スーパーロボット大戦BPA 没ver   作:牢吏川波実

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 う~ん、この時点で四万字がコンタンスになってくると、一体最終回では何万文字になるのでしょうか?


第七話 火星同行ルート

【ヘリオポリス 学園祭会場】

 

フミナ「ユウ君……この光景ってもしかしなくても……」

 

ユウマ「えぇ、見間違えるはずがありませんよ」

 

ユウマ「地球連邦政府とクロスボーン・バンガードとの間で起こったコスモ・バビロニア建国戦争」

 

ユウマ「その始まりを記し、新時代の機動戦士ガンダムを世に知らしめた劇場版作品……その名も」

 

冬樹「機動戦士ガンダムF91?」

 

ユウマ「!」

 

フミナ「え、今あなたなんて!」

 

冬樹「あ、いやちょっと……この光景が何かに似てるなと思っただけで……」

 

ユウマ「だが、君の言った通りだ。この情景は正しく機動戦士ガンダムF91そのもの……もしかして、君もどこからかこの世界に?」

 

冬樹「え?」

 

???「冬樹! ボケガエル!!」

 

ユウマ「ん?」

 

≪駆け寄るSE≫

 

夏美「やっと見つけた……もう急に走ったりして! こんなところではぐれたらどうすんのよ!」

 

冬樹「ご、ごめん姉ちゃん。軍曹が急に……」

 

ユウマ「軍曹?」

 

冬樹「あ、ううんこっちの話。あ、そうだ。僕は日向冬樹、こっちは僕のお姉ちゃんの……」

 

夏美「日向夏美よ。よろしくね」

 

ユウマ「こちらこそ。僕は、聖鳳学園のガンプラバトル部。チーム≪トライ・ファイターズ≫のコウサカ・ユウマです」

 

フミナ「同じく、チーム≪トライ・ファイターズ≫ホシノ・フミナです」

 

冬樹「が、ガンプラって。あのガンダムのプラモデルの事?」

 

???「その話! じっくり聞かせてほしいであります!!」

 

ユウマ「ッ!」

 

冬樹「わぁ! だめだよ軍曹、こんな人の多いところで出てきちゃ!」

 

フミナ「え、ナニコレ? 何もないところから急に……これって、カエル?」

 

???「心配はご無用。民衆は壇上のセシリー殿に夢中でこちらは見ていないであります」

 

夏美「あ、そういえば……でも、きれいな人ね……」

 

???「そう、彼女こそが! 機動戦士ガンダムF91のヒロイン。セシリー・フェアチャイルド殿であります!」

 

???「本名はベラ・ロナ。鉄仮面ことカロッゾ・ロナの娘であります!」

 

ユウマ「く、詳しい……」

 

フミナ「えっと、君? いや、あなた? かな、とにかくあなたなに?」

 

???「よくぞ聞いてくださいました! 吾輩は……おっとその前にアンチバリアで姿を消して……」

 

???【DVE】「吾輩は! ガマ星雲第58番惑星宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長!!」

 

ケロロ【DVE】「ケロロ軍曹! であります!!」

 

フミナ「ケロロ軍曹?」

 

ケロロ「それより、お二方はガンダムについて非常に詳しいご様子。であるならば、一つおかしなところに気が付くはずであります」

 

ユウマ「……もちろん、気が付いているさ」

 

フミナ「上に見えるあの支柱……でしょ?」

 

夏美「? あれが、どうしたのよ」

 

ケロロ「確かに、これは機動戦士ガンダムF91の映画の最初の場面、シーブック殿のいるハイスクールの学園祭のご様子。で、ありますが……」

 

ユウマ「向こう側に見えるあの支柱……あれは、本来であれば機動戦士ガンダムF91には出てこない物なんです」

 

冬樹「え?」

 

フミナ「つまり、ここはフロンティアⅣじゃない。あの支柱があるのは、ヘリオポリスというまた別のコロニー。そして、そのコロニーが出てくる作品は……」

 

≪歩行SE≫

 

???【DVE】「ねぇねぇお姉さ~ん」

 

フミナ「え?」

 

???【DVE】「ピーマン好き? 人参食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れるほう?」

 

フミナ「え、な、なに?」

 

???「う~む、オラとしては少し若いことが気になるところではありますが、成長が楽しみでありますなぁ~」

 

≪駆け寄るSE≫

 

???「こら! しんのすけ!! なにやってんのよ!!」

 

冬樹「しんのすけ?」

 

しんのすけ「お?」

 

【ナデシコ 休憩室】

 

八光「火星に取り残されているかもしれない生存者の救出と、火星研究所の回収……スキャパレリ計画か」

 

さやか≪カイザー≫「でも、生存者なんて本当にいるのかしら」

 

スカーレット「それを調査するためにもいくそうだ。それに、火星大戦の生存者は実際に見つかっている」

 

ユウヤ「アキト・テンカワ……ですね」

 

リチャード「その通りだ」

 

ロラン「でも、火星大戦からもう何か月も経っているんですよね。生き残った人がいたとしても、その人たちは……」

 

スカーレット「幸い火星の研究所の地下には人間何百人が一年過ごせるほどの食糧が備蓄してあったそうだ。もしそこに火星の人々が逃げ込んでいたとしたら可能性はある」

 

エイジ「生存者の救出ってのは分かったけど、火星研究所の回収ってのはなんだよ?」

 

リチャード「このナデシコを建造したネルガルの研究所。そこで行われた実験結果の回収のことだな」

 

八光「……それは、どっちが本題なのだ?」

 

リチャード「ネルガルってのはまぁいわゆる落ち目会社だ。いつ倒産、吸収合併されてもおかしくないほどのな」

 

甲児≪カイザー≫「火星での実験結果の回収はネルガルの将来をかけたものになるし、生存者の救出もできれば、イメージアップにつながる。どっちでもいいってことだな」

 

琉菜「なんだか、私たちいいように使われてる感じがしない?」

 

篁「ネルガルの目的がなんにせよ、木星兵器(ジュピトリアン)の戦艦を一撃で葬る兵器を持っているナデシコは戦力になる。その協力を得るためには我慢だな」

 

≪駆け寄るSE≫

 

アキト「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

エイジ「ん? アキトじゃねぇか、どうしたんだよ」

 

アキト「た、頼む! 匿ってくれ!!」

 

アーニー「匿うって、誰から?」

 

≪駆け寄るSE≫

 

ユリカ「あぁ!! アキトみっけ!!」

 

アキト「げぇ!!?」

 

ユリカ「アキトアキト!! やっと会えた!!」

 

アキト「さっき会ったばかりだろ! そんなにひっつくなって!!?」

 

八光「ミスマル艦長?」

 

リチャード「ゴホン……ユリカ・ミスマル艦長。何故ここに? 艦橋はいいのかね?」

 

ユリカ「えぇぇぇ、そんなことよりもアキトの方が大事よ」

 

ロラン「大事って。もしも今なにか起きたらどうするんですか?」

 

ユリカ「大丈夫大丈夫! ルリちゃんたちは優秀だし、なにかトラブルが起こっても……」

 

ルリ(通信)「かんちょ~至急ブリッジに戻ってください。通信が入ってます」

 

ユリカ「フクベ提督が……」

 

ルリ(通信)「かんちょ~」

 

リチャード「ほら、およびだぞ艦長」

 

ユリカ「むぅ~ごめんなさいアキト。また後でね」

 

≪歩行SE≫

 

ユウヤ「……ずいぶんフリーダムな人のようだな」

 

八光「彼女で大丈夫なのか?」

 

ロラン「で、でも晴風の岬艦長だって……」

 

甲児≪カイザー≫「まぁ、海洋学校のいち生徒とエリートを比べるのは違うかもしれねぇけどな」

 

八光「エリート? 彼女がか?」

 

スカーレット「一応あれでも連合大学での戦略シュミレーションでは優秀な成績を収めて卒業している」

 

エイジ「人は見かけによらねぇってことか?」

 

アキト「ハァ……」

 

ミヅキ「あら、溜息なんてついてどうしたの?」

 

アキト「どうしたもこうしたも……あぁもう! なんでこんなことになっちまったんだ!!」

 

篁「アキト・テンカワ。結局君はこの艦に……」

 

アキト「残らされちまったんだよ……」

 

琉菜「軍事会社の最新鋭艦に勝手に忍び込んだ挙句に機体を勝手に動かしたんだから当たり前でしょ」

 

エイジ「本来ならテロリスト認定されてすぐ逮捕だっての」

 

アキト「なッ! お前らだって同罪だぞ!!」

 

琉菜「何よ! 少なくとも、ナデシコのハッチ壊したのはあんたでしょ!」

 

アキト「うぐッ! くそう、不幸だ……不幸だ不幸だ……これも、あの女に出会っちまったから……」

 

茜「彼女は、アキトの知り合いなの?」

 

アキト「知り合いというか、火星にいたころのお隣さんだよ。まだ俺の両親が生きていたころのだから十年くらい前だったけどな」

 

エイジ「それじゃ、十年ぶりの再会が、あれってことか?」

 

アキト「……ユリカには、俺が子供のころにひどい目に合わされてばっか来たんだよ。いつもいつもいつもいつもいつも! あぁくそ! 思い出したら腹がたってきた!!」

 

八光「それで、君はこれからどうするんだ?」

 

アキト「……本当は、ここでコック一本で働きたかったんだけど、それじゃ壊したハッチの修理代なんて稼げないから、仕方なくパイロットを……」

 

リチャード「よし分かった。んじゃシュミレーターに直行だな」

 

アキト「へ?」

 

リチャード「当たり前だろう。地球ではなんとか戦えていたようだが、お前が素人だって事には違いない」

 

アキト「いや、ちょっと……」

 

スカーレット「次の戦闘がいつになるかわからない。私も手伝えば二倍の速さで通常の三倍力を付けられる」

 

エィナ「体術訓練なら、武装メイド隊隊長のクッキーさんを呼んできます!」

 

リチャード「ほら行くぞ少年!」

 

アキト「か、勘弁してくれぇ!!」

 

サヤ「ばいな~ら~」

 

≪歩行SE(複)≫

 

篁「……それはさておき、リチャード少佐とスカーレット大尉がいなくなったから、これからのことは私から伝えさせてもらう」

 

由木「これから? 火星に行くのでは?」

 

篁「その前に。立ち寄る場所があるそうだ。火星探査のためにネルガル重工がオーブ首長国連邦と共に作った機体、それを受け取りに行くらしい」

 

アーニー「オーブ? あの、中立国のオーブですか?」

 

篁「そのようだな」

 

エイジ「なんでオーブが兵器なんて作ってるんだよ。あそこは戦争に介入しないって公表しているはずだろ」

 

アーニー「えぇ、そのような国が軍事会社と共同で兵器を作るなんて……」

 

八光「なにか問題があるのか?」

 

エイジ「へ?」

 

茜「戦争に介入しないからって兵器を持たないなんてことできないんじゃない?」

 

さやか≪カイザー≫「そうね、もしも防衛手段を何も持ってなかったら、周りの国から攻められた時何も対処できないままになってしまうわ」

 

アーニー「だったら、連合軍に頼むとか……」

 

八光「その連合軍が敵だったらどうする? そう、例えば中立だからと言って敵ではない。だから敵となる前に危険因子は排除する、と言ったような理由をつけてな」

 

アーニー「あっ……」

 

八光「それに、もし敵じゃなかったとしても軍が来るのに時間がかかるはずだ。その間にオーブという国ではたくさんの犠牲が出るだろうな」

 

エイジ「……」

 

ロラン「……2人の意見は間違ってないし、正しい事だよ」

 

アーニー「ロランさん……」

 

ロラン「僕だって、本当ならホワイトドール……∀を封印したままにしておきたい。戦争なんてさせたくないんだ」

 

ロラン「けど、誰かを傷つけるために力を使う人がいる。そんな人たちから、平和に暮らす人たちを守る力があるのに、それを使わないなんて選択肢、僕には選べない」

 

ロラン「平和に暮らすにも、力が必要なんだ。けど、その力をいいことに使うのか、悪いことに使うのかは人間の意志がかかわってくる」

 

ロラン「僕は、オーブという国を信じたい。力を悪いことに使わず、ただ国の人たちを守るために、暮らしを発展させるために使うんだと……」

 

エイジ「ロラン……」

 

篁「……そうだな。ネルガル重工によると、少しは自衛のための装備はあるそうだが、それらも全てオーブを守るための装備だそうだ」

 

篁「また、プロジェクト成功のあかつきには、それらの機体もまたナデシコと同じく貸し出してくれるそうだ」

 

アーニー(オーブは、以前のガイゾックの侵攻の時に国民の多くが犠牲になっている。きっと、それも原因の一つ……)

 

アーニー「ジン……」

 

八光「ん?」

 

≪警報≫

 

茜「なに!?」

 

ユリカ(通信)「皆さん大変です!!」

 

ユリカ(通信)「我々が機体を受け取りにいくヘリオポリスが、ザフト並びにクロスボーン・バンガードの襲撃を受けました!!」

 

斗牙「なに!?」

 

ジュン「ザフトって確か、遺伝子改造を受けた人たちの軍のことよね」

 

ロラン「クロスボーン・バンガードというのは!?」

 

さやか≪真≫「民間企業が組織した軍隊の事よ。世間では宇宙海賊って呼ばれているらしいわ」

 

八光「宇宙海賊、クロスボーン・バンガード……」

 

ユウヤ「それで、現状は!?」

 

ユリカ(通信)「分かりません。現場も混乱しているそうです。これから、ナデシコはドッグ離脱後超特急でヘリオポリスへ向かいます! 皆さん、振り落とされないようにしてください!!」

 

≪画面振動≫

 

【救命ポッド 内部】

 

ケロロ「ゲロォ、間一髪でありましたな」

 

ユウマ「しかし、まさかこんなに早くヘリオポリスが崩壊するなんて……」

 

フミナ「それにどうして? なんで、アークエンジェルは救命ポッドを見つけてくれなかったの?」

 

冬樹「え? それ、どういう意味?」

 

ケロロ「冬樹殿、夏美殿、お耳を拝借。恐らく今の状況は、機動戦士ガンダムSEEDのPHASE-03、崩壊の大地の中での話であります」

 

ユウマ「けど、おかしな点が三つあります。一つはSEEDのコロニー、ヘリオポリスにコズミックイラにはいないはずの宇宙世紀の登場人物がいるということ」

 

ユウマ「二つ目に、ヘリオポリスが崩壊するのはストライクガンダムに乗るキラ・ヤマトがコロニーに大穴を開けたり、シャフトが攻撃されるという幾つかの戦闘の結果でした」

 

ユウマ「しかし、今回はたった一度の戦闘で崩壊しました。明らかに物語がおかしなことになっています」

 

ユウマ「そして、もう一つのおかしな点は……」

 

フレイ「……」

 

夏美「あの子?」

 

ユウマ「彼女、フレイ・アルスターの乗る救命ポッドは、アークエンジェルがヘリオポリスから脱出する際にキラ・ヤマトが回収するはずなんです」

 

フミナ「でも、ヘリオポリスが崩壊してから時間が経つのに、そんな様子が欠片も無い。きっともうアークエンジェルはヘリオポリスから離れたはずよ」

 

ケロロ「恐らく、我輩たちや宇宙世紀世界のリィズ殿たちが話の中に紛れ込んだ結果、物語が歪んでしまったのであります」

 

夏美「そんな、それじゃどうすんのよ! ポッドも故障して動けなくなって、このままじゃ私たち!」

 

フミナ「心配ありません。この後、また別の戦艦がこのヘリオポリスへと来るんです」

 

ユウマ「彼らなら、きっと僕たちを助けてくれます」

 

夏美「ならいいんだけれど……」

 

ユウマ(だが、おかしな点はもう一つある。何故あの人が……)

 

リィズ「お兄ちゃん……」

 

ドロシー「全く、シーブックはリィズちゃんを置いてどこに行ったんだろうね」

 

ドワイト「サムやジョージとも離れ離れになってしまった。それにセシリーとも」

 

ドロシー「シーブックは、セシリーを追ったと思うかい?」

 

ドワイト「恐らくな」

 

コチュン「うぅ、あぁ」

 

ドロシー「お腹が空いたのかい? 悪いけど、今ミルクなんてないから、もう少し我慢だよ」

 

リィズ「もう少しで、済むのかな……まさか、このまま宇宙を彷徨うことになんて……」

 

フレイ「私たち、このまま死ぬのかな……」

 

ユウマ「大丈夫ですフレイさん、すぐに助けは来ますから心配しないでください」

 

ケロロ「そうであります。今は耐えるとき。とりあえずガンプラづくりでもして時間をつぶすであります」

 

フミナ「密室空間でやったら塗料が空気中に舞っちゃうじゃない」

 

ケロロ「ゲロォ!そうでありました!!」

 

しんのすけ「やれやれ、栓とヤカンだぞ」

 

リィズ「それを言うなら前途多難じゃ……」

 

しんのすけ「そうともいう~香味醤油〜」

 

みさえ「あ、あのぉ……」

 

冬樹「え?」

 

みさえ「これって、何かのアトラクションよね。テーマパークかどこかの?」

 

ドワイト「何言ってるんですか。こんなリアリティのある戦争がアトラクションのわけないでしょ」

 

ひろし「おいおい、冗談はよしてくれよ! あんなことが日本で起きているわけ時ないだろ!?」

 

フミナ「日本?」

 

ドロシー「日本? それって、エリア11のことだろ? あんたらエリア11から来たのかい?」

 

ひろし「なんだ、そのエリアなんたらってのは? 俺たちは春日部市民だ!」

 

ユウマ「春日部……確か埼玉だったか?」

 

しんのすけ「そうだゾッ! オラ野原しんのすけ。父ちゃんは野原ひろし、母ちゃんは野原みさえ。そして、妹のひまわりと、ペットのシロだゾ!」

 

ひまわり「たいッ!」

 

シロ「ワン!」

 

ケロロ「もしや、あなた方も我輩たちと同じように別世界から来たのでは!?」

 

しんのすけ「おッ?」

 

リィズ「か、カエル?」

 

冬樹「あ、軍曹!」

 

ケロロ「ゲロォ!? いつの間にかアンチバリアのバッテリーが切れたであります!?」

 

ひろし「な、なんだこいつ!?」

 

ケロロ「いや、我輩は別に怪しいものでは!?」

 

フレイ「十分怪しいわよ!」

 

ケロロ「ゲロォ!? やっぱし!?」

 

冬樹「大丈夫! 軍曹は僕の家に居候している宇宙人で、何も悪さなんてしないよ!」

 

夏美(いつも悪巧みはしてるけどね)

 

ドロシー「宇宙人だって!? それって、木星兵器(シュピトリアン)やガイゾックと同じってことじゃないか!」

 

フレイ「なら、結局私たちの敵じゃない!」

 

ケロロ「ゲロォ!?」

 

チナ「ち、ちょっと待って下さい!」

 

ユウマ「!」

 

チナ「わ、私にはその……この宇宙人が敵になんて見えません。なのに、宇宙人だからすぐに敵だっていうのは、間違ってるというか……」

 

ユウマ「姉さん……」

 

リィズ「そうだよ、それに忘れたの? 私たち地球人がそうやって宇宙人を差別した結果、ビアル星人の末裔の人たちにどんな仕打ちをしたのかを」

 

リィズ「って、地球生まれじゃない私がいうことじゃないかな?」

 

ユウマ「いえ、間違ってないです。なまじ知性があるからこそ、争いが生まれ、多くの命が消えていく。でも、分かり合うことが簡単に出来るのが人間なんです」

 

フミナ「私も、軍曹とは出会ってまだ少ししか経ってないけど、悪い宇宙人だなんて思えない。だから、お願いします。軍曹のこと、信じてあげて下さい」

 

ケロロ「リィズ殿、ユウマ殿、フミナ殿……」

 

ドロシー「……そうだね、ずっと狭いところにいて私も熱くなってた」

 

フレイ「……」

 

フミナ「フレイさん……」

 

フレイ「わ、分かったわよ。私もこの宇宙人のこと、少しは信じてあげる」

 

冬樹「フレイさん。君の気持ちもよくわかるよ。でも、それでも軍曹の事を信じてくれてありがとう」

 

フレイ「ッ! べ、別に礼を言われることなんてしてないわ……」

 

しんのすけ「ほうほう、これがいわゆるツンデレというものですな」

 

フレイ「だ、誰が!?」

 

ひろし「んで、軍曹って言ったか? 俺たちが別の世界からきたってのは本当か?」

 

ケロロ「恐らく。ここがコロニーではなく地球だと思っていたのも、別世界の住人だったからと言われれば納得するであります」

 

みさえ「そんな、それじゃ私たちどうすればいいの……こんな右も左もわからない場所で家族置き去りにされるなんて……」

 

ユウマ「心配しなくても、そろそろ救助が来るはずです」

 

ひろし「救助って、こんな場所に誰かが来て助けてくれるのかよ?」

 

フミナ「えぇ、もしかしたらもうすぐそばに……」

 

≪何かを掴むSE≫

 

≪画面振動≫

 

ひろし「な、なんだ!?」

 

???「おい、大丈夫か!?」

 

【一時間程前】

 

セシリー「アァッ!」

 

シーブック「親が、親が子供に銃を向けるのか!!」

 

シオ「うるさい!!」

 

≪銃声SE≫

 

シーブック「グアッ!!」

 

セシリー「シーブック!」

 

シオ「行くんじゃない!」

 

セシリー「何故です! あなたは私の友達を撃ったのよ!!」

 

シオ「母さんのイヤリングを持たせた意味を考えてくれ! 今日は特別な日なんだ!」

 

シーブック「このぉ!」

 

シオ「来るなぁ!!」

 

≪銃声SE≫

 

シーブック「うッ!」

 

≪画面振動≫

 

≪崩れ落ちるSE≫

 

セシリー「シーブック!!」

 

【ヘリオポリス 通路】

 

≪現在≫

 

シーブック「う、うぅ……ここは?」

 

シーブック「そうか、あの時底が抜けて落ちたんだな……モビルスーツは、動きそうにないか……」

 

シーブック「セシリーは……いないのか」

 

シーブック「とにかく、さっきの場所に戻ろう」

 

≪歩行SE≫

 

シーブック「やけに空気が薄いな、空気循環系が故障でもしているのか?」

 

シーブック「……ダメだ、この区画の仕組みがよくわからない。助けを待つべきか、それとも……」

 

シーブック「ん? この奥に、大きな部屋があるようだぞ……」

 

シーブック「こ、これは!?」

 

【ヘリオポリス 格納庫】

 

シーブック「……間違いない。この機体だけはまだ調整の途中だけど、ほかの二機はもう完成している」

 

シーブック「こんなものを、中立国家のオーブが作っていたのか……」

 

≪重たい物が落ちるSE≫

 

≪画面振動≫

 

シーブック「! なんだ!?」

 

???「これは……すげぇ!」

 

???「ん? あんたは……」

 

シーブック「すみません勝手に入って……俺はシーブック・アノー。工業カレッジの学生です」

 

???「シーブック? シーブックって言ったか! リィズ・アノーの兄の!」

 

シーブック「! リィズのことを知ってるんですか!」

 

???「あぁ、心配すんな。彼女もお前の友達も無事だ。俺はロウ・ギュール。ジャンク屋をしてる」

 

シーブック「よかった……ジャンク屋? それじゃ、このモビルスーツを管理している人間というわけじゃないんですね」

 

ロウ「あぁ、俺たちは……」

 

リーアム(通信)「ロウ! 大丈夫ですか!」

 

ロウ「と、ちょっと待っててくれ」

 

ロウ(通信)「こちらロウ。俺はなんともねぇけど、キメラが壊れて動けなくなっちまった」

 

樹里(通信)「よかった! すぐに回収に向かうからね!!」

 

ロウ(通信)「あぁ、あとリィズの兄貴見つけたぜ。おまけ付きでな」

 

樹里(通信)「おまけ?」

 

ロウ(通信)「来てみたら分かるって! 位置情報は送れてるよな? んじゃ、待ってるぜ」

 

ロウ「すぐ俺の仲間も来る。それまでこのお宝の調査だな!」

 

シーブック「でも、大丈夫なんですか? 勝手にモビルスーツに触ったりして」

 

ロウ「あぁ、というより早くしないとヘリオポリスが崩壊したニュースを聞いて組合の連中がわんさか押し寄せるしな」

 

シーブック「ヘリオポリスが崩壊!?」

 

ロウ「なんだ? 知らなかったのか?」

 

シーブック「さっきまで意識のなかった人間に、世の中のことなんてわかるはずありませんよ……」

 

ロウ「そうか、けど空気が残ってる場所で良かったな。お前も、俺と同じ悪運があるらしい」

 

シーブック「それで、リィズは……」

 

ロウ「あぁ、脱出ポッドにいたんだよ。まぁ故障して立ち往生してたんだけどな。俺たちの船の方で回収しといた」

 

シーブック「そうですか。ありがとうございます」

 

ロウ「へっ、いいってことよ! 困った時は助け合いだろ?」

 

シーブック「えぇ、そうですね」

 

シーブック「それにしても、どうして中立のはずのヘリオポリスでモビルスーツが三体も……」

 

ロウ「上には金色のモビルスーツの腕があった。中立ってのは名ばかりでじつはモビルスーツの秘密工場だった、なのかもな?」

 

ロウ「とりあえず、まずはこのモビルスーツのデータを確認しないとな」

 

シーブック「あっ、俺も手伝います。リィズを助けてくれた礼もしないと」

 

ロウ「応! 助かる!」

 

【ホーム 艦橋】

 

ケロロ「いやはや、吾輩達を助けてくれて感謝するであります。プロフェッサー殿」

 

プロフェッサー「いいのよ。脱出ポッドのパーツもいい値段になるし、一石二鳥よ」

 

ドロシー「にしても、まさかジャンク屋組合(ギルド)に助けられることになるなんてね」

 

みさえ「ジャンク屋組合(ギルド)? それって何なの?」

 

ユウマ「簡潔に言ってしまえば、宇宙の廃品業者のような物です」

 

ユウマ「当初は個々で動いていたのですが、戦争が激しくなるにつれ、兵器のリサイクルが重要視されました」

 

フミナ「ジャンク屋は、前線で破壊されたモビルスーツのパーツも回収、転売していたから各国から襲われる危険が生まれたんです」

 

ケロロ「そのため、彼らの安全を守るために国際条約が制定され、ジャンク屋組織(ギルド)という集まりができたのであります」

 

ひろし「なるほどなぁ」

 

フレイ「貴方達、異世界からきたにしてはやけに詳しいわね」

 

フミナ「あ、そのぉ……」

 

ケロロ「吾輩たちの世界にも、似たような組織があったのでもしかしたらと」

 

フレイ「ふーん……」

 

≪通信SE≫

 

プロフェッサー「あら、ロウから連絡? へぇ……リィズちゃん朗報よ。お兄さんが見つかったらしいわ」

 

リィズ「え?」

 

プロフェッサー「五体満足。ちょっと怪我してるけど大したことないそうよ」

 

リィズ「本当ですか!」

 

ドワイト「良かった……それで、シーブックは今どこに?」

 

プロフェッサー「あのコロニーで偶然見つけた三体のモビルスーツの調査を、ロウとしてるそうよ」

 

ユウマ(偶然……か、ん?)

 

ユウマ「三体?」

 

プロフェッサー「えぇ、見てみたい?」

 

≪モニターSE≫

 

ユウマ「ッ! これは……」

 

ドロシー「これって、ガンダムっていうやつかい? それも三体も」

 

しんのすけ「がんだむ? なんだかカンタムのパクリみたいな名前だゾ」

 

ドワイト「カンタム? 何だそれは?」

 

しんのすけ「これだゾ! カンタムロボ、オラのヒーローだゾ!」

 

ひろし「俺たちの世界で放送してるアニメのロボットだ。けど、確かに名前がよく似てるな」

 

しんのすけ「まさかカンタムの名前が異世界にまで広まってるとは流石はカンタムだゾ!」

 

ユウマ「ホシノ先輩、レッドフレーム、ブルーフレームと並んでいるあの機体は……」

 

フミナ「うん、間違いない。F91……でもあれは練習艦のスペースアークに……」

 

ケロロ「お二方。ここはもはや原作の機動戦士ガンダムF91の世界にあらずであります。シーブック殿の母君がモルゲンレーテに所属し、F91の開発を行ったと考えれば自然であります」

 

ユウマ「なるほど……」

 

夏美「……なんだか、ガンダム好きの会話って聞いてて難しいわね……」

 

冬樹「うん。なんだか、軍曹がものすごく生き生きとしているような……」

 

しんのすけ「それで、その時カンタムが……」

 

フレイ「も、もう分かったから……本当にしんのすけ君はカンタムが好きなのね」

 

しんのすけ「当然だゾ!」

 

リィズ「ふふっ……なんだか喉が渇いてきちゃった……あ、このジュース飲んでもいいですか?」

 

プロフェッサー「ジュース?」

 

ケロロ「ゲロォ!? そ、それはダメであります!! それは、吾輩が向こうの世界から持ってきた万能兵器化飲料ナノラ! 飲めるものじゃないであります!!」

 

リィズ「え?」

 

夏美「ちょっと、なんでそんなの持ってきてんのよ!!」

 

ケロロ「いやぁ、前例もありますからな。こんなこともあろうかと超次元ポケットにガンプラと一緒に大量のナノラを忍ばせておいたのであります!」

 

夏美「前例って……あぁ、あの時ね……」

 

冬樹「それって、軍曹たちや姉ちゃんが異世界に行ったって話?」

 

ケロロ「その通り。いやぁ、あの時も大変だったであります……」

 

プロフェッサー「万能兵器化飲料……ちょっと気になるわね」

 

≪警報≫

 

プロフェッサー「? この警報……」

 

ひろし「な、なんだよ!」

 

プロフェッサー「なにかが近づいてくる……! これって……」

 

第七話 子供たちの生存戦線

 

[戦闘MAP1開始]

 

≪ホーム出撃済み≫

 

プロフェッサー「ロウ! すぐにホームに戻って!」

 

ロウ「! 連合軍が来たのか!?」

 

プロフェッサー「いえもっと悪いわ。木星兵器(ジュピトリアン)よ」

 

リーアム「なんですって!」

 

樹里「な、なんでこんなところに木星兵器(ジュピトリアン)が!?」

 

プロフェッサー「ヘリオポリスは元々木星兵器(ジュピトリアン)の監視も行っていたコロニーよ。それが無くなって、木星と地球の間のルートが一つ出来上がったから、その偵察なのかもしれないわね」

 

シーブック「木星兵器(ジュピトリアン)がここに……なら、早く脱出しないと!」

 

ロウ「冗談じゃねぇ! お宝を残して逃げれるか!!」

 

リーアム「ロウ!」

 

ロウ「それに、ホームの推進力で逃げれると限らねぇ。だったらここで倒しちまえばいい!!」

 

樹里「で、でもキメラも壊れて動かないんでしょ!」

 

リーアム「もっとも、キメラで木星兵器(ジュピトリアン)と戦うこと自体、死にに行くようなものですしね」

 

ロウ「へっ、あるじゃねぇかここに! モビルスーツがよ!」

 

シーブック「! ロウさん、まさか!」

 

ロウ「心配すんな、お前も、お前の妹も友達も、俺が守ってやる!」

 

ロウ「俺は赤い奴で行く、三人は念のために他のモビルスーツに乗っててくれ!」

 

ロウ「いくぜ! 8!!」

 

8『了解』

 

≪機動SE≫

 

樹里「ロウ!!」

 

リーアム「全く、これだからナチュラルの考えることは分かりませんよ……」

 

樹里「ロウ~、死なないでね~」

 

ロウ「おう!」

 

プロフェッサー「全く、私たちはヘリオポリスの残骸の後ろに退避するわよ」

 

ひろし「お、おい逃げないのかよ! その木星兵器(ジュピトリアン)ってのはやべぇ奴なんだろ!?」

 

プロフェッサー「しょうがないじゃない。確かにロウの言う通りこのホームの動力じゃ、すぐ追いつかれてそれこそ一巻の終わり」

 

プロフェッサー「ここは、ロウの悪運に任せるしかないわ」

 

フレイ「そんな、せっかく助かったと思ったのに……」

 

ひまわり「たいや!!」

 

シロ「ワン!」

 

みさえ「どうしたのひまわり、シロ?」

 

≪ジョロ×3 バッタ×3出現≫

 

ひろし「おい、あれが木星兵器(ジュピトリアン)ってやつか!?」

 

プロフェッサー「そうそう、といっても私も生で見るのは初めてよ」

 

ユウマ「プロフェッサー! ロウさんは!?」

 

ロウ「大丈夫、間に合ったぜ!!」

 

≪アストレイレッドフレーム出現≫

 

冬樹「ロウさん!」

 

ケロロ「レッドフレーム! ブルーフレームではないでありますか!」

 

ロウ「8が、こっちのほうが俺には合ってるって言ってな。レッドフレームにブルーフレームか……その名前気に入ったぜ」

 

8『ロウ、サポートは任せろ。思う存分に戦え!』

 

ロウ「へっ、最初からそのつもりだ!!」

 

???「まさか、木星兵器(ジュピトリアン)が現れるなんてな。っで、どうするんだ?」

 

???「変更はない。俺たちはただ任務を遂行するだけだ」

 

???「ターゲットが一つあそこにあるのは?」

 

???「……それも片を付ける」

 

勝利条件:敵の全滅

 

敗北条件:いずれかの機体の撃墜

 

SR獲得条件:???

 

ロウVS木星兵器(ジュピトリアン)

ロウ「俺たちのホームにもシーブックたちにも、そんでもってお宝にも、絶対に手は出させねぇ!」

8『ロウ、サポートは任せておけ』

ロウ「頼りにしてるぜ、8! いくぜぇぇ!!」

 

ロウvs人工知能

{攻撃}

パイロット:ロウ

機体:アストレイレッドフレーム

技:ビームサーベル

ロウ「ジャンクにして高く売ってやるぜ!!」

8『ビームサーベルを使え!』

ロウ「よっしゃぁぁ!!」

【ロウパイロットカットイン→ビームサーベル二本を抜く→ブースター着火して前に進む】

ロウ「うおりゃあああ!!」

【ビームサーベルにて×の字に斬りかかる→敵爆発】

人工知能「!!」[撃破]

 

≪1ターン経過もしくは敵二機撃墜≫

 

ロウ「よぅし! この調子でいくぜ!!」

 

シーブック「すごい、初めて乗るはずなのにあそこまでモビルスーツを上手く扱っている」

 

リーアム「ロウと一緒に乗っている8は、元々モビルスーツのサポートAIです。あのモビルスーツのOSはナチュラルでは到底扱えない物でした」

 

リーアム「しかし、8がサポートしてくれているおかげで、ロウにマッチした操縦ができるようになっているのです」

 

樹里「こ、この調子なら……」

 

≪警報≫

 

リーアム「これは!」

 

シーブック「どうしたんです?」

 

リーアム「何者かが外部からハッチを開けようとしています!」

 

シーブック「なッ!」

 

樹里「止められないの!?」

 

リーアム「今からではもう! 開け方を知っているように!」

 

≪ハッチオープンSE≫

 

≪銃を構えるSE≫

 

???「二人とも、コックピットから降りてもらうぞ」

 

樹里「うえ~ん」

 

???「そっちのモビルスーツに乗っている者もだ」

 

シーブック「ッ!」

 

リーアム「あなた、一体……」

 

???「知ってどうする?」

 

リーアム「冥土の土産……ではだめでしょうか?」

 

???「……オレたち依頼を受けてここに来た。オレたちの任務はコイツの捕獲、およびコイツを見てしまった者を消すことだ」

 

リーアム「なるほど、ではあなたも消されるということですか?」

 

???「なに?」

 

リーアム「先ほどの言葉をシンプルに受け取ると、そういう解釈になります」

 

???「……」

 

≪通信SE≫

 

???(通信)「劾、どうやらそいつの言った通りらしい!依頼人(クライアント)が武装してすぐ近くの宙域にまで来てる!」

 

???(通信)「木星兵器(ジュピトリアン)の姿を見て止まっているようだが、あいつらモビルスーツ事俺達も闇に葬るつもりだ!」

 

劾「……」

 

劾「そのモビルスーツから降りろ」

 

樹里「ちょっと、裏切られたって分かっても私たちを殺そうとするの!?」

 

劾「勘違いするな。俺達は傭兵だ。素人のお前たちが乗るよりも上手にモビルスーツを扱える」

 

樹里「え?」

 

リーアム「戦ってくれるのですか?」

 

劾「勘違いするなと言っている。まだ裏切りが確定したわけじゃない、今はこの場を斬り抜けることが先決だ」

 

劾「この先に俺が乗ってきたジンがある。もしこの空間の壁に被弾して空気が抜けたとしても、そこにいれば数日は生き残れる」

 

劾「イライジャ、出るぞ。まずは木星兵器(ジュピトリアン)を殲滅する」

 

イライジャ(通信)「お、おう! って、もう一機の方はいいのかよ!」

 

劾「依頼人(クライアント)の話によれば、残る一機はまだ完成率50%程度、動けはするがお前の乗る量産型ジンの方がまだ頼りになる」

 

劾「そういう事だ。そちらのモビルスーツに乗っている人間、死にたくなければそこでじっとしているんだな」

 

シーブック「……いや、俺も出る!」

 

劾「そうか」

 

シーブック「止めないのか?」

 

劾「止めてもらいたいか?」

 

シーブック「いや、外の戦艦には妹や友達もいる。肉親の命だけは、俺が守りたい」

 

劾「出るなら早くしろ。無駄口をたたく趣味はない。OSの設定終了、出る!」

 

シーブック「二人とも、無事でいてください。シーブック・アノー! フォーミュラー91で行きます!」

 

≪ジョロ×6 バッタ×6 カトンボ×2出現≫

 

ロウ「ッ! 戦艦まで出やがった!」

 

8『様々な要素から判断してこちらが圧倒的に不利。諦めるか?』

 

ロウ「冗談! とはいえ、ちょっときついな……」

 

8『ヘリオポリスの残骸からモビルスーツ三体が接近』

 

ロウ「なに?」

 

≪アストレイブルーフレーム、イライジャ専用ジン出現≫

 

ロウ「あれは、ブルーフレーム!」

 

劾「なるほど、このOSはナチュラルでも動かすことを想定しているか……まだ未完成のようだがな」

 

ロウ「やいてめぇ! なにもんだ!! そのモビルスーツは俺のんだ!!」

 

劾「俺は傭兵部隊サーペント・テール……叢雲劾」

 

ロウ「傭兵だと!? リーアムと樹里はどうした!」

 

シーブック「ロウさん! 二人は無事です!!」

 

≪F91出現≫

 

ロウ「! シーブック!!」

 

シーブック「今はこの場を切り抜けるために協力を頼みました。俺も、微力ですけど手伝います!!」

 

ロウ「ッ! えっと、劾って言ったか! さっきも言ったけど、それは俺のんだから、傷つけんなよ!!」

 

劾「フン……」

 

イライジャ「ずいぶんと威勢のいいジャンク屋だな」

 

劾「イライジャ、相手は木星兵器(ジュピトリアン)だが、やれるか?」

 

イライジャ「少なくとも素人よりは頼りになるだろ?」

 

イライジャ「ボクもいつまでもモビルスーツの操縦が下手だなんて言われたくないんだ! やるさ!」

 

劾「フッ……」

 

劾VS木星兵器(ジュピトリアン)

劾「ブルーフレーム……ガンダムタイプのモビルスーツか」

劾「どうやら、こいつは俺とずいぶん相性がいいらしい」

劾「木星兵器(ジュピトリアン)。こいつの性能、試させてもらうには申し分ない!」

 

劾vs人工知能

{攻撃}

パイロット:劾

機体:アストレイブルーフレーム

技:ビームライフル

劾「目標を殲滅する」

【パイロットカットイン→ビームライフル取り出し前進】

劾「そこだッ」

【ビームライフル二発放つ→立ち止まり一発放つ】

人工知能「!!?」[撃破]

 

イライジャVS木星兵器(ジュピトリアン)

イライジャ「劾にはああいったけど、ボクは木星兵器(ジュピトリアン)と戦うのは初めてなんだよな……」

イライジャ「なんとか劾の足を引っ張らないようにしないとな」

 

イライジャvs人工知能

{攻撃}

パイロット:イライジャ

機体:イライジャ専用ジン

技:76mm重突撃銃

{反撃}

パイロット:人工知能

機体:バッタ

技:体当たり

イライジャ「やってやる! やってやるぞぉ!!」

【パイロットカットイン→銃を構えて前進】

イライジャ「はぁぁ!!」

【銃連射→敵に当たる】

人工知能「!」

人工知能「……」

人工知能「!!」

【前進→敵に当たる】

イライジャ「ッ! 当たっちまった!!」

 

シーブックvs木星兵器(ジュピトリアン)

シーブック「出力が上がらない……フォーミュラー91なんて大層な名前を付けられてもこれじゃ……」

シーブック「でも、俺は生き残らなくちゃならないんだ。リィズを守んなくちゃならないからな!」

 

シーブックvs人工知能

{攻撃}

パイロット:シーブック

機体:F91ガンダム

技:ビームサーベル

{反撃}

パイロット:人工知能

機体:ジョロ

技:マシンガン

パイロット

シーブック「来る! こいつぅ!!」

【ビームサーベルを取り出す→前進】

シーブック「うわぁぁッ!」

【右から左に横一文字に斬る】

人工知能「!」

人工知能「……」

人工知能「!!」

【口内にあるマシンガンをその場から発射】

シーブック「ッ! こいつ!」

 

≪1ターン経過≫

 

しんのすけ「おぉ! 格好いいゾ!!」

 

みさえ「こら、しんのすけ下がってなさい!」

 

プロフェッサー「やるじゃないのあの傭兵。本人の力量もそうだけど、モビルスーツの性能もどえらいわ。こりゃあただの拾い物ってわけにもいかないわね」

 

ケロロ「サーペント・テールの劾殿が来てくれれば、もはや勝ったも同然でありますな!」

 

ユウマ「けど、なんだあの兵器は……ガンダムSEEDにもF91にも、あんなものはなかった……」

 

フミナ「木星ってついてるから、もしかしてクロスボーンガンダムの木星帝国?」

 

ユウマ「僕もそう考えました。けど、やはりあんなロボット見覚えがない……一体どういうことだ?」

 

チナ「あ、あの……あなた、もしかして……」

 

ユウマ「え?」

 

≪警報≫

 

プロフェッサー「レーダーに敵を感知……伏兵がいたの!?」

 

≪バッタ×3 ジョロ×3出現≫

 

フレイ「こんな近くにッ!」

 

ユウマ「プロフェッサー!」

 

プロフェッサー「避けれない。全員何かにつかまって!!」

 

≪マシンガンSE≫

 

≪ホームの周囲に爆発≫

 

ひろし「うわぁぁぁぁ!!」

 

みさえ「きゃあああああ!!」

 

しんのすけ「おぉぉぉ! 揺れてるゾ!!」

 

みさえ「喜んどる場合か!!?」

 

ロウ「プロフェッサー!!」

 

シーブック「ッ! 戦艦が邪魔で狙えない!!」

 

リィズ「あ、しんのすけ君のカンタムロボが!」

 

しんのすけ「おッ? おぉ!!?」

 

ケロロ「ゲロォ!? 大変であります! テーブルの上に置かれていたカンタムロボが、同じくテーブルの上に置いてあって先ほどの衝撃でふたが取れて倒れた万能兵器化飲料ナノラまみれに!!!?」

 

しんのすけ「なんてこったぁ!?」

 

夏美「なんで説明口調なのよ」

 

フミナ「もしかして結構余裕?」

 

しんのすけ「オラのカンタムが!!?」

 

ケロロ「しんのすけ殿危険であります!? 今カンタムロボのおもちゃは、ナノラを大量にかぶってしまって、どうなることか分かったものじゃ!?」

 

≪ホームに光≫

 

しんのすけ「おぉ!! カンタムが光出した!!」

 

ひろし「しんのすけ!?」

 

みさえ「しんちゃん!!?」

 

ひまわり「たい!!」

 

シロ「アン!!」

 

≪ホームに光≫

 

ひろし「し、しんのすけが……」

 

みさえ「消えちゃった……」

 

フレイ「しんちゃん、いったいどこに……え? ……えぇ!?」

 

フミナ「どうしたの、フレイさん?」

 

フレイ「あ、あれ……って」

 

フミナ「え、なに? 宇宙になにがって……あぁ!!」

 

ひろし「お、おいおい嘘だろ!!?」

 

≪カンタムロボ出現≫

 

リィズ「か、カンタムロボ……? でも、なんであんなにでかくなってるの?」

 

しんのすけ「ほほ~い! 父ちゃん! 母ちゃん!! オラカンタムロボに乗ってるゾ!!」

 

みさえ「ど、どういうことなのよあれ!!?」

 

夏美「ボケガエル! まさかあれって!!」

 

ケロロ「まじでゲロやばであります!! 以前MGRX‐78‐2ガンダムのガンプラにかけた時のように、カンタムロボがナノラをかぶったことによって、兵器となって巨大化したんであります!!?」

 

冬樹「えぇ!!?」

 

イライジャ「な、なんだあれ!!?」

 

劾「見たところ、ジャンク屋の船から出たようだ。お前は知らないか?」

 

ロウ「いやわからねぇ……ありゃなんだ?」

 

≪カンタムロボ移動≫

 

≪カンタムロボ移動≫

 

≪カンタムロボ移動、元の位置に戻る≫

 

しんのすけ「おおっ! オラの思ったように動けるぞ~!!」

 

シーブック「なっ! こども!?」

 

ロウ「どういうことだよ! プロフェッサー!」

 

プロフェッサー「説明するのも難しいことが起こったのよ。とにかくその子……」

 

ひろし「しんのすけ危ないぞ! すぐ戻ってこい!!」

 

みさえ「しんちゃん! お願いだから帰ってきて!」

 

しんのすけ「やだ! オラ、父ちゃんや母ちゃんやひまやシロをお助けするゾ!」

 

ひろし「しんのすけ!」

 

プロフェッサー「……えっと、なんだっけ? あ、そうそうとにかくロウ、その子お願い」

 

ロウ「ッ! 劾! 聞いただろ! あの子供を……」

 

劾「守れ……か。依頼料は高いぞ」

 

シーブック「こんな時にまで貴方は傭兵なんですか!」

 

劾「どちらにしろ木星兵器(ジュピトリアン)を殲滅しなければならないのは変わらない、早く終わらせるぞ」

 

ロウ「! ……たく、素直じゃねえって言われるだろお前」

 

イライジャ「不器用とも言われるけどな」

 

しんのすけ「よぅし! 行くぞカンタム!!」

 

しんのすけVS木星兵器(ジュピトリアン)

しんのすけ「いゃぁ、カンタムの中からみる宇宙もまた格別ですなぁ~」

しんのすけ「よぅし! 地球を狙う悪人ども! オラとカンタムロボが栽培しちゃうゾ!」

ひろし「それを言うなら成敗だろ!!」

 

しんのすけvs人工知能

{攻撃}

パイロット:しんのすけ

機体:カンタムロボ

技:カンタムパンチ

しんのすけ「立て! カンタムロボ!!」

【パイロットカットイン→カンタムロボ正面、両手を突き出すリアルカットイン】

しんのすけ「カンタムッ! パーーーンチ!!」

【左手、右手の順番に腕が飛び出し、カメラ腕目線でカンタムロボから離れていく→敵に当たる】

人工知能「!!?」【撃破】

 

【2ターン経過、又はカンタムロボが敵2体を撃墜時】

 

しんのすけ「おぉぉ! オラ強いぞ!!」

 

みさえ「しんちゃん戻ってきて! お願いだから!!」

 

ひろし「おい! ありゃあんたの発明品であぁなったんだろ!! 止める方法はないのかよ!!」

 

ケロロ「ないであります! 一度兵器になってしまったらちょっとやそっとじゃもとには戻らないであります!!」

 

ひろし「んな無責任なこと!」

 

ケロロ「オロロ~ン! オロロ~ン! オロロロロ~ン!!!」

 

???(通信)「どうやらお困りのようだな隊長」

 

ケロロ「そ、その声はまさか!?」

 

クルル(通信)「クックック~」

 

冬樹「クルル! クルルも来てたんだ!」

 

サブロー(通信)「俺もいるんだけどな」

 

夏美「サブロー先輩!」

 

プロフェッサー「なにこれ、まさかホームの通信設備がハッキングされたの?」

 

フレイ「また宇宙人?」

 

ケロロ「クルル曹長。わがケロロ小隊の頭脳ともいうべき隊員であります」

 

夏美「サブロー先輩は、私の学校の先輩よ」

 

冬樹「あっ、そうだ! ナノラの開発者のクルルなら解除方法が分かるんじゃないの!?」

 

クルル(通信)「クック~そいつは無理だぜ。隊長が持ち出したナノラは改良型で、一度兵器になっちまったら二度と元に戻らねぇ。しかも、生体認証付きだぜ~」

 

ケロロ「ガ~ン!」

 

冬樹「クルル! 子供が、ナノラで兵器化したロボットに子供が乗っているんだ! 何とかする方法はないの!」

 

クルル(通信)「そっちの状況はハッキングしてわかっている。ナノラで兵器化する際にかなり頑丈な作りになっているはずだから、中にいるやつの安全は保障されるぜぇ~」

 

ひろし「んなこといっても!」

 

夏美「ねぇ、サブロー先輩たちは今どこにいるの!?」

 

サブロー(通信)「あぁどこって……」

 

【ホームの隣にクルルスペシャルデリシャススーパーXバード出現】

 

サブロー「ここだよ」

 

リィズ「えぇ! この船のすぐそば!?」

 

ケロロ「アンチバリアを使ってここまで接近したんでありますか!!」

 

ドワイト「あれは、もしかしてガンペリー!? 何十年も前に連合軍で使われていた!」

 

ケロロ「おっと……おやおや、そんなものがこの世界にあったのでありますか? あれはクルル曹長が作ったクルルスペシャルデリシャススーパーXバードであります。いやぁ、まさか似たようなものがこのせかいにもあるとは……」

 

夏美(元ネタ絶対にソレでしょ)

 

クルル「クックック~ちょうどいいぜ。隊長、こいつを受け取りな!」

 

【ケロロロボ1MK-Ⅱ出現】

 

ケロロ「ゲロォ! ケロロロボMK-Ⅱ! こっちの世界に持ってきてたんでありますか! プロフェッサー殿! 回収をお願いするであります!」

 

プロフェッサー「分かったわ」

 

クルル「それから、コックピットには日向夏美への贈り物もあるぜ」

 

夏美「え?」

 

[戦闘MAP1終了]

 

[シナリオパート1開始]

 

【ホーム 格納庫】

 

夏美「あ、これって!」

 

ケロロ「おぉ! それは夏美殿専用のパワードスーツ!」

 

フレイ「スーツ? こんなに首輪みたいのが?」

 

ケロロ「この中に格納されているのであります! これを装着すれば、たちまちパワードスーツとなって夏美殿の身体と一体化するのであります!!」

 

冬樹「でも、ここは宇宙だよ! 宇宙線とか空気とかは?」

 

クルル「クック~この俺様がそんな当たり前のことを考えていないと思うかぁ~」

 

ケロロ「感謝するでありますクルル曹長! これで吾輩たちも……」

 

チナ「……ねぇ、ケロロさん」

 

ケロロ「ゲロ?」

 

チナ「あのナノラっていうの、まだありますか?」

 

ケロロ「もちのろんであります。このように山のごとく」

 

チナ「それ。使わせてください! 私のベアッガイⅢにかければ、それで戦えるはずだから!」

 

フレイ「え?」

 

ユウマ「そんな、危険すぎる! 確かに僕たちはガンプラバトルをしていたかもしれない。けれど、それはただの遊びだ! 本物の戦争とは違う!」

 

チナ「分かってる! でも、そんな戦争にあんな小さい子が巻き込まれて……私、黙って見ていることなんて!」

 

ユウマ「あなたは何も分かっていない! 戦争をするということは、自分の命を危険にさらすことだっていう事だ! もし死んで、残された親兄弟が悲しむことが分からないんですか!!」

 

チナ「それも分かってる! でも、それはしんのすけ君やひろしさんやみさえさんにも言えることだよ!」

 

ユウマ「そ、それはそうかもしれない! でも、僕が言いたいのは!」

 

チナ「ユウ君!」

 

ユウマ「!!」

 

チナ「……やっぱり、大きくなったユウ君だったんだ。何も変わってないね、優しいところとか、私想いなところとか、ガンプラが大好きなところとか……何も」

 

ユウマ「姉さん……」

 

リィズ「え、姉さんって……」

 

フミナ「コウサカ君とチナさんは、姉弟なの。でも、本当のチナさんはもう少し大人になっているはずなんだけれどね」

 

チナ「ユウ君の言っていることも分かる。それに、私だって本当は怖いよ。でも……」

 

チナ「私だって、しんのすけ君のように守りたい! 私はユウ君の、お姉ちゃんだから」

 

ユウマ「……」

 

ひろし「ちょっと待てよ! 子供が戦場に出るなんて俺は反対だ! 俺が出る!」

 

ユウマ「……あなたはガンプラのことを知っているんですか?」

 

ひろし「なに?」

 

ユウマ「ガンプラのことを知っているのは、そしてガンプラを上手く扱えるのは、この中では僕とホシノ先輩、そして姉さんだけです」

 

ユウマ「ガンプラも知らず、戦闘の経験もないあなたが言っても、それこそ命とりなだけです」

 

チナ「ユウ君……」

 

ユウマ「姉さん、僕も行きます。僕だって、姉さんを守りたいんです」

 

フミナ「……いいの、ユウ君?」

 

ユウマ「……僕だって、できるならガンプラを戦争の道具に使う事は避けたい。けど、そうやって決断を先送りにしてしまえば、それこそ救えるはずだった命が失われる」

 

ユウマ「僕たちは、それをある物から教わりました。もちろん、それを絶対であると信じているわけじゃありません」

 

ユウマ「けど、自分が今なすべきこと……それは、生き残るために戦うこと、それが真実です」

 

ユウマ「だから、僕たちは戦います。例え、誰に止められたとしても……」

 

ひろし「けどよ……」

 

フミナ「ユウ君。私も行く!」

 

ユウマ「フミちゃん……」

 

フミナ「そして、一緒に生きて帰ろう。私たちのガンプラバトル部に、セカイ君のところに」

 

ユウマ「……はい!」

 

ケロロ「ゲロ、分かったであります! お三方のその気持ち、しかと胸に響いたであります!」

 

ケロロ「これを、各々のガンプラにかけるであります!」

 

チナ「はい!」

 

ひろし「おいッ!」

 

プロフェッサー「言っても無駄よ。なんだかこの子たち、ロウと同じ匂いがするわ」

 

ひろし「に、匂い?」

 

プロフェッサー「そう。一度こうって決めたら猪突猛進で突っ走って、周りの意見なんて聞こうともしない。自分で決めたことは絶対に曲げない。この子たちは、もうロウと同じで他人の意見なんて聞かないわ」

 

ひろし「……」

 

チナ(イオリ君ゴメン。あなたの好きなガンプラを戦争に使う事。でも、もう一度あなたに出会う、そのために私は……)

 

ユウマ「行こう!」

 

ユウマ【DVE】「コウサカ・ユウマ! ライトニングガンダム!」

 

フミナ【DVE】「ホシノ・フミナ! スターウイニングガンダム!」

 

チナ【DVE】「コウサカ・チナ! ベアッガイⅢ!」

 

夏美【DVE】「パワード夏美!」

 

ケロロ【DVE】「ケロロ!」

 

全員【DVE】「「行きます!」」「「出撃!」」「行きま~す!!」

 

[シナリオパート1終了]

 

[戦闘MAP2開始]

 

【ライトニングガンダム、スターウイニングガンダム、ベアッガイⅢ、パワード夏美、ケロロロボMK-Ⅱ出現】

 

ロウ「あれは!」

 

ユウマ「ロウさん! 僕たちも戦います!!」

 

ロウ「その声。ユウマか! そのモビルスーツは……!」

 

ユウマ「説明は後です!」

 

ケロロ「ユウマ殿! チナ殿! お二方はしんのすけ殿の援護を! 夏美殿とフミナ殿はイライジャ殿の援護を頼むであります!」

 

夏美「え? しんのすけ君の援護は分かるけど、イライジャって人は傭兵でしょ?」

 

劾「ほう、あのカエルはこの戦況を見て、イライジャの技量を把握したというのか」

 

イライジャ「うっ、た、確かにボクの力は劾に劣るかもしれないけど……」

 

フミナ「軍曹は?」

 

ケロロ「吾輩はF91のシーブック殿を援護するであります。クルル曹長!」

 

クルル「俺にも出ろってか? 残念だが、クルルロボは置いてきちまってるんだがな」

 

サブロー「でも、この機体にはミサイルを積んでるし、いざとなったら実体化ペンを使ってサポートはできるよ」

 

クルル「ちっ、めんどくせえな」

 

ケロロ「サブロー殿、感謝するであります!」

 

ドロシー「ずいぶんと的確な指示をするもんだねぇ」

 

ドワイト「さすがは小隊の隊長だけはあるのか? さっきまでとは大違いだ」

 

冬樹(えっと、たぶん軍曹はあこがれていたガンダムと一緒に戦えるからって興奮してるだけだって……言わないほうがいいよね?)

 

ロウ「へっ、けどこんだけいれば何とかなんだろ!」

 

ケロロ「で、あります! ペコポンを侵略しに来たこと、後悔させてやるであります!!」

 

夏美「あんたが言うの?」

 

勝利条件:敵の全滅

 

敗北条件:いずれかの味方機の撃墜

 

SR獲得条件:各機体が最低1機の木星兵器(ジュピトリアン)を撃墜する

 

ユウマvs初戦闘

ユウマ「全国大会に向けて装備の点検をするためにバックウェポンシステムを外したままだったのは痛いな……」

ユウマ「けど、その本体であるライトニングガンダムは僕の作った自信作だ。これなら!!」

 

ユウマvs|木星兵器≪ジュピトリアン≫

ユウマ「異星人とも分かり合うことが出来ることはガンダムで教えてもらった」

ユウマ「けど、分かり合えない者たちともいることも教えてもらった。お前たちは後者だ!」

ユウマ「僕たちには全国大会が待っているんだ。例えここがどんな世界であったとしても、絶対に生きて帰って見せる!」

 

 

ユウマvs人工知能

{攻撃}

パイロット:ユウマ

機体:ライトニングガンダム

技:ビームライフル

ユウマ「これは遊びじゃない……本気なんだ!」

ユウマ「これでッ!」

【パイロットカットイン→ビームライフル発射→敵に当たり爆発】

人工知能「!!?」【撃破】

 

フミナvs木星兵器(ジュピトリアン)

フミナ「まさか、ガンプラを戦争に使うことになるなんて……」

フミナ「こんなこと、ギャン子やセカイ君が聞いたら怒るかも……」

フミナ「でも、私は死にたくない……皆でもう一度ガンプラバトルをするために!」

 

フミナvs人工知能

{攻撃}

パイロット:フミナ

機体:スターウイニングガンダム

技:スターファンネル

フミナ「ちっちゃいナリしてるけど、舐めてたら痛い目見るわよ!!」

フミナ「ファンネル!!」

【背部から二基のファンネルが相手に飛ぶ→ファンネル敵に当たる】

[トドメ演出]

【ファンネル敵を拘束する→スターウイニングガンダムビームマシンガンにアタッチメントを取り付けて、メガブレードを構える】

フミナ「これがスター……」

【フミナコックピットカットイン】

フミナ「ウイニングの力よ!!」

【敵を切り裂き背後に出現→ファンネル元の位置に戻る】

人工知能「!!?」【撃破】

【敵、スターウイニングガンダムの背後で爆発する】

 

 

チナvs木星兵器(ジュピトリアン)

チナ「私のベアッガイⅢでどこまでできるのかわからないけど、イオリ君のところに戻るために!」

チナ「ユウ君も、しんのすけ君も、この世界でできた私の友達も、私が守って見せる!」

 

チナvs人工知能

{攻撃}

パイロット:チナ

機体:ベアッガイⅢ

技:ビームサーベル

{反撃}

パイロット:人工知能

機体:バッタ

技:体当たり

チナ「イオリ君やレイジ君に教えてもらった通りに!」

【パイロットカットイン→ベアッガイⅢ瞬き→ビームサーベルを出現させる】

チナ「ビームサーベル!」

【前進し敵に斬りかかる】

人工知能「?」【回避】

人工知能「……」

人工知能「!!」

【前進】

チナ「大丈夫、私にも避けれた!」【回避】

 

ケロロvs木星兵器(ジュピトリアン)

ケロロ「SEED ASTRYのW主人公、そしてF91ガンダムと肩を並べることが出来るなんて、まさに感無量であります!!」

ケロロ「前の世界では時系列の関係上出会うこともできなかったでありますが、まさにいうことなしでありますな!」

ケロロ「と、喜ぶのもここまで。この豪華な競演を前にして逃げ出さないその勇気は褒めてやってもいいであります!」

ケロロ「ケロロ、ケロロロボMK-Ⅱ! 目標を駆逐する! であります!!」

 

ケロロvs人工知能

{攻撃}

パイロット:ケロロ

機体:ケロロロボMK-Ⅱ

技:頭部バルカン

ケロロ「モビルドールシステムでもない人工知能など、吾輩の敵じゃないであります!」

ケロロ「バァァァルカン!!」

【頭部バルカンをその場から発射】

人工知能「!?」【撃破】

 

夏美vs木星兵器(ジュピトリアン)

夏美「まさか異世界に行って一か月もしないうちにこんなことに巻き込まれるなんて思ってもみなかったわ」

夏美「あの時はボケガエルのサポートに回ってたけど、今回は私だって戦いに行くわよ!」

 

夏美vs人工知能

{攻撃}

パイロット:夏美

機体:パワード夏美

技:ビームライフル

夏美「パワード夏美! 出撃!!」

【パイロットカットイン→敵に向けてブースト】

夏美「そこっ! 貰ったぁぁぁ!!」

【敵の背後に回ってビームライフルを発射】

人工知能「!!?」【撃破】

 

クルルVS木星兵器(ジュピトリアン)

クルル「あぁ、面倒くせぇ。こんなことなら無視してたほうが楽だったぜ~」

サブロー「とか言って、本当は久しぶりに会えてうれしかったんじゃないの?」

クルル「冗談じゃねぇ。とはいえ、水も食料もつきかけていたところだぁ。たっぷりと利用させてもらうぜぇ、クックック~」

サブロー「そういうと思ったよ。さてと、それじゃ行くとしますか」

 

クルルvs人工知能

{攻撃}

パイロット:クルル

機体:クルルSPDSXB

技:実体化ペン

クルル「まぁ、適当にやるぜぇ」

クルル「クック~やっちまえ、サブロー!」

【クルルSPDSXBから飛び出す巨大な紙飛行機に乗ったサブロー→画面スケッチブックに描かれた爆弾の落書きを映す】

サブロー「ば・く・だ・ん。それぇっ!」

【サブロー、爆弾の絵が描かれた紙十枚程度を下に放り投げる→紙爆発】

人工知能「!!?」【トドメ演出】

[トドメ演出]

【サブローの乗った紙飛行機を手形のアームで回収するクルルSPDSXB→離脱】

クルル「全く疲れたぜ。帰ったらカレー風呂だなぁ、クック~」

サブロー「クルルは何もやってないでしょ?」

 

【敵機、全機撃墜】

 

シーブック「今ので最後みたいだな……」

 

チナ「お、おわったぁ……」

 

イライジャ「おい、のんびりしている時間はねぇぞ!」

 

ロウ「え? なんでだよ」

 

劾「木星兵器(ジュピトリアン)が撃破されたことによってこの宙域の近海にいた俺達の依頼者(クライアント)が動き始める」

 

フレイ「また戦闘になるってこと!?」

 

みさえ「もうやだぁ~!」

 

ひろし「おい! しんのすけ! 今のうちに戻ってこい!!」

 

しんのすけ「えぇ~もうちょっとカンタムに乗っていたいぞぉ」

 

フミナ「でも、お父さんやお母さんが心配しているじゃない!」

 

しんのすけ「まぁまぁ、可愛い子には足袋を履かせろと言いますから」

 

夏美「それを言うなら旅をさせよでしょ」

 

しんのすけ「そうとも言う~」

 

プロフェッサー「はいはい、そうこうしてる間に来ちゃったわよ」

 

≪メビウス×15出現≫

 

劾「……武装しているか、やはり俺達を消すつもりのようだな」

 

ユウマ「さっきまでは人工知能相手だったが、次は有人機……今度こそ本当の殺し合いになるか……覚悟を決めないと」

 

クルル「クック~、盛り上がっているところ悪いが、この辺りの磁場がおかしなことになっているぜぇ」

 

冬樹「磁場? それがおかしくなると、どうなるの?」

 

クルル「そうだな、仮にこれを異世界境界値としておこう。それが、大きくなればなるほど異世界との境界線が近くなる」

 

チナ「それって、いったいどうなるの?」

 

クルル「分からねぇか? 異世界境界線が近くなるってことはつまり異世界とすぐに繋がるってことだ。ようするに……」

 

ひろし「! 元の世界に戻れるのか!」

 

ケロロ「否、逆もまたしかり! 誰かがこちらの世界に来るかもしれないであります!」

 

ロウ「なんだって!」

 

クルル「隊長の言う通りだ。何かが来やがる……ん? おっと、こいつはかなり乱暴な登場の仕方だぜぇ!」

 

≪ビームSE≫

 

≪MAP全体に爆発≫

 

≪敵機全機撃墜≫

 

ユウマ「攻撃!」

 

フミナ「あまり友好的とは言えないわね!」

 

イライジャ「劾、今の攻撃で依頼人(クライアント)が用意した部隊は全滅した!」

 

劾「ふっ、この程度の攻撃も避けれずに俺たちを消そうとしたのか。舐められた物だな」

 

ロウ「おい! みんな無事か!」

 

シーブック「はい! 何とか避けられました!」

 

しんのすけ「オラもなんともないゾ!」

 

ケロロ「ホームも、どうやら無事の様子。こちらの損害はないようでありますな」

 

ロウ「けど、いきなり攻撃を仕掛けてくるなんて、どういうつもりだよ!」

 

サブロー「それは、異世界人に直接聞いたほうが早いかもしれないね」

 

夏美「え?」

 

《画面灰色に変色》

 

《画面大きく振動》

 

《時空の歪み》

 

《エネルギー収束SE》

 

《星系軍戦艦×20出現》

 

フミナ「あれって、戦艦!?」

 

チナ「それもあんなに……」

 

ケロロ「ゲロォ、さすがにあれだけの戦艦を相手にするほど、エネルギーは残ってないであります!」

 

ロウ「けど、やるしかないだろ!」

 

クルル「クック~いいニュースと悪いニュースがあるぜ~」

 

夏美「なによ、いいニュースって!」

 

クルル「ハッキングしてみたがどうやら相手は無人。人っ子一人乗ってないぜぇ~」

 

ユウマ「ということは、話し合う余地もないということか……」

 

みさえ「それのどこがいいニュースなわけ!?」

 

イライジャ「それで、悪いニュースは!?」

 

クルル「時空境界値は下がってねぇ、どうやらあの時空の歪みから何かが来やがるようだ」

 

シーブック「そんな!? これだけでじゃなく、まだ敵が来るのか!」

 

プロフェッサー「万事休す……ね」

 

ユウマ「くそぉ!」

 

《エネルギー収束SE》

 

《スタークラブ出現》

 

フレイ「また、戦艦?」

 

ケロロ「しかし、先ほど来たのとはデザインも大きさも全く違うであります!」

 

クルル「おぉっと、こっちは人が乗っているようだ」

 

冬樹「本当! クルル!」

 

チナ「それなら、もしかして!」

 

ケロロ「吾輩がひとっ走り話をして来るであります!」

 

しんのすけ「面白そうだぞ! オラも行く~」

 

チナ「あぁ、しんちゃんまで!」

 

フレイ「あの二人に任せて大丈夫なの?」

 

シーブック「頼んだぞ軍曹……」

 

[戦闘MAP2終了]

 

[シナリオパート2開始]

 

【スタークラブ 操縦席】

 

リアン「うぅ、ワープ空間を抜けたのか?」

 

フレイヤ「そう見たいね……」

 

ログ「ビビッ! 星系軍が目の前にいるビビッ!」

 

リアン「なんだって! まさか、敵の本拠地にワープしてしまったのか!」

 

ゴロゴロ「ゴロ! ゴロゴォロ!」

 

リアン「どうしたゴロゴロ! あっ、茉莉香船長の戦艦がいない!」

 

フレイヤ「ワープ空間で離れ離れになってしまったのかしら……」

 

リアン「一体どうすれば……」

 

ログ「リアン、外から接触回線で通信が入ってる!」

 

リアン「え?」

 

ケロロ(通信)「この船の乗組員に告げるであります! 吾輩はケロロ軍曹! 吾輩たちは敵ではない! 繰り返す、吾輩たちは敵ではないであります!」

 

リアン「! 生身で宇宙に!?」

 

ケロロ(通信)「吾輩たちは、話がしたいのであります! 応答願うであります!!」

 

リアン「こちら銀河漂流船団所属、宇宙少年騎士団のリアン! 分かった、すぐにハッチを開ける!」

 

フレイヤ「リアン! 格納庫にはあの子たちがいるわ! あのロボットを置けるスペースなんて!」

 

リアン「! そうだった……」

 

ケロロ(通信)「心配ご無用。吾輩がこの身一つで行けばいい話であります!」

 

ケロロ(通信)「しんのすけ殿はここで待ってるであります!」

 

しんのすけ(通信)「えぇ~オラ待つためについてきたわけじゃないぞ」

 

ケロロ(通信)「しんのすけ殿の身を守るためには仕方がないであります。通信はつなげたままにしているため、ご辛抱を」

 

しんのすけ(通信)「ほ~い」

 

リアン「あんな幼い子供まで、戦場に……ログ、僕は格納庫に行ってくる」

 

フレイヤ「信用して大丈夫なのかしら……」

 

リアン「茉莉香船長とも話せたんだ。きっとうまくいく」

 

ログ「ビビッ、今ハッチを開けるビビ!」

 

【スタークラブ 格納庫】

 

≪ケロン人歩行SE≫

 

ケロロ「なるほど、この艦載機を入れるだけで手いっぱいというわけでありますな」

 

のび太「あれ、君は?」

 

ケロロ「ゲロ? この船の乗組員でありますか? 見たところ冬樹殿夏美殿よりもまだ若いご様子。その年齢で戦場に出なければならないほど切迫した世界から来たということでありますか」

 

ジャイアン「? 何言ってるのかさっぱりわかんねぇ」

 

≪自動ドアが開くSE≫

 

リアン「ケロロ軍曹、よく来てくれたね」

 

スネ夫「あ、君はこの船の……」

 

リアン「リアンだ、よろしく。今は話をしている場合じゃないんだ」

 

静香「一体何があったんですか?」

 

リアン「ワープを抜けた先に星系軍の艦隊がいたんだ」

 

ジャイアン「なんだって!?」

 

スネ夫「そ、それじゃあまた敵と戦わないといけないの!?」

 

のび太「ドラえもんは!?」

 

リアン「それが、ワープ空間ではぐれたらしい。今どこにいるのか……」

 

のび太「そんな!」

 

スネ夫「ドラえもんもいないなんて、どうなっちゃうの僕たち!? ママぁ~!」

 

しんのすけ(通信)「心配ないゾ! オラたちが悪い奴らをみんな懲らしめてやるゾ!」

 

のび太「この声、子供?」

 

ケロロ「しんのすけ殿であります。星系軍というのですな、あの艦隊は。吾輩たちもアレを倒すのに協力するであります!」

 

リアン「本当かい!?」

 

ケロロ「もちのろんであります! その代わり、貴艦にも協力を願うであります」

 

リアン「分かった。喜んで協力させてもらうよ」

 

ケロロ「感謝するであります!」

 

のび太「リアン、僕たちも戦うよ!」

 

スネ夫「えぇ!?」

 

ジャイアン「そうだな。さっきみたいにみんなで協力して戦えば、きり抜けられるかもしれねぇ!」

 

スネ夫「ちょ、ちょっと待ってよ! どうしてまた僕たちが戦わないといけないのさ! 僕たちはただ巻き込まれただけなんだよ!?」

 

静香「でも、もしここで戦わないとみんなやられるかもしれないのよ! だから、私たちも戦うのよ!」

 

スネ夫「ぼ、僕は反対だよ! 第一、ドラえもん抜きで戦うなんて、死にに行くようなもんだよ!!」

 

のび太「スネ夫……」

 

のび太【DVE】「面白くなってきたじゃないか」

 

スネ夫「え?」

 

のび太【DVE】「僕たちはいつもこんな冒険をしてきたでしょ! 何度も戦って、そのたびに乗り越えてきたんだ! 今度も逃げないで、ぶつかっていこうよ!」

 

スネ夫「のび太……」

 

しんのすけ(通信)「そうだゾ! それにあんな敵、オラ一人でも十分だゾ!」

 

ケロロ「ゲロォ! 無茶は言わないでもらいたいであります!」

 

スネ夫「あんな小さな子供まで戦うんだ……分かったよ! 僕も行くよ! 行けばいいんでしょ!」

 

のび太「スネ夫!」

 

ジャイアン「それでこそ男だぜ!」

 

ケロロ「では早速出撃するであります!」

 

のび太「おぉ!!」

 

[シナリオパート2終了]

 

[戦闘MAP3開始]

 

しんのすけ「おかえり~」

 

フミナ「ただいまでしょ」

 

ユウマ「軍曹、交渉の方は?」

 

ケロロ「上手く言ったであります。リアン殿という方とあの船の艦載機が助けてくれるそうであります!」

 

チナ「よかった!」

 

プロフェッサー「けど、以前危機的状況なのは変わりないわね」

 

のび太「大丈夫!」

 

≪一号機、二号機、四号機、五号機出現≫

 

のび太「僕たちならきっと何とかできるよ!」

 

ひろし「また子供かよ!」

 

静香「ドラちゃんの秘密道具もまだバッテリーは十分持つみたいね」

 

ジャイアン「のび太がスペアのポケットを持っててよかったぜ!」

 

スネ夫「でも、本当に大丈夫なのかな?」

 

ジャイアン「スネ夫! 男が一度決めたんだ! 最後までやり切って見せろ!」

 

スネ夫「わ、分かったよ!」

 

ログ「ビビッ! 残りの燃料から計算すると、この戦闘ですっからかんになるビビッ!」

 

フレイア「リアン、このままじゃ船団に帰れなくなるわ!」

 

リアン「ここがどこかも分からないんだ。今船団を目指しても途中で燃料切れになる可能性の方が高い」

 

リアン「なら、あの人たちに協力して、この船の燃料の代わりになるものを貰う方がいい!」

 

フレイア「……そうね」

 

ロウ「皆、あと一息だ! 踏ん張れよ!!」

 

しんのすけ「ブ・ラジャー!!」

 

勝利条件:敵の全滅

 

敗北条件:いずれかの味方機の撃墜

 

SR獲得条件:SRポイント獲得済み or なし

 

のび太VS星系軍

のび太「戦艦っていう事はエンジンを撃てば止まるはずだ!」

のび太「確かに大きさじゃ負けてるけど、小回りの利く僕たちの方が機動力は上のはず、行くぞ!!」

 

のび太VS???

{攻撃}

パイロット:のび太

機体:五号機

技:ビーム砲

{反撃}

パイロット:???

機体:星系軍艦

技:ビーム

のび太「僕だって、やればできるんだ!」

【パイロットカットイン→前進→左に右にと動きを取り入れながら近づく】

のび太「それぇぇ!!」

【ビーム攻撃→急上昇】

???「……」

???「……」

【主砲のビーム砲発射】

のび太「や、やった、避けれたぞ!」

 

ジャイアンVS星系軍

ジャイアン「こんなところまで追ってくるなんて、しつこい奴らだぜ!」

ジャイアン「もうただじゃおかねぇ! ギッタギタにしてやる!」

 

ジャイアンvs???

{攻撃}

パイロット:ジャイアン

機体:一号機

技:空気砲

ジャイアン「この、ジャイアン様をなめるなよ!」

【パイロットカットイン→道具取り出し演出】

ジャイアン「ドカン!!」

【一号機から空気の弾が飛び出す→敵に当たる】

???「……」【撃破】

 

スネ夫VS星系軍

スネ夫「も、もう戦いなんて懲り懲りだよ!」

スネ夫「でも、あんな小さな子供も戦ってるんだ! 僕だって、少しくらい勇気を見せてやる!!」

 

{攻撃}

パイロット:スネ夫

機体:二号機

技:ラジコン戦車総攻撃

スネ夫「ぼ、僕だってやるときはやるんだぞ!!」

【暗転→戦車五輌出現し前進】

スネ夫「どうだ! 僕の作った戦車だぞ!!」

【パイロットカットイン→戦車停車する】

スネ夫「全車発射!!」

【全車一斉射→五発中三発当たる】

???「……」【撃破】

 

静香VS星系軍

静香「どこまで逃げても敵はやってくるのね!」

静香「こんなこと、本当はやりたくないけど……向かってくるのならやってやるわ!!」

 

静香vs???

{攻撃}

パイロット:静香

機体:四号機

技:スーパー手袋

静香「なんで、戦争なんて仕掛けてくるの!」

【パイロットカットイン→道具取り出し演出】

静香「こんなこと、本当はやりたくないけど……」

【暗転→スーパー手袋を装着し、巨大な岩を持ち上げる静香のカットイン】

静香「えぇぇい!!」

【巨大な岩を敵に向かって投げる→敵に当たる】

???「……」【撃破】

 

リアンVS星系軍

リアン「フレイア! ここは大体銀河のどの辺になる!?」

フレイア「ちょっと待って……え? これって……」

ログ「ビビッ! 少し先に地球が見えるビビッ!」

リアン「地球……ということは、あの星に戻ってきた。いや、来るときにこんな残骸なんて影も形もなかった……まさか」

ゴロゴロ「ゴロゴ~ロ!」

リアン「! そうだね、ゴロゴロ。今はここを生き延びることが大切だ! みんなの命は、僕が預かる!」

 

【1ターン経過】

 

クルル「おっと、地球の方向から何かが来るぜぇ」

 

ユウマ「敵か!」

 

ロウ「上等! こうなったらどんなやつとでも戦ってやるぜ!!」

 

プロフェッサー「いえ、どうやら味方らしいわ」

 

冬樹「え?」

 

≪味方戦艦出現≫

 

≪味方ユニット出撃≫

 

ムネタケ「へ、ヘリオポリスが!?」

 

甲児≪カイザー≫「ひでぇ……それに、この残骸は!」

 

アキト「木星兵器(ジュピトリアン)!? それも、こんな大量に!?」

 

アーニー「あの戦艦や、ロボットが倒したのでしょうか?」

 

ゴート「あれは! わが社が受領する手はずとなっていたモビルスーツ!?」

 

リョーコ「あたしたちがテストする予定だったやつか!?」

 

ウリバタケ「また誰かに勝手に乗られてるのか!? 一体誰だ!」

 

プロスペクター「ふーむ、ほかにもなかなかユニークな機体ばかりいますね」

 

ロラン「あれってもしかしてホワイトドール、いやコレンさんが言ってたガンダム!?」

 

ケロロ「ゲロォ!? あそこに見える特徴的なヒゲは!!?」

 

ユウマ「∀ガンダム! 黒歴史を生み出し、全てのガンダム作品の終着点ともいわれたあの∀ガンダムが!!」

 

フミナ「それじゃあ、乗ってるのはロラン・セアック!?」

 

ユリカ「アーアー、そちらのえっと……所属不明機さん! こちら、ナデシコの艦長ユリカ・ミスマルです!」

 

のび太「ナデシコ?」

 

ユリカ「えっとその次はっと……あぁ、そうそう。あなたたちは包囲されています! 無駄な抵抗はやめて、速やかにお縄を頂戴しなさい!」

 

チナ「えぇ!?」

 

ロウ「あの戦艦は、俺達を捕まえに来たのかよ! 俺達は別にやましいことなんてしてねぇぞ!!」

 

8『お前が言っていいのか?』

 

ロウ「うるせぇ!」

 

ユリカ「あれ? 何かやっちゃった?」

 

ジュン「ユリカ! ページが違う! それは宇宙海賊等の犯罪者に対していう言葉のページッ!!」

 

ユリカ「あ、そっかえっと……あ、こっちか! ゴホン」

 

ユリカ「えぇ私たちに敵意はありません! 救助に来ました!!」

 

ひろし「なんだ? 捕まえに来たのか助けに来たのかどっちなんだ?」

 

ケロロ「ひろし殿! 彼らは信用できるであります!」

 

夏美「そんな即答して大丈夫なの?」

 

ユウマ「はい。彼女のことは知りませんが、あのロラン・セアックがいるのなら……」

 

ケロロ「その通り! クルル曹長! あのナデシコという艦に通信をつなげるであります!」

 

クルル「フン、言われなくてもすでに終わってるぜぇ~」

 

ルリ「艦長。ナデシコがハッキングされました」

 

ユリカ「えぇ!?」

 

八光「最新鋭艦をハッキングするなんて、腕利きのハッカーがいるということか!」

 

ケロロ「応答願うであります! こちらケロロ軍曹であります!」

 

アーニー「なっ!」

 

茜「なにあれ、宇宙人?」

 

ケロロ「話は後であります! 吾輩たちも敵対する意思はないであります!」

 

ユウマ「向こうに見える戦艦は無人です! 無差別に攻撃を仕掛けてきます!」

 

のび太「お願いします! 僕たちに力を貸してください!」

 

しんのすけ「いやぁ、皆さん大変ですなぁ……」

 

イライジャ「言っとくが、お前を守るためにみんな頼んでるんだからな!!」

 

エイジ「なにッ!?」

 

エィナ「こ、子供!?」

 

ユウヤ「それも、桜野や西住たちよりもまだ幼い子供がどうして……」

 

リチャード「地球で合流する予定の地球防衛組や電童のパイロットは小学生だったが……流石にあんなに小さい子供はいない」

 

篁「徴兵年齢が引き下がり続けている我々の世界にも、あんなに幼い衛士はいなかった」

 

斗牙「みんな、そんなことより今はあの戦艦を倒すぞ!」

 

エイジ「そんなことよりって!」

 

ロラン「君! 危ないから安全な場所に逃げるんだ!」

 

しんのすけ「もう、みんなして同じことばかり言ってその内飽きられるゾ」

 

アキト「あの子は自分の状況がわかってないのか!?」

 

ヒカル「もう、こうなったら早く終わらせるしかないわね!」

 

スカーレット「リョーコ、ヒカル、イズミ。合流早々だがやれるか?」

 

リョーコ「誰に言ってるの! こっちは現役バリバリだって!」

 

イズミ「現役バリバリ、電撃ビリビリ……クッ」

 

ヒカル「こんな時も相変わらずね……」

 

篁「全機! 一つ残らず喰らい尽くせ!」

 

ユウヤ「了解!」

 

勝利条件:敵の全滅

 

敗北条件:味方戦艦の撃墜

 

SR獲得条件:SRポイント獲得済み or なし

 

リョーコorヒカルorイズミvs初戦闘

ヒカル「でもまさか、テストパイロットをする予定がこんなことになるなんてね……」

イズミ「落ち目のネルガルに拾われた時から嫌な予感はしていたさ」

リョーコ「その話は後でもいい! 今は戦闘に集中だ!」

リョーコ「それに、このエグザバイトのテストも兼ねてるんだ、気合い入れてやる! いいな!」

ヒカル「りょーかい!」

イズミ「うーーん……」

リョーコ「ギャグを考えようとするな!!」

 

八光vs初戦闘

八光「あんな幼児まで戦場に出るなんて、異常にも程がある!」

八光「子供たちの未来のために戦うのが軍人の使命なら、命をかけてでもあの子を守ってみせる!」

 

八光vs???

{攻撃}

パイロット:八光

機体:アラハバキ

技:CTM-05プレアディス

八光「敵戦艦を補足した。やれるだけやって見せる」

八光「この広域攻撃用兵器なら!」

【空中に向け飛ぶアラハバキ】

八光「ファイア!!」

【背中のバックパックから一つのミサイルが発射され敵に向かう→途中でミサイルの中から十個の小型のミサイルが敵に向けて飛ぶ→敵に当たり爆発】

???「……」【撃破】

 

ユウヤvs初戦闘

ユウヤ「あの子供の動き、エースパイロット以上に見えるが本当に子供一人で操縦しているのか?」

ユウヤ「本当は競いたいところだが、そんなことも言ってられないな。アルゴス1、仕掛ける!」

 

ロランvs初戦闘

ロラン「君! こんなところに来ちゃダメだ! 早くお母さんやお父さんの所へ!」

ロラン「通信が届いてないのか? なら、はやくあの戦艦を落とさないと!!」

 

アキトvs初戦闘

アキト「あんな子供も戦場に出すなんて! やっぱネルガルって所はやばい会社なのかよ!?」

アキト「くそぉ! 本当はすぐに出ていきたいけど逃げた時点で借金100万Gだなんて言われると……頭が痛くなる」

 

アーニーvs初戦闘

アーニー「ブリタニア軍にいた頃には知らなかったことがたくさんだ。宇宙ではあんな子供まで戦場に出ていたり、落語家が傭兵をやっていたり……」

アーニー「僕は今まで、そんなことも知らずに狭い世界で戦っていたなんて……」

アーニー「こんなこと許しちゃいけない! 絶対に僕が君たちを助けてみせる!!」

 

甲児vs初戦闘

甲児「あのロボット、マジンガーZと同じでロケットパンチも打てるのか!」

甲児「けど、子供のおもちゃにしてはデカすぎるぜ! 待ってろ、俺とマジンガーがすぐに終わらせてやる!!」

 

斗牙vs初戦闘

斗牙「アタッカーコックピット、反応が遅れているぞ」

エイジ「っても! お前は何も感じねえのかよ!! 子供が戦場にでてんだぞ!!」

斗牙「そんなことにかまってられない!」

エイジ「なんだと!?」

斗牙「僕たちには、敵と戦う使命がある!」

エイジ「てめぇ! こんな時にまで!!」

エィナ「お二人とも喧嘩をしないでください!」

瑠奈「あぁもう! 二人には任しておけない! エィナ! やるわよ!!」

エィナ「え、は、はいぃ!」

 

【敵機全機撃墜】

 

ユリカ「今ので最後?」

 

ルゥ「そのようです」

 

フレイ「お、おわったの……?」

 

ケロロ「いやぁ、一時はどうなることかと思ったであります」

 

ユウマ「けど、問題はここからだ……」

 

フミナ「私たち、元の世界に戻れるのかしら……」

 

チナ「元の世界……セカイ君……」

 

ケロロ「心配ご無用! クルル曹長がいれば何も恐れることは……」

 

クルル「それがよう。この世界にきてから向こうの世界に帰るために色々やってんだが、上手くいかねぇ」

 

サブロー「どうやら、なにかが俺達を返さないように妨害しているみたいなんだよね」

 

ケロロ「なんですとぉ!?」

 

夏美「そんな、それじゃ私たちどうしたら……」

 

クルル「くっくっく~まぁ、なるようにしかならねぇさ」

 

ケロロ「ゲロ~ン……」

 

ナレーション【DVE】「こうして、軍曹たちの元の世界へ帰るという道は遠ざかる一方なのであった」

 

ナレーション【DVE】「どつかれさん!」

 

みさえ「あなた、何を言ってるの?」

 

ひろし「え? いやぁ、俺は何も言ってないんだが?」

 

みさえ「そうよねぇ、少しあなたと声が違った気もするし……色々あって幻聴でも聞こえてきたのかしら……」

 

ひまわり「たやぁ……」

 

シロ「ワン!」

 

[戦闘MAP3終了]

 

【ホーム 艦橋】

 

ロウ「助かったぜ、劾」

 

プロフェッサー「けど、これであなたたちも依頼者(クライアント)に追われる立場になったわね」

 

劾「関係ない。依頼人(クライアント)から恨まれるのもなれたものだ」

 

ロウ「ならよ、あの青いモビルスーツ持ってってもいいぜ」

 

劾「いいのか?」

 

ロウ「結果的に船も守ってもらったしな。借りはかならず返さなきゃならない。死んだ爺ちゃんがよく言ってたぜ」

 

樹里「ロウ、ホントにいいの?」

 

ロウ「あぁ、俺たちには赤い方……ケロロが言うにはレッドフレームってのがあるからな」

 

劾「では、遠慮なく貰っておこう……と言いたいところだが、その前に解決しなければならない問題があるんじゃないのか?」

 

ロウ「へ?」

 

《自動ドアSE》

 

ウリバタケ「その通りよ!」

 

リーアム「あなた方は?」

 

プロスペクター「お初にお目にかかります。私はネルガル重工で会計をしているプロスペクター。こちらはナデシコの整備班の主任のウリバタケです」

 

ロウ「ネルガル重工? なんでそんなところがここに?」

 

ウリバタケ「あのモビルスーツは俺たちが受領する予定だったんだよ」

 

プロスペクター「えぇ、あなた方が見つけた三機のガンダムをね」

 

樹里「え? ということは、あのモビルスーツの本来の持ち主って事?」

 

プロスペクター「後は、何が言いたいのか分かりますね?」

 

プロフェッサー「モビルスーツ全部自分たちに返せって事ね」

 

プロスペクター「ご名答です」

 

ロウ「ちょっと待てよ。崩壊したヘリオポリスから見つけたジャンク、つまりレッドフレームもブルーフレームもF91も俺んのだぞ」

 

ウリバタケ「ハァッ!? 何言ってやがんだ! あれは、オーブとネルガル重工が共同開発した……」

 

プロフェッサー「ジャンク屋組合に関連した国際条約……」

 

ウリバタケ「へ?」

 

プロフェッサー「兵器拾得上の業務特権……兵器の残骸を拾ったら保有国家の許可なしで所有できるというものですね」

 

劾「なるほど、崩壊したヘリオポリスの中から発見されたモビルスーツの【パーツ】は残骸扱いということか」

 

プロフェッサー「そういう事、そして青いガンダムもF91も、ジャンク屋組合(ギルド)が拾得したのちに無償で貸し出したもの……つまり、貴方達の保有権の主張は無意味ということよ」

 

プロスペクター「なるほどあなた方の言い分は分かりました」

 

プロスペクター「ですが、この国際条約はあまりにもジャンク屋に有利な条約で疎まれていることも知っていますね」

 

ロウ「……」

 

プロスペクター「そして機密情報の詰まったものをライバル組織、敵対国に流される危険もある」

 

リーアム「つまり?」

 

プロスペクター「力づくでも……取り返そうものなら取り返せるということです」

 

樹里「そ、そんな~」

 

プロフェッサー「困ったわね。ネルガル重工は確かに落ち目でも、有益な取引先の一つには変わりないし、ことを荒立てたくないわね」

 

ウリバタケ「応よ! だからさっさと三機とも返しやがれ!」

 

プロフェッサー「とはいえ、こんな面白い掘り出し物をすんなりと手放す方が惜しいわね……フフッ、取引と行かせてもらいましょうか」

 

プロスペクター「そう来ると、思ってましたよ貴方ならば」

 

劾「なるほどな……」

 

イライジャ「え? 何だよ、何がなるほどなんだ?」

 

劾「彼は、最初からガンダムの所有権を強く主張する気はなかったということだ」

 

劾「ネルガル重工は現在、吸収合併も間近と噂されるほどに景気が悪い」

 

劾「自らの利益のために国際条約を破ればさらに自らの首を絞めることになる」

 

劾「共同開発先のオーブも同じことだ。この状況でどうすれば自分の会社の利益になるのか……考えた先の結論が利用し、利用される関係ということ」

 

リーアム「我々がネルガル重工に協力し、我々は自分たちの身を守るための戦力をネルガル重工から借りる。と、いうことですか」

 

プロスペクター「……っと、こんな感じでどうでしょうか?」

 

プロフェッサー「……さすがにやりてね。私がここまで押されるなんて」

 

プロスペクター「ご謙遜を。こちらとしては三機とも使わせていただく予定だったのが、それもかなわず。おまけに想定の二倍の賃金を支払うことになるとは」

 

プロフェッサー「と、言うわけで傭兵さん。これで心置きなくあのガンダム持っていけるわよ」

 

プロフェッサー「その代わりに、私たちは彼らの火星調査に協力することになったわ」

 

劾「了解した。なら、その代わりに俺が使っていたジンをくれてやる」

 

ロウ「へっ、んじゃありがたく使わせてもらうぜ。火星か……腕が鳴るぜ!」

 

劾「では、次のミッションが待っている」

 

イライジャ「ん? なんかあったけか?」

 

劾「クライン・サンドマンだ。彼から俺たちに依頼があるそうだ」

 

【ナデシコ 休憩室】

 

ユウヤ「つまり、この戦場にいたほとんどが異世界から来た人間ということか?」

 

ドワイト「はい。俺は、ヘリオポリスのハイスクールに通っているドワイト・カムリです」

 

ドロシー「あたしは、ドロシー・ムーア」

 

リィズ「私は、リィズって言います」

 

コチュン「だぁ!」

 

ドロシー「それと、この赤ん坊は……迷子札によると、コチュンっていうそうだよ。モビルスーツが戦闘している時に、母親が巻き込まれて……」

 

篁「そうか……一人だけ生き残ってしまったのか」

 

レイヴン「ならば、我々で預かろう」

 

ドロシー「え?」

 

エィナ「サンドマン様のお城では、戦災孤児や親から捨てられた子供を引き取って育てているんです」

 

レイヴン「成長した後の就職口も用意ができる。悪くはないだろう」

 

ブリギッタ「と言っても、私たちのように大多数はサンドマン様の城で働かせてもらってるんだけれどね」

 

ドロシー「それじゃ、この子……頼めるかい?」

 

アーニャ「お任せください」

 

ドロシー「あっ、それと……時々で良いからさ……その子のこと見に行っても良いかい?」

 

ドワイト「ドロシー?」

 

ドロシー「女だからかね。知らない子だったけど知ったからには、無責任に手放したくないんだ」

 

セシル「サンドマン様も……許してくれると思います」

 

レイヴン「あぁ、安心して欲しい」

 

ドロシー「ありがとう」

 

ケロロ(ゲロゲロリ、流石見た目と中身が違うと言われるドロシー殿であります)

 

ユウマ(きっと、本来の歴史でのドロシーも戦後この子を引き取ったんだろうな……)

 

≪歩行SE≫

 

アイちゃん「ゆりかご、持ってきたよ」

 

エィナ「ありがとうアイ」

 

アキト「アイ?」

 

ガイ「ん? どうしたアキト?」

 

アキト「いや、この子さっきまでいたかって思って」

 

レイヴン「先程まではブリギッタたちに着替えを手伝ってもらっていたからな」

 

セシル「記憶も無くして、身元も分からないから。この子も、サンジェルマン城で引き取る事になったんです」

 

ブリギッタ「今はひとまず、メイド修行中よ!」

 

アイちゃん「よろしくお願いします」

 

アキト「ふぅーん」

 

アキト(何だろう。アイって名前聞いた時一瞬頭が痛くなった……この子のこと、知ってるのか?)

 

リチャード「それで、F91を操縦してたのが……」

 

シーブック「俺です。シーブック・アノー。友達を探していたらあそこにたどり着いたんです」

 

ドワイト「シーブック。セシリーはどうしたんだ?」

 

シーブック「……はぐれてしまった。それを言うならサムやジョージは?」

 

ドロシー「みんなはぐれちまったよ。無事だと良いね」

 

シーブック「あぁ……」

 

トリア「アノーって、ことはもしかしてF91の開発者の子供かしら?」

 

シーブック「え?」

 

トリア「あのF91のデータを抽出してたんだけれど、その時開発責任者の名前が、モニカ・アノーになってたから」

 

シーブック「まさか、母さんが……」

 

リィズ「ッ!」

 

シーブック「あ、リィズ!」

 

トリア「あー、もしかして私余計なこと言っちゃった?」

 

シーブック「知らなかったんです。構いません。母さんは仕事人間で、家庭のことなんて顧みない人でした」

 

シーブック「俺もリィズも、そんな母さんのことなんて忘れて生きてきたんです」

 

シーブック「けどまさか、人を殺す兵器を作ってたなんて思いもよりませんでした……」

 

アキト「……忘れちゃいけないんじゃないかな」

 

シーブック「え?」

 

アキト「俺の両親も、仕事人間で物心がついた頃には仕事仕事で家にいたことなんてほとんどなかった」

 

アキト「けど、なんでか寂しいとか思えなかった。いや、寂しいとか思わせてもらえる時間もなかった」

 

アキト「そんな時、爆発事故で二人ともいきなり死んじまって……」

 

アキト「あんな両親でも、本当にいなくなってようやく寂しいって思うようになって……」

 

アキト「確かにシーブックやリィズちゃんにとっては忘れたいほどの人なのかもしれないけど、でも生きてるんだろ?」

 

アキト「生きている内は、何度だって会えるチャンスがある。なら忘れちゃいけない大切な事ってのも、あるんじゃねぇか?」

 

シーブック「……」

 

リチャード「……さて、では次に異世界からのお客様の話を聞こうか?」

 

甲児≪カイザー≫「まぁ、一番気になるのは……」

 

ケロロ「誰でありますかな?」

 

さやか「どう考えてもあんたでしょ!」

 

夏美「まぁ、当然よねー」

 

ケロロ「ガマ星雲第58番惑星宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長ケロロ軍曹、であります!」

 

エイジ「な、長い肩書き……」

 

八光「成る程、排除する」

 

≪銃を構えるSE≫

 

由木「え、いきなり!?」

 

琉菜「ちょっと乱暴すぎない!?」

 

八光「こいつの肩書きを聞いただろう? 宇宙侵攻軍、つまり侵略者という事だ」

 

八光「倒しておかなければならない敵は倒す。それが私のやり方なのよ」

 

八光「あと、あなたの存在そのものが鬱陶しいのよ!」

 

ケロロ「ゲロォ!? そんなジュドー殿のようなことを!?」

 

八光(今私何口走ったの!? もしかして、この宇宙人が奴らに似ているから!?)

 

冬樹「ちょっと待って!」

 

八光「あなたは?」

 

冬樹「僕は日向冬樹。軍曹は、僕の家に居候している……僕の、僕の友達なんだ!」

 

八光「友達? 宇宙人と?」

 

八光「信じられないな。宇宙人など」

 

冬樹「そんなッ!?」

 

八光「そうだろう? 宇宙人によって我々は何億もの同胞を失った。この世界も、第一次異星人襲撃頻発期に何万もの人名を失ったはずだ」

 

八光「宇宙人などという存在を、私は許さない」

 

のび太「ちょっと待ってよ!」

 

八光「君は?」

 

のび太「僕はのび太。野比のび太! あなたは、宇宙人だからってケロロを殺そうとするの!」

 

八光「その通りだ」

 

のび太「そんなのおかしいよ! 僕だって、ケロロと出会ってまだほんのちょっとしか知らない。でも、貴方もケロロのこと知らないんじゃないの!」

 

八光「それは、そうだが」

 

のび太「それなのに、宇宙人だからって殺そうとするなんてそれじゃあ、貴方も可哀想だよ!」

 

のび太「きっと、僕たち分かり合えるはずだよ! だって、こうして話をすることができるんだから!」

 

八光「……」

 

しんのすけ「はぁヤレヤレ……頭の固い人は難しく考えすぎだぞ」

 

ケロロ「しんのすけ殿!」

 

しんのすけ「相手のことを分かるためにはまずお話をすることだって、幼稚園ではそう習うんだぞ」

 

八光「あいにく、私は学校というものには縁がなくてね」

 

しんのすけ「ほうほう、ならオラはおねえさんより賢いということですな」

 

八光「え? な、なにそれ?」

 

さやか「フフッ確かにそうね。八光、今日のところはあなたの負けよ」

 

八光「負け? これは、勝ち負けの問題では……」

 

リチャード「そうだな。少尉の言う通りこの世界はかつて宇宙人によって大きな打撃を受けた」

 

スカーレット「しかし、その宇宙人の母星であった星々で反乱が起こり、その宇宙人によって地球が守られたことも事実だ」

 

ロラン「そ、そうなんですか!」

 

リチャード「35年前キャンベル星人、ボアザン星人、そしてバーム星人という宇宙人が地球に攻め込んできた」

 

リチャード「だが、最後には母星に残っていた平和主義者や労働階級といった市民の抵抗によって星々に平和が戻った」

 

アーニー「宇宙人全てが、破壊や殺戮を望んでいたというわけじゃないんですね」

 

八光「……」

 

ロラン「八光さん……」

 

八光「日向冬樹くんと言ったか」

 

冬樹「は、はい!」

 

八光「この宇宙人が何かした時、君は止められるか?」

 

冬樹「……大丈夫、僕は信じてる。そんなことしない、止められるって、だって僕たちは……」

 

八光「友達だから……か。いいわ、今回は大目に見ておいてあげる。けど、もし何かやらかしたらチリ一つこの世界に残さないから、覚悟しなさい」

 

ケロロ「りょ、了解したであります!?」

 

八光「それじゃ、話を続けて」

 

夏美「えっと、冬樹の次だから私ね。私は冬樹の姉の日向夏美」

 

茜「あ、さっきウィッチみたいな装備で宇宙に出ていた人ね」

 

夏美「ウィッチ?」

 

ユウヤ「後で話そう。それよりも、先程の装備はいったい」

 

夏美「あれは……」

 

クルル「クック~、あれは俺が作ったパワードスーツだ。真空状態でも地上にいる時と大差がないよう改良したなぁ」

 

リィナ「また、宇宙人?」

 

ケロロ「クルル曹長。我が小隊の兵器開発専門であり、ブレーンである隊員であります」

 

八光「曹長? 確か隊長のお前は軍曹、つまりクルルより階級は下じゃないのか?」

 

ケロロ「まぁそれはそれ、これはこれであります」

 

サブロー「それと、俺はサブロー。クルルとはまぁ、親友だね」

 

クルル「親友だぁ? そんなこと思ってもねぇくせによぉ」

 

サブロー「ふふ、どっちがかな?」

 

夏美「っと、こっちに来てるのはこれだけね。あ、そうそう八光さん、だったかしら」

 

夏美「ボケガエルの事は私に任せて、もし何かしようとしたら私がとっちめてやるから」

 

八光「そうか……」

 

ユウマ「さて、順番的には次は僕たち……ですね」

 

チナ「? ユウ君、どうしたの?」

 

ユウマ「いえ、果たしてどこまで説明して良いものかと……」

 

フミナ(あ、そっかシーブックやロランに、貴方達はテレビの中の登場人物ですって言えないから……)

 

ユウマ(ガンプラのこともあるからそれに触れないわけにはいかない。上手く誤魔かせるかどうか)

 

サブロー(それじゃこういうのはどうかな?)

 

ケロロ(ふむふむ、おぉ成る程! 流石はサブロー殿!)

 

ユウマ「……よし、それで行こう」

 

ユウマ「僕は、コウサカ・ユウマといいます。そしてこっちが、先輩であり、ガンプラバトル部の仲間でもあるホシノ・フミナです」

 

フミナ「よろしくお願いします」

 

エイジ「ガンプラ?」

 

ユウマ「実は僕たちの世界ではかつて戦争があったんです」

 

茜「え?」

 

ユウマ「もう何千年にもなります。あるコロニーで国家独立を目指した勢力と地球連邦軍との戦争があったと聞いています」

 

ドワイト「国家独立? 連邦軍? それじゃまるで……」

 

ユウマ「その国家は、ジオン公国を名乗っていました」

 

シーブック「! それって俺たちの世界と同じじゃないか!」

 

ユウマ「やはりそうでしたか、ガンダムがこの世界にあることから予想はついていました」

 

ユウマ「戦争が終わった後もいくとどなく地球人同士の戦争がありましたが、その全ての戦争の歴史が埋没する出来事がありました」

 

ロラン「歴史が埋没って、まさか!」

 

ユウマ(この反応、やはりロラン・セアックはアニメ終了後から来たのか)

 

ユウマ「ナノマシンの散布、それによって世界は一度リセットされました」

 

ユウマ「そして、僕たちの世界は戦争はあれど、宇宙に侵出するほど大きなものはなく、モビルスーツのような産物もなくなりました」

 

ユウマ「ただ、その忌まわしきできごとを後世に伝えるためにできた《機動戦士ガンダム》というドキュメンタリーテレビシリーズ」

 

ユウマ「そして、そのテレビから生まれたこのガンプラを除いて」

 

サブロー(っていう設定ね)

 

ドワイト「それじゃ、クルルが使っていたガンペリーに極似した機体は……」

 

ケロロ「実は吾輩達の世界でも似たような経緯があり《機動戦士ガンダム》とガンプラがあったであります」

 

ケロロ「いやぁ、ガンペリーと言えば思い出されるのは第28話。カイ・シデンと共に乗り込んだ女スパイミハル殿の……」

 

ユウマ「軍曹、話を戻してもいいか?」

 

ケロロ「おっと、そうでありましたな」

 

ユウマ「とにかくそういうわけで俺たちの世界にはガンプラというものが存在し、さらにそのガンプラで戦う競技、ガンプラバトルが流行しました」

 

ガイ「ガンプラバトル? オモチャ同士で戦うのか?」

 

フミナ「それも、自分たちで操縦してね」

 

ユウマ「僕たちの世界で使われたプラフスキー粒子という物質。それを使う事によって乗り込むまでは行かなくても、フィールドの中でガンプラを自由に操作できるようになるんです」

 

フミナ「そして、私とユウ君、それともう一人の仲間と一緒にガンプラバトル部、チーム≪トライ・ファイターズ≫として大会に出場しました」

 

ユウマ「けど、二度目の全国大会を前にしてまさかこんなことに巻き込まれるなんて……」

 

アキト「へぇ、ってことは三人が使っていたガンダムは、別世界で買えるオモチャだってことか?」

 

ユウマ「少し違います。僕たちのガンプラは市販されたものを改造してますから」

 

ユウマ「たとえば僕のガンプラ、ライトニングガンダムはリ・ガズィを、ホシノ先輩のガンダムはモビルスーツをデフォルメしたSDガンダムを」

 

ユウマ「そして、姉さんのベアッガイⅢは……経緯は少し違いますが主にアッガイを改造したものなんです」

 

エイジ「姉さん?」

 

チナ「あ、コウサカ・チナ、ユウ君のお姉ちゃんしてます」

 

ミヅキ「同じ苗字……二人は双子なの?」

 

チナ「いいえ、ユウくんとは6つ程歳が離れてるはずなんです。ここに来る前にあった時も、もっと小さかったですし」

 

ユウマ「恐らく僕たちはそれぞれ別の時間から来たんでしょう。いや、もしかすると世界が違うかもしれません」

 

フミナ「え? どうして?」

 

ユウマ「姉さんからこんなことに巻き込まれたなんて話を聞いたことごないからです。姉さんが隠し事をできないこと知ってますから、きっと僕たちとは違う世界の姉さんなんだろうと」

 

フミナ「そっか……」

 

ジュン「チナさんも、ガンプラバトルをしてるの?」

 

チナ「はい、少しだけ。イオリ君やレイジ君……私の友達のように大会にでることはほとんどないんですけど」

 

チナ「でも、私も戦うことはできます」

 

ロラン「けど、本当にいいんですか? もしかしたら、この世界の戦争に巻き込まれるかも知れないのに」

 

ユウマ「覚悟はすでにできています。そうでなかったら、先程の戦闘には参加していません」

 

アーニー「強いな、君たちは」

 

静香「それじゃあ次は私たちね。のび太さんはさっき紹介したから。私から」

 

静香「私は源静香」

 

スネ夫「僕は骨川スネ夫」

 

ジャイアン「剛田武! ジャイアンと呼んでくれ!」

 

のび太「それと、もう一人。本当ならドラえもんという友達がいたんだ」

 

スカーレット「ドラえもん?」

 

のび太「うん、この世界に来るときに逸れたみたいなんだ」

 

琉菜「えもん、なんて随分古風な名前ね」

 

のび太「ドラえもんは、22世紀から僕たちのいる21世紀に来た猫型ロボットなんだ」

 

甲児≪真≫「22世紀!? そんじゃ、理論上は不可能って言われてきたタイムスリップが実現したのか!?」

 

静香「ドラちゃんは、ふしぎな道具をたくさん持っていて、それで私たちはたくさんの冒険をしてきたんです」

 

スネ夫「でも、まさか誘拐された挙句に、こんな所に来るなんて……」

 

フレイア「誘拐なんて失礼ね! あんな箱の中に人が入ってるなんて思わないでしょ!」

 

リョーコ「箱? 何の話だ?」

 

ジャイアン「俺たち、ドラえもんの出したスタークラッシュゲームってので遊んでたんだ」

 

のび太「小さい箱の中に大きな空間があって、そこで戦闘機を飛ばして小惑星を避けながらゴールを目指すゲームなんです」

 

ヒカル「へぇ、面白そうね」

 

のび太「それで、僕やドラえもん、静香ちゃんは早々にスネ夫とジャイアンに撃墜されてゲームの外でドラえもんが出した別の道具で遊んでたんだ」

 

静香「その時、のび太さんがオナラをして……」

 

八光「お、なら……」

 

甲児≪真≫「どうした、八光?」

 

八光「フッ、なんでもない……」

 

さやか≪真≫「ねぇ八光さん。さっきから思ってたのだけれど、もしかして貴方ネジが島で戦ったヘボット」

 

八光「全然ッ! あいつらのことなんて気にしてない! あんな非常識で物理法則を無視して無茶苦茶で脳天気で、おまけに屁なんてものを武器にする奴らのことなんて、全ッ! 然ッ! 気にしてない!!」

 

さやか(クスッ、否定しているとこがますます怪しい)

 

由木(どうやら、ネジが島でのことがよっぽどトラウマになっているようね)

 

八光「とにかくッ! 話を続けて」

 

のび太「う、うん。ドラえもんの出した道具は、部屋の中に真空空間を再現するというもので」

 

のび太「僕がオナラをして、動きを制御できなくてドラえもんの出した道具のスイッチを押してしまったんです」

 

静香「それで、家中無重力になって、ジュースを持ってきたのび太さんのお母さんがお盆を蹴飛ばして窓ガラスを割っちゃったんです」

 

のび太「それで、僕の部屋にあった漫画とか、色々なものが外に出て、その中にスタークラッシュゲームがあったんだ」

 

のび太「それを、僕のママが中でスネ夫やジャイアンが遊んでいると知らずに捨てて……」

 

リアン「それを、ガラクタを集めていたフレイアが見つけたという事か」

 

フレイア「ガラクタじゃないわ。地球という星を知るための資料よ」

 

ログ「それじゃ、君たちはどうやって宇宙船に忍び込んだビビッ?」

 

のび太「僕達は、ドラえもんと一緒に宇宙救命ボートっていうひみつ道具でスネ夫達を追ったんだ」

 

静香「けど、その途中で突然何かに引き込まれたのよ」

 

ゴロゴロ「ゴロゴ~ロ!」

 

リアン「そうだね、きっとそれはイオン嵐だ」

 

スネ夫「イオン嵐? なにそれ」

 

リアン「強力なエネルギーの波がまるで嵐のように吹き荒れている宙域で、とても危険な場所なんだ。僕たちもワープ中にそれに巻き込まれて……」

 

のび太「その時ボートが壊れて僕たち三人は、追っていた宇宙船に飛び乗ったんだ」

 

フレイア「それで私たちの船に……」

 

冬樹「それじゃもしかして君たちも宇宙人なの?」

 

リアン「地球人からみたら、そういう事になる」

 

篁「差し支えが無ければ、何のために地球に来たのか、教えてもらっても構わないか?」

 

リアン「はい。我々は、銀河漂流船団という場所から来たんだ。ログ、映像を映してくれ」

 

ログ「ビビッ!」

 

≪モニターSE≫

 

〈荒廃したラグナ星〉

 

リアン「300年前、僕たちの先祖は星を捨てたんだ」

 

八光「星を……何故そのようなことを……」

 

リアン「住めなくなったからです」

 

リアン「発達しすぎた物質文明が、自然の体系を崩して植物は枯れ果て……気づいた時には呼吸装置なしでは生きていけない死の星になってしまっていた」

 

リアン「以来300年、翠溢れる理想の星を求めて、僕たちは果てしなく広い宇宙を漂流することになった」

 

リアン「そして途中で同じように星を無くした人たちが集まって銀河漂流船団になったんだ」

 

リアン「ゴロゴロも、そんな種族の内の一人だ」

 

ゴロゴロ「ゴロ……」

 

リアン「宇宙船の中で産まれた僕たち新世代は、これからの母なる星を探すべく調査団を結成した。それが、宇宙少年騎士団なんだ」

 

甲児≪カイザー≫「世の中をよくするはずの文明のせいで、星一つをダメにしちまうなんて……」

 

ロラン「でも、僕は知っています。文明が作り出した暴力のせいで滅んだ世界のことを……あの地球はなんとか立て直すことが出来たけど、リアン君たちの星は……」

 

リアン「僕たち四人は、太陽系に派遣されたんだ。そして、素晴らしい星。地球という星を見つけたんだ!」

 

八光「……リアン、見つけた後はどうするのだ?」

 

〈一枚絵終了〉

 

リアン「船団に報告する。もちろん侵略なんてするつもりはない。僕たちは、話し合いによる平和的移住が目的だし、昔からずっと伝えられてきた教えでもあるんだ」

 

スネ夫「それじゃゲームを持ってったのは、地球のことを知るためって事?」

 

フレイア「そうよ。相手の星の文化を知らないと、話し合いにも困るでしょ?」

 

リアン「けどまさか船団に帰るときにこんなことに巻き込まれるなんて……」

 

リチャード「これからどうするつもりなんだ?」

 

リアン「僕たちは、何とか元の世界に帰る方法を探してみるつもりです」

 

のび太「僕たちも……もしかしたらどこかにドラえもんがいるかもしれない。ドラえもんや、あの時一緒に戦った長峰さんや茉莉香さんたちを見つけて、元の世界に帰りたい」

 

篁「ふむ、ならば我々AGCWP・BPAのもとに来るとよい」

 

静香「AGCWP・BPA?」

 

サヤ「国連が組織した独立部隊。異世界から来た人間を保護し、地球を守るための戦力を蓄える部隊です」

 

しんのすけ「ほうほう、つまり正義の味方というわけですな! オラも参加したいゾ!」

 

八光「君はダメだ」

 

しんのすけ「えぇ~、どうして?」

 

八光「私たちは命がけで戦っている。そんな戦いに君のような幼い子供を連れて行くわけにはいかない」

 

しんのすけ「まぁまぁ、細かいことはいいじゃないですか」

 

≪歩行SE≫

 

ひろし「いいやよくない」

 

しんのすけ「お、父ちゃん!」

 

ケロロ「ゲロ? ひろし殿たち今までどこに?」

 

みさえ「このサンドマンって人と話をしていたの」

 

ひまわり「たい!」

 

シロ「アン!」

 

セシル「みさえさん。ひまわりちゃんとシロ、ちゃんとおとなしくしていましたよ」

 

みさえ「ありがとうメイドさん」

 

サンドマン「民間人である野原一家を火星に同行させるわけにはいかないのでね。先に地球に帰ってもらうことになった」

 

劾「護衛は、我々サーペントテールが付く」

 

ケロロ「おぉ、劾殿が一緒なら一安心でありますな!」

 

ひろし「と、いうわけだ。しんのすけ、こんな物騒なところから早く離れるぞ」

 

しんのすけ「えぇ~、オラもう少しカンタムに乗りたいゾ」

 

みさえ「おばかな事言わないの! こっちがどれだけ心配したことか……」

 

ひろし「ユウマ君やのび太君たちも、戦争なんて大人に任せて地球に帰ろうぜ」

 

ユウマ「……いえ、僕たちはこの部隊に残ろうと思っています」

 

みさえ「え?」

 

ひろし「な、なんでだよ!」

 

ユウマ「地球に帰ったとしても、この世界の地球は僕たちの地球じゃないんです」

 

ユウマ「なら、この部隊で自分たちの世界に帰る方法を……待っているよりも、自分たちで見つけたいんです」

 

ユウマ(本当は、もっと別の理由があるけれど……この場でそれは言えないな……)

 

のび太「僕たちも残る!」

 

スネ夫「えぇ!?」

 

ジャイアン「あぁ、一度乗り掛かった舟だ! 最後まで付き合ってやるぜ!」

 

リアン「のび太君、ジャイアン……分かった。世界は違えども、あの美しい星を守るためだ。僕たち宇宙少年騎士団も力を貸すよ」

 

しずか「スネ夫さんは、野原さんたちと一緒に地球に帰ってもいいのよ」

 

スネ夫「な、馬鹿にするなよ! 僕だって!」

 

ケロロ「吾輩たちも、前に一度異世界を救ったことがあることでありますし、今回拒否する理由がないであります!」

 

夏美「そういう事ね」

 

ひろし「け、けどよ!」

 

サンドマン「野原ひろし君。これは彼らの問題だ。君が口をはさむべきことじゃない」

 

しんのすけ「そうだぞ父ちゃん。女々しい男は嫌われるゾ」

 

ひろし「ぐっ……」

 

チナ「シーブックさんは、どうするんですか?」

 

シーブック「俺は……この世界の人間ですけど、この部隊でF91に乗って戦ってもいいですか?」

 

篁「ん……確かに、先ほどの戦いは、初めてにしては動きがよかったが……」

 

ドロシー「シーブック……」

 

シーブック「あの機体を作ったのが俺の母親なら、息子の俺がその責任を果たさなくちゃな……」

 

シーブック「F91がただの人殺しの道具にならないように、俺が守らなくちゃならない、そう思うんだ」

 

ドワイト「……」

 

ドロシー「サンドマン、コチュンは……地球に連れて行くのかい?」

 

サンドマン「報告のあった赤ん坊の事かい? その子なら、世話係のほとんどがこの船に乗っているため、火星にまで同行してもらう予定だ」

 

ドロシー「なら、最後まで面倒見てあげるのが筋……ってやつだね。私も火星にまで行くよ」

 

ドワイト「まぁ、ここまで来たんだ。俺も付き合う、シーブック」

 

シーブック「……」

 

フレイ「あの、私も火星についていっていいですか?」

 

ユウマ「え?」

 

由木「あなたは?」

 

フレイ「私は、フレイ・アルスター。ヘリオポリスの学生で、ジョージ・アルスターの娘です」

 

スカーレット「ジョージ・アルスター? 確か、大西洋連邦の事務次官が同じ名前だったはずだが」

 

フレイ「私の父です。父は今、火星の近くに出張中なんです。だから、火星の近くに行けば、父と合流できるので、それまで乗せてもらえればと……」

 

リチャード「ほう、最新鋭の艦をタクシー扱いとはいい度胸だな」

 

フレイ「い、いえそういうわけじゃ……」

 

リチャード「まぁいい。ここの艦長には俺の方から話を付けておく。ただし、何もしない人間を乗せておくわけにはいかないぞ」

 

フレイ「はい」

 

ユウマ(ジョージ・アルスターが火星に? 一体何故……彼はアークエンジェルと合流するために第八艦隊の先遣隊モントゴメリに乗艦するはず……)

 

ケロロ(それも乗艦するのはフレイ殿を迎えに行くため……ヘリオポリス崩壊の前から火星近海にいるというのは、一体どういう事であります)

 

ユウマ(これは、僕たちが考えていた以上に物語の流れが狂い始めているようだな)

 

フミナ(フレイさん……絶対に、あの話の通りにさせは……)

 

サブロー「そうそう。俺たちがここに来るときに拾ってきた物。受け取ってもらいたいんだけどいいかな?」

 

スカーレット「受け取ってもらいたいもの? それは一体……」

 

≪警報≫

 

茜「なに!?」

 

ユリカ(通信)「皆さん大変です!!」

 

エイジ(ん? この流れ……)

 

リィナ(デジャビュ?)

 

ユリカ(通信)「さ、先ほど連合の通信を傍受したんですけど……土星が……」

 

ユウヤ「土星?」

 

ユリカ(通信)「土星が、崩壊したそうです!!」

 

ヒカル「えぇぇぇぇ!!?」

 

八光「コロニーの次は惑星か……」

 

イズミ「土星が崩壊どうせ~い……クッ」

 

リョーコ「笑えねぇよ!!?」




【ケロロ軍曹】
ケロロ「ケロロであります!」
ケロロ「いやぁ、前に異世界のロボット大戦に参加してからそれほど時間が経っていないというのにまたとんでもないことに巻き込まれた物であります」
ケロロ「人気者は辛い物でありますなぁ」
ケロロ「え? 公式に参戦できているスパロボが二つだけなのは人気者とは呼べない?」
ケロロ「そ、そこはスパロボの歴史が芳醇であるが故仕方なく……」
ケロロ「そんなことよりも今回は! どことなく吾輩たちに似ている存在が登場っすよ!」
ケロロ「吾輩たちもパロディアニメの先輩として負けるわけにはいかないであります!」
ケロロ「さらにさらに、吾輩たちの数々の元ネタのアニメとの邂逅も必見であります!!」
ケロロ「『ケロロ 元ネタとの出会いであります』『ケロロ 後輩に華麗なる敗北であります』の二本立てで、どうすっか? ゲッゲ~ロ~」

この小説は……

  • 不定期連載でもいいから常に公開して
  • 今後もエイプリルフール限定で復活して
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