聖杯大戦~天地創造の聖戦~(TRPGリプレイ小説) 作:吹雪狐
Side ソティル
「ふぅ...。かなり良い感じだったよランサー。またお願いするね。」
「...マスターが頼むなら。しかし良かったのか?仲間を単独で敵陣に送り込んで」
「ええ。彼ちは痛い目を見てもらわねばならない。ルッスーリアが一生懸命準備した茶菓子を...あんな可憐で純真な女の子の親切を踏みにじるのは許せないんだ。それに偵察は誰かがやらねばならない。」
「...マスターの言うことなら私は何も言わん。奴がこんな所で死ぬ輩にも見えなかったからな。」
「それから、どうやらルーラーが出現したらしいです。が、今回の場合敵対の可能性も否定出来ない。」
「ルーラーか、このルールなら出てくるだろう。」
「はい。だが奴は半神、我がサーヴァントは神殺しのランサー、スカサハだからな。奴には手強いだろう。」
――――
Side 姫華
「...成る程。アタランテにフランケンシュタイン。どちらも手強いわね。」
「それに対して私達はウヴァのナイチンゲールと私のビリーを送り込んだ。更にウヴァが相手のマスターを見に行ったわね。」
「...蛍はどう見るこの状況。」
「厳しいんじゃないかしら?サーヴァント戦は押されつつあるし、もし赤のアーチャーが赤のマスターに加勢したらウヴァも危ないわ。」
「...そうね。というか様子見だけと言ったはずなのに何故遊んでるのかしら。いくら相手が殉職した仲間の息子だからとはいえ...」
「...とにかく撤退させるべきだと思います。蛍さんのサーヴァントもここで失うのは惜しいですし...」
「流石ヴァイス。引き時がわかってるじゃない。それじゃあ、撤退させようかしら。」
――――
Side アタランテ
「...こちらが押してるな。マスターに加勢したいが、黒のアーチャーは放置出来ない。」
「...隙を見せたね!」
「ふっ...!危ない...なんとか避けることが出来たが...これでは有利だが不利だな...」
「ん?.........了解したマスター。...僕らは撤退するよ。目的は果たせたし、僕にとってここは少し場所が悪いからね。」
「あ、おいま...消えた......それよりマスター!」
――――
Side 亜煉
「...やはり強い...。」
「...期待通りですね。流石あの人の息子なだけある。けど僕にはまだ及びませんね。」
「...何ですかぁこの人...かなり強いですぅ~...」
「...ん?...成る程...。貴方達も運が良いですね。姫華からの撤退命令ですから。」
「...俺らはそのままで良いのか?」
「ええ。お二方全力を出し切れてない様子でしたし。お嬢さんは化学兵器で亜煉を巻き込まないよう、亜煉はお嬢さんに触れさせないようすることに意識がありましたので...。次は全力をお見せしてください。」
そう言ってウヴァは差って行く
「...マスター、大丈夫か!?」
「問題ない。お前は大丈夫そうだな。」
「亜煉さん...。」
「気にするな。皆無事ならやり直せるし収穫はあったからな。」
「それよりぃ~。最初のゴーレムとスケルトンも敵のですかぁ~?」
「ああ。それぞれバレッタとバジルの魔術で造り出したやつだ。」
「恐らく相手は大量生成して迎え撃ちますねぇ~。」
「恐らくな。それより報告だ。一旦戻るぞ。」
――――
「成る程。とりあえず無事で良かった。」
「そうかい。ところで他の連中は?」
「例の四人は別の場所にあったゴーレム工場を破壊してきました。既に用済みだったらしいですが...」
「それでも破壊しておいて損はないだろう。」
「そうですね。僕も同じ考えだ。」
「それはそうと、次の策は?」
「そうだね...。仕掛けに行こうと思ってる。」
「様子見はもういいのか?」
「もう少し様子見したいが、そうもいかない。キャスターの陣地作成をしようとしてるらしいんだよ。作成前には叩いておきたいからね。」
「...成る程な。陣地作成されるのは厄介だ。」
「そうだね。では、皆を集めよう。」
戦闘シーンはRP時も同じ展開の繰り返しで面白味がなかったのでカットさせていただきました...。
次回はついに敵の本陣へ!?