スーパーロボット大戦BPA 没ver   作:牢吏川波実

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経緯説明

二次創作ガイドラインに引っかかる作品あったため未完として作品を封印。
↓
あれ? これ解釈の相違であって、ダメと思ったけどよく見たらまだ大丈夫やん。
↓
でも多重クロス作品の代替え作品出しちゃったしなぁ。
↓
せや!

 と、いうことでエイプリルフール限定復活。は、流石に短すぎるので一週間限定復活です。


第八話 火星同行ルート シナリオデモから戦闘MAP2まで

【宇宙 火星付近】

 

???「我が魂はッ!!!! NEGIと共にありぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」

 

《爆発SE》

 

《画面振動》

 

《画面白く発光》

 

【ナデシコ 休憩室】

 

八光「ハッ!」

 

さやか《カイザー》「ど、どうしたの八光さん!?」

 

八光「い、今幻聴が聞こえた気がした……」

 

さやか《カイザー》「そ、そう……疲れているのなら、少し休んだら?」

 

八光「いや、心配ない。もう、大丈夫だ。きっと一年半ぶりの……ッ!」

 

八光「い、今私は何か危険な発言をしようとしてたような……」

 

さやか《真》「ほ、本当に大丈夫なのかしら?」

 

エイジ「んで、土星のことについて何か情報は入ってきてんのかよ?」

 

エィナ「いいえ。連合宇宙軍の方でもかなり混乱が起こってるようでちゃんとした情報はまだないそうです」

 

ロラン「惑星の一つが突然崩壊したんです。混乱するのも無理はありません」

 

アーニー「ということは、理由もまだ分かってないんですね」

 

リチャード「そうだな。あの辺りは木星兵器(ジュピトリアン)が周辺宙域にいて、連合宇宙軍の監視が行き届いていないのもある。事態の把握にはかなり時間を使うだろう」

 

スネ夫「もしかして、宇宙怪獣っていう敵がやったんじゃないの?」

 

リチャード「それはない。連合宇宙軍は確かにこの宙域周辺を木星兵器(ジュピトリアン)に明け渡しているが、その外の冥王星付近までは監視基地が存在している」

 

由木「もしも宇宙怪獣が外宇宙からやってきていたとするのなら、そこから報告が有るはずです」

 

リアン「なら、元々この周辺に宇宙怪獣の巣があったとしたら?」

 

レイヴン「むしろ、その可能性こそ低いと言わざるを得ないだろう」

 

冬樹「え? どうして?」

 

リーアム「宇宙怪獣はその習性から、知的生命体が生息する星を狙い、卵を産みつけています」

 

リーアム「仮にこの宙域に巣があったとしたら、すでに地球を含めた太陽系全てが死の星になっているのは間違い無いでしょう」

 

ジャイアン「そんなに危ない奴らなのかよ」

 

のび太「そんな敵を殲滅することを目標とする部隊。それが、このAGCWP・BPAなんですね」

 

篁「そうだ。正直、我々もまだ宇宙怪獣という物に出くわしたことがないためどれほどの力を持っているのか把握できてはいないがな……」

 

八光「ともかく、土星のことはその連合宇宙軍とやらに任せて、今はこちらのことだな」

 

斗牙「クルルとサブロー君が拾ったポッドに乗っていた人のことだね」

 

夏美「その人は、今どこにいるのよ?」

 

レイヴン「現在、ナデシコの主要メンバー並びにプロフェッサー、そしてスカーレット大尉が事情を聴いている」

 

【ナデシコ 艦橋】

 

プロスペクター「では、あなたは火星での唯一の生き残りなのですね、イネスさん」

 

イネス「えぇ……恐らくは」

 

プロフェッサー「……」

 

イネス「彼らは、火星に何かを探しに来ていた。それが、何かは分からなかったけど……」

 

イネス「敵は火星にあるコロニーや施設をかたっぱしから破壊し、その後に地面をほじくり返していたわ。長期にわたってね」

 

スカーレット「あなたは、どうやって生き残った?」

 

イネス「重工の地下シェルター……私たちはそこで敵の攻撃を何とかかわすことが出来たけど……」

 

イネス「もって三か月だったわね。結局敵の捜索隊に発見されて敵の艦に……」

 

イネス「後は覚えてないわ。気が付いたらこの艦の中……」

 

プロスペクター「火星に生存者がもういないと分かっただけでも収穫だ。本社に連絡して指示を仰ごう……場合によっては」

 

スカーレット「スキャパレリ計画(プロジェクト)の変更や中止もありうると?」

 

アキト「それじゃ、火星へ行くのも中止するって事か?」

 

プロスペクター「まだ結論は出せません。本社の回答を待たなければ」

 

ユリカ「イネスさん。できればこのナデシコに医師として残っていただけませんか?」

 

ユリカ「サンドマンさんのメイドさんたちがいるとはいえ、ドクターは多い方がいいと思いますし」

 

イネス「いいわ。他に行くところもないしね」

 

プロフェッサー(この女性……)

 

スカーレット(なんだ、この違和感は。危険な匂いがする……よからぬことにならなければいいが……)

 

【ナデシコ 通路】

 

フレイ「ふぅ、これで全部回収できたかしら……」

 

フミナ「フレイ」

 

フレイ「あ、フミナ。どうしたの?」

 

フミナ「訓練が一段落付いたから一休み。あのスカーレット大尉とリチャード少佐、かなりのスパルタでついていくのがやっと……フレイは?」

 

フレイ「船内のゴミ拾い。この艦思ったよりも広くて大変よ。でも、生活班として船に乗ることになったからには、パパに出会うまでは辛抱しないと」

 

フミナ「……ねぇ、フレイ。ちょっと私の世界の話をしていい?」

 

フレイ「なに?」

 

フミナ「私の世界にはね、遺伝子改造された人間がいるのよ。そう、この世界のコーディネイターみたいに」

 

フレイ「!」

 

フミナ「自然に生まれてきた人間と、遺伝子改造された人間。その二つの派閥が争って、互いを差別しあってて……自然に生まれてきていない人種は排除すべきっていう思想を持った人もいる」

 

フミナ「フレイは、どう思う?」

 

フレイ「私が、ブルーコスモスだって言いたいわけ?」

 

フミナ「ブルーコスモス?」

 

フレイ「こっちの話よ。でも、それは虐げられて当然の話じゃない……」

 

フミナ「どうして、そう思うの?」

 

フレイ「だってそうじゃない。彼らは遺伝子を操作されて生まれてきた化け物よ」

 

フレイ「そんなのがすぐ近くに居たら平穏な生活なんてできるわけないじゃない」

 

フミナ「でも、彼らだって同じ人間よ」

 

フレイ「違う! パパが言ってたわ! コーディネイターは化け物だって! この世界にいちゃならない物なんだって!」

 

フミナ「……でも、フレイは軍曹のことを信じてくれた。外見も何もかもが地球人とは全く違う軍曹のことを」

 

フレイ「ッ、それは……」

 

フミナ「お父さんは関係ない。フレイは宇宙人で、異世界人の軍曹のことも信用できたんだから、頑張ればコーディネイターの事……」

 

フレイ「うるさい! あっち行ってよ!」

 

フミナ「ッ、ゴメンね。フレイ」

 

《歩行SE》

 

フレイ「……」

 

フレイ「コーディネイターのことを信じる……」

 

フレイ「そんなの、できるわけないじゃない」

 

【ナデシコ 私室】

 

≪自動ドアの開く音≫

 

ユウマ「どうでしたか?」

 

フミナ「うん。私たちの世界にも遺伝子操作された人間がいるって言って話しかけたけど、やっぱりあの子相当お父さんの思想に染まっているみたい」

 

ケロロ「ゲロリ……ジョージ・アルスターはブルーコスモスの幹部……その娘であるフレイ殿を説得するのはかなり骨が折れるのは間違いないでありますな」

 

ユウマ「けど、それも分かり切っていたことだ。でも、それでもやらないといけない」

 

ユウマ「あの悲劇を起こさないためにも……」

 

フミナ「……ねぇ、本当にいいのかな? こんなことして……」

 

ケロロ「ゲロ?」

 

フミナ「本当は死ぬはずだった人を助けようとして……そんなの、まるで私たち神様にでもなったかのようで……」

 

フミナ「この世界の住人でもない私たちがそんなことして……いいのかなって」

 

ユウマ「……それはきっと僕たちが決めることじゃない。彼女が、フレイ・アルスターが決めることですよ」

 

ケロロ「そうであります。死ぬことが運命であるのならば、生きることもまたしかり。最後に生き残るのは生きる意志が最も強い者、と誰かが言っていたであります」

 

ユウマ「とにかく、今はできることを一つずつやっていこう」

 

フミナ「……そうね。フレイの説得は、効果がなかったとして、この次は……」

 

ユウマ「ジョージ・アルスターの救助……」

 

ユウマ「だが、ジョージ・アルスターが火星にいるという原作の流れとは全く違う動きをしているのは予想外だった……」

 

ケロロ「原作での死亡経緯を見るに、アークエンジェルの近くにいないのであればそもそも死亡する話はなくなるはずでありますが……」

 

フミナ「……なんだか、嫌な予感がする」

 

《警報SE》

 

フミナ「今度は何!?」

 

ユリカ(通信)「こちらユリカ・ミスマル! 緊急事態です!」

 

ユリカ(通信)「フレイ・アルスターさんは至急ブリッジの方へ来てください!!」

 

フミナ「フレイが呼ばれた?」

 

ユウマ「一体、何が……」

 

ケロロ「吾輩がアンチバリアを使用して様子を確かめてくるであります!」

 

ユウマ「頼んだ!」

 

≪アンチバリア起動SE≫

 

【ナデシコ 艦橋】

 

≪自動ドア開閉音≫

 

フレイ「なに? 一体、何なの?」

 

メグミ「フレイさん! こっちに! お父さんの艦と連絡が付いたの!」

 

ルリ「ただし、現在敵対勢力との戦闘中のようです」

 

フレイ「えっ……敵?」

 

ケロロ(なんですとぉ!?)

 

メグミ「この通信機を使って!」

 

フレイ「ぱ、パパ?」

 

ジョージ(通信)「ふ、フレイ……」

 

フレイ「パパ! 大丈夫なのよね、パパ!」

 

ジョージ(通信)「ザフト……しゅうかん……」

 

フレイ「ザフト? ザフトがパパを襲ったの!?」

 

ジョージ(通信)「フレ………ない…まえ…」

 

フレイ「パパ! ノイズが大きくて聞こえない! ねぇ、パパ!!」

 

ジョージ(通信)「なにひと……てや……かった」

 

ジョージ(通信)「! 青い、稲妻ッ!?」

 

《ノイズSE》

 

フレイ「パパ! パパ!!」

 

メグミ「通信途絶! 恐らく、撃沈されたものかと……」

 

フレイ「そんな、嫌よ! パパぁ!」

 

ケロロ(なんという事……すぐにフミナ殿とユウマ殿に報告せねば!)

 

フクベ「艦長! 火星に行くのは危険だ! 今すぐ地球に引き返したほうがいい!」

 

フレイ「そんな、パパはどうなるの!!」

 

ムネタケ「さっきの通信聴いてたでしょ。今頃もう……」

 

フレイ「そんな、まだ生きてるかもしれないじゃない! このまま、パパを見殺しにするつもり!?」

 

ムネタケ「そうは言ってもねぇ……」

 

ユリカ「進路このまま! 超特急で火星へと向かいます!」

 

フレイ「!」

 

フクベ「艦長!」

 

ユリカ「我々の目的は火星での生き残りを捜索することです! 先ほどまでならともかく、今なら火星近辺で生き残っているかもしれない人がいます!」

 

フクベ「しかしッ……」

 

ユリカ「艦長命令です! いますぐ、火星に向かいます!」

 

ミナト「知~らない、全速前進!」

 

フレイ「パパ……」

 

[戦闘MAP1開始]

 

《ナデシコ出現》

 

ミナト「はい、火星に到着」

 

ユリカ「これは……」

 

《カーソルMAP上の残骸を指す》

 

メグミ「ひどい……」

 

フレイ「パパは! パパはどうなったの!?」

 

ムネタケ「あれだけの損害……救難信号が出ていないところをみると、もう生存者はいない様ね」

 

フクベ「艦長! 今すぐこの宙域から離脱するべきだ!」

 

ユリカ「でも、艦を調べないと!」

 

アオイ「ユリカ! あの艦を襲った敵がまだ近くにいるかもしれないんだよ!」

 

フレイ「なによそれ、パパを見捨てるつもりなの!」

 

プロスペクター「そうは言いましても、二次災害の危険性がある以上ここから離脱するのは妥当な判断かと」

 

フレイ「そんなッ!」

 

ルリ「後ろから攻撃が来ます」

 

ユリカ「え?」

 

《ビームSE》

 

《ナデシコから離れた場所に爆発》

 

アオイ「外れた!?」

 

フクベ「いや、わざと外したのだ……ナデシコの背後の映像は出せるか?」

 

ルリ「どうぞ」

 

《モニターSE》

 

ユリカ「何もいない……? ううん、黒塗りの艦?」

 

ルリ「コードを確認しました……NG-SF-23T!? この認識コードは、ナデシコの試作艦……!?」

 

ユリカ「えぇ!?」

 

ゴート「馬鹿な、ナデシコの試作艦はネルガル重工の方で厳重に保管されているはずだが……」

 

???「残念だけど、それは古いコードですわ!!」

 

ユリカ「! この声は……」

 

《カグヤ出現》

 

???「この艦はUN-SF-444A『カグヤ』地球連合軍直属『宇宙戦艦カグヤ』」

 

カグヤ「そして、私は艦長のカグヤ・オニキリマル! ユリカさんお久しぶりね!」

 

ユリカ「カグヤ……さん? あなたがその艦の艦長!? あなたが……!!」

 

ミナト「あら、艦長の知り合い?」

 

カグヤ「古い知り合い……いえ、ライバルですわ!」

 

カグヤ「この艦はネルガル重工から地球連合軍とお父様の会社明日香インダストリーが買い上げた物なの」

 

カグヤ「ナデシコに対抗するために新装備も盛りだくさんなのよ!!」

 

プロスペクター「なんと、ライバル会社に試作艦を売らなければならないほどネルガル重工は厳しい立場に陥っていたというのですか……」

 

カグヤ「そういえば……アキトさんがその艦にいらしゃるとか……」

 

ユリカ「え!? ええいるわ……」

 

カグヤ「幼い頃からの決着を今つけましょうよ」

 

カグヤ「この戦い! 勝った方がアキトさんを!!」

 

ユリカ「な、何ですって!! 望むところよ!!」

 

アオイ「え、も、もしかしてライバルって……」

 

メグミ「恋のライバル?」

 

ルリ「アホらし……」

 

ユリカ「愛の力を見せてあげるわ!!」

 

カグヤ「それはこっちのセリフよ!!」

 

ユリカ「次元歪曲防壁最大!! 反転180度!!」

 

≪一瞬の間≫

 

ユリカ「あ……れ?」

 

メグミ「何か不毛な戦いって感じ……」

 

ミナト「何とか振り切って相手にしない方がいいんじゃないのォ」

 

フレイ「そんなことよりも、早くパパを探してよ!!」

 

ユリカ「そんな、ライバルを前にして背を向けるなんて!!」

 

カグヤ「逃がさないわよ! ナデシコ! ユリカ・ミスマル!!」

 

《カグヤ、ナデシコの3マス横に移動》

 

カグヤ「そうよ! 今度こそは逃がさない!! あなたとの宿命に決着をつけ幼い頃に契りを結んだアキトさんを私のモノにして見せるわ!!」

 

ルリ「撃ってくるみたいですね。次元歪曲防壁展開します」

 

カグヤ・ユリカ「「撃てーッ!!」」

 

《ビームSE》

 

《ナデシコ・カグヤ周囲に爆発》

 

ユリカ「くっ……ほぼ互角ってところね……でもアキトはわたしが守るわ!!」

 

ルリ「艦長! 火星の地表から動体反応を探知しました!」

 

ムネタケ「! 地上に生物がいるっていうの! まさか、生存者が……!」

 

フクベ「いや、もしかしたらジョージ・アルスターの艦を轟沈させた何かしらの可能性もある」

 

ルリ「艦長指示を!」

 

ユリカ「うぐぐぐぐぐぐぐっ」

 

ルリ「艦長?」

 

ユリカ「もう我慢できないわ!! 私が直接戦います!!」

 

フクベ「あ、艦長!」

 

メグミ「どうしたのかしら艦長……?」

 

ミナト「火星の異常よりも横の戦艦の方が気になるんでしょ」

 

アオイ「どうしますか? フクベ提督……」

 

フクベ「むぅ、仕方がない。すぐにこの宙域を離脱……」

 

《コンピュータ音》

 

ミナト「あれ? 何か舵がきかなくなっちゃったわよ?」

 

フクベ「なに!?」

 

???「全員対しょっく防御!!」

 

メグミ「はっはいはい」

 

ルリ「あれ……? 今の声は……」

 

ユリカ「さぁ、一対一の戦いよ! カグヤさん!!」

 

アオイ「ユリカァ!?」

 

ゴート「もしや! 艦長権限で全航行機能を一点集中させたのか!」

 

フクベ「馬鹿な!? そのようなことをすれば……」

 

ルリ「火星からの攻撃を探知」

 

フクベ「! すぐにディストーションフィールドを!」

 

ルリ「無理です。ナデシコの機能は、全て艦長に一任されていますから」

 

ムネタケ「それって!?」

 

ユリカ「え? 攻撃? えっと、ディストーションフィールド、出力は……」

 

ルリ「攻撃、来ます」

 

《ビームSE》

 

《ナデシコ・カグヤ周囲に爆発》

 

《ナデシコに爆発》

 

[戦闘MAP1終了]

 

【ナデシコ 休憩室】

 

≪爆発SE≫

 

エィナ「きゃぁ!」

 

≪画面振動≫

 

ユウヤ「この揺れ……先ほどの放送無しの急な艦隊戦といい、何が起きてるんだ?」

 

篁「ッ! ナデシコブリッジ! 何が起こっている!!」

 

???「現在火星カラノ謎ノ攻撃ヲ受ケテイル最中! 操舵ハ不能!」

 

茜「え? これ、誰の声?」

 

さやか《カイザー》「機械音声みたいだけど……」

 

スカーレット「操舵不能……コントロール系をやられたか」

 

???「現在、ナデシコノコントロールは、ユリカ・ミスマルに一点集中されている!」

 

のび太「え? 艦長が操作しているって事?」

 

???「ナオ、艦長は先ほどの攻撃で気絶。現在、アキト・テンカワが救出に向かってイル」

 

琉菜「救出って、艦長はブリッジにいるんじゃないの?」

 

八光「私たちの知らないところで、何が起こったというのだ……!」

 

《走り去るSE》

 

茜「あっ八光さん!」

 

【ナデシコ ブリッジ】

 

《爆発SE》

 

???「非常事態れべるAヲ確認! コレヨリ船行指揮権ヲぶりっじニ移行!!」

 

メグミ「! ナデシコの制御、復旧しました!」

 

ルリ「ですが、ディストーションフィールドの出力低下、相転移エンジンの出力も低下し続けている。火星に不時着する他ない」

 

フクベ「ッ! やむを得ん! ディストーションフィールド展開! とにかく今の攻撃を防ぐことを優先するのだ!」

 

ミナト「分かりました!」

 

《自動ドア開閉音》

 

八光「艦長! いない……フクベ提督、一体何が起こっている!」

 

フクベ「これよりナデシコは火星への着陸を試みる! 全員、対ショック態勢を取るのだ!」

 

ルリ「火星表面の画像補正終了。モニターに出します」

 

《モニターSE》

 

八光「!?」

 

茜「嘘……」

 

ミナト「うわ、ナニコレグロイ……宇宙怪獣といい勝負ね」

 

八光「そんなはずはない……そんなはずは!」

 

フクベ「八光少尉?」

 

ムネタケ「あなた、何か知っているの?」

 

八光「あれは……私たちの世界の怪異の一つ……」

 

篁「BETA……」

 

【カグヤ ブリッジ】

 

《爆発SE》

 

連合軍「ナデシコがやられました!!」

 

連合軍「地表からの攻撃やむ気配ありません!」

 

連合軍「本艦のフィールドもいつまでもつか!」

 

カグヤ「ナデシコの状況を確認しなさい!!」

 

連合軍兵士「ナデシコの損傷率53%! 火星に落下していきます!!」

 

カグヤ「追いなさい!! ナデシコを!!」

 

連合軍兵士「無理です! フィールド稼働率10%を切りました! このまま攻撃を受け続けていたら本艦もナデシコと同じように!」

 

連合軍兵士「! 火星の裏から木星兵器(ジュピトリアン)の浮遊要塞確認! もし今要塞からの攻撃を受ければ、ひとたまりもありません!」

 

カグヤ「そんな……」

 

《モニターSE》

 

ロウ「そっちの艦! ナデシコは俺たちに任せてここは退いてくれ!!」

 

カグヤ「!」

 

リアン「ナデシコは我々が守る!」

 

カグヤ「ッ! 認めたくないものですわね……自分自身の若さゆえの過ちという物を……」

 

カグヤ「あんなことぐらいで死んじゃダメですわよ!! ユリカ・ミスマル!!」

 

カグヤ「あなたとの決着をつけるまで死ぬことはこの私が許しませんわ!!」

 

カグヤ「またどこか遠い星の海でお会いしましょう!!」

 

[戦闘MAP2開始]

 

ミナト「到着! なんとかなったわね……」

 

八光「周囲を警戒する! 今すぐアラハバキの出撃許可を!」

 

ユウヤ「艦は空に上がれるのか!」

 

アオイ「え? あの……」

 

八光「早くしろ、時間がない! もしかしたら、奴らはすぐそばにまで来ているのかもしれないのだぞ!」

 

ウリバタケ(通信)「だめだ! 攻撃とショックでハッチが歪んじまって外に出られねぇ!!」

 

ルリ「ナデシコも、エンジンに損傷を受けてすぐには上がれません」

 

ユウヤ「クッ! ホームとリアン君達は!」

 

リアン(通信)「今火星に降りている所だ!!!」

 

プロフェッサー(通信)「でも、安全な場所を探してたからそこにいくにはまだ時間がかかりそうね」

 

茜「そんな……」

 

ルリ「レーダーに反応。敵性生物だと思われます!」

 

篁「なっ……」

 

≪戦車級90(30小隊)、突撃級60(20小隊)、要撃級30(10小隊)、光線級60(20小隊)出現≫

 

甲児《カイザー》「嘘だろ……なんでこんなにBETAがいるんだ!?」

 

ケロロ「ど、どうすればいいでありますか! 出撃できなければ吾輩達は……!」

 

夏美「あ、でも私だったら!」

 

冬樹「そうか! 姉ちゃんならどこかの隙間から外に出られるかも!」

 

さやか《カイザー》「ダメよ! 生身でBETAに立ち向かうなんて、ウイッチの子達でもしない事……死ににいくようなものよ!」

 

夏美「でも私がやらないと!」

 

???「いや、俺がやる」

 

夏美「え?」

 

リチャード「サヤ、レプトン・ベクトラーを同期臨界できるか?」

 

サヤ「少佐……まさか、空間転移するつもりですか! 少佐の身体はすでに……」

 

リチャード「いいからやれッ! ここでナデシコを……ここにいる奴らを死なせない為にな!」

 

リチャード「圧力固定! セーフティロック解除!!」

 

《エネルギー収束SE》

 

《オルフェス出現》

 

リチャード「クッ!」

 

八光「リチャード少佐!」

 

リチャード「はぁ、はぁ……ヘル・ストリンガーの応用だ……俺がッ時間を稼ぐッ! その間に……ナデシコを飛べるようにしろ!」

 

ユウヤ(なんだ、少佐のあの疲れよう……空間転移の副作用なのか)

 

リチャード「ジェ、ジェネレータ内部圧力、オールグリーン……粒子加速反応、異常なし……グッ!」

 

リチャード(俺の体ももう持ちそうにないな……頼んだぞ、みんな……)

 

リチャード「ほんの少しだけだ……もってくれよ!!」

 

ルリ「リチャード少佐が戦闘に入りました」

 

八光「機関復旧急いで! リアン! プロフェッサー! まだつかないのか! このままではリチャード少佐は!」

 

ゴート「お、落ち着け! 八光少尉!」

 

八光「ユリカ艦長はこんな時にどこに行った! なぜ姿を見せない!!」

 

アオイ「そ、それは……」

 

八光「せっかく戦う力を持てたのに……BETAを倒せる力を持てたというのに!」

 

八光「くそぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

[戦闘MAP2終了]

 




 前回までの、一話の文字数がやたらと増えた問題を解決させるため今回から分割式にしました。

この小説は……

  • 不定期連載でもいいから常に公開して
  • 今後もエイプリルフール限定で復活して
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