スーパーロボット大戦BPA 没ver   作:牢吏川波実

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 ところで実はスカイガールズ勢の口調、自分で書いといてあれですがもう少しなんとかしたいなと思ってます。
 特に音羽の口調、というか音羽の台詞を書こうとすると何故か御坂美琴の姿が重なるという珍現象発生のため妙に荒っぽくて交戦的になってる気がするんです。一度彼女の台詞だけ全修正しようかな……。
 今回の登場人物と原作の展開を見て分かる通り、あのセリフが登場します。というか、あの場面、あの人がいたら言ったんだろうなとたぶん誰もが思っていたと思う。


第八話 地球残留ルート

【765プロ 部屋】

 

≪ドアを開くSE≫

 

P「ただいま、皆」

 

小鳥「プロデューサーさん!」

 

P「よかった、皆無事みたいだな」

 

伊織「無事みたいって、あなたたちの方こそ無事なら無事ってちゃんと連絡しなさいよ! 心配したじゃない!」

 

千早「ごめんなさい、いろいろと忙しくて」

 

雪歩「あ、あれ? 春香ちゃんたちは?」

 

亜美「え、えっとー」

 

P「その事についてだが、みんなに伝えないといけないことがある」

 

響「伝えないといけないこと?」

 

P「……今日からしばらく、春香が休みをもらうことになったことになった」

 

真「え!?」

 

美希「それって活動休止って事、なの?」

 

貴音「もしや、先程の戦闘の際に怪我を……」

 

P「いや、そんなことはない春香は無傷だ」

 

やよい「だったらなんで……」

 

P「春香から、みんなに伝言を預かっている」

 

P「『心配かけてごめんね。詳しいことは、言っちゃダメって言われてるから話すことはできないの。でも、絶対に私は帰ります。それまで迷惑かけるかもしれないけど、絶対に戻ります』って」

 

あずさ「春香ちゃん……」

 

律子「プロデューサー、もう一人の春香は?」

 

真美「向こうのはるるんは、私たちのはるるんに付いていくって言ってた!」

 

あずさ「付いていく?」

 

P「それよりも考えないといけないのは明日の春香の仕事だ。先方に連絡をして、場合によっては代役も立てないと……」

 

真「でも、代役って誰が?」

 

P「それは……」

 

???「あ、あの……」

 

P「ん?」

 

???「その代役、私に行かせてもらえませんか?」

 

P「けど……中継先からの生放送だぞ。ラジオとは言っても難しいができるのか?」

 

???「はい! 私、頑張ります! 春香ちゃんの為にも!」

 

???(私の、ためにも)

 

P「……分かった。俺はラジオ局に連絡をいれる。四人は段取りの確認をしてくれ」

 

千早「わかりました」

 

???「ありがとうございます!」

 

P(春香、皆それぞれにお前の穴を埋めようと頑張っている。だからお前も負けるな)

 

【チヨノフ 廊下】

 

春香≪M@STER≫「……」

 

≪歩行SE≫

 

葵「芸能活動休止だそうね」

 

春香≪M@STER≫「葵さん」

 

春香≪M@STER≫「……結局、私がハルシュタインになった原因も分からなかったし、いつまたあの姿になって暴れるかもわからない」

 

春香≪M@STER≫「765プロの皆を守るためには、こうした方がいいのかなって、そう思ったんです」

 

葵「……明日、私たちはこの街から出ることになるわ。一度くらいあの子達に顔を見せたらどう?」

 

春香≪M@STER≫「本当は、私もそうしたい。でも、それをすると、なんだか気持ちが揺らいでしまうような、そんな気がするんです」

 

葵「そう……まぁ、部外者の私が言うことじゃないけど、友達の事を思うことと自分の気持ちを大切にしたいってことは違うんじゃないかしら?」

 

春香≪M@STER≫「え?」

 

葵「もしも、本当にあなたがまたハルシュタインになったら、今度こそあなたを倒さないといけないかもしれない……」

 

葵「そうなったら、あなたが765プロの人たちに会えなくなるだけじゃない。765プロの人たちは、一部を除いてあなたが死んだ理由とかも、知らされないのかもしれないのよ」

 

春香≪M@STER≫「……」

 

葵「そして、知っている人たちは、一生その秘密を背負って生きなくちゃならない、それはとても辛いことだと思う」

 

春香≪M@STER≫「プロデューサーさん……」

 

葵「まぁ、待ってる人も待たせてる人もいない私が言っても何の説得力もないけれどね」

 

春香≪M@STER≫「葵さん……」

 

葵「ただ、これだけは言っておく……もし、その時が来たら……」

 

葵「私が、貴方を殺してあげる。他の誰かに重荷を背負わせる前に」

 

春香≪M@STER≫「……」

 

≪チヨノフ 艦橋≫

 

荒磯「まさか、人気アイドルを乗せて戦わなければならなくなるとは……」

 

猿丸「しかし、彼女の安全のため、ひいては彼女の大切な仲間を守るためにはこれしか方法がないのも事実ですから」

 

嶋「だったら国連に預かってもらうとか、他にも方法があったでしょう」

 

門脇「劇場版無尽合体キサラギ……私も見させてもらいましたが、あのハルシュタイン、そしてその戦力であるのならばそれなりの軍事力がなければ対処は難しいだろう」

 

岬「だからもしもの場合に備えるなら、多くのスーパーロボットが配属されているこの部隊が適任だったということですね」

 

荒磯「まぁ、そう言うことになるな」

 

嶋「全く、ますます胃が痛くなるな……」

 

荒磯「とにかく、諸々の手続きが増えたため、本来の出航時刻を一日ずらすことになった」

 

群像「分かりました」

 

茉莉香「だったら、少しだけ外に出てもいいですか? 一日でもいいから、この街を見て回りたくて」

 

岬「そう言えば、私とキャプテンは一か月間ずっと缶詰めになってましたからね」

 

茉莉香「うん、弁天丸を放って外に出るわけにはいかなかったから」

 

荒磯「了解した。二人の天海春香やインベルの事については、我々に任せて三人は出かけてきなさい」

 

群像「三人?」

 

門脇「千早群像君。君もまだ若い、時には艦長としての使命を忘れるのも良かろう」

 

群像「……分かりました」

 

【市役所 観光課】

 

ジョニー「課長、よろしいでしょうか」

 

ムナカタ「何だジョニー?」

 

ジョニー「明後日、この街を出ることになりました」

 

ムナカタ「そうか……引継ぎは終わっているのか?」

 

ジョニー「はい、全て」

 

ムナカタ「そうか……上司からは、君を何としても引き留めてくれと泣きつかれたよ。君がいないと仕事が滞るとな」

 

ジョニー「そうならないために、こうして一ヶ月かけて引継ぎをこなしてきたんじゃないですか」

 

ムナカタ「そう、だな。ご苦労だったなジョニー」

 

ジョニー「いえ、自分も無理を言って辞職を先延ばしにさせてもらいました。今までお世話になりました」

 

ダイゴ「ジョニー君」

 

ジョニー「ダイゴさん、色々と教えていただきありがとうございました」

 

ジョニー「この街にとっては異物である僕に、隔てなく接してくれた……僕はそれが嬉しかったです」

 

ダイゴ「あぁ……君が何のために辞めるのかは僕には分からない……でも、どこに行っても君なら何とかやっていける……そう信じている」

 

ジョニー「……ありがとうございます」

 

ムナカタ「よし、今夜は送別会をしよう。豪勢にな……ダイゴ、会場は任せたぞ……っと、お前には今日仕事があったか……」

 

ダイゴ「いえ、馴染みのお店があるので、そこに連絡してみます」

 

ムナカタ「そうか、頼んだ」

 

ダイゴ「はい」

 

ダイゴ(謎の蜃気楼が出て一ヶ月)

 

ダイゴ(皆は、もうそんな出来事があった事なんて忘れて日常のなかに戻っていった)

 

ダイゴ(けど、あの日から僕はよく夢を見るようになった。見たことのない、でも少し懐かしい気持ちになる光の巨人、ウルトラマンの夢を)

 

【第二新東京都市 山】

 

???「ついに仕事を貰えた……頑張らないと」

 

???(私は765プロに所属しているアイドルの中で一番下のランク……皆とは違ってたった三か月前にアイドルになったばかりの新人だからしょうがないけど……)

 

???(どんな小さなチャンスでも、例えそれがおこぼれだったとしても、頑張らないと……)

 

???「……誰も見ていないよね?」

 

???「~♪」

 

???(自分の曲を持っていない、まだ皆の曲のカバーだけだけど。でもそれでも構わない)

 

???(私の歌声を皆に聞いてもらえれば、私はそれでも歌うことができる)

 

???(この歌が、風に乗って……たくさんの人に届きますように……)

 

≪草むらSE≫

 

???「え?」

 

???「あっ、えっと……歌が聞こえたから見に来たんです。もしかしてあなたが?」

 

???「すみません。煩かったですか?」

 

???「いや、そんなこと。気持ちがこもってて、すごくいい歌だと思いました」

 

???「そうですか……」

 

???「それより、こんな夜中に女の子一人なんて、危ないよ」

 

???「あ、はい……」

 

???(コスプレかしら……見慣れない恰好をしている。どちらかというとあなたの方が危ない人のような……)

 

???「あ、あの私」

 

???「あっ、そうでした。まだ名前を言ってませんでした」

 

ミライ「僕はヒビノ・ミライです。よろしくお願いします」

 

美海「あっ、はい私は九条美海……765プロでアイドルをしています。といっても、まだ駆け出しなんですけれどね」

 

ミライ「アイドル?」

 

≪駆け寄るSE≫

 

???「おーいミライ!」

 

ミライ「あ、リュウさん!」

 

美海(おなじ服装……コスプレ仲間かしら?)

 

リュウ「ん? ミライ、誰だこの嬢ちゃんは?」

 

ミライ「九条美海さん。アイドルだそうです」

 

美海「まだ、駆け出しですけれど……」

 

リュウ「へぇ……おっと、そうだ。ミライ、服を買ってきたぞ」

 

ミライ「ありがとうございます! 皆は?」

 

リュウ「キャンプ道具や食料の買い出しにな。もうじき帰ってくるんじゃないか?」

 

ミライ「そうですか」

 

リュウ「それよりも……こんな夜更けに女の子一人で出歩くなんて不用心だな?」

 

九条「あ、はい……大丈夫です。もう帰るところでしたから」

 

ミライ「そうですか、それじゃまたゆっくり話をしましょう」

 

リュウ「待った、一人で帰すのも危ないだろ」

 

ミライ「あ、そうですね。そろそろマリナさんやコノミさんも帰ってきますし」

 

リュウ「ということだ。心配すんな、俺たちが必ずお前のこと守るからな」

 

美海「あ、はい。ありがとうございます」

 

美海(ゆっくり話をしよう……か)

 

美海(どうしよう。私コスプレなんてしたことないから話が合わないかも……ステージ衣装は何着か来たことあったけどあれはコスプレなのかしら? でも……)

 

九条「いい歌だと思った……か。あ、そうだ。あのミライさん、リュウさん」

 

ミライ「何ですか?」

 

九条「実は、明日私……」

 

【第二新東京都市 赤レンガ倉庫】

 

岬「うわぁ、凄い人だかり……」

 

八光「アイドルが四人もやってくるんだ。当たり前と言えば当たり前だろう」

 

イオナ「群像、ここにいる人達は皆何をしに来ているの?」

 

群像「今日、この赤レンガ倉庫で765プロに所属している四人のアイドルがラジオの公開生放送をするそうだ」

 

イオナ「アイドル……春香と同じ?」

 

群像「そういう事だな」

 

イオナ「……つまり、人間」

 

イオナ「分からない。どうして自分と同じ人を見るだけなのに、こんなに大騒ぎするのか」

 

群像「それは、彼女たちの事を希望だと思っているんだろう」

 

イオナ「希望?」

 

麻子「行政特区があるとはいえ、日本全体をブリタニアが支配していることには変わらんからな、誰もが圧迫感という物を感じるんだろう」

 

優花里「それに、娯楽もほとんどないみたいですし……あるとすれば古いビデオとか」

 

≪歩行SE≫

 

P「そんな中で日本人が見つけた唯一の娯楽と言えるものがTVの中だけのアイドルだった。だからこうして皆に受け入れられたんだと思う」

 

茉莉香「プロデューサーさん、いつからそこに?」

 

P「ついさっきです。それよりありがとう来てくれて」

 

岬「本当は皆で来たかったんですけれど」

 

園宮「流石にあの人数で来るのはちょっと……」

 

服部「とはいえ、この様子をみると何人で来たとしても変わらなかったかもしれませんね」

 

宮藤「アハハ……」

 

P「それで、春香たちの方はどうですか?」

 

八光「至って普通だ。この部隊は年齢層が低いからな、友達もできたらしい」

 

岬「メンタル面でも、カウンセラーのリリちゃんがいますから、心配しないでください」

 

P「よろしくお願いします。春香は……自分一人で悩んでしまうことがあるので……」

 

茉莉香「お任せください」

 

園宮「あの……ところで、今日春香ちゃんの代役の人って……」

 

P「あぁ、九条美海、まだアイドルになって三か月しかたってなくて、アイドルランクも持っていない女の子だ。でも、十分な素質を持っているって俺達は思っている」

 

P「熱心なほどの努力家で、今回の代役の話だって自分から名乗り出たぐらいだしな」

 

梓「へぇ……」

 

≪歩行SE≫

 

ダイゴ「プロデューサーさん、ここにいましたか」

 

P「あ、ダイゴさん。本日はよろしくお願いします」

 

沙織(うわッ! イケメン!!)

 

園宮(なんだかこちらの方の方がアイドルにいそうですね……)

 

ダイゴ「初めまして。僕はマドカ・ダイゴ、市役所の観光案内係に所属しています」

 

ジョニー「今回、この赤レンガ倉庫の歴史についてアイドルたちに教えるそうです」

 

宮藤「ってあれ? ジョニーさん、どうして」

 

ジョニー「どうしてもなにも、僕もまた彼と同じ部署の人間でしたから。まぁ、これが最後の仕事なのですけれどね」

 

梓「最後って、仕事を辞めるってこと?」

 

ジョニー「えぇ」

 

ダイゴ「ジョニー君、知り合いかい?」

 

ジョニー「はい……僕の新しい職場の仲間たちです」

 

ダイゴ「そうなんだ……」

 

ジョニー「ところで、プロデューサーがこんなところに来ていいんですか?」

 

P「あぁ、あいつらなら大丈夫……なはずだけどな」

 

ダイゴ「?」

 

美海(ど、どうしよう……緊張してきた)

 

美海「大丈夫。段取りも含めて全部覚えたじゃない。心配ない……はず」

 

亜美「ミウミウ、大丈夫?」

 

美海「え? えぇ、大丈夫よ」

 

千早「初めてのことなんだから緊張するのは当たり前よ。なにかミスしても私たちがフォローするから、貴方はのびのびとやればいいわ」

 

美海「あ、ありがとうございます」

 

≪念話SE≫

 

美海「え?」

 

真美「どうしたのミウミウ?」

 

美海「だ、大丈夫……何でもないわ」

 

美海(気のせいかしら、今誰かの声が聞こえたような……)

 

ミライ「あ、いた! こっちです!」

 

美海「え?」

 

ミライ「おーい! 美海さん!」

 

美海「あ、あの人たちは……」

 

マリナ「応援に来たわよ!」

 

テッペイ「美海ちゃん! ファイト!」

 

千早「あの人たちは?」

 

美海「あっ、昨日出会った人たちです。今日ロケをするってことを伝えてたから……」

 

真美「へぇー、それじゃミウミウのファンってことなんだ。だったら安心だね!」

 

美海「え?」

 

千早「誰も応援してくれないのは不安だけど、あなたにはあんなに応援してくれるファンの人たちがいるじゃない」

 

亜美「そうそう、ファンを第一に考えるのがアイドルだって誰かが言ってたし! ファンのために頑張るしかないっしょ!」

 

美海「う、うん……」

 

美海(ファンを第一か……だったら、私はアイドル失格かも……)

 

≪警報≫

 

真美「なに!?」

 

美海「警報? まさか、昨日みたいにザフト?」

 

P「これって、まさか……」

 

ジョニー「はいもしもし……分かりました」

 

ジョニー「荒磯艦長から、ロボットマフィアが接近中との連絡がありました」

 

秋山「ロボットマフィア?」

 

ジョニー「そのことについては道中……ダイゴさんとプロデューサーは、避難誘導をお願いします」

 

P「分かった!」

 

群像「イオナ、イ401を呼べ、杏平たちを艦内に残してきたからすぐに来れるはずだ!」

 

イオナ「分かった」

 

ダイゴ「ジョニー君、君は?」

 

ジョニー「申し訳ありません。これからが、僕の新しい仕事なので」

 

ダイゴ「仕事?」

 

ジョニー「えぇ」

 

第八話 無限に交差する光の中へ

 

《パオズー×5出現》

 

P「くそ! 本当に来た!」

 

ダイゴ「人が多すぎて前に進むことすらできない、このままじゃ……」

 

イオナ「大丈夫」

 

ダイゴ「え?」

 

《イ401出現》

 

ダイゴ「この船は……」

 

ジョニー「イ401、僕の仲間の船ですよ。では、僕も失礼します」

 

《走り去るSE》

 

ダイゴ「え? ジョニー君! 仲間って……」

 

群像「僧、他の機体はどれくらいで出撃できる?」

 

僧「想定される予定時間は、3分です」

 

杏平「3分もあれば、あれだけの敵俺たちだけで十分じゃねえか?」

 

群像「まだ避難している人が大勢いる。俺たちが一番に為すべきことは敵を倒すことじゃない。誰一人殺させないことだ」

 

僧「では、最終防衛ラインはこの辺りということになりますね」

 

《MAP上に白いラインが引かれる》

 

群像「そうだな。静、伏兵が潜んでいる可能性もある。ソナーとレーダーに反応があればすぐに知らせてくれ」

 

静「分かりました!」

 

美海「私の最初の仕事が、こんな……」

 

P「美海何してる! 逃げるんだ!」

 

美海「でもプロデューサー!」

 

P「生きてれば何回でもやり直せるんだ! だから今は生き延びるんだ」

 

美海「プロデューサー……」

 

マリナ「この世界は人間同士で戦争しているの!?」

 

リュウ「クソォ好き勝手やりやがって!」

 

テッペイ「今待機してるジョージさんたちにも連絡しました! もうすぐ来ます!」

 

リュウ「よし!」

 

ミライ「ッ!」

 

リュウ「待てミライ! どこに行くつもりだ!」

 

ミライ「そんなこと、決まってます!」

 

テッペイ「もしかして、ミライ君……」

 

ミライ「……はい」

 

リュウ「お前、自分が何を言ってんのか分かってるんのか!」

 

ミライ「分かっています! けど……」

 

リュウ「けどじゃねえ! いいか! お前達が戦うのは怪獣や宇宙人達だ……身勝手な人間たちと戦ってもらうために俺達はお前と一緒に戦ってきたんじゃねえ!」

 

ミライ「でも! それはリュウさん達だって!」

 

マリナ「地球人の争いは地球人で片をつけるの、絶対にミライ君と地球人を戦わせたりなんてしないわ!」

 

リュウ「そうだぜミライ!」

 

ミライ「ッ……」

 

ダイゴ(あそこにいる彼……どこかで見た気がする、あれは……)

 

勝利条件 敵の全滅

敗北条件 味方機の撃墜 指定エリアへの敵の侵入

SR獲得条件 ???

 

群像VSAI

僧「せっかくの休日を貰ったというのに、とんでもないことになりましたね」

群像「だが、やはり俺にはこの場所が一番ふさわしいようだ。この日本の希望であるアイドルを絶対に守るぞ!」

杏平「了解!」

群像「行くぞ、イオナ」

イオナ「分かった」

 

《パオズー×3出現》

 

静「町の中心に敵の反応あります! 数は、3!」

 

群像「やはり伏兵がいたか! 杏平!」

 

杏平「くらえ!!」

 

《パオズー×2撃墜》

 

静「2機の撃墜を確認! 1機撃ち漏らしました!」

 

群像「杏平もう一度だ!」

 

僧「ダメです! この位置では、市民にも被害が!」

 

静「そんな……!」

 

群像「クッ!」

 

《パオズーに爆発》

 

イオナ「攻撃?」

 

千早「きゃあ!」

 

テッペイ「皆、今のうちにここから離れて!!」

 

美海「は、はい!」

 

リュウ「ミライ! 足下を狙え! そこなら機械が飛び散っても市民には当たらねぇ!」

 

ミライ「はい!」

 

ダイゴ「すごい、銃でロボットを……」

 

ダイゴ(まるでウルトラマンにでてくる科学特捜隊みたいだ……)

 

静「山の方向から戦闘機の反応です! 数は1!」

 

P「あれは……」

 

《ガンフェニックストライカー出現》

 

リュウ「来たな!」

 

ジョージ「待たせたなアミーゴ!!」

 

テッペイ「こちらテッペイ! とりあえずだけれど市民を安全なところ に避難させました!」

 

リュウ「よし、ジョージ!」

 

ジョージ「了解!!」

 

リュウ「メテオール規約第7条、危機的状況において使用許可を取ることが不可能な場合のみ、特例として解禁できる……」

 

リュウ「行くぜ!」

 

ジョージVSAI

パイロット:ジョージ

機体:ガンフェニクストライカー

技:バリアントスマッシャー

ジョージ「行くぜアミーゴ!」

ジョージ「バリアントスマッシャー!!」

AI「!!!」

ジョージ「ゴラッソ!」

 

リュウ「頼むぜ、キャプチャーキューブ!」

 

《パオズーの周囲にバリア展開》

 

《パオズー撃墜》

 

リュウ「どうだ!」

 

ダイゴ「バリアを張ってロボットの爆発を防いだのか!」

 

群像「あのバリアは?」

 

僧「高出力のエネルギーバリア……こちら地球の技術をはるかに超えています!」

 

杏平「それじゃ、宇宙人かなんかってことか!?」

 

静「もしくは、ドラえもんや長峰ちゃんと同じく別世界の……」

 

群像「なんにしても助かった。静、あの機体と通信できるか?」

 

静「やってみます!」

 

《ガンフェニックストライカー、ガンフェニックスとカンブースターに分離》

 

《ガンフェニックス、ガンブースター着陸》

 

ジョージ「リュウ! 今のうちにのりこめ!」

 

リュウ「あぁ! ミライはジョージと一緒にガンブースター! マリナは俺とガンフェニックスだ! コノミはガンフェニックスから降りてテッペイと避難を手伝ってくれ!」

 

ミライ「GIG!」

 

コノミ「GIG!」

 

《ガンフェニックス、ガンブースター上昇》

 

《通信SE》

 

ミライ「あ、リュウさん! こっちの人から通信が」

 

リュウ「あの潜水艦か!」

 

静「あっ、繋がりました!」

 

群像「よし、そちらの戦闘機、聞こえるか!?」

 

ミライ「どうしますリュウさん?」

 

リュウ「俺が出る。聞こえるか? 俺はCREW GUYSのアイハラ・リュウだ」

 

群像「CREW GUYS? 俺は、AGCWP・BPA所属の千早群像です。あなた方はいったい……」

 

リュウ「少なくとも敵じゃねぇ。信じてもらえねぇかもしれないが、俺たちは別の世界から来た異世界人だ」

 

群像「別の世界……なるほど、わかりました」

 

ジョージ「信じてくれるのか?」

 

マリナ「ずいぶんものわかりがいいのね」

 

群像「俺たちも別の世界からこの世界に来たからな」

 

リュウ「なるほど、同じ穴の狢ってことか」

 

群像「はい、もうじき俺たちの仲間も到着します。それまで……民間人を避難させるまで共闘を願います」

 

リュウ「いいぜ! 市民を守るのは俺たちCREW GUYSの使命みたいなもんだからな!」

 

ジョージ「あぁ、俺はイカルガ・ジョージ」

 

マリナ「私はカザマ・マリナ」

 

ミライ「ヒビノ・ミライです! よろしくお願いします!」

 

テッペイ「僕はクゼ・テッペイ」

 

コノミ「私は、アマガイ・コノミです!」

 

杏平「そろいの戦闘服と戦闘機か、まるでこの世界の特撮みたいだな」

 

ミライ「特撮?」

 

ランプ「おい、やられてるじゃないか、本当に大丈夫なんだろな!?」

 

ホイ「フホホホ……心配することない、本番はこれからこれから」

 

ランプ「全く、貴様らにあのロボットを作るために莫大な資金を使ったのだ。赤レンガ倉庫で行われている新しいロボットの発表を阻止しなければ、ただじゃおかんぞ!」

 

ホイ「マイトガインに破れた後、この世界に飛ばされた私たちを助けてくれたその恩義には十分答えて見せるネ」

 

ランプ「フン!」

 

《パオズー×5出現》

 

イオナ「群像、敵がまた来た」

 

群像「このまま押しきる! CREW GUYSの戦闘機と足並みをそろえるぞ!」

 

リュウ「よぅし、行くぜみんな!」

 

ミライ「はい!!」

 

勝利条件 敵の全滅

敗北条件 味方戦艦の撃墜 アラハバキ、ガンフェニックス、ガンブースターいづれかの撃墜 指定エリアへの敵の侵入

SR獲得条件 ???

 

リュウVS初戦闘

マリナ「まさか別世界に来てまで戦うことになるなんてね」

リュウ「あぁ、俺たちのラストフライトがまさかこんなことになるなんてな」

マリナ「でも、これでしばらくはミライくんと一緒に居られるわね」

リュウ「だが怪獣や宇宙人ならともかく、人間同士のいざこざにあいつは巻き込みたくなかった」

マリナ「そうね、さっさとここを乗り切って、私たちの世界に帰る方法を探しましょう」

リュウ「あぁ、サポートは任せたぜ!」

マリナ「了解」

 

リュウVSAI

{攻撃}

パイロット:リュウ

機体:ガンフェニックス

技:ガンフェニックス・スプリット

{反撃}

パイロット:AI

機体:パオズー

技:触手

リュウ「俺たちの戦い方を見せてやるぜ!」

リュウ「ガンフェニックス・スプリット!」

リュウ「いっくぜぇ!」

マリナ「発射!!」

AI「!?」

AI「……」

AI「!!」

リュウ「その程度で、俺たちの翼を落とせると思うなよ!」

 

 

ミライVS初戦闘

ミライ「リュウさんたちの言う通りこのロボットたちは、怪獣や宇宙人とは違う僕たちが守るべき地球に住む人々の……」

ミライ「確かに僕の力は地球人を傷つけるための力なんかじゃない。けど、このままだと……」

ミライ「僕は、どうすればいいんでしょうか。教官……」

ジョージ「アミーゴ、悩むのはいいが今は戦闘に集中しようぜ」

ミライ「は、はい!」

 

ミライVSAI

{攻撃}

パイロット:ミライ

機体:ガンブースター

技:アルタードブレイザー

ミライ「何故地球人同士で戦うんですか!?」

ミライ「アルタードブレイザー!」

AI「!!?」

 

《パオズー×15出現》

 

リュウ「くそ、まだ来やがる! 一体何体いるってんだ!」

 

静「艦長!」

 

群像「来たか!」

 

《味方部隊合流》

 

仁「BPA、ただいま到着!!」

 

八光「仁、AGCWPが抜けてるぞ」

 

仁「え? だってよ八光の姉ちゃんBPAだけの方がかっこよくねぇか?」

 

小梅「それを言ったらおしまいのような……」

 

リュウ「なんだ、あのロボットと戦艦は……」

 

群像「あれがAGCWP・BPA、共に地球のために戦う仲間だ」

 

ミライ「こっちの世界の人たちも、悪い人ばかりではないんですね!」

 

銀河「あったりまえだろ!」

 

グリューエル「あれが、報告にあったCREW GUYSですか……」

 

ハラマキ「まんまウルトラマンに出てくる戦闘機みたい……」

 

マリナ「ウルトラマン? あなたたち、ウルトラマンのことを知っているの!?」

 

幸子「え? 知ってるも何も……」

 

《警報》

 

猿丸「これは……荒磯君! 地上にいるアイドル達からのSOSです!」

 

荒磯「なに!?」

 

《戦闘MAP1終了》

 

《シナリオパート1開始》

 

千早「くっ……!」

 

チンジャ「まさか、765プロのアイドル達にこんなところで出会うことになるとは夢にも思いませんでした」

 

美海「赤レンガ倉庫の中で行われていたロボットの展示会……それが目的だったなんて」

 

チンジャ「我々のパトロンにとって、この展示会は煩わしいものだそうで」

 

真美「……」

 

亜美「うぅ……」

 

チンジャ「私も子供を殺すように命令を受けたわけではありませんが、爆弾を見られてしまった以上は……」

 

美海(そんな、こんなところで……)

 

千早(どうすれば……)

 

《画面大きく揺れる》

 

真美「え? なに、この揺れ?」

 

亜美「これも、あの人の……」

 

チンジャ「こ、これはいったい……!」

 

千早「違うみたいよ」

 

《崩落SE》

 

美海「ッ! 天井が落ちる!!」

 

チンジャ「くッ!!」

 

亜美「あっ! 逃げた!!」

 

千早(逃げた? 私たちを残して……?)

 

美海「私たちも逃げないと!」

 

真美「ミウミウ!」

 

亜美「危ない!!」

 

美海「え?」

 

《画面暗転》

 

[シナリオパート1終了]

 

[戦闘MAP2開始]

 

ホイ「なっ、なにごとネ!」

 

マリア「あれって!」

 

《怪獣の鳴き声》

 

《キングゲスラ出現》

 

ダイゴ「か、怪獣!?」

 

テッペイ「あれは! もしかしてゲスラ!!」

 

コノミ「ゲスラ? えっと……あっ、ありました! ドキュメントSSSPに確認!でも……ちょっと姿が違うような……」

 

ダイゴ「ゲスラ……ウルトラマンが戦った怪獣の……確かに、ゲスラに見えなくもないけど……」

 

テッペイ「君! ウルトラマンを知ってるの!?」

 

ダイゴ「え? あぁ、もちろん……でも……」

 

リュウ(通信)「テッペイ! 九条たちは今どこにいる!」

 

テッペイ「え? そういえば、みんなは赤レンガ倉庫の方向に避難誘導に!」

 

リュウ(通信)「ってことは!」

 

ダイゴ「ゲスラの、足元だ!」

 

春香《M@STER》「そんな!」

 

春香《ゼノ》「早くあの怪獣を倒さないとみんなが!」

 

音羽「でも、もしあそこで倒しちゃったら……」

 

パーシー「どうすればいいの!?」

 

ミライ「……リュウさん! 僕が行きます!!」

 

マリナ「ミライ君……」

 

ジョージ「ミライ……」

 

リュウ「言ったろミライ! お前には……」

 

ミライ「……確かに、僕たちの力は地球の人たちと戦うための力じゃない。でも、僕は地球に住む人たちを守るために、この星に来たんです!」

 

ジョージ「例え、それが別の世界の地球でも、か」

 

ミライ「それが矛盾した答えだってことは分かっています。でも、だからって、目の前にある救える命を見捨てることなんてできないんです!」

 

リュウ「ミライ……わかったぜミライ……お前が決めたことなんだろ! だったら突っ走っちまえ!」

 

ミライ「はい!」

 

《ガンブースター着陸》

 

ミライ「ジョージさん、ガンブースターをお願いします」

 

ジョージ「あぁ、任せろ!」

 

晶「なに? いったい……なに、を?」

 

ダイゴ「彼は……そうだ、夢だ! あの時の夢で……」

 

ミライ『あなただったんですか! 僕を応援してくれたのは!』

 

ダイゴ「だとすると、彼は……彼の、正体は!」

 

ミライ「教官、僕は……戦います!」

 

[ウルトラマンメビウス変身]

 

ミライ≪DVE≫「メビウゥゥゥゥゥゥゥス!!」

 

メビウス「……」

 

八光「あれは……」

 

チアキ「冗談でしょ?」

 

ましろ「でも、あれは間違いないよ……!」

 

晶「ウルトラマン……ウルトラマン、だ!」

 

子供「あれ、パパが小さいときにテレビで見たって言ってた!」

 

父親「あぁ、ウルトラマンだ!」

 

メビウス「ジュア!」

 

メビウスVSキングゲスラ

{イベント戦闘}

パイロット・機体:ウルトラマンメビウス

技:格闘

メビウス「ジュア!」

メビウス「ッ!」

メビウス「ジェア!!」

ギングゲスラ「グアァァァァ!!」

 

≪キングゲスラ赤レンガ倉庫から離れる≫

 

荒磯「怪獣が赤レンガ倉庫から離れたぞ!」

 

芽依「これなら救助に行ける!!」

 

リュウ「テッペイ! コノミ! 頼むぜ!」

 

テッペイ「GIG!」

 

コノミ「GIG!」

 

芽依「赤と銀のカラー、それに胸のカラータイマー! 間違いないよ!」

 

小林丸「でも、あれはテレビの中のヒーローのはず……」

 

カエサル「それがどうしてここに……」

 

葵「でも、私たちは知っているじゃない。テレビの中の登場人物が現実に現れたことを……」

 

春香≪M@STER≫「ッ! ハルシュタイン……」

 

峰「むぅ、まさかそれと同じことが起こったとでも……」

 

門脇「原因がどうであれ、これは好機とみてもいい。総員、ウルトラマンと協力し怪獣を撃退するのだ!」

 

杏「賛成、それにあのテレビと同じならウルトラマンは3分しか地球にいられないんだしね」

 

八光「了解!」

 

マリナ「あの人たち、ウルトラマンの事を知ってるの?」

 

リュウ「てことは、もしかしてウルトラマンがいるのか?」

 

メビウス(ウルトラマンが、この世界にも?)

 

勝利条件 敵の全滅

敗北条件 味方戦艦の撃墜 アラハバキ、ガンフェニックス、ガンブースター、ウルトラマンメビウスいずれかの撃墜 指定エリアへの敵の侵入

SR獲得条件 キングゲスラをウルトラマンメビウスにて撃墜する

 

メビウス初戦闘

メビウス『たとえ世界が違っても、この地球だって僕たちウルトラマンのもうひとつの故郷』

メビウス『だったら、僕にだって戦う理由があります!』

 

メビウスvsキングゲスラ

メビウス『まさかこの世界にも怪獣がいるなんて』

メビウス『これ以上、この街を壊させはしない!』

 

ウルトラマンメビウスVSキングゲスラ

{攻撃}

パイロット・機体:ウルトラマンメビウス

技:ライトニングカウンター

{反撃}

パイロット・機体:キングゲスラ

技:背びれ毒

メビウス「ジュア!」

メビウス「ジュア!!」

キングゲスラ「グアァァァ!?」

キングゲスラ「グアァァァ!!」

キングゲスラ「グアァァァ!!!」

メビウス「ジュッ!」

 

メビウスVSAI

メビウス『かつての兄さんたちも、地球に住む人たちが作った愚かな兵器や怪獣と戦った!』

メビウス『僕だって、例え矛盾していたとしてもこの地球のために!』

 

仁VS初戦闘

吼児「凄いよ! まさか、本物のウルトラマンと戦える時が来るなんて!」

仁「光の巨人……飛鳥、俺達光っている人間に会ったことってなかったか?」

飛鳥「何言ってるんだ仁。そんなこと、あるわけないだろ?」

仁「そう、だよな……」

 

銀河VS初戦闘

北斗「まさか、テレビの中だけだと思っていたウルトラマンに、会うことが出来るなんて……」

銀河「北斗、お前妙に嬉しそうだな?」

北斗「当たり前だよ! 僕にとって、ウルトラマンは永遠のヒーローだもの! そうだろ、銀河君!」

銀河「ヘッ、だな! よっしゃ、あのウルトラマンに俺たちの戦いを見せてやろうぜ!」

北斗「うん!」

 

葵VS初戦闘

葵「ねぇジョニー、本当に仕事辞めてよかったの?」

ジョニー「そういう葵さんこそ、先日のレースを最後にカーレースの世界を引退したそうじゃないですか」

葵「仕方がないじゃない。そんな物よりも退屈しなさそうなものを見つけたんだから」

朔也「俺は、元からホームレスだからそんなこと考えたこともなかったぜ」

くらら「なんにしても自由でいいじゃない。それより、敵が来てるわよ」

葵「OK、それじゃジョニーの新しい門出を祝うでっかい花火、打ち上げてやろうじゃん!」

 

春香VS初戦闘

春香≪M@STER≫「千早ちゃん……ミウミウ……」

春香≪ゼノ≫「765プロの皆のことは心配だけれど、今は早く敵を倒さないと」

春香≪ゼノ≫「皆の歌声は、絶対に消さしたりなんてしない!!」

 

長峰VS初戦闘

長峰「ウルトラマン、また別の世界からこの世界に来たんだ……」

長峰(昇君……昇君も来てくれるひが来るのかな……)

長峰「ダメ、昇君にはこんな敵の多い世界に来てもらいたくない。私が、私の方から帰らないと……」

 

長峰VSキングゲスラ

{攻撃}

パイロット:長峰

機体:トレーサー

技:ビーム・ブレード

{反撃}

パイロット・機体:キングゲスラ

技:格闘

長峰「タルシアンよりも怖い……でもやらなきゃ」

長峰「ビーム・ブレードなら硬い皮膚でも!」

キングゲスラ「グアァァァァ!!」

キングゲスラ「グアァァァ!!」

電磁バリア

長峰「ダメージゼロ、まだ行ける」

 

茉莉香VS初戦闘

茉莉香「あれがウルトラマンですか……」

グリューエル「茉莉香さんも、後で北斗さんのビデオを見ますか?」

茉莉香「はい、後で見させていただきます」

チアキ「茉莉香、そんな話は後にして、今はこの街を守るために戦いましょう」

茉莉香「そうですね。明日、私たちはこの町から旅立ちます。弁天丸を空に帰してくれたこの街に、恩返しをしましょう!」

 

晶VS初戦闘

晶「ライディーンの前のパイロット、ひびき洸くんが戦っていた時代に放送されていた特撮、ウルトラマン……」

晶「もう、それから何十年もたつのに今でもみんなの希望になってくれている。凄いな、私なんて、洸くんの事、ライディーンの事知らなかったのに……」

晶「もしかしたら、洸君にとっても、ヒーローだったのかな……ウルトラマンは」

 

晶VSAI

{攻撃}

パイロット:晶

機体:ライディーン

技:ゴッドブレイカー

晶「相手が人間じゃないのなら、なおさら怖い……けど、やらなくちゃ!」

晶「ゴッドブレイカー!!」

AI「!!」

 

音羽VS初戦闘

音羽「あんな大きいの、ワームでもネウロイでも無いのにクアドラロックできるの?」

園宮「理論上はナノマシンと関係のない存在をロックすることは不可能です」

園宮「ですが、こちらの世界のお茶の水博士たちが方法を確立させてくれました」

エリーゼ「それじゃ、あの怪獣にクアドラロックできるの!?」

瑛花「それだけじゃない。相手がモビルスーツ等の機械でも可能だそうだ」

音羽「やった、パワーアップしたんだねゼロ! よぅし、行くよ!」

 

群像VS初戦闘

群像「あれがウルトラマンという物か……確かに巨大だ。それに、何か神々しさのようなものを感じる」

僧「どうやら地球での活動時間はわずか3分だけのようです。早めに決着をつけたほうが得策かと」

群像「強大な力には、それ相応の対価が必要となってくる、か。世界がバランスよく存在しているということの証拠だな」

 

岬VS初戦闘

芽依「よっしゃいけ! 頑張れ! ウルトラマン!!」

ましろ「持ち場を離れるな! 艦長、ウルトラマンへの援護射撃を提案します」

岬「ねぇ、ウルトラマンってどんな技を持ってるのかな?」

幸子「ウルトラマンごとに違いますね。光線技を持っていることは共通してますが、槍やヌンチャク、空手で戦ってたウルトラマンもいたようです」

岬「そんなに種類があるんだ。あのウルトラマンが光線技を主体としているのならともかく、格闘技だけだったら援護もなかなかできないかも……」

鈴「なら、どうするの?」

岬「でもできることは必ずある。それを、戦いの中で見つけよう」

 

みほVS初戦闘

みほ「あれが、怪獣……ウルトラマンはあんな大きな生き物と戦ってたんだ……」

華「私たちの戦車で戦えるんでしょうか?」

優花里「テレビのウルトラマンでは、通常兵器はおろか、化学特捜隊のメカですらも通用しない場面がありました。我々の戦車が通用するとは……」

みほ「でも相手がどれだけ強力な怪獣であったとしても、生き物です。生き物なら、どこかに弱点を持っているはずですので、それを見つけましょう」

みほ「まずは目から狙います! パンツァー・フォー!」

 

ドラえもんVS初戦闘

ドラえもん「ウルトラマン。前に皆で特撮を取った時の名前がウラドラマンだったけど、まさか別の世界に似た名前のヒーローが本当にいたなんて」

ドラえもん「もしかして、僕とウルトラマンには何か深いつながりがあるのかもしれないな……」

 

アトムVS初戦闘

アトム「す、すごい……あのウルトラマンも、CREW GUYSのメカも簡単に解析しただけでもこれだけのエネルギー量があるなんて!」

アトム「こんなヒーローやメカが苦戦していただなんて、ウルトラマンの怪獣……油断なんてして入れらない!」

 

八光VS初戦闘

八光「ウルトラマン……」

八光「なるほど、この世界の人たちの希望になるだけがある。ただ目の前にいるだけでこれほどまでに安心感を与えてくれるなんて……」

八光「私も、貴方のように誰かの希望となる存在になりたいな……」

 

≪通信SE≫

 

リュウ「ん? 地上にいるテッペイからか?」

 

テッペイ(通信)「リュウさん! 大変です! 美海ちゃんが……美海ちゃんが……」

 

マリナ「美海ちゃんが、どうしたの!?」

 

ジョージ「おい、まさか!?」

 

リュウ「おい! テッペイ教えろ! あの子がどうしたってんだ!!」

 

テッペイ(通信)「美海ちゃんが、僕たちの目の前から消えたんです!!」

 

リュウ「な、なに!?」

 

≪戦闘MAP2終了≫

 

≪シナリオパート2開始≫

 

≪赤レンガ倉庫 跡地≫

 

P「いたッ! 皆! 無事か!」

 

千早「……」

 

P「千早?」

 

千早「く、九条さんが……」

 

亜美「ミウミウ! しっかりして!!」

 

真美「兄ちゃん!! こっち!!」

 

P「!」

 

美海「……」

 

P「美海!」

 

コノミ「ッ!? 嘘ッ……」

 

テッペイ「まずい! 僕に見させてください! 僕は医学生で、応急処置くらいなら!」

 

P「お願いします!」

 

テッペイ(でも、この傷じゃ僕にできることなんて……)

 

美海(あれ? 私……)

 

美海(プロデューサー、みんな、私……寝てた?)

 

美海「ぁ……ぁ……」

 

美海(あれ? 身体が動かない、声も、出せない)

 

美海(……)

 

美海(痛い……あぁ、そっか……)

 

美海(千切れちゃったんだ……手も、足も)

 

美海「ごふっ!」

 

P「!」

 

美海(何を言ってるの? 何も聞こえない、何も、何も)

 

美海(死んじゃうんだ、私……)

 

美海(何もできないで、夢も叶えられないで……私)

 

美海(嫌だな……死にたくない)

 

美海(死にたくないよ……)

 

美海(まだ、歌を……)

 

美海(私の、歌……)

 

美海(歌い……たか……)

 

美海(……)

 

美海(……)

 

美海(……)

 

美海(……)

 

美海(……いや、だ)

 

美海(死にたくない……死にたくない……死にたくない)

 

美海(私、まだ、何もやれてない、何にもできていないのに……)

 

美海(誰か、助けて……私、まだ夢を……)

 

美海(ゆ、め……)

 

美海(ゆめって、なん……だっけ……)

 

≪画面白く覆われる≫

 

美海(!)

 

P「美海! 美海!!」

 

テッペイ「だめだ、もう息が……」

 

真美「そんな……ミウミウ!」

 

千早「ッ……」

 

コノミ「美海ちゃん……守るって、皆で約束したのに……」

 

テッペイ「くそッ……くそぉ!!」

 

≪画面白く覆われる≫

 

P「ッ! なんだ、この光は!?」

 

テッペイ「み、美海さんの身体が……!」

 

≪画面白く覆われる≫

 

亜美「え?」

 

千早「九条さんの身体が、消えた?」

 

≪シナリオパート2終了≫

 

≪戦闘MAP3開始≫ 

 

リュウ「消えたって、どういうことだよそれ!?」

 

テッペイ「僕に聞かれてもわかりませんよ! とりあえずアイドルのみんなには避難を……」

 

≪キングゲスラの周囲に爆発≫

 

キングゲスラ「!!?」

 

マリナ「攻撃? どこから……」

 

???「……」

 

≪???出現≫

 

杏「なに、あの桃色のロボット?」

 

小林丸「どこから? レーダーの外からだとは思うけど……」

 

梓「たぶん、地下……かな?」

 

???「私には夢がない、皆を元気にさせる歌も持っていない……でも」

 

メビウス『この声は!』

 

美海「痛みを止めることはできる……この力でッ!」

 

美海「ッ! こ、ここはどこ? 私は……」

 

テッペイ「この声、美海さん!?」

 

P「美海!? 通信機貸してください!」

 

テッペイ「どうぞ!」

 

P「美海! 美海聞こえるか!!」

 

美海「プロデューサー……はい、聞こえています。え、でも、私確か……なんで、ロボットなんかに? あッ!?」

 

P「美海!」

 

美海「……」

 

静「反応途絶。気絶したようです!」

 

一条「まずい! 新手が来るぞ!!」

 

≪パオズー×5出現≫

 

P「美海!」

 

ジョージ「間に合わない!!」

 

千早「九条さん!」

 

美海「……そう、それがあなたのお名前なのね」

 

美海「ウフフ」

 

≪???の周囲に爆発≫

 

≪???移動≫

 

八光「炎の中から何かが飛び出したぞ!」

 

甲児「あれって、少し形が違ってるけどさっきのロボ!?」

 

長峰「装甲が剝がれたの?」

 

美海「これがペインキラーの本当の姿よ!」

 

アトム「ペインキラー……」

 

美海「さて、お次は……」

 

美海VSAI

{イベント戦闘}

パイロット:美海

機体:ペインキラー

技:ムチ

美海「心のないあなたたちにも教えてあげる。私が味わった死の恐怖を!」

美海「このムチから逃れられないわ」

美海「ハァッ!」

AI「!!?」

 

≪パオズー×2撃墜≫

 

甲児「なんて切れ味だ……」

 

ジュン「一瞬にして二機も撃墜するなんて……」

 

AI「!!」

 

≪ペインキラー移動≫

 

≪ペインキラーのいた位置に爆発≫

 

≪ペインキラー移動≫

 

≪ペインキラーのいた位置に爆発≫

 

美海「どこを見ているの? そんな攻撃、私には当たらない!」

 

長峰「あんなに軽く……すごい」

 

晶「ロボットに乗ってすぐに、あれだけ動けるなんて……」

 

リュウ「けど……こいつは……」

 

美海「フフフ……舞台は整ったわね」

 

AI「!」

 

≪パルド、ロック出現≫

 

≪パルド、ロックがペインキラーに統合≫

 

美海VSAI

{イベント戦闘}

パイロット:美海

機体:ペインキラー

技:パルド・ロック連続攻撃

美海「見せてあげるわ! ペインキラーの真の力!」

美海「行きなさい! パルド! ロック!!」

AI「!!!」

美海「フフフ……コレが私の……」

 

≪パオズー×3撃墜≫

 

レイミ「また、地下から何かが飛び出した!」

 

猿丸「ど、どうやらあれはあのロボットの随伴機のようです……」

 

美海「ピンチから一転しての逆転……面白かったでしょ? 私の演出は」

 

リュウ「演出……だと……」

 

美海「コレがあれば、私はなることができる……」

 

美海「正義の味方に!」

 

仁「正義の、味方?」

 

八光「正義だと……ふざけるな……これが、正義だとでも言うのか!」

 

荒磯「諸君! いろいろと気にかかることはある。しかし、街への被害も尋常ではない! 今はとにかくロボットと怪獣を倒すことに集中してくれ!」

 

八光「了解!」

 

勝利条件 敵の全滅

敗北条件 味方戦艦の撃墜 アラハバキ、ガンフェニックス、ガンブースター、ウルトラマンメビウス、ペインキラーいずれかの撃墜 指定エリアへの敵の侵入

SR獲得条件 キングゲスラをウルトラマンメビウスにて撃墜する

 

美海VS初戦闘

美海「これが私の力」

美海「ペインキラーがあれば、私はアノ人のように正義の味方に……」

美海「アノ人?」

美海「誰だったかしら……」

 

銀河「よっしゃ! 怪獣が弱ってきたぜ! 今なら……」

 

メビウス『ッ!』

 

≪キングゲスラ、ウルトラマンメビウスの横に移動≫

 

≪キングゲスラ、ウルトラマンメビウスを攻撃≫

 

茉莉香「ウルトラマンさんが!」

 

チアキ「最後の悪あがきってところねッ!」

 

メビウス『うぅ……』

 

真美「ねぇ、ウルトラマン苦しんでない!?」

 

ダイゴ「そういえば、ウルトラマンでは……」

 

テッペイ「まずい! ゲスラは背びれに……」

 

ダイゴ「その怪獣の弱点は背びれだ! そこに毒があるんだ!!」

 

テッペイ「え?」

 

P「ダイゴさん……」

 

門脇「全機! 怪獣の背びれを狙え!」

 

音羽「了解!」

 

≪キングゲスラの周囲に爆発≫

 

静「キングゲスラの背びれに攻撃が直撃しました!」

 

キングゲスラ「!!?」

 

≪キングゲスラの鳴き声≫

 

カエサル「この苦しそうな声は……」

 

服部「自分の毒で苦しんでいるのか!?」

 

リュウ「チャンスだ!! やれぇぇ!! ミライ!!」

 

メビウス「!」

 

ウルトラマンメビウスVSキングゲスラ

パイロット・機体:ウルトラマンメビウス

技:メビュームシュート

メビウス「ジュア!!」

メビウス「……ジュアァッ!!」

キングゲスラ「!!?」

メビウス「……」

メビウス「ジュア!!」

 

≪キングゲスラ撃墜≫

 

沙織「でた! スペシウム光線!!」

 

芽依「ウルトラマンのお約束だよね!!」

 

テッペイ「厳密にいうとあれはスペシウムは入ってないんだけどね……」

 

≪パオズー全機撃墜≫

 

ランプ「おい! 話が違うぞ! 無人ロボットがすべて破壊されてしまったじゃないか!!」

 

ホイ「フホホホホ、何を言ってるネ。赤レンガ倉庫が破壊された時点ですでに目的は達成されているはずヨ」

 

ランプ「むっ、そうだが……」

 

ホイ「これで、契約は続行ということでいいか?」

 

ランプ「フン! 仕方がない!」

 

リン「もう、ロボットの増援もないみたいだ……」

 

レイミ「終わった……けど……」

 

美海「ウフフ、ねぇプロデューサー見てくれた? プロデューサーからもらった初めての仕事をつぶしたロボットたちを……」

 

リュウ【DVE】「バカヤロォォォォ!!!」

 

美海「!」

 

リュウ【DVE】「なんて下手くそな戦い方だ! 周りを見てみやがれ!!」

 

美海「え?」

 

真美「町が……燃えてる」

 

千早「一体、どれだけの人が……」

 

リュウ【DVE】「それでも正義の味方かよ! なんも守れてねぇじゃねぇか!!」

 

メビウス『リュウさん……』

 

リュウ「俺たちだってそうだ……なんも守れなかった……」

 

リュウ「女の子一人守ることだって……」

 

美海「……これ、本当に私が? 私がやったの? 私……何をして……」

 

美海「あっ……あぁぁ……」

 

[戦闘MAP終了]

 

【チヨノフ 艦橋】

 

門脇「状況は?」

 

嶋「現在、ソニックダイバー隊、ウイッチを中心として、ビルの下敷きになった市民の救助を急いでいます」

 

群像「だが、先日のハルシュタインやザフトが攻めてきた影響でほとんどの会社が休みだったのは不幸中の幸いだったな」

 

猿丸「今のところ死人の報告はないですし、カーペンターズも来てくれました。復興に時間はかからないでしょう」

 

荒磯「だが、それでもけが人は大勢いる。楽観視はできんよ」

 

茉莉香「それにしても、あの美海さんが乗っていたロボットは何だったんでしょうか?」

 

岬「それから二機の黒いロボットも……」

 

みほ「そして、ウルトラマン……」

 

リュウ「……なぁ、聞いていいか?」

 

みほ「え? あ、はい何ですか?」

 

リュウ「なんで艦長会議に子供がいるんだ? いや、戦闘中にも思ったんだが、なんでこの部隊には子供が多いんだ?」

 

茉莉香「私や岬艦長、群像さんもまた戦艦の艦長ですから」

 

みほ「私は、機動部隊の隊長……になっているそうです」

 

岬「本当は、別の人が隊長なんですけど、その人が今別動隊にいるからその代理ということです」

 

荒磯「子供が多いということに関しては……すまない、彼らにしか任せることができなかったのだ……」

 

群像「俺たちの世界じゃ、子供が戦場に出るということはそう珍しいことじゃない。子供を戦場に送らなければいけないほど情勢が緊迫しているともいえるがな……」

 

リュウ「……一つ聞かせてくれ、お前らは強制されてロボットに乗せられてるわけじゃないんだな?」

 

みほ「はい。私の場合は戦車ですけど……」

 

リュウ「……異世界の俺がとやかく言う問題じゃねぇ、けどいざとなったら俺たちが守ってやる。それが大人の役目だろ?」

 

門脇「うむ」

 

猿丸「話は戻しますが、本当にアレはウルトラマンなのですか?」

 

リュウ「あぁ、ウルトラマンメビウス。俺たちCREW GUYSの仲間のミライが変身するウルトラマンだ」

 

岬「でも、まさかウルトラマンが本当にいたなんて……」

 

嶋「ウルトラマン。こちらの世界で放送されていた特撮か……」

 

リュウ「まさか、ウルトラマンが別の世界じゃ物語の世界の存在で、いるのは怪獣や化け物や異星人だけなんてな」

 

荒磯「君たちは、いったいどうやってこの世界に来たのかね?」

 

リュウ「もともと俺たちCREW GUYS JAPANは……最初に地球に飛来した怪獣との戦いで俺以外の仲間が全滅して、一般人から集めたメンバーだった」

 

リュウ「プロサッカー選手のジョージにバイクレーサーのマリナ、医大生のテッペイに保育園の先生のコノミ……そしてミライと俺と隊長で戦ってきた」

 

リュウ「そして、エンペラ星人っていう悪の親玉みたいなもんを倒して、ミライはウルトラの星に帰って、みんなはそれぞれの生活に戻る……予定だったんだが」

 

リュウ「その前に、最後に俺たちの翼に乗って、ラストフライトをしようってことになった」

 

岬「俺たちの翼?」

 

リュウ「ガンフェニックスのことだ。俺達の友情の証みたいなものでな、それを最後に乗って、解散しようってことになっていた」

 

リュウ「そんな時に……そう、横浜の上を通過中のことだ。謎の反応を探知して……会議で来れなかった隊長の指示で、俺達はその調査に向かった。そして、その反応は……」

 

リュウ「赤い靴の少女から発せられていた」

 

猿丸「赤い靴の少女?」

 

リュウ「あぁ、そして、その少女は言っていた……」

 

リュウ「『ある世界に危機が訪れようとしている。10人の勇者を目覚めさせて、その世界を守って』……ってな、そして次の瞬間。気が付いたら俺達はこの世界にいたんだ」

 

荒磯「10人の……勇者……」

 

【第二新東京都市 サイクルショップ】

 

アキコ「ねぇ、なにもこんな時に店を開かなくても……町中火事なんだから、誰も自転車なんて……」

 

???「戦いで道がデコボコになっているから、車で移動するのも難しかったら、誰かが買いに来てくれるだろ」

 

アキコ「ほんと、どうなっちゃうのかしら……」

 

???「心配いらない。昨日とは違って、今回は来てくれたじゃないか」

 

アキコ「来てくれたって……誰が?」

 

ハヤタ「正義のヒーロー、ウルトラマンさ」

 

≪自動ドアが開くSE≫

 

ダイゴ「こんにちは」

 

テッペイ「あっ……」

 

ハヤタ「おぉダイゴ君。そちらの人たちは、お友達?」

 

ダイゴ「実は……」

 

ミライ「ハヤタ兄さん!」

 

ハヤタ「おっと、誰なんだい君は?」

 

ミライ「僕です! ミライです!! あなたはウルトラマ……」

 

テッペイ「ちょ! ミライ君! この人は僕たちの世界のハヤタさんじゃ……」

 

ダイゴ「お忙しいですよね! それじゃ次行こうか! 失礼します!!」

 

ミライ「ウルトラマンは神じゃないと! あなたから学びました!!」

 

テッペイ「ミライ君ダメだってば!」

 

≪複数の足音が去っていくSE≫

 

ハヤタ「なんだったんだ一体?」

 

【第二新東京都市 サンアロハ】

 

ミライ「セブン兄さん!」

 

コノミ「あ、確かにあの時の……」

 

アンヌ「え? ダン、あなた弟がいたの?」

 

ダン「いや、いないはずだが?」

 

ミライ「何言ってるんですか! 僕の顔をよく見てください!」

 

ダイゴ「次! 次行きましょうよ! ね!!」

 

【第二新東京都市 坂田モータース】

 

ダイゴ「いいね! 今度こそ慎重に……」

 

ジョージ「そうだぞアミーゴ、俺たちの世界でウルトラマンだったとしてもこの世界じゃ……」

 

ミライ「ジャック兄さん!」

 

ダイゴ「あぁ早速……」

 

郷「ん?」

 

ミライ「分かりませんか? だったら! 新マン兄さん! 帰りマン兄さん!」

 

アキ「え?」

 

メグ「なに、それ?」

 

ダイゴ「うわ、なんてマニアックなネタを……」

 

ジョージ「次行こうか、アミーゴ」

 

ダイゴ「うん……え? 僕がアミーゴなの?」

 

【第二新東京都市 ポンパドウル】

 

ミライ「エース兄さ」

 

マリナ「ミライ君!」

 

ミライ「うわっ!」

 

七海「えっと……何か?」

 

マリナ「すみません、お騒がせして。北斗星司さんと、夕子さんですね?」

 

星司「あぁ、そうだが。私と妻になにか?」

 

マリナ「いえ、少し確認をしに来ただけです。行くわよミライ君」

 

ミライ「エース兄さん! 夕子さん! 僕です! ミライです!!」

 

ダイゴ「お騒がせしました!!」

 

【第二新東京都市 サンアロハ】

 

美海「……」

 

P「美海、一体なんであんなことをしたんだ?」

 

美海「なんでって……私、ロボットにいきなり乗せられて……それで、気が付いたらあんな……」

 

P「無意識……か」

 

美海「私、どうしちゃったんでしょうか。私、確かにあの時……あの時確かに……死んだはずなのに」

 

P「落ち着け、美海。その時がどうあれ、今は生きている。それに……奇跡的に死人は出なかったんだ」

 

美海「そう、私以外……」

 

P「あっ! ……すまん美海」

 

美海「……私の最初の仕事が無くなっちゃって……死んじゃって……あんなロボットに乗せられて……私、どうすればいいんですか!? 私は……本当に人間なんですか? 人間って言っていいんですか?」

 

P「……」

 

P「お前はアイドルだ」

 

美海「え?」

 

P「そして俺たち765プロの仲間の一人だ。それは何も変わることのない事実だ」

 

美海「プロデューサーさん……」

 

P「今回の仕事があんなことになって俺も残念でならない。でも、これで仕事が来なくなるわけじゃない。絶対に俺や小鳥さんで新しい仕事を取ってくる。お前や、お前を応援してくれるファンを喜ばせるようなな」

 

美海「……」

 

≪複数人が歩き寄るSE≫

 

ダイゴ「あ、プロデューサーさん」

 

P「ダイゴ君、それにあなたたちは……」

 

ミライ「……美海さん」

 

美海「ミライさん……」

 

ミライ「すみません!」

 

美海「え?」

 

ミライ「守るって、昨日約束したのに……僕たちは君を助けられなかった」

 

マリナ「それどころか、あんなロボットに乗せることになって……」

 

ミライ「僕は、この世界を守るために別の世界から来ました……でも、女の子一人助けられなかった……」

 

ジョージ「リュウの涙も……きっとそれが理由なんだろう。俺達の無力さを、改めて思い知ったよ……」

 

美海「……でも、皆さんはすごいと思います」

 

ミライ「え?」

 

美海「もしも私一人だけだったらもっと暴走して、この町がもっとひどいことになってた……皆さんがいたから、早くに戦いが終わって、この町を守れたんです」

 

美海「それに、私も生きてるんです……何があったのかよくわかっていないですけど、それでも……五体満足で生きて、そして声があれば、私は生きていけますから」

 

マリナ「美海ちゃん……」

 

P「……あ、ダイゴ君。10人の勇者のうちの四人に心あたりがあるって言っていたけど……」

 

ミライ「……おそらく、あの四人のことです。僕らの世界のウルトラマンとして戦っていた……」

 

ミライ「勇敢なウルトラ兄弟です。でも、この世界では違うようです……」

 

ダイゴ「まだ、諦めることないよ。だって、あの四人は……この世界でもヒーローだから」

 

ミライ「え?」

 

ダイゴ「ついこの前、僕の幼馴染と一緒に街中を歩いていた時、トラックの運転手が気を失って子供たちの列に突っ込みそうになったんだ」

 

ダイゴ「その時、あの四人はすぐに動いて、子供たちを救って……僕たちは、それをただ見ているだけしかできなかった」

 

ダイゴ「……ううん、それだけじゃない。いくつになっても夢を忘れないっていうか……恰好よくて……小さいころと同じように憧れられる……特別な人たち」

 

ダイゴ「だから、きっと思い出すと思うんだ。自分たちが、別の世界ではウルトラマンだったってこと」

 

ダイゴ「もう少し……頑張ってみよう!」

 

ミライ【DVE】「……GIG!」

 

ダイゴ「え?」

 

ミライ「……僕らの世界で、わかりましたって意味です」

 

テッペイ「ミライ君……」

 

ミライ「……決めました。僕はこれからも、この世界で戦います。たとえ相手が地球人でも……そのせいで傷つく人や悲しむ人が出るなら……ウルトラマンとして戦います」

 

美海「ミライさん……」

 

≪ドアが開くSE≫

 

ジョニー「お待たせしました、ダイゴさん」

 

ダイゴ「あ、来ましたね」

 

ムナカタ「ん? ダイゴ、そちらの人たちは?」

 

ダイゴ「あ、えっと……貸し切りにするには人数が足りなかったから来てくれた、僕の知り合いです」

 

ムナカタ「ん? 確かあなたは765プロの……」

 

P「はい、この間の打ち合わせの時では、対応ありがとうございました。ムナカタ課長」

 

ミライ「貸し切りって……」

 

ジョニー「僕の送別会なんですよ。職を辞することになりましたから」

 

マリナ「へぇ、そうなんだ」

 

≪複数人が歩み寄るSE≫

 

星司「お、君たちは確か?」

 

ミライ「あ、エース……じゃなくて、星司さん」

 

ダン「ん? 君、星司のところにも行っていたのか?」

 

ミライ「あ……えっと……」

 

テッペイ「すみません! 実は、彼の生き別れた兄弟に皆さんがそっくりだったのでつい……」

 

ミライ「あ、そ、そうなんです」

 

郷「兄弟? はは、ずいぶん老けた兄弟だな」

 

ハヤタ「フフ、まぁいいじゃないか」

 

ジョージ「それで、どうしてここに?」

 

ハヤタ「まぁ、それはこれからのお楽しみさ」

 

ミライ「?」

 

≪数十分後≫

 

美海「これって……」

 

ダイゴ「ハヤタさんたちは、ハワイアンバンドをやっているんだ。皆さんの奥さんと郷さんの娘さんのメグさん。それとお友達の皆さんと一緒に」

 

ミライ「……」

 

P「ミライ君、どうしたんだい?」

 

ミライ「え? あ、いや……向こうの世界だと、傷だらけになってでも宇宙のために戦っていた人たちが、この世界だとこうして……平和に毎日を過ごしているんだなと……」

 

マリナ「もしかしたら、そんな戦いから解放されたご褒美みたいなものなのかもしれないわね」

 

コノミ「はい。私も、こんな穏やかな余生送りたいです」

 

美海「……」

 

美海(穏やかで心地いい……ずば抜けてうまいってわけじゃない。でも、なんて心に響く歌声……)

 

美海「……プロデューサー」

 

P「ん? どうした美海?」

 

美海「私、この人たちのような歌を歌いたいです……みんなの心に残るような歌が……」

 

P「……歌えるさ、美海の歌の凄さは俺が……いや、俺達みんなが知っているからな」

 

美海「……はい」

 

≪拍手SE≫

 

メグ「ありがとうございました。ここで特別ゲストに来てもらいます」

 

メグ「765プロからデビューしたばかりの九条美海さんです!」

 

美海「え?」

 

アンヌ「美海さん、ダイゴ君から聞いたわ。今日の初仕事は残念だったわね」

 

アキコ「こんな小さなステージだけれど、一曲歌ってくれるかしら?」

 

美海「え、あの……でも、私まだ自分の曲を……」

 

P「いや、美海が歌えば……それが自分の曲になる。お前の初めての仕事だ。行ってこい」

 

美海「……はい」

 

≪拍手SE≫

 

美海「あの……私、まだアイドルになって日も浅くて、自分の曲もまだ持っていません……でも、今は……」

 

美海「今は、ここにいる皆さんのために精いっぱい歌います!」

 

美海「それでは聞いてください。『inferno』!」

 

【横浜マリタイムミュージアム 地下】

 

ナカジマ「ふぅ、なんとかメンテナンスは終わったよ」

 

八光「……本当に初めて見たロボットなのか? ずいぶんと手際が良かったが……」

 

ナカジマ「ふふふ……自動車部にとっては朝飯前ってね」

 

ましろ(どう見ても自動車じゃない……と突っ込んではいけないのだろうか)

 

チアキ(考えてみればインベルとかトレーサーとか異世界の技術で作られたロボットもあっさりと整備していたわねこの子たち……)

 

宮藤「それにしてもペインキラー……鎮痛剤って意味だったはずだけど」

 

ヴィルヘルミーナ「鎮痛剤……相手を殺すことで痛みを止める……皮肉な名前じゃ」

 

沙織「ねぇドラちゃん、赤レンガ倉庫の地下を見てきたけど、何もなかったんだよね?」

 

ドラえもん「おそらくこのロボットたちがあったであろう空洞以外にはね」

 

チアキ「いったい何なのかしらね……」

 

幸子「古代地球人が残した遺物とか!」

 

幸子「ま、まずい!もう敵が迫ってきている!せめてこの我々の秘密兵器だけは守らなければ。あっいざ地下へ!!」

 

葵「あれ?765プロのみんながいなくなってるけど?」

 

朔哉(何事もなかったかのようにスルーした!)

 

岬「さっき美海ちゃんが戻ってきたそうだから迎えに行くんだって……それと」

 

葵「?」

 

【横浜マリタイムミュージアム 日本丸前】

 

春香≪M@STER≫「お帰り美海ちゃん!」

 

美海「あ、天海さん」

 

千早「初めてのライブお疲れ様」

 

美海「でも、一曲だけでしたし……」

 

P「みんな盛り上がっていたじゃないか。それより、本当にいいのか美海。この部隊についていくって」

 

春香≪ゼノ≫「え?」

 

真美「ミウミウ、どういうこと?」

 

美海「あのペインキラーを動かしてから、私の頭の中で時々声が響くんです。私の声、でも私じゃない声が……」

 

春香≪M@STER≫「それって、まるで……」

 

亜美「でもどうして? ミウミウはあの映画には……」

 

美海「分からない。でも、もしも天海さんと同じようなことが起こったら……って」

 

春香≪M@STER≫「だから私たちに……でも、それじゃアイドルのお仕事が」

 

美海「……」

 

P「心配はいらない。彼らが行くのは戦場ばかりじゃないからな。俺が行く先々に仕事を頼んでみるさ」

 

美海「お願いします。プロデューサーさん」

 

千早「そう、ならしばらくは一緒の生活ね」

 

美海「え?」

 

春香≪ゼノ≫「千早さん、それってどういうこと?」

 

千早「私と亜美、真美もついていくことになったの」

 

春香≪M@STER≫「え?」

 

亜美「今回の一件でロボットマフィアの人に目を付けられたかもしれないし」

 

真美「安全のためにBPAにいたほうがいいって兄ちゃんが」

 

春香≪M@STER≫「そっか……でも、本当にいいの?」

 

P「表向きには今回の事件で怪我をして休養するということにする。春香は心配しなくてもいい」

 

P「出張で宇宙にいる社長にはすでに報告済みだ」

 

P「それと……」

 

≪複数人が駆け寄るSE≫

 

雪歩「春香ちゃん!」

 

春香≪M@STER≫「雪歩! みんな、どうして?」

 

伊織「プロデューサーから聞いたわよ! ハルシュタインの事とか美海の事とか!」

 

雪歩「だから横浜を出る前に、見送りに来たの。小鳥さんは、電話番をしないといけなかったから来れなかったけど……」

 

春香≪M@STER≫「え……」

 

P「さすがに5人、いや6人も一気にいなくなったら隠し通すことなんてできないからな」

 

律子「特に亜美は黙って抜けられると竜宮小町のプロデューサーの私が困ります」

 

やよい「うっうー! 大丈夫ですか美海さん!」

 

貴音「お体の方……なにか異常ありませんか?」

 

美海「みんな……うん、私は今のところは……これからどうなるかわからないけれど」

 

真「美海がどうなってもボクたちはずっと待っているよ」

 

美希「だから、安心して行ってくるの。ミキたちは、みんなのこと信じてるから!」

 

響「自分たちが、春香たちの帰ってくる場所を守るから」

 

あずさ「それと、離れていてもずっと隣にいること、忘れないでいて下さい」

 

P「俺たち765プロは十七人……いや、もう一人の春香も含めて十八人で一つの家族だからな」

 

春香≪ゼノ≫「プロデューサーさん……」

 

美海「……」

 

やよい「? どうしたんですか美海さん?」

 

美海「ううん、ただ……仲間って、こんなに素敵なものだったんだって……なんだか、初めて知ったような気がして……」

 

美海「みんなが私のことを応援してくれる。みんなが暖かく迎えてくれる。それが、ただそれだけのことがこんなに嬉しくなるなんて……」

 

春香≪M@STER≫「それが、仲間ってことだよ」

 

美海「……うん!」

 

【チヨノフ 特別室】

 

〈結晶に封印されている洸〉

 

荒磯「かんぱーい」

 

荒磯「よう洸、今日は今の俺の仲間を連れてきたぞ……」

 

群像「彼が、ひびき洸ですか」

 

門脇「本当に水晶の中にいるとは……こう見ても信じられない物がありますな」

 

荒磯「ははっ、35年前と全く同じ姿だ。対してただの暴れん坊だった中学生は、おまえさんと共に戦った日々が忘れられず」

 

荒磯「努力して努力して、ついには艦長だ」

 

荒磯「こうして頭も薄くなって姿形はおっさんになっちまったが、中身はあの頃と変わっちゃいねぇ!」

 

荒磯「俺はいつだってお前の友達だ! 目覚めてくれよ洸……」

 

荒磯「突然『消えちまった』マリさんも……どこかでそれを……」

 

群像「……」

 

≪自動ドアが開くSE≫

 

猿丸「荒磯くん!」

 

荒磯「どうした!」

 

猿丸「つい先ほど特務機関NERVから連絡が!」

 

荒磯「ならば!」

 

猿丸「はい! ついにきてしまったようです」

 

群像「なんなんですか、荒磯艦長」

 

荒磯「世界に破滅をもたらす怪物の、到来です」

 

門脇「世界に破滅?」

 

荒磯「そう我々は根源的破滅招来体と呼び……」

 

荒磯「NERVからはこう呼ばれている。使徒……と」

 

群像「使徒……」




【ウルトラマンメビウス】
ミライ「初めまして。ヒビノ・ミライです!」
ミライ「僕たちと一緒に戦ってくれてありがとうございました。僕たちウルトラマンも、地球人の皆さんと一緒に戦えてうれしいです」
ミライ「僕たちウルトラマンは地球上では3分間しか活動できないので、変身するまでは戦闘機に乗っているんです」
ミライ「タイミングを見極めて変身してください。撃墜されても変身するので、HPにも気を配ってもらえると嬉しいです」
ミライ「あ、もうそろそろ時間みたいです。皆さん、これだけは覚えておいてください」
ミライ「どんな涙も、いつかは乾いていきます。今がどれだけ辛く、苦しくても、夢を諦めずに、たくさんの希望を積み上げていきましょう」
ミライ「それじゃ、最後に……」
ミライ「メビウゥゥゥゥゥス!!!」
メビウス『未来は、無限大だ』

この小説は……

  • 不定期連載でもいいから常に公開して
  • 今後もエイプリルフール限定で復活して
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