聖杯大戦~天地創造の聖戦~(TRPGリプレイ小説) 作:吹雪狐
Side ヴァイス
「さて、予想以上に長引いた...。あの方もお腹を空かせてそうだし、夕飯作ってから部屋に戻るか...」
自室に戻る前に調理場に行くヴァイス。調理場に着くと、まだ誰も居なく、一番乗りであった。
「さて、今日は...。」
「お、アサシンのマスターだね。えっと確かヴァイス君かな?」
「そうですね。ライダー殿も此処に?」
「夕飯作りの手伝いにね。というかヴァイス君も料理するんだね。」
「育ててくれた方が料理できなかったんですよね。だから僕が自分で学んで...。」
「君のお母さん。料理できなかったんだ。」
「...」
「あ、これは聞いてはいけないようだったね...。」
「...あ、すいません。」
「ううん。こちらこそ。さて、始めないと...。」
こうして、ヴァイスと黒のライダーは料理作りの手伝いをしていた。
――――
「やっと完成か。ヴァイス君思ってたよりやるね。」
「ライダー殿こそ。」
料理が完成すると、自分とサーヴァントの分を自室に運んでいく。
――――
「女帝殿、何をやっておられるので...?」
「こ、小僧か...。貴様が帰るのが遅くてな...。暇潰しに小僧がやっていたゲームとやらをだな...。」
「そうでしたか...。」
「貴様よくあんなものを軽々しく操作出来るな...。それよりも夕食だ。」
「こういうのは慣れですから...。そうですね。夕食にしましょう。」
「...しかし、貴様は料理を何処で覚えたというのだ?」
「独学ですね。師がいなかったので...。」
「そうか。それはいいとして、我の庭園の為の物の準備はどうなっておる?」
「素材は集まりつつあるようですが、もう少しかかるようです。」
「...そうか。あの庭園が出来たらこちらから攻めるというわけだな。」
「そうですね。恐らく敵は庭園が出来る前に仕掛けてくるでしょう。」
「何、そうなろうとも我が追い返すに決まっておるだろう。」
「いえ、女帝殿の手を煩わす必要もないでしょう。僕が戦いますから女帝殿は」
「何だと?」
アサシンがヴァイスが話すのを遮る
「我はサーヴァントぞ。マスターが戦うのなら我も戦わないでどうする。」
「そうでしたか、それはご無礼を...。」
――――――――
Side 赤陣営
「...敵は神谷姫華率いる部隊だ。となると...。」
「ああ、姫華はもとよりバレッタやウヴァや悠など厄介な連中が他にもごろごろいやがる」
「更にはバレッタや悠と言えば、彼等が率いているノア、クラナ、エリーまでいるわけですね。これは頭が痛い...。」
「ご名答。神谷姫華以外にも厄介な者はたくさんいる。更に面倒な事は、あの部隊の連中は本来聖堂教会が禁止してる魔術までも平気で使用してくる。そして次に相手方のサーヴァントだが...」
「まさか、もうわかったのか?」
「真名まではまだのようだ。だが、偵察に行かせた者によると連中のランサーとセイバーが強いそうだ。とはいえこちらのサーヴァントも負けてない。特に君達が召喚したライダーとキャスター、更に僕が召喚したランサーはね。」
「そのようやな。お前のランサーも相当な強さと見たで。」
「でしょう。では作戦を言い渡します。――――――――以上だ。」
「理解したゾーwwwでは僕は帰るのだぞぉwwww」
「あらもぉ~あの子あの話し方どうにかならないのかしらねぇ~」
「マスターも大概だと思いますわよ。貴方男ですのよね?」
「続きは各自でどうぞ。僕はこれからランサーの魔力供給をしなくてはならない。少し戦闘になっていたのでね。」
――――
「なあマスター、あの四人組はいいとして残りの二人だが...」
「あいつらか?女の方はかなり怪しい。奴とは絶対に行動を共にしない。あの言葉使いも苛つく上に問題だらけだからな。」
「そうだな...。(言葉遣いは他の奴の方が問題あると思うが...これは言わない方が良いな。)」
「...とりあえず、今夜の寝床を確保しないとな。」
「吾々は何処でも構わない。しかし、汝は見た目によらず切れ者だな。吾々が真名を言う前に当てるとは。」
「そうかい?矢を使ってギリシャ神話の英雄を召喚したんだ。更に耳と尻尾はライオン、これで思い当たる英雄は他にいなくてな、なぁ、アタランテ。」
やっとあのアーチャーの真名が明かされましたね。
とりあえず、執筆が進むうちに書けるだけ書きたいなと思ってます。そんなに長続きしない人間なので...。