聖杯大戦~天地創造の聖戦~(TRPGリプレイ小説) 作:吹雪狐
更新遅くなりすいません。
「さてアーチャー、早速だが任せたぞ。」
「了解したマスター。『訴状の矢文』!」
アタランテは敵影が見える位置に矢の豪雨を降らせる。
「...どうしたものか...。」
「何か不満でもあるのか?」
「確かに手応えは感じたが...まだまだ敵は残っているようだ。そしてあの辺りにサーヴァントの気配はなかった。」
「とすれば敵の防御魔術か?」
「だがあれは恐らく宝具のような物だ。」
「...まあ、これでいいよなセシル。」
「どうかしらね...。大丈夫?クレオパトラちゃん」
「当たり前ですわ。この程度私の蛇ならなんともありません。『暁の時を終える蛇よ、此処に』!」
炎を纏った蛇を召喚し、敵の所に突撃させる。
「...これは驚いた。まさかこんな隠し札があるとはな...。」
「私にかかればこのような事は余裕ですわよ。」
「さて、ここからは二手に別れるのよね。」
「そうだな。お前はレーヴェと、俺はエーヴェルとだな。アステカの女神の戦いっぷりが見れないのは残念だが、仕方ない。お前とあの狂人を合わせるのは色々と口調が濃すぎる。」
「それは余計なお世話よ。...健闘を祈るわ。」
――――
Side 黒陣営
「なんだあの蛇は...戦車部隊は後退し、離れたとこから砲撃せよ。」
「ったくもう...。ぐずぐずしてるんじゃないわよどんくさい。あとそこ!前進するんじゃないわよ。悠の命令が聞けないの?」
「まあまあエリー...。とにかく俺はこの蛇を召喚したサーヴァントのマスターを潰す。ついてきてくれるなブリュンヒルデ。」
「勿論ですよマスター。マスターが命ずるなら何処へでも...。」
「勝手に抜け駆けするな!じゃなかった私も着いてくわ悠。戦車は何機かは私についてきなさい。」
「やれやれ...。何であの人はこんな状態でも...。この前の警備の仕事の時と同じだ...。」
どこからか、聞こえてるわよ。後で覚えときなさいみたいな声が聞こえてきた。
「それよりヴァイス。貴様が先程我々の兵を守ったが、どういう魔術だ?」
「ああ、『熾天覆う七つの円環』ですか。私の魔術は投影と言いまして、いわば複製ですよ。」
「複製で作ったもので宝具を防ぐとは...面白い魔術だ。」
「そうでしょう。では、僕はあの蛇を...。投影開始――――『赤原猟犬』」
ヴァイスは剣を投影し、蛇を標的とする。
「この剣は標的を襲い続ける剣。これで少しでも...」
蛇はヴァイスを見つけたのか、建物めがけて突進する。
「え、ヤバい。こうなったら...」
「『約束されざる守護の車輪』!」
ブーディカの宝具により、蛇の突進は防がれた。
「ライダー!助かったありがとう。」
「間に合った。お姉さんは君の事が心配だったし、マスターの命令もあったからね。」
「...ライダーが蛇を引き付け、先程伝達があったがアーチャーも射撃しているようだ。貰っていた黒鍵を全て投げる。そして、投影開始――――『偽・螺旋剣』!」
黒鍵を投げた直後、カラドボルグ2を投影して蛇を射る。
「へぇ...。やるじゃん。これは僕も負けてられないね。...ん?あれは恐らくあの蛇を召喚したサーヴァント...。なら奴を消せば...。マスター。セイバーを呼んできて。恐らく本命が見つかった。」
「わかったわ。バレッタ。アルテラを向かわせて。」
「何で君が僕に命令してるんだ?でも今回は同意見だ。セイバー、あの蛇の主を破壊せよ。」
――――
「...向こうも思ったよりやりますわね。しかし、敵が全然現れないのが気になりますわ。」
「ファイア!『壊音の霹靂』」
「うっ...なんとか急所は外れましたわ。ですが...」
「破壊する。『軍神の剣』!」
「これは...。もう駄目ですわね...。...健闘を祈りますわ。マスター。」
花粉症が辛い...。