見てくれる方々全員にフレイムコアを直火でどうぞ。
ブランちゃんとすこちんを合わせてヒトシ挑発のブランちゃんとか考えたけどクソチートだなって。
あと是非ともブランちゃんにはネクストのブラスターコントローラーでリージョン処刑してほしい。プライムノーマルどっちも。
勇者ネプには是非ともプライムローニンを!!
空気を劈く継続的な銃声。
甘く停滞した静寂を穿ち、連なる建物を進撃し、『彼等』は暴虐の限りを尽くしていく。
数mはあろうかという、BMとは違って全身を厚く重装甲で覆った『巨人』達がその手に抱えるようにして持っている、複数の発射口のある銃...『プレデターキャノン』の焼け付くようなノズルフラッシュの嵐。
避難が済んでいるからか、人らしい人は見当たらず、悲鳴などというのも聴こえはしないものの、次々と暴力的な銃弾が、整備されている地域を抉り取っていく様は、まさに『支配的』という風にも感じる。
だが、そんな悪の機体達の背に、高速で忍び寄る存在があった。
大きさは、無法者どもと似たり寄ったりとはいえ、装甲は最大限に切り詰められた、機動に全てを振り当てた近接向けの機体だ。
縦横無尽に開けた地を駆け、もっとも『敵』に素早く肉薄できるルートを検索し、自身の、切るというよりは叩き潰すことに向いた剣を振り下ろす。
超硬度同士が激しくぶつかり合い、小気味良く、しかし鈍い音が、燃ゆる一帯に木霊した。
『!こちらリージョン1、敵タイタンの攻撃を検知!』
「ふふん、二人で戦えば!」
『強力ですね、ネプテューヌ』
気付いた時にはもう遅い、相手の装甲を切り潰す斬撃の嵐と、這い寄る『浪人』の頭から飛び立った疾風の紫の影の乱撃が、瞬く間に相手の装甲をこそぎ取り、何秒と経たない内に相手を大破状態へと持っていってしまった。
反応はできても、その全身の重装甲が仇となり旋回などが絶望的なまでに遅く、かつ、背後という完全な死角を取られ、向き直る頃にはもう遅かったのだ。
しかし、あの細身の巨人が振るう奇抜な剣だけではきっと削ぎ落とし切れなかっただろうし、紫の少女の二刀流から生み出される乱舞も、巨人の一撃で抉られた急所を突かねば、どれだけ彼女が速くても装甲の前では通りはしない。
まさに、二人で成せたからこその早業であり、短い付き合いながらもお互いに親和性の高い特質がある彼らではなければ、こうはいかなかっただろう。
『ターミネーション:残鋼を行います、ネプテューヌ、巻き込まれないように退避を推奨します』
「ん、わかった」
極度の損傷で、全身から火を吹き電気が迸るリージョンの外装を蹴り飛ばし、紫の閃光は一瞬で『通り魔』の頭部へととんぼ返り。
それを見計らった瞬間、彼の持つ剣が薄く電撃を纏い、青い『斬』光の奇跡を残して袈裟、逆袈裟を脆くなった敵機に叩き込み、たまらず相手は地面へと叩きつけられる。
その背に容赦の一切なく真っ直ぐに剣を突き刺し、土手っ腹を完全にぶち抜いて、右のマニュピレーターで引き抜き、残心。
下のスクラップと化したかつての敵は、あわれ、橙と赤で構成された汚い花火となりて最後の美を飾って残骸も残らず爆散した。
しかし、その死骸の先からも、湧き出す『奴等』が見えるのだ。
『複数のタイタンの存在を検知、警戒を』
「びーちゃん...このロボット達、一体何者なの!?」
あの整った街並みは破壊され、蹂躙され、刻まれた銃痕の上を、数え切れないほどの巨人達が闊歩する。
それは、『あの』世界で起きた、全てを滅した戦争の時のように。
「はー...ったく、こいつはどーしてこう面倒毎に巻き込まれる性分なのかねぇ」
誰にも聞こえないような、『ほんの』小さなボヤきが、燃え盛る硝煙の空間にて潰れるように消え落ちた。
時は遡り数時間前。
高く聳え立つタワーの下に広がるのは、BMが知るはずのない未知の街だった。
白く太陽の光を反射して輝く、生え揃った建物の数々に、それを囲むようにして流れゆく、整備された水の園。
まさに幻想の国、機械で作られた仮初めの泡沫ではなく、本物、実在として今ここに有された世界。
『多量の熱源反応を感知。恐らく人間が生活しているのではないかと推測』
「そっか、ここって...でも、なんだろ...」
「プラネテューヌならこんなに空気は淀んでないのに...」
『ネプテューヌ?』
「わっ!?な、なんでもないよ!?」
あはは、と微妙に苦笑いをして流そうとするネプテューヌ。
だが、彼の万能なAIには、逃げは通用しない。
なんと、彼は嘘誠なども声色パターンで分析し、無意識化で人が持つ部分で判別する程の優秀さを持つのだ!
...が、それをポンと明かすほど彼も野暮ではなく、少しだけカメラをキョロキョロとさせた後に、無言でその場を流す。
ああ、しかしこれだけ平穏に過ごせれば、本当に良かったのだが。
「...ねぇ、びーちゃん、なんかおかしくない?」
『発言の意味が不明です』
「なんだか、凄く嫌な感じがする...私の知ってるプラネテューヌなら、こんなやな空気はしないのに」
『「悲しみ」を検知、何か思い当たることでもあるのですか?』
「少し、ね...」
少しだけの間とはいえ、彼の分析作りは正確で、彼女の性格上、そこまでこんな感情の片鱗を出すことはないはずと認識していたにも関わらずである。
言うにも及ばないがあえて言おう、ネプテューヌという女性は、どこまでも垢抜けない無垢で陽気な性格だ。
しかも、ようやくこの幻想の街の内部の姿を暴く、入り口近くに行けそうというのに、こんな正反対の陰りを生むなどと。
そんな彼女が、そんな悩んだりすることなど、今日は上からxo-16、もしくはどこかの女性直伝ブラスターコントローラーの雨でも降り注ぐのではないか。
『ネプテューヌ』
「...プリンが空から降ってくる、とかは叶わないくせに、悪い方が当たるって事は割と聞いたことあるんだけど」
彼らから数キロメートル。
ドス黒い硝煙の響き、青空を逃げ惑う小鳥達、破壊された平穏、死の淵を前にした人間の悲鳴。
続く、続く、殺戮の音色が。
複数の重火器から奏でられる狂騒の調。
きっと人間寸の存在が持てるものではない、異常に破壊的なものと、離れた彼らまで知らしめる。
「主人公ってさ、いっつも強大な敵とかやっばい展開に巻き込まれるのがお約束って言うけどさ!」
『計算完了、自機からおよそ23km先、56km先、他100km以上先に自機と敵対する反応を10を超える複数を確認、人間と思わしき熱源を取り囲むように存在している模様、敵情報を開次』
「い、いっぱいのロボットが...こんなの聞いてない!見たことないよーっ!?」
『敵パターン判別、タイタン種・リージョンです』
『大口径ガトリング砲『プレデターキャノン』を主兵装とする、重装甲のタイタンの一角です。特殊弾『パワーキャノン』、前方展開式エネルギーシールド『ガンシールド』、前方からの戦闘は不利です、ネプテューヌ、決断を』
「なに!?『ネプギア駆動』!?なにそれ!?」
「プレデターキャノンだろ!お前人が静かに寝てる時にこんなおもしれーことに突っ込むなんてろくなことしねーな!」
「クロちゃん!?死んだんじゃ!?」
「誰のせいでこんな有様だと思ってんだよ!」
『ネプテューヌから不明な声質を感知』
「あーもうめちゃくちゃだよ!クロちゃんの馬鹿!」
「はぁ!?大体お前がこんなとこにオレをぶち込んだからこっから出られねーんだろうが!」
ああ、なにをやっているのだろうか彼女達は。
何やらネプテューヌの懐の小さな本が喋り出したと思えば、この有様。
さてさて、こんな馬鹿なことをやっている最中でも、無慈悲に厚く装甲をまとい、丸みを帯びたデザインの、5mはあろうかという巨大なロボット達が、美しい街並みを、その不釣り合いな硝煙の肉体で踏み荒らし。
その手に持った巨大なガトリング砲を回転させ、四方八方から勢いよく乱射する光景がそこには映る。
ネプテューヌ達がいる場所は街の端であり、そこから彼らが見える『略奪者』達は遠く離れていない、しかしそれは一角。
そう、この悪魔達は、聖域のようなこの楽園を、囲うようにして四方八方から
こんな事態を見て、一体主人公ネプテューヌはどう思うのか!
「びーちゃん...あのロボット、強い?」
『自機と同程度には』
「そうかぁ、スライヌみたいに倒せたら嬉しかったんだけど...ね」
いつのまにか懐から抜いている、ふた振りの業物。
その刀身の光沢に、一切の曇りなし。
「主人公には二つくらい役割があるんだよ、1に正義、2に悪を倒す、3にはね──」
型に構え、慣らすように一振りして見える敵の先に残心。
「──誰かを助けることが、主人公っ!」
『了解しました、ネプテューヌ。ローニン、BM-8145、戦闘態勢に移行します』
青く煌めく眼光を、鈍い光沢の剣先に燻らせ、奇しくも敵に剣を向ける方向、先、相手は彼女と同じ。
主人公の二人が、今、悪を打ち倒すために正義の剣を振るう!!
「いくよ!びーちゃん!だからちょっと頭に乗せて!疲れるし!」
『了解しました』
「...肩透かしにならねぇといいけどなぁ」
...彼女が持つ本からこぼれた溜息が、このさっきまでのかっこよさを全て裏切られた感覚を、如実に現している。
やはり、最後の最後できっちりしまらないのであった。
戦闘描写たのちい。
そしてねぷねぷキャラの攻撃力とかどうしようか悩む。
ナーフしまくってブラスターコントローラーレベル=イオンくん迫真のグラキャゲロビームとすると弱過ぎるかな...
でも女神側強くしすぎると「自爆するしかねぇ」だし...