらしく、やはりこの世界は狭いなと思ったところだ。
せっかく貴重なS級食材が振る舞われるところに手ぶらで行くのもなんだし、全員のコスプレ衣装でも作っていってやろう。
アスナはコック服とかかな。今回料理を作ってくれるのはアスナらしいし。
リズはなんだろう。困ったこととかを自分の中に溜め込んじゃうしウサギとか。
ウサギは寂しがりではないが、わかりやすく異常を訴えてくれないから飼い主がしっかり見ていてあげないと間に合わなくなるって話を聞いたことがあるし。
シリカはノータイムで猫一択かな。
キリトは……狼とかかな。意外とさみしがりだし犬の方がいいかもしれないけど、それでも一匹狼感はあるしな。
クラインは侍――は普段と変わらないし……どうしようか。
とりあえず最後に作ることにしよう。
エギルはスーツにサングラスが一番だろうけど流石にパーティには無いか。
普段は鎧にインナーかインナーだけだし、普通にワイシャツとジーパンというのもいいかもしれない。
今回のホストだし、バーのマスターみたいな感じで。
アルゴはネズミ耳をくっつければいいだろう。
フェイスペイントは寝る時以外つけっぱだし。
俺も安直だが猫耳をくっつければいいだろう。
動物系がかなり多いな。カチューシャとか帽子系列なら簡単に作れるし、いろんな種類の耳を持って行ってみるか。
猫耳、犬耳、狼耳、狐耳、ライオン耳、うさみみ、虎耳、熊耳、狸耳、豚耳、猪耳、ねずみみ、リス耳、牛耳、羊耳、馬耳、猿耳、象耳 、羽耳、エルフ耳 。
ほとんど同じようなジャンルのものから一般的ではなさそうな家畜系の耳まで取り揃えるSAOの凄さよ。
作っておいてなんだが、羽耳とエルフ耳は明らかに気色が違う。
付け加える感じではなく、今の耳を変更する感じだしな。
ちょっと種類が多すぎな気もするが、とりあえず全部三つずつと、キリト用の狼耳プラスワンと言った感じで作っていく。
【インカーネイト・オーバーライド】の熟練度もあげるためにスキルを使ってから裁縫を開始する。
アイテムを出して針を通して――と三時間ほどやり続けたところでようやくすべての耳が完成した。
耳を作ったあとに再び作成可能リストを開くと尻尾も作成可能になっていたのでこっちも三つずつ作っていく。
腰で結んで垂らすタイプのやつらしい。
ゲーム内なんだから謎の力で生やせばいいのにと思ったが、“生やす”尻尾は倫理コードを解除しないと作成、装備できないらしい。
このゲーム、たしか対象年齢十二歳以上とかだったと思うが、倫理コード解除とかいうもののせいで下手な十八禁のゲームより
そこから更に一時間ほどでコック一式を作り終え、ワイシャツとジーパンも作る。
さて、思ったよりは素材が余っているな。
ちょっとくらい趣味に走ってもいいか……。
アルゴのマントをポンチョと呼べる程度まで短くして、その下に肩、ヘソ出しのもはや服と呼んでいいのか謎の服。ボトムスは超ミニのスカートにニーソで完成。
今度これを着させて夜の街を歩かせてみよう。
実質的にポンチョ以外はないも同然の服装なのでアルゴがどういう反応をするか見ものである。
まだ余っているので灰色ベースで露出度高めのネズミモチーフのものを作る。
当然
アルゴには内緒の特設ストレージに隠しておこう。
あとは、一着分くらいの材料かな。クラインのコスプレはどうするか迷うな……。
クラインのコスプレはどうするか迷うな……。