また、今回から書けたら投稿という形にします。自分は書きだめは苦手だと分かったので。
【??? ???】
藤宮「我夢!」
我夢「藤宮……」
藤宮「辞表を出したっていうのは、本当か?」
我夢「……」
藤宮「反重力推進システムの完成はお前の夢だったんじゃなかったのか!? あと少しのところで、どうして!」
我夢「僕がいなくても、藤宮なら絶対に反重力推進システムを完成させることができる」
我夢「アルケミー・スターズの誇りを……頼む」
藤宮「我夢……まさかお前は……」
【藤宮 研究室】
藤宮「……」
≪ドアを開くSE≫
職員「藤宮教授、科学省のお茶の水博士が面会を求めてらっしゃいます」
藤宮「お茶の水博士が……分かりました。通してください」
職員「はい」
お茶の水「久しぶりじゃのう、藤宮君」
藤宮「えぇ、前に会ったのは確か研究発表会の時……でしたか」
お茶の水「そうじゃ。君の……いや、君たちの作った反重力推進システムのお披露目以来じゃな」
藤宮「……はい。それで、今日はどのような用件で……」
お茶の水「うむ、実はな……」
≪電話SE≫
藤宮「失礼電話が……はい、藤宮です」
≪携帯電話SE≫
お茶の水「む? もしもし、どうしたんじゃ夕子くん」
夕子『博士大変です! 今すぐ空を見てください!』
お茶の水「空じゃと?」
藤宮「空? 空がどうしたんですか?」
お茶の水「どうやら空で何かがあったようじゃな……」
藤宮「見てみましょう。ちょうどこの部屋には大きな窓があります。カーテンを開けば横浜の街も一望できます」
≪カーテンを開くSE≫
藤宮「こ、これは!?」
お茶の水「なっ、何じゃこれは!!」
【??? ???】
ダイゴ「ここは……砂漠? いや、あの建物は見たことがある……それじゃ、ここはまさか横浜?」
≪複数の怪獣の鳴き声≫
ダイゴ「怪獣!?」
???「……」
ダイゴ「それに、あれは……」
ウルトラマンティガ「……」
ダイゴ「ウルトラマン!? ッ!」
≪画面が白く覆われる≫
【神戸 港】
ダイゴ「ここは……」
???「地球人類よ!」
ダイゴ「!?」
ナックル星人「ウルトラマンメビウスは我々が倒した。これから始まる更なる恐怖に絶望し、滅び去るがいい!」
ダイゴ「ナックル星人に、ガッツ星人? どうして……それに、あの巨人が、ウルトラマン?」
ダイゴ「確かにカラータイマーが付いてる……けど、あんなウルトラマン見たことがない……」
???「待て! どこに行く」
???「決まってます! メビウスを助けに行くんです!」
ダイゴ「この声は……」
ハヤタ「もしわれわれが敗北すればシールドが解け、ウルトラキラーザウルスが蘇ってしまう!」
ダイゴ「ハヤタさん? でも、いつもと雰囲気が違う……」
ダン「その結果、数多くの尊い命が失われてしまうだろう」
ダイゴ「モロボシさんも……」
星司「戦いましょう!」
郷「メビウスが倒れた今、邪悪な宇宙人たちの陰謀を打ち砕けるのは、我々……ウルトラ兄弟だけです!」
ダイゴ「郷さんに、北斗さん……どうして皆さんが……」
ダン「ジュワ!」
〔ウルトラセブン変身〕
郷「……」
〔ウルトラマンジャック変身〕
星司「フン! ッ!」
〔ウルトラマンエース変身〕
ハヤタ「!」
〔ウルトラマン変身〕
ダイゴ「!!」
≪画面が白く覆われる≫
【市役所 観光課】
ダイゴ「ウルトラ兄弟だ!! ってあれ?」
ムナカタ「ダイゴ。遅刻した上に居眠りとは、いい度胸しているな?」
ダイゴ「す、すみません!」
ムナカタ「それにしても、ウルトラ兄弟か……懐かしいな」
ダイゴ「あ、はい……」
ムナカタ「だからと言って、居眠りは許さんがな、それより……あいつはどうした?」
ダイゴ「あいつって……あぁ、あの人はまだ見たいです」
ムナカタ「あいつが遅刻するなんて、明日蜃気楼でも出るんじゃないか? いや、もう出ているか……」
ダイゴ「蜃気楼……あれは一体何なんでしょう……まるで、世界の終わりを表しているかのような……」
ムナカタ「世界の終わり……か」
≪ドアを開くSE≫
ジョニー「遅れてすみません、ムナタカ課長」
ムナカタ「重役出勤とはお前もいい度胸だな、ジョニー」
ジョニー「申し訳ありません。出かけ先から今帰宅したもので。それと……」
ムナカタ「これは?」
ダイゴ「辞表?」
【チヨノフ 艦内】
チアキ「もうこの街に来て一ヶ月……一体いつまで待たされればいいの?」
リン「けど、その間にこっちの人たちと仲良くもなれたし、そこはよかったじゃないか」
ジェシー「確かにそうね。みんなは何処に行ってるのかしら?」
幸子「スカイガールズや地球防衛組の人達と集まって、昔こっちの世界で放送していたテレビ番組の鑑賞会をするって言ってました」
チアキ「……なんだか、順調にこっちの世界に順応しているわね私たち」
芽依「こんな平和に贅沢しちゃって、元の世界に戻った時やっていけるかな?」
リン「確か、BETAっていうのに侵略されてるんだっけ。こんなこと言うと他人事みたいだけど、大変な世界みたいだね」
みほ「はい。でも、今は戻る方法も分からないですし……」
華「今は休める時に休んで置こうってことになりました」
ジェシー「そうなの」
≪自動ドアが開くSE≫
岬「岬明乃他三名、戻りました」
リン「おかえり。ここ最近アイとかも連れ出したりして何してるの?」
茉莉香「色々と、それより弁天丸ですが重力下でも動かせる算段がつきました」
幸子「そうなんですか。良かったですね」
茉莉香「はい、それで皆に話したいことがあるんですけれど……」
ジェシー「何人かは外に出てるわ。半分ほどは、晴風や他の人達と一緒に……」
≪自動ドアが開くSE≫
ねこにゃー「いやぁ、面白かったですな宮藤氏!」
宮藤「うん、向こうの世界に持って帰れないかな? 友達や皆にも見せてあげたいなぁ」
冷泉「再生機器も買っておいた方がいいぞ」
万里小路「あら、皆さん帰ってらっしゃったんですか?」
岬「うん、たった今。皆で何を見ていたの?」
晶「こっちの世界の、特撮っていうテレビ番組……もう何年も昔にやっていた奴なんだけれど……でも今見てもすごく面白いんですよ」
茉莉香「特撮か……あとで見せてもらおうかな?」
仁「ああいいぜ! まだまだ見せたいのがいっぱいあるんだ!」
銀河「へへ、その名も……」
≪第2新東京市 路上≫
八光「ウルトラマン……か」
ルゥ「八光さん、どうしたんですか?」
八光「いや、不思議なものだと。特撮などというありもしない物に希望を見出す人間という物は……」
北斗「当時、地球の皆は戦争に疲れを感じていたんです」
エリス「第一次異星人襲撃頻発期や、何年にも連続して大勢の人が無くなった宇宙戦争が一応収束して、皆心が折れかけていました」
さやか「そんな時に、人々の心を救った娯楽、それがウルトラマンだったわけね」
勉「はい、その後もたくさんの特撮やアニメが産まれました」
北斗「ちなみに、僕のおすすめは仮面ライダー、それに秘密戦隊ゴレンジャーです!」
マリア「けど、その後は宇宙怪獣だとかセカンドインパクトだとかで世界中が大騒ぎになって……」
くらら「そのせいで、仮面ライダーは5作目、ウルトラマンは7作目で終わったのよ」
服部「そしてそのすぐ後にまた大きな戦争になって、ブリタニアに占領され、娯楽を楽しんでいる暇はなくなってしまった……ですか」
梓「すごく面白かったのに、残念……」
紗希「……」
八光「平和な時代になって、誰もが娯楽を楽しめる世界になっても、人類はそれをすぐに破壊する……」
八光「きっと、向こうの世界も怪異を全て倒したとしてもそうなってしまうのだろうな……」
ルゥ「……」
バルクホルン「……八光、一つ聞きたいことがある」
八光「何でしょうか」
バルクホルン「この街、横浜の……いや第2新東京都市の中には向こうで言う横浜基地がある。こちらの世界では高等学校となっているらしいがな……」
服部「それに、兜博士たちのように平行世界の同一人物がいるかもしれません。あいにはいかないんですか?」
八光「……例え外見が横浜基地と似ていたとしても、その中身は全く違う。それに、兜博士のように似ている者がいたとしても、それはただの別人だ……」
アトム「確かにそうですけど……」
八光「もういいじゃないか、この話は。この世界は、私たちの世界とは違うんだ……」
ルゥ(八光さん……貴方はきっと変わってしまった自分をご友人たちに見られたくないんですね……例え、それが別の世界の同一人物としても)
八光「それより、ここなのか?」
くらら「お茶の水博士が言うには……」
服部「しかしここは……」
藤宮「ようこそ、AGCWP・BPAの皆さん」
服部「あの、貴方は?」
藤宮「俺は、藤宮。反重力推進システムの共同制作者です」
バルクホルン「ご協力感謝します。先ほどお茶の水博士からここに来るようにと言われたのですが……」
藤宮「えぇ、ここで合っています」
カエサル「だが、ここはいったい……」
藤宮「横浜マリタイムミュージアム。表向きはただの旧横浜の歴史に関する物が置いている施設です」
くらら「表向きってことは、裏の顔があるってことね」
藤宮「えぇ、案内します。ついてきてください」
八光「分かった」
【横浜マリタイムミュージアム 地下】
八光「これは……」
エルヴィン「驚いたな。ただの博物館と思っていたが、まさかその地下にはこんな基地があるなんて」
藤宮「大層な基地を地上に作ったら、住んでいる市民の不安になりますから」
≪歩行SE≫
茉莉香「藤宮博士、お待たせしました」
ハラマキ「うわぁ、広い」
優花里「あれは弁天丸、それにイ401も。見当たらないと思ったらここにあったんですね」
岬「弁天丸以外の戦艦も、メンテナンスが必要だったから」
ドラえもん「やぁ皆、久しぶり」
みほ「ドラえもんさん。貴方も、ここでメンテナンスを?」
ドラえもん「僕自身はなんともないよ。でも長峰さんのトレーサーを修理しないといけなかったし、僕のひみつ道具が何かの役に立つかもしれなかったしね」
藤宮「役に立ったなんて物じゃない。君がいなかったらもっと時間がかかっていただろう、ありがとう」
ドラえもん「僕は当たり前のことをしただけです。それより、みんな集まったの?」
みほ「はい、ほとんどの人が」
幸子「ただ、葵さんだけは仕事の関係でここにはいませんけど」
茉莉香「弁天丸と晴風の搭乗員は全員来ています」
藤宮「そうか……」
チアキ「それで茉莉香、私たち弁天丸クルーは絶対に来るように言った理由は何なの?」
ハラマキ「そうそう、こっちの世界のアイドルを見に行きたかったのに……」
茉莉香「岬艦長……」
岬「うん……あのね、皆に聞いておきたいことがあって……」
ましろ「聞いておきたいこと?」
茉莉香「これから話すことは、弁天丸艦長加藤茉莉香としての言葉です」
茉莉香「今日まで、正規乗組員の代わりとして、海賊業務の手伝いをしてくれてありがとうございました」
茉莉香「そして……今日を持って、白鳳女学院ヨット部には弁天丸を降りてもらいます」
リン「え?」
グリューエル「降りてもらいますって……」
ジェニー「……それじゃ誰が弁天丸を動かすってわけ?」
茉莉香「……降りてもらった後、一人一人と個別に契約を結びたいと思います」
ジェニー「なるほど、そう言う事ね」
小林丸「そう言う事って、どういうこと?」
ジェニー「これから先、弁天丸が経験するのは命を賭けた実戦。向こうの命を奪うかもしれないし、こっちも命を奪われるかもしれない」
ジェニー「そんなところに行くのが怖かったら、ここで弁天丸を降りてもいいって事よ」
アイ「……」
茉莉香「もちろん、海の明星に帰れることになったら迎えに来ます。契約を結ぶか結ばないかは、皆さんの自由意思です」
岬「晴風も同じ。元々私たちは練習航海のためだけに来たようなものだから」
岬「こっちの戦争に、これ以上足を踏み入れたくない人は、ここで降りてもらってもいいから」
芽依「艦長……」
【横浜ランドマークタワー】
葵「これ以上戦いたくないなら降りろ……か」
葵「まぁ元々戦うつもりで来た子ばかりじゃないし、私のようにただ本能で戦うような子ばかりだったらやってられないものね」
葵「それにしても、誰か話し相手を連れてきた方がよかったかしら……暇を持て余すわ」
???「痛ッ!」
葵「?」
春香「痛たたた……また転んじゃった」
葵「貴方、確か765プロの……」
春香「え? あ、貴方は確かモデルの……」
葵「飛鷹葵よ、初めまして。確か今回のロケの……」
春香「はい! 私や千早ちゃんも番組に出るんです!」
葵「そう、よろしくね」
P「春香、大丈夫か?」
春香「あ、プロデューサーさん!」
葵「プロデューサー?」
P「あ、あなたは……」
???「……」
葵「?」
葵(隣にいる子も、765プロ所属のアイドルかしら……でも、なんだか……)
【横浜マリタイムミュージアム 地下】
茉莉香「……」
岬「……」
チアキ「ここから先、私たちの手には人の命がかかってくる。命を奪う覚悟ができている人は、私の所に来てください……か」
茉莉香「チアキちゃん……」
チアキ「ちゃんを付けない」
ましろ「艦長、どうして今更そんな話をしたんですか?」
岬「今更だから、今だからだよシロちゃん」
ましろ「宗谷さんもしくは副長と……いえ、続けてください」
岬「これから先、たくさんの敵と戦う中、少しの迷いが致命的なミスに繋がっていく」
茉莉香「だったら、覚悟を決めていない人間を乗せるよりも、覚悟を決めてくれた人を乗せたほうがよっぽどましです」
チアキ「なるほど……でも、茉莉香自身はどうなの?」
茉莉香「え?」
チアキ「……戦う覚悟ってやつよ」
茉莉香「……」
茉莉香「怖いよ、もちろん」
茉莉香「海の明星に帰れるかもわからないし、これから先いつ命を落とすことになるのか……弁天丸の艦長をするって決めた時に、もう覚悟はしていたはずなのに」
茉莉香「そもそも、私たちが戦う必要はないんです。私たちはただ巻き込まれただけなんですから、この世界の人たちに、この世界の事を任せればいいだけなんです」
岬「でも……私たちの代わりに誰かが犠牲になって、それをただ傍観するだけなんて……無責任だと思うから」
岬「これは、私たちが帰るまでの私たちの戦いなの……」
ましろ「だったら、どうしてそう命令してくれないのです」
岬「……船の仲間は、家族だから……家族に、危険な真似をさせたくはないのは、当たり前でしょ?」
ましろ「……」
【ドアを開くSE】
麻侖「なんでぇなんでぇ! 水臭いじゃねぇの艦長!」
岬「!」
黒木「弁天丸はともかくとして晴風は私たち機関科がいなくてどうやって動かそうってのよ」
麻侖「一度首突っ込んで途中で逃げ出すのは江戸っ子じゃねぇ! 最後まで付き合ってやるよ!」
聡子「航海科もいなかったら、海図も書けないし、海路も分からなくなるぞな!」
まゆみ「ぞな?」
ほまれ「わ、私達だって!」
あかね「いなかったら、ご飯が作れないし……」
万里小路「ようするに、一人でも欠けたらそれは晴風とは言えないということですわ」
芽依「だいたい、私たちは近いうちにBETAとか霧の艦隊と戦わないといけなかったんだし、それがちょっとだけ早まっただけでしょ」
野間「何の覚悟もなしに晴風に乗ったわけじゃない。艦長も、それは分かってるはず」
岬「みんな……」
ヴィルヘルミーナ「わしも、艦長を救うまで降りたくない。役職は何でもいい、わしを晴風で使わせてくれ」
岬「ミーちゃん……」
【歩行(複数)SE】
アイ「わ、私達も!」
茉莉香「あ……」
アイ「その……私たちも、戦いたいです!」
茉莉香「みんな……」
グリューエル「らしくないですよ、茉莉香さん」
ウルスラ「弁天丸は、一人じゃ満足に動かせない。だから私たちが乗ったんじゃん」
ジェニー「まぁ、他人の事も考えない人間よりはましだけれど」
小林丸「一度は乗ったのだから……最後まで私達も付き合う」
サーシャ「こっちの世界にもたくさんの友達ができた。だったら、私達にもその友達を守らせて」
リン「どうせこのヨット部は変わり者の寄せ集め。こうなること、茉莉香は分かってたんじゃないのか?」
茉莉香「……」
岬「皆、本当にいいの?」
幸子「船の仲間は家族……その家族を戦場に残していくほど、私たちは非情じゃありません」
ましろ「……だそうですよ艦長」
岬「……ありがとう」
藤宮「……」
お茶の水「どうじゃ、藤宮博士?」
藤宮「はい、あの子たちだったら、きっとあの装置を正しく使ってくれるはずです」
藤宮「今は……あの子たちに託しましょう。我夢の夢を……」
≪警報≫
お茶の水「なんじゃ!」
ハラマキ「なんなのこれ、警報!?」
アトム「博士! 大変です!」
お茶の水「アトム、一体何があったんじゃ!」
アトム「今、この街にザフトが向かってきているそうです!」
お茶の水「何じゃと!?」
チアキ「ザフトって何?」
お茶の水「ザフトは、プラントと呼ばれるスペースコロニー生まれで構成された軍隊なんじゃ」
お茶の水「ついこの間、地球連合軍と戦争状態にはいったんじゃが、まさかブリタニアが植民地とするエリア11にまで来るとは……」
藤宮「エリア11は総督であるクロヴィスが亡くなって日が浅いために混乱が続いています。それにブリタニアは行政特区にはあまりKMFを置いていない……つまり」
ましろ「なるほど、ザフトにとって侵攻するのに一番適している場所、時期といえるのか……」
茉莉香「でも、一番来ちゃいけない場所に来てしまったとも言えます。そうですよね、岬艦長」
岬「うん。皆! すぐに晴風に乗り込んで! 出航するよ!」
茉莉香「皆さん! これからは臨時の乗組員としてではなく、正式な乗組員として弁天丸に乗り込んでください!」
リン「オッケー!」
[戦闘MAP1開始]
≪ジン×8 シグー×1機出撃≫
[戦闘MAP1終了]
[シナリオパート1開始]
【横浜ランドマークタワー】
春香「あれは……」
P「ザフトのMS……」
≪着信音(ダ)≫
葵「もしもし……分かった。すぐに向かう!」
P「葵さん、どこに!」
葵「行くところがあるの! あなたたちは早く逃げて!」
???「逃げるって言っても、どこに……」
≪爆発SE≫
≪画面揺れる≫
春香「きゃあ!」
P「ッ! なんだ……!」
???「あのロボットからじゃない……一体どこから……」
≪転送SE≫
春香「ッ!」
葵「なに、あれ……」
P「……あれもザフトの兵器なのか」
≪バルカンSE≫
≪ビームSE≫
≪爆発SE≫
???「戦い始めた……敵、それとも味方、どっちなの?」
≪念話受信SE≫
春香「あ、あぁッ!」
P「どうした、春香!」
春香「頭が、痛い……あぁッ!!」
≪転倒SE≫
???「春香ちゃん!」
葵「え?あなた……」
春香≪ゼノ≫「春香ちゃん!しっかりして、春香ちゃん!」
【??? ???】
春香「だ、誰……?」
???「フフフ、ついにこの時が来た」
春香「え? あなたは……」
???「あれからどれほど待ったことか……だが、ついに復活の時が来た」
春香「いや、やめて……」
???「怖がることはない。本来のお前に戻るだけだ。そう、お前の前世である私に……」
春香「きゃぁぁぁ!!」
【横浜ランドマークタワー】
???「……」
P「は、春香? その姿は……」
???「フフフ……ようやく、ようやく顕在することができた」
葵「この力……あなた、何者?」
???「私か?」
ハルシュタイン【DVE】「私はハルシュタイン。全宇宙の神となるべき者だ」
葵「ハルシュタイン?」
春香≪ゼノ≫「ハルシュタイン……それって確か春香ちゃんたちの映画の……」
ハルシュタイン「私をそのような低俗な物と同じ存在と思うな」
P「おい、春香はどうした!」
ハルシュタイン「あの者は深い眠りについた。二度と起きぬ眠りへとな」
P「そんな……」
葵「あの子の身体を乗っ取ったっていうの?」
≪複数人が駆け寄るSE≫
千早「プロデューサー! 早く逃げないと……あれは!」
亜美「え? あれって……」
真美「嘘、ハルシュタイン?」
ハルシュタイン「久しぶりだな、辺境宇宙の蛮族……いや、こちらでは初めましてと言うべきかな?」
葵「離れてなさい!こんなのは使いたくないけど……」
≪銃を構えるSE≫
千早「え、銃?」
葵「春香の身体を返しなさい! さもないと……」
P「やめてくれ! あれは、春香の身体なんだ!」
葵「悪いけど、私の本能が言ってるのよ……ここで倒せってね」
ハルシュタイン「私にそのような貧弱な武器が効くと思うか?」
葵「思えない……悔しいけどね」
ハルシュタイン「ではさらばだ……辺境宇宙の蛮族どもよ」
≪飛行SE≫
P「待て! 春香!!」
春香≪ゼノ≫「プロデューサーさん! 危ない!!」
P「うわッ!」
葵「まずいッ! 割れた窓から……」
千早「プロデューサー!」
亜美「お兄ちゃん!」
≪手を掴むSE≫
P「くっ、みんな……」
葵「じっとしてて。今、引き上げる……ッ!」
葵(まずい、ガラスの破片とかで滑る。このままじゃ……ッ!)
P「手を離すんだ。このままじゃみんなも……」
千早「嫌です!」
P「ッ!」
春香≪ゼノ≫「今ここで手を離したら、絶対に後悔する。だから!」
P「けど……」
葵(手が使えれば……)
≪爆発SE≫
亜美「わぁ!」
葵「しまっ!」
P「うわぁ!!」
【シナリオパート1終了】
【戦闘MAP2開始】
春香≪ゼノ≫「きゃぁぁぁ!!!」
真美「うわぁぁ!!」
葵「ここまでなのッ?」
春香≪ゼノ≫(嫌、死にたくない……助けて……お願い……)
春香≪ゼノ≫「インベルッ!」
≪空間転移SE≫
≪???出現≫
≪横浜ランドマークタワー隣に移動≫
???「……」
葵「え?」
真美「死んでない……真美達、浮いてる?」
亜美「助かったの?」
P「このロボットは……」
春香≪ゼノ≫「あぁ……」
インベル「……」
春香≪ゼノ≫「イン……ベル……来てくれたの?」
春香≪ゼノ≫「でも、あなたはあの時……どうして……」
インベル「……」
春香≪ゼノ≫「……そっか、そうなんだ」
葵「春香、貴方このロボットが何を言っているのか分かるの?」
春香≪ゼノ≫「はい、だって私の彼氏ですから」
葵「え?」
真美「それで、なんて言ってるの?」
春香≪ゼノ≫「はい……」
≪怪ロボット×8出現≫
春香≪ゼノ≫「だそうです」
千早「SOS?」
ザフト兵「なんだ、あのロボットは!?」
ザフト兵「ろくな兵器がないって話だろ! なのになんでこれだけ反撃されてるんだよ!?」
ザフト兵「構わん! 未確認機含めて破壊しろ!」
P「ッ! こっちにも攻撃を……!」
春香≪ゼノ≫「皆を安全な場所に連れていかないと……」
葵「だったら、うってつけの場所があるわ横浜マリタイムミューアムに!」
真美「え? どうして?」
葵「そこに、私の仲間がいるのよ」
春香≪ゼノ≫「分かりました。インベル、お願い!」
インベル「!!」
くらら「葵!」
朔哉「遅いぜ、葵! って、誰だその人達……」
葵「説明している時間はないの。芳香、この人達をお願い!」
宮藤「は、はい! 分かりました!」
春香≪ゼノ≫「私は、インベルと一緒に戦います!」
P「春香……分かった。けど、気を付けてくれ。君も……別の世界の春香とはいえ、天海春香なんだからな」
春香≪ゼノ≫「……はい!」
ハルシュタイン「ほぅ、面白い。ハルカイザーがまだ未完成であるのが残念だが、代わりに怪ロボットが相手になろう」
春香≪ゼノ≫「春香ちゃん、待ってて……今私が貴方を助け出す!」
春香≪ゼノ≫VS初戦闘
春香≪ゼノ≫「インベル、リボン返してくれてありがとう……また会えて本当に嬉しかった」
春香≪ゼノ≫「どうしてあなたがここに来ることができたのかなんて関係ない。また一緒に戦って、インベル!」
春香≪ゼノ≫VSザフト兵
{攻撃}
パイロット:春香≪ゼノ≫
機体:インベル
技:格闘
{反撃}
パイロット:ザフト兵
機体:ジン
技:重突撃機銃
春香「無茶はしないで、インベル」
春香「はぁぁぁ!!!」
ザフト兵「なんだこいつのパワーは!?」
ザフト兵「いい気になるなよ!」
ザフト兵「落ちろってんだよぉ!」
春香「避けれた……ありがとう、インベル!」
春香≪ゼノ≫VS怪ロボット
春香≪ゼノ≫「インベル、私たちで春香ちゃんを助け出そう」
ハルシュタイン「何度言えば分かる。この世界の天海春香は眠りについた。二度と覚めることのない眠りへとな」
春香≪ゼノ≫「そんなことはない。春香ちゃんは必ずそこにいる。私達の助けを待っている!」
ハルシュタイン「戯言を、ならばそのかすかな希望をも消してくれる」
春香≪ゼノ≫「どれだけ小さな希望でも、それが明日に続くのなら絶対に守る!」
葵「春香! 無事!?」
春香≪ゼノ≫「その声、葵さん!」
ジョニー「春香? やはり、先ほどすれ違ったのは765プロの方々でしたか」
くらら「あら、知り合い?」
ジョニー「『月刊男のアイドルマスター』に乗っていましたから」
ジョニー「確か名誉ブリタニア人だけの事務所にも関わらず、所属する全てのアイドルがSランクアイドルに認定され、本国の人たちにも莫大な人気があると」
ジョニー「いえ、確か少し前に新人のアイドルが一名入ってきたのでその子以外がSランクアイドルでしたね」
ジョニー「しかし、アイドルもロボットに乗るなんて初めて知りましたよ」
春香≪ゼノ≫「いえ、私は……」
≪念話受信SE≫
イオナ「あ……」
群像「どうした、イオナ」
イオナ「呼んでる」
群像「呼んでる? まさか……」
イオナ「行ってくる」
[戦闘MAP2終了]
[シナリオパート2開始]
【霧のお茶会空間】
ハルナ「久しぶり、401」
イオナ「キリシマ、ハルナ……」
キリシマ「この姿で会うのは初めてだな。私たちの誘いに乗ってきてくれるとはね」
イオナ「……何の用事?」
キリシマ「私たちは艦隊旗艦コンゴウからお前を撃沈しろとの命令を受けている」
イオナ「知ってる」
キリシマ「だがその前に、ハルナからお前に話がしたいそうだ」
ハルナ「401、何故人間の側に付く、何がお前をそうさせる」
キリシマ「タカオもお前との交戦後、任務を放棄し出奔した。人間のクルーを求めてな」
イオナ「タカオ……」
キリシマ「この身体を得た今、すでにわれわれが人間から得る事等何もない。それがコンゴウが下した結論だ」
ハルナ「お前は、人間にはまだなにかがあると思っているのか、それとも……」
イオナ「分からない。だけど……今の私には艦長が必要。私はもう……千早群像の船だから」
ハルナ「そうか……」
イオナ「……」
キリシマ「……」
ハルナ「……何か不思議に思うことはないのか?」
イオナ「?」
ハルナ「こっちの世界は私たちの世界とは違う。なら、戦う意味はない……とは言わないのか」
イオナ「私は千早群像の船だから。私は千早群像に従うだけ」
ハルナ「……401。まだ私たちと同じであると分かってよかった」
キリシマ「ん? なんだこの気配」
イオナ「私たち以外にもう一人いる?」
[シナリオパート2終了]
[戦闘MAP3開始]
群像「イオナ……」
イオナ「大丈夫」
群像「そうか、来ているのはキリシマとハルナか?」
イオナ「大戦艦級で来ているのは……でも」
群像「でも?」
八月一日「これって……キリシマ、ハルナ以外の音……それも大きい、これって!」
みほ「え? あれって……」
≪ティーガーⅠ×1 ティーガーⅡ×2 ラング×3 パンターG型×5出撃≫
まほ「……」
沙織「黒森峰の学園艦!」
華「やっぱり、こっちに来てたんですね……」
晶「ってちょっと待ってください!どうして戦車が海の上を……」
八光「私たちの世界で、黒森峰や大洗の戦車は敵によって海の上を走れるようになっていた」
桜野「あれが、こっちの世界にまで影響が出ているってこと?」
八光「恐らく……」
葵「ねぇ、弁天丸はどうしたの?」
杏「今、最終チェックの最中だよ」
ヴィルヘルミーナ「それが終われば出てこれるそうだ」
[戦闘MAP3終了]
[シナリオパート3開始]
【横浜マリタイムミュージアム 地下格納庫】
藤宮「以上が、反重力推進システムの仕様です」
茉莉香「皆さん、分かりましたか?」
ヤヨイ「大丈夫です!」
サーシャ「新エンジンといっても、藤宮博士たちのおかげで元の動力と動きが連動しているみたいだし」
茉莉香「では出航します! 藤宮博士は、安全のために下船してください」
藤宮「いえ、自分はこのまま。戦闘中に何かがあった時すぐ対処できるように乗船しておきます」
茉莉香「分かりました……総員、持ち場に付いてください!」
弁天丸クルー「了解!」
≪走り去るSE(複)≫
≪タイピングSE≫
≪機動SE≫
≪コンピュータSE≫
茉莉香「フライトプランは設定せず白紙で、レーダーは半径5キロに設定してください。あまりにも大きすぎると死角が増えます」
≪エラーSE≫
リン「たくさんエラーが出てくるけど?」
茉莉香「想定外の機材を積んでいるので仕方ありません。重大なエラーだけ報告して、他は無視してください!」
茉莉香「阿号・吽号始動! 少しづつ出力を上げて。但し、吽の出力が安定しずらいのは前のままですから、動力担当の方は、絶対に眼を離さないでください」
ヤヨイ「了解!」
チアキ「阿号・吽号と反重力エンジンの直列使用問題なし、行けるわ」
茉莉香「安全確認。藤宮博士、ハッチを開いてください」
藤宮「ハッチ、解放! 各所で作業をしている者はすぐに下がってください」
ヤヨイ「エンジン出力良好! 反重力エンジンフルドライブ! 吽号の出力の問題は、反重力エンジンでカバーします!」
グリューエル「兵装、エンジン、オールグリーン……茉莉香さん!」
ジェシー「景気づけに、あれ……言ってみる?」
茉莉香「はい……ふぅ……」
茉莉香【DVE】「さぁ、海賊の時間だ!」
[シナリオパート3終了]
[戦闘MAP4開始]
≪弁天丸出現≫
カエサル「弁天丸が飛んでる……」
嶋「見事ですな……」
門脇「やはり、船はあるべき場所が一番輝く物だ」
茉莉香「すごい、弁天丸が空の下を飛んでる……」
藤宮「反重力エンジンはどうなってますか?」
ヤヨイ「特に異常は見られません」
チアキ「戦闘の負担でどうなるかが問題だけど、今のところは支障なしといったところね」
藤宮「よかった……」
茉莉香「藤宮博士、それにドラえもんさんもありがとうございます!」
ドラえもん「いやぁ、僕はただ藤宮博士の指示に従ったまでですよ」
甲児「どうやら、弁天丸も問題ないようだな」
さやか「そうね。それじゃ後は……」
葵「春香、貴方もこの街を守るのを助けてくれるんでしょ」
春香≪ゼノ≫「え? あ、はい!」
荒磯「う~む、アイドルを戦わせるのは気が引かれるが……」
葵「あら、そう言うのなら私だってモデルやってるわよ」
くらら「葵を基準に入れていいのかしら……」
春香≪ゼノ≫「お願いします。私も、インベルと一緒にこの街を……」
春香≪ゼノ≫「そして、春香ちゃんを助けたいんです!」
芽依「え?それってどういうこと?」
葵「話は後! とにかく今は……」
春香≪ゼノ≫「はい、守りましょう。この街を、この世界を!」
荒磯「うむ、とにかく戦闘開始だ!」
仁VSザフト兵
飛鳥「ザフト、あの戦いの時にも何度か邪魔をしてきたけど……」
仁「子供にだって人同士で争ってる場合じゃないって簡単に分かるのに、どうして分からねぇんだよ!!」
銀河・北斗VSザフト兵
銀河「お前ら! あんときは一人もきてくれなかったくせにこんな時に出てきやがって!!」
北斗「いくら戦争中だからって、やっていいことと悪いことがある! それを……どうして分かってくれないんだ!」
銀河・北斗「ばかやろぉぉぉ!!」
葵VSザフト兵
葵「平和な街を襲うなんて、覚悟できてるんでしょうね!」
朔哉「なんだ?なんか今日の葵はいつもより気合が入ってるじゃねぇか」
くらら「けど、いち警察官として市民の平和が脅かされるってのも黙って見ていられないわ」
ジョニー「そうですね。この街には、少しばかり思い入れがあります。痛い目に合ってもらいますよ!」
葵VS怪ロボット
葵「あの先に……春香がいる」
朔也「どういうことだよ?」
葵「春香の身体が乗っ取られたのよ。あのロボットに乗っているのは……たぶん、別の春香」
ジョニー「なるほどそういうことでしたか、しかしその春香さんはまだ現れていないようなので手加減の必要はないかと」
くらら「けど、問題はその後。どうやってその子を助け出すつもりよ」
葵「そん時になったら考える!」
朔哉「ってそんなのでいいのかよ!」
葵「いいも何も、それ以外にないから言ってるんでしょ、行くわよ!」
葵VSまほ
ジョニー「あれは、ティーガーⅠ! およそ200年前、まだ戦争が地球上のみで行われていた時代の産物」
くらら「その知識は当然」
ジョニー「『月刊男の戦争の歴史』に乗っていました。しかし、それに書いていたスペックよりもはるかにこちらの方が上のようですが」
朔哉「今までいろんな国で最新式の戦車とは戦ってきたけど、旧時代の戦車と戦うことになるなんてな」
葵「確かにこの世界の昔にあった兵器かもしれないけど、あれは異世界の物でおまけに現役の兵器。加えて指揮しているのはみほちゃんのお姉ちゃんって話だからきっと手ごわい……でも、負けらんない!」
春香≪ゼノ≫VSザフト兵
春香≪ゼノ≫「あなたたちの目的が何であったとしても、この街、そして異世界からきた私を受け入れてくれた765プロの皆は、絶対に守る!」
春香≪ゼノ≫「そこをどいてぇ!!」
春香≪ゼノ≫VSキリシマ・ハルナ
ハルナ「この反応、もしかしてあのロボットと……」
春香≪ゼノ≫「インベル、あの不思議なバリアを破れるの?」
春香≪ゼノ≫「……そう、そうだよね、やって見なくちゃ分からないよね!」
キリシマ「面白い。アレと私たちは同じ穴の狢ってことか」
ハルナ「もしくは……401と同じ」
茉莉香VS初戦闘
茉莉香「皆さん、聞いてください。ここからは本当に命を賭けた戦い。もう後戻りはできません」
チアキ「……」
ジェシー「……」
茉莉香「戦って勝つこと、それだけが私たちが生き残るすべです」
グリューエル「……」
リン「……」
茉莉香「そしていつの日にか帰りましょう……あの私たちの故郷、海の明星に!」
茉莉香「照準合わせ! 新生弁天丸の処女航海です。私達海賊の力を敵に見せつけましょう!」
弁天丸クルー「了解!」
茉莉香VSザフト兵
チアキ「ハラマキ! 準備はいい!」
ハラマキ「う、うん……でも、覚悟したとはいえ人殺しは怖いな……」
茉莉香「この世界のロボットの脱出装置は優秀だそうです。だから、思う存分撃っちゃってください」
茉莉香「船の責任は全て艦長である私が負います。だから……この世界の軍人に私たちの力を見せましょう!」
茉莉香VSキリシマ・ハルナ
キリシマ「何だい、あの派手なカラーリングの戦艦は」
ハルナ「ドクロのマークがあしらわれた戦艦……あれが、海賊船」
グリューエル「霧の艦隊の内臓兵器の射程に入りました!」
ジェシー「どうするの?相手はクラインフィールドっていうので守られてるんでしょ?」
茉莉香「そこは、技術と気合と根性で何とかします」
チアキ「茉莉香冗談はやめて。怒るわよ」
茉莉香「でも、大抵はそれで何とかなる物です。それに、あのバリアを抜くには生半可な攻撃は通用しないはず。攻撃の手を緩めず戦って突破口を見つけなければなりません」
茉莉香「攻撃を集中させて様子を見ましょう。全速前進!」
長峰VSザフト兵
長峰「この地球は、私のいた地球じゃなかった。昇君もいない、誰も知っている人がいないそんな地球……」
長峰「でも、私の事を友達だって言ってくれた人達がいる。私は一人ぼっちじゃない」
長峰「そんな人たちの命を守るためだったら、例え異世界の軍人とだって、戦う……そしていつか」
晶VSザフト兵
晶「ここに住む人たちは、もう戦争がしたくない。見たくない。だからこの街に来たっていう人もいるのに!」
晶「戦争を関係のない場所に持ってくるのは止めなさいったら!!」
群像VSザフト兵
群像「こっちの世界の兵器か……僧どう見る」
僧「行動パターンに規則性が見られるようです。回避運動、攻撃、移動、多くの行動がOSによる自動操縦に任せているのでしょう」
群像「よし、回避運動の中にある隙を見て攻撃を仕掛ける。いいな、杏平」
杏平「了解」
群像「イオナ、完全に潜らなくてもいい。ザフトのロボットを誘い出すように動いてくれ」
イオナ「分かった」
群像「よし、いこう。空の敵にも遅れをとらないということを見せてやるぞ」
群像VSキリシマ・ハルナ
キリシマ「残念だよ401、こういう結果になって」
イオナ「キリシマ、ハルナ……」
群像「イオナ、大丈夫か?」
イオナ「平気、私は千早群像の船だから」
群像「そうか。とにかく、こっちの戦争をこの世界でいつまでも持ち込んではいられない。ここで決着をつける」
ハルナ「艦長を乗せたこと、それでどう変わるのかを見させてもらう」
イオナ「急速潜航!」
桜野VSザフト兵
桜野「コーディネイターだとかナチュラルだとか、そんなの私には関係ない」
桜野「でも、みんなと買い物したり出かけたりして思い出を作ったこの街を、壊させたりなんか絶対にしない!」
服部VSザフト兵
服部「KMFよりもでかい、戦術機クラスの大きさのロボットって……いくら魔力でコーティングしていても機関銃で相手になるの?」
服部「いや、自信を持って、大丈夫。いままでだって戦うことができた。行く!」
岬VSザフト兵
岬「敵は空だよ! よく狙って!」
芽依「了解!」
ヴィルヘルミーナ「無駄弾は抑えろ! 街へ当てないようによく狙え!」
ましろ「艦長。できる限り海岸線から離れて戦った方がいいのでは」
岬「うん。その方が流れ弾が街に当たらなくて済むと思う。でも……」
ヴィルヘルミーナ「それはこの艦が敵の第一目標の時の場合だ。相手の目標がどう考えてもあの街である以上、その策は通用せんじゃろう」
岬「そう。だから私たちは限りなく街に近い場所で戦わないといけない。危険だけど、やるしかないよ」
岬「総員戦闘用意!」
みほVSザフト兵
沙織「みぽりん! 敵が向かってきたよ!」
みほ「麻子さん!」
麻子「心配するな。ジョニーから借りた本でMSのスペックは理解している」
華「ええっと……『月刊・男のMSザフト編』?」
秋山「軍のロボットって普通機密扱いですよね!? どうしてそんな本が普通に売られているんですか!?」
みほ「とにかく、相手は人型でそれもⅣ型よりも何倍も大きなロボットです」
みほ「チームワークが大事になってきます。報告と連絡は絶えず行いながらみんなで戦いましょう」
みほ「パンツァー・フォー!」
みほVSまほ
みほ「お姉ちゃん! 応答してお姉ちゃん!」
華「何も応答がないですね……」
みほ「やっぱり、何かがあったんだ」
沙織「どうするのみぽりん!」
みほ「……とにかく走行不能にしてお姉ちゃんと話をする時間を作らないと」
華「なら手加減なしで参ります」
みほ「当たり前だよ。手加減して……勝てる相手じゃない」
小梅VS黒森峰戦車
小梅「私一人じゃだめかもしれない。でも、みほさんたちが一緒なら……」
小梅「黒森峰の皆……絶対に助け出します!」
ドラえもんVSザフト兵
ドラえもん「いくら僕が子守りロボットでも! 怒る時は怒るんだぞ!!」
ドラえもん「僕だって今までたくさんの敵と戦ってきたんだ! 人間と戦うのも初めてじゃない!」
アトムVSザフト兵
アトム「今、世界中が大変な時だっていうのに、どうして人間同士で争うんだろう……」
アトム「人には人それぞれの都合があって、思いがあって……それも分かるけど、やるべきことが他にもあるはずだよ!」
八光VSザフト兵
八光「こんな意味のない作戦を立てるなど、クロヴィスのような作戦指揮官がザフトにはいるようだな」
八光「子供たちが見ている手前、殺しはしないが……それ相応に痛めつけさせてもらうぞ! ザフト!」
茉莉香VSキリシマ
{攻撃}
パイロット:茉莉香
機体:弁天丸
技:主砲
茉莉香「相手が戦艦なら私たちの出番です!」
茉莉香「主砲一番と三番を同時発射!」
ハラマキ「了解!」
茉莉香「トドメ! 撃てッ!!」
キリシマ「くッ! ただの戦艦に私が……」
キリシマ「ッ! まさかここまで痛めつけられるとは……」
ハルナ「キリシマ、ここは一度退いた方が良い」
キリシマ「なにッ!?」
ハルナ「装甲に傷が入った」
キリシマ「そんなバカな! 今までの戦闘で傷一つ入ったこと……」
ハルナ「今までとは違う……一度対策を練る必要がある」
キリシマ「ッ!しょうがないか……」
静「霧の戦艦が退いた?」
僧「今までであれば、どちらかの戦艦が轟沈するまで戦いを続けていました。これは、極めてまれなケースとも言えます」
杏平「考えて見りゃ、向こうも俺たちみたいに何の準備もなく異世界に飛ばされちまったんだよな」
群像「そうだな。装甲に傷が入っているようにも見えたが……イオナ、霧の戦艦の装甲は確か……」
イオナ「強制波動装甲は、ある一定以上のダメージを受けると普通の鉄装甲と同じ強度になる」
僧「なるほど、容易に補給ができそうにもない現状で、消耗が激しくなることを嫌がったという事ですか」
群像「そう言う事だな」
イオナ(キリシマ、ハルナ……)
仁VSエリカ
{攻撃}
パイロット:仁
機体:ライジンオー
技:ゴッドサンダークラッシュ
仁「戦車なんて、俺達地球防衛組の目じゃねぇぜ!」
仁「トドメだ! ライジンシィィィルド!」
仁「ライジンソォォォド!」
仁「ゴッドサンダァァクラァァァッシュ!!」
エリカ「……」
仁「絶対無敵! ラァァァイジィィィィンオォォォォ!!!」
≪エリカ撤退≫
みほVSまほ
{攻撃}
パイロット:まほ
機体:ティーガーⅠ
技:主砲
{反撃}
パイロット:みほ
機体:Ⅳ号H型
技:精密主砲
まほ「……」
まほ「……」
みほ「お姉ちゃん目を覚まして!」
みほ「相手がお姉ちゃんなら、手加減できない!」
華「花を生ける時のように集中して……」
華「発射!」
まほ「……」
まほ「……」
≪まほ撤退≫
≪黒森峰車輛全て撃破≫
静「黒森峰学園艦撤退しました!」
沙織「あっ! 逃げられた!!」
華「なんだか、おかしくありませんでしたか?」
優花里「はい! 全国大会で戦った時は、もっと圧倒感がありました!」
麻子「まるでずぶの素人が指揮しているみたいだったな」
みほ「お姉ちゃん、一体どうしちゃったの?」
春香≪ゼノ≫VS怪ロボット
{攻撃}
パイロット:???
機体:怪ロボット
技:ビーム
{反撃}
パイロット:春香≪ゼノ≫
機体:インベル
技:トレークハイト・ブレッヒャー
ハルシュタイン「辺境宇宙の蛮族など、私が出るまでもない」
春香≪ゼノ≫「大丈夫インベル!?」
インベル「……」
春香≪ゼノ≫「飛ぼう、インベル!!」
インベル「!!」
春香≪ゼノ≫「いっけぇぇぇぇ!!」
ハルシュタイン「ほぅ、なかなかの力……どうやら、お前とは惹かれ合うようだな」
葵VS怪ロボット
{攻撃}
パイロット:葵
機体:ダンクーガノヴァ
技:ブーストノヴァナックル
葵「あの子の身体……返してもらうわよ!」
うらら「しくじるんじゃないわよ!」
朔哉「やぁぁぁぁってやるぜ!!」
朔哉「ブゥゥゥゥスト!! ノォォォヴァァァァ!! ナッッッッックル!!!!」
ハルシュタイン「獣の力……まさに蛮族にはふさわしき力か」
ハルシュタイン「ほう、我が怪ロボットを退けるとは、やはり辺境宇宙の蛮族の力は計り知れないか」
葵「勝負あったわよハルシュタイン! 春香を返しなさい!!」
ハルシュタイン「何度言えば分かる。天海春香の意識はもう……」
春香≪ゼノ≫「いいえ! 春香ちゃんはまだそこにいる!」
春香≪ゼノ≫「その身体が春香ちゃんのものなら、絶対にそこにいる! 私たちのことを待ってる!!!」
春香≪ゼノ≫「だから、春香ちゃん待ってて! 私たちが、助けに行くから!!」
ハルシュタイン「フッ、いくら叫ぼうとも」
≪心臓の鼓動SE≫
ハルシュタイン「ッ!!」
春香≪M@STER≫(春香……プロデューサーさん……皆……)
ハルシュタイン「なっ……なんだこの力……まさかこれは、天海春香の意思の力!」
ハルシュタイン(辺境宇宙のただの小娘ですらこの力……一体何なのだこの辺境宇宙にある、地球という星は!)
≪BGM停止≫
???「それが、地球というちっぽけな星の可能性だ、ハルシュタイン」
ハルシュタイン「貴様……オールディスか……」
???「その名前は捨てた。お前の役割はすでに前の周回で終わっている。この周回に手を出すことは許さん」
ハルシュタイン「貴様、私を締め出すつもりか……ククク、良かろう今はおとなしくしていよう。だが、いつの日にかまた私は戻ろう。この可能性に満ちた地球にな」
≪トキトキ≫
≪エネルギー充電SE≫
???「文字通り、コイツじゃ単なる時間稼ぎにしかならない。だが、アイツらならきっと……」
≪BGM再開≫
≪画面白く覆われる≫
春香≪M@STER≫「……」
春香≪ゼノ≫「春香ちゃん!」
春香≪ゼノ≫「春香ちゃん! しっかりして!!」
春香≪M@STER≫「う、うぅん……ここは?」
春香≪ゼノ≫「よかった、いつもの春香ちゃんだ」
春香≪M@STER≫「春香……貴方の声が聞こえた……」
春香≪ゼノ≫「え?」
春香≪M@STER≫「ありがとう、私に呼び掛けてくれて……そのおかげで、私戻ってくることができた」
春香≪ゼノ≫「……うん!」
茉莉香「天海さん! 弁天丸まで来てください! えっと……手の上にいる方の天海さんを回収します!」
春香≪ゼノ≫「わかりました!」
≪インベル弁天丸に隣接≫
≪インベル元の位置に戻る≫
八光VSザフト
{攻撃}
パイロット:八光
機体:アラハバキ
技:リボルビング・ステーク
八光「こんな時に戦争を仕掛ける軍人に、かける情けはない!」
八光「避けないでよ、扱いずらいんだから!」
八光「ハァッ!」
八光「1! 2! 3! 4! 5! 6!」
ザフト「う、うわぁぁぁ! 脱出だぁぁぁ!!!?」
八光「フフッ、結構いい武器じゃなのぉ……ッ! 今、危ない顔をしていた……?」
≪全機撃破≫
小林丸「敵影の反応無し、増援もなさそう……」
グリューエル「どうやら、終ったみたいですね」
茉莉香「よかった、みんな無事で……」
岬「天海春香さん、改めてお話が聞きたいのですけれど」
葵「そうね、どうしてアイドルの天海春香と同じ顔の人間がいるのかとか、そのロボットは何なのかとかね」
春香≪ゼノ≫「……分かりました」
春香≪M@STER≫「えっと……これは一体どういう状況なんでしょうか?」
茉莉香「まぁ、それはおいおいという事で……」
八光(何故彼女の意識が突然戻った……それに創作の存在であったはずのハルシュタイン……一体、彼女に何が起こったと言うのだ?)
[戦闘MAP終了]
【横浜マリタイムミュージアム】
P「春香!」
春香≪M@STER≫「あっ、プロデューサーさん……それにみんなも」
真美「はるるん大丈夫?」
亜美「ハルシュタインに操られてたみたいだけど」
春香≪M@STER≫「分からない。だから、これから検査をしないといけないらしいの」
荒磯「まぁ、あんなことがあったばかりですから念のためという物です。少しばかり時間を頂けないでしょうか?」
P「分かりました。多分、今日のロケも中止になるでしょうから」
猿丸「検査と言っても、ちょっとした軽い物です。心配しなくてもいいですよ」
春香「お願いします」
千早「あの、私も付き合っていいでしょうか?」
猿丸「構いませんよ」
千早「ありがとうございます」
レイミ「では、こちらに」
≪歩き去るSE(複)≫
P「春香……」
春香≪ゼノ≫「……」
荒磯「あぁ、それで天海春香さん? 君は一体……」
春香≪ゼノ≫「あっ、はい。えっと……どこから話せばいいのでしょうか……」
葵「そうね、まずはあなたが何者かってところからね」
銀河「どうしてアイドルの天海春香と同じ顔と名前してるんだ?」
春香≪ゼノ≫「私は、こことは違う。別の世界から来た天海春香なの」
甲児「ってことは……こっちの世界の俺みたいな平行世界の同一人物って事か!?」
春香≪ゼノ≫「えっと、たぶんそういう事になります」
P「一か月前の事です。765プロのレッスンルームに突然気絶した彼女が現れて……」
真美「それで行く当てもないから、765プロの臨時の事務員として住み込みで働いてくれてたんだよ!」
春香≪ゼノ≫「こっちの世界の私は有名人みたいだから、下手に出歩いたらパニックになるからそれを防ぐためにもって」
桜野「こっちに来て数か月しか経っていないけど、765プロのアイドルの事にはある程度知ってるわよ」
みほ「確か、所属している全十二人のアイドルがSランクアイドル……でしたっけ?」
ジョニー「みほさん、その情報は少し古いですね。少し前に、一人新人のアイドルが入ったから、所属しているのは全十三人。その子も含めた十人のアイドルのプロデューサーであるのが貴方……ですよね」
P「はい、確かに俺が、プロデューサーです」
甲児「プロデューサー……っで名前は?」
P「俺の名前より765プロの皆の名前を憶えて貰いたいのであまり自分の自己紹介はしないようにしているんです」
甲児「なるほど」
ジョニー(ですが、雑誌を見る限りでは仕事内容はプロデューサーというよりもマネージャーと呼ぶ方が適切なのではないでしょう?)
さやか「それで、春香さん。あのロボット、インベルっていうロボットとあなたの関係は?」
春香≪ゼノ≫「インベルは……私の彼氏です!」
沙織「か、か、か、彼氏!?」
ジュン「それは、彼氏のように思っているっていう事? それとも、あのロボットの中に誰かの意識が入っているっていう事?」
春香≪ゼノ≫「その両方かもしれません。私のいた世界では、一世紀ほど前に発生したロスト・アルテミスと呼ばれる災害によって、月が破壊されました」
バルクホルン「月が……」
岬「そんな、それじゃお月見はどうなったの!?」
ましろ「艦長、気にするところが違います」
岬「あっ、ごめん」
群像「だが、月が無くなったという事は、地球にも大きなダメージが出たんじゃないか?」
春香≪ゼノ≫「はい。当時の事は、私も見聞きしたことしか知らないんですけど……その災害のせいでたくさんの街が海に沈んで、人口の4分の1の人が亡くなって……」
春香≪ゼノ≫「それに、粉々になった月の破片が地球を周回してて、時々それが重力にひかれて隕石となって落ちてくる。私達の世界ではドロップって呼んでいます」
春香≪ゼノ≫「インベルは、そんなドロップの中にあったコアの一つで、私たちはその子たちの事をiDOLって呼んでるんです」
ジェシー「アイドル?」
春香≪ゼノ≫「はい。そして、私はそんなインベルに搭乗者として選んでもらった。アイドルマスターです」
宮藤「アイドルマスター……」
春香≪ゼノ≫「元々、私はインベルと一緒にドロップの除去作業をするためにアイドルマスターとして選ばれました」
八光「隕石の除去作業をロボットが? そんなに大げさにしなくとも、ミサイルを使う等方法はあったのでは……」
春香≪ゼノ≫「普通のミサイルじゃ効果が薄かったらしいんです。日本以外の国は核ミサイルを使っていたらしいんですけど、日本は非核三原則という物があるから核兵器は使えなくて」
北斗「非核三原則? なんですそれ」
ドラえもん「それは僕の世界にもあるよ。核兵器を『もたず』、『つくらず』、『もちこませず』っていう日本の方針のことさ」
北斗「へぇ……」
長峰「確か、昔にあった大きな戦争で日本に核爆弾が落とされたことからできたんだっけ?」
ベガ「日本に核爆弾が……」
ドラえもん「1945年、第二次世界大戦の時にね。非核三原則ができたのはもう少し後だけど、元をただせばそれが原因なのかもしれない」
お茶の水「なんと、わしらの世界ではなかったことじゃな……」
カエサル「向こうの世界では、確か400年前の戦争の時に核爆弾が落とされたと教科書には書いてあったな。最も、その後様々な怪異が頻繁に出現して、そのような物を制定している暇も時間も労力もなかったのだろうな」
ドラえもん「そうなんだ……」
麻子「ともかく、日本は核兵器が使えないから、iDOLを使用しなければならなかった。そう言う事か春香?」
春香≪ゼノ≫「はい。私は、たくさんの仲間たちと一緒に隕石を除去したり、それからiDOLを悪用しようとした敵とも戦ったりして……」
春香≪ゼノ≫「最後には、インベルと別れることになってしまったんです……」
ハラマキ「何があったの?」
春香≪ゼノ≫「……さっき月が壊れたっていったけど、その原因がアウリンって呼ばれている物でした」
春香≪ゼノ≫「アウリンは、インベルたちの生まれ故郷の別の宇宙へと続いているゲートで、インベルも含めた五つのコア全てがアウリンに集まったら、解放され、世界が滅亡してしまう」
春香≪ゼノ≫「私達は、それを食い止めるために戦いました。でも、一つのコアがアウリンに吸収されてしまって、開きかけてしまった」
春香≪ゼノ≫「インベルはみんなで……自分たちを犠牲にしてアウリンを止めて、世界の崩壊は防がれました」
春香≪ゼノ≫「その副次効果で、地球を周回していた隕石も全部なくなって、私たちは普通の生活……ううん、私は本当のアイドルとして生活を送っていました」
飛鳥「え? それは一体……アイドルはインベルで、春香さんはアイドルマスターなんじゃ……」
春香≪ゼノ≫「元々、私たちの世界にもこっちの世界と同じようにアイドルという職業があったんです。というより、元々そのアイドルのオーディションを受けるために上京してインベルに出会って……」
春香≪ゼノ≫「結局その時はアイドルになれなかったんですけれど、友達の……やよいちゃんにアイドルに誘われてちゃんとアイドルにもなることができたんです」
春香≪ゼノ≫「あの日も、私は仕事に行こうと家を出て……そしたら、急に目の前が真っ暗になって気がついたら765プロのソファーの上に……」
昌「そっか、それじゃ春香ちゃんは一人ぼっちでこの世界に来たんだ……」
春香≪ゼノ≫「はい。でも、寂しくありません。765プロの皆は、私に分け隔てなく接してくれて……それに、インベルにもまた会えたから」
インベル「……」
P「そうか……インベル、お前も良かったな。春香を選んだ君の目に狂いはない。俺が保証するよ」
春香≪ゼノ≫「プロデューサーさん……」
亜美「はるるん! もし帰れなくてもはるるんにはインベルだけじゃなく、亜美たちがいるから心配しなくてもいいよ!」
真美「そうそう! いざとなったら私と亜美みたいにこっちのはるるんと一緒に双子アイドルってことで!」
春香≪ゼノ≫「ありがとう二人とも……でも、私は向こうの世界にいる皆とまた会いたい。それは最後の手段として置いておくとして、戻る方法は探し続けるから」
葵「そう言えば、そのこっちの世界の春香……というか、ハルシュタインの事なんだけど……」
くらら「ハルシュタインって、確か双海さんたちの主演の映画に出て来た敵だったはずよね?」
マリア「フィクションの存在だったはずのハルシュタイン。それがどうしてこの世界に現れたのかしら……」
P「全く分からない。どうしてあんなことになったのか……」
八光「それに……」
さやか「それに?」
八光「……いや、何でもない」
八光(天海春香が戻る時、あの一瞬だけ背筋に悪寒が走った。そう、あれはまるで……)
ヘボット(イェーイ!)
ネジル(ジョォォォォジィィィ!!)
八光(ッ!?)
さやか「ど、どうしたの八光さん。なんだか、変な汗が出てるわよ」
八光「い、いや何でもない……」
八光(何故だ、何故あいつらの事を思い出すだけでこんなにも……大丈夫。そう、大丈夫だ。もう金輪際会うことはない。そう、あの島にさえ行かなかったらいいだけの話だ)
ネジル(立った立ったフラグが立った)
ヘボット(八光の馬鹿! 意気地なし!! 八光なんてもう知らない!!)
八光(……死ねばいいのに)
ネジル(ひどくな~い?)
ヘボット(というか、ヘボ達は版権作品ヘボよ。そこまで露骨に嫌っていたらファンからクレームが来るヘボ!)
ネジル(んだんだ! スパロボでおもちゃにしていいキャラは限られてるのだ!)
ヘボット(そうヘボ! 固有名詞を出すとファンに怒られるから伏字にも出せないこっちの苦労も分かるヘボ!)
八光(……あんたおもちゃでしょ)
ネジル(そうだよ~)
ヘボット(そうだったヘボ)
八光(……)
ネジル(……)
ヘボット(……)
八光(……どうするのよこの空気。あんたたちが突然出てきたから収拾がつかなくなったじゃない)
ヘボット(一方そのころ隣の村では)
八光(変な祭りを始めようとしたら容赦なく殺すわよ)
ネジル(次! 行ってみよう!!)
ヘボット(セット回転!)
ネジル(隕石もだ!)
ヘボット(レーザービームも付けるぜ!)
八光(フフフ……前言撤回するわ、あなたたちと再会するのが別の意味で楽しみになった)
ネジル(僕様の寿命、加速装置!?)
ヘボット(エンディングまで!泣くんじゃない!!)
八光(ダメだこりゃ)
【横浜マリタイムミュージアム 地下】
藤宮「茉莉香さん」
茉莉香「え?」
藤宮「見事な戦いでした。反重力推進システムを……よろしくお願いします」
ジェシー「藤宮博士……」
藤宮「……本当は、迷っていた。あのシステムを、それに君たちのような子供を人道支援という大義名分があるとはいえ、危険な戦場へと送り出すという事に」
藤宮「だが、君たちの決意を見て俺も決心した。君たちのような子供たちが真に正しいことに使う事、きっとあいつも……我夢もそう願っている」
リン「我夢?」
藤宮「……高山我夢、反重力推進システムの共同開発者……いや、設計の主だったところは全部あいつの手柄だ……おれは、そのシステムの微修正をしていただけだった」
チアキ「その高山さんは今……」
藤宮「あれは、もう何年も前の事だった。我夢は俺に反重力推進システムのデータを渡して、化学の世界から姿を消した……」
茉莉香「一体どうして……」
藤宮「分からない……だが……」
藤宮「いや、俺の想像を話してもきりがないな。とにかく、このシステムを頼みます。弁天丸の皆さん」
茉莉香「……安心してください。藤宮博士、そして高山さんの思いのこもったこの反重力推進システム……絶対に悪用させたりなんてしません」
藤宮「ありがとう、キャプテン茉莉香」
茉莉香(これからどんな戦いになるのか分からない。もしかしたら、高山さんの望むような使い方ができなくなるかもしれない。でも……できるのならば、いつかあなたに会いに行きます)
茉莉香(私たちの仲間と、そして新しい弁天丸と一緒に!)
【THE IDOLM@STER】
春香「日曜午後の新発見。神出鬼没の生中継、生っすか!? レボリューション」
千早「この番組はブーブーエス赤坂スタジオから、全国のお茶の間の皆様へ毎週生放送でお届けしています」
春香「さぁ! 今週もやってきました!」
美希「モニター前の皆ぁ! 元気ぃ!」
≪無音≫
美希「あ、あれ?」
春香「あはは、まぁ昨今の事情もあって、叫びづらいですよねぇ……」
千早「ライブでも、皆さんの声が聞こえなくて寂しいわね……」
春香「でも、ライブが出来る喜びと、皆に笑顔を届けられる喜びを込めて、私たちはこれからも歌を届け続けます!」
千早「明日はどういう日になるのか、分かるはずはありません。でも、音楽は止まらない。音楽は人を元気にする。続いていく、そう信じて……」
美希「ということで、今週の中継先は!?」
≪無音≫
美希「……あ、あれ?」
春香「え? 機材トラブル!?」
千早「どうするの、春香……?」
春香「えっと、えっと……とりあえずCM!!」
美希「まだ始まったばかりで用意できてないの!」
春香「それじゃ、それじゃ、えっと……」
春香「あっそうだ! 千早ちゃん、千早ちゃんはスーパーロボット大戦BPAってやってる?」
千早「え、何それ?」
春香「美希は!?」
美希「え? えっと……」
春香「え? もしかしてやってるのって私だけ!?」
千早「春香、落ち着いて。これはまだリハーサルだから」
春香「え? あ、そっかよかった……」
美希「スタッフさんは本番じゃ、トラブルないようにお願いね!」
春香「そ、それじゃ皆さん」
春香・千早・美希「「「まったね~!」」」
この小説は……
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不定期連載でもいいから常に公開して
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今後もエイプリルフール限定で復活して