聖杯大戦~天地創造の聖戦~(TRPGリプレイ小説) 作:吹雪狐
Side 亜煉
「さて、合流場所に向かうぞアーチャー。」
「あっ、亜煉さぁ~ん。」
「げっ!?ルッスーリア...」
「私と行きましょうよぉ~。途中で襲われる可能性減るのでぇ~」
「...合流場所まではな。」
「というか亜煉さんって20歳だったんですねぇ私より3つ年下なんて意外ですぅ。」
「やかましい。」
「実は私年下の男の子大好きなんですよぉ~。濃い顔なら尚更ですぅ。」
「そうかい。それは意外だな...。」
「亜煉君とかこの外見で私にだけ弱味を見せてくるとか...あー可愛い。食べちゃいた~い。」
亜煉は内心イライラしながらもそこまで悪い気はせず、目的地へと向かうのであった。
――――
Side ソティル
「さて、もうすぐ時間だね。」
「マスター。何か策はあるのか?」
「勿論。先ずはアタランテに露払いをしてもらってからクレオパトラの蛇で突撃。一点に集められないようケツァルコアトルとフランケンシュタインは周りで暴れてもらう。デオンは追い討ち。クレオパトラの後ろを残りで突撃という形です。第一目標はバレッタの捕縛。願わくば相手の壊滅というところですね。」
「成る程。いきなり全滅させるわけではないのだな。」
「うむ。相手の戦力が具体的にわからないからね。」
「...亜煉にも突撃させるのか?」
「ええ。彼の罪は消えないし彼に相手の戦意を削がせるという狙いもある。」
「...どちらにせよそれくらいで奴は生き残らねばならない。私が見込んだ男だ。」
「ははは...。」
――――
「おい。ついたぞ。」
「よぉ亜煉。準備は出来とるか?」
「勿論だ。」
「活きがいいね。流石はスカサハが見込んだ男だ。...では、作戦開始だ。」
――――
Side 黒陣営
「姫華。ついに来たようだね。」
「分かってるわバレッタ。連中ね。」
「流石だね。ノア、動きを確認したい。」
「はいバレッタ。ウヴァはゴーレムやスケルトンの指揮。悠は戦車部隊の指揮。バジル、蛍、バレッタが回り込んで攻め込む。ヴァイスと姫華は待機ですよ。」
「ありがとうノア。流石は僕の忠臣だ。」
「ご光栄です。私はバレッタのためなら例え...」
「待ちなさいノア。貴女だけにバレッタ様の前でいいところは独り占めさせないわ。」
「はは、わかってるよクラナ。君も僕の誇る忠臣さ。」
「いやぁ~、バレッタ様の御言葉。痺れます。」
「んん。何やら小説の小ネタになりそうな話が聞こえてきたため参りましたぞ。」
「うるさいですキャスター。アルテラに破壊させますよ。」
「いやぁご勘弁を。それにしてもついに始まるのですね聖杯大戦。吾が輩精一杯見守らせて頂きますぞ。」
「あら?作家殿は戦わないのですか?」
「ええ。吾が輩戦闘等は滅法苦手でして...。」
「まあ構わないわ。それでは皆、迎撃するわよ。」
「...彼女は悲劇な末路が既に約束された身。ですがそれを少しでも遅らせるあるいは回避しようと精一杯足掻く様...実に興味深いですぞ。吾が輩は彼女のような非凡な人間が好きでまだまだ彼女の物語を書きたいと思っておりましてな...。健闘を祈りますぞマスター。まだまだ吾が輩にこの一戦を生きようとする様を見せてくだされ。彼女はどの戦で悲惨な末路になるかは分かりませぬ。だから一戦一戦全力で足掻く様は実に見物ですぞ。」
おシェイさん難しすぎィ!