聖杯大戦~天地創造の聖戦~(TRPGリプレイ小説) 作:吹雪狐
「な、何故ナイフが...。うっ...。それより何故焼夷手榴弾を避けて...」
「これが格の違いよ。落ち着いてみればあんな程度避けるのは容易いわ。」
(まさか瞬間的に移動してナイフを...そんなことが...あり得なくはないかもですが...でも私に見えないなんて少し不自然ですぅ)
「休んでる暇なんてないわよ!」
続けて数本のナイフを投げる
「これは休んでられないですぅ...。」
ルッスーリアはエリーの周りに煙玉を投げる
「うっ...なによこれぇ...。」
「今ですぅ...。バーサーカーは亜煉君の加勢をお願いしますぅ。」
ルッスーリアは何かの薬品を飲み込む
「何よ。ただのハッタリのようね。」
「そっちこそ先程のように抜け出してくるかと思いましたよぅ。」
(当たり前じゃない...。あんな能力何回も連続出来るわけないわよ。)
「ところでぇ、何故冷静さを失っていたのですかぁ~?」
「は?何のことかしら」
「とぼけても無駄ですぅ。私が亜煉君と仲良くしてて腹が立ったのはわかりますよぅ。じゃなきゃ私に真っ先にナイフを投げてこないですぅ。それも力任せにぃ。」
「な、何言ってるのよ!私があの筋肉だけのクソ雑魚のことなんて...ことなんて...////」
「亜煉君は素敵な方ですから好きになるのは仕方ないですぅ。ところでぇ、一つ言ってもいいですかぁ?」
「な、何よ...。」
「私ぃ~亜煉君の初めてを全て貰いましたぁ~。初心で可愛かったですよぅ。」
「な...」
エリーの顔と頭が真っ白になる。
「しかもそれ以来私に病み付きでぇ~毎日私におねだりしてくるんですよぅ本当に可愛いですぅ。今や私の体の少しは亜煉君ので満たされてますからぁ~。」
「な...何でよ...私から離れたと思ったら違う女と...確かに付き合ってはなかったけどそれでもずっと好きだったのに...」
エリーの目から涙が溢れてくる
(この娘私のハッタリに完全に騙されてますぅ。この娘の能力を暴こうと思ったけど下手したらショックで攻撃できない状態に...しかし私も何を言ってるのですかぁ...これじゃ私も『気づいたら片思い』ですぅ~///)
「殺す...。貴様は何がなんでも...!」
エリーがそう言った瞬間、ルッスーリアが後ろに吹っ飛んでいた。
「こんな程度では終わらせないわ。」
更に大量のナイフを取りだし、投げる
「これで終わりよ!」
ルッスーリアに近づくと、渾身のアッパーを華麗に決めた
「...ハァ...ハ...ァ...」
「へぇ...まだ息があるなんて、想像以上にしぶといわね。」
(突然現れたナイフや突然吹っ飛ぶ私...しかも私が全く認識出来てない...。まるで私が動けない間に攻撃されてるかのよう...まさか!?でもそれは最早魔法の領域ですぅ...。でも私が思い付く限りそれしか考えられないですぅ...。時を止めてその間に攻撃したとしか...)
――――――
Side 亜煉
「アーチャー!まだいけるか?」
「大丈夫だ。」
「サーヴァントか...ならこちらも...。ランサー!」
「御意。マスター!」
槍を持った女性にしては長身の英霊がセイバーに向かっていく
「くっ...この方、かなりのやり手です。」
「私が援護する!汝は近接しててくれ!」
アーチャーが敵のランサーに矢を射ろうとすると
「させないよ。」
森から突然銃弾がとんできた
「...貴様か黒のアーチャー!邪魔だ!」
「そうは言ってもね...。そうするしかないのさ。」
アーチャーはひたすら矢を射るも、避けられるが、
「よし、当たった!」
「うっ...でも、一人はやれたかな?」
「何...まさか...!?」
「くっ...しまった!」
「終わりです。『死がふたりを分断するまで』!」
ランサーの槍が巨大化し、セイバーを倒す。
「やられましたか...後は頼みます...。」
セイバーは消滅した。