スーパーロボット大戦BPA 没ver   作:牢吏川波実

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【】=場所
≪≫=エフェクト
〖〗=タイトル
[]=場面転換(例:戦闘MAP、シナリオエンドデモ等)


プロローグ

【科学省 研究室】

≪画面点滅≫

≪エネルギー上昇音≫

 

お茶の水「もっとじゃ!もっとエネルギーを送り込むんじゃ!!」

 

科学省職員「だめです!これ以上はもうエネルギーが……」

 

お茶の水「何じゃと!この科学省の全エネルギーを送り込んでいるはずじゃないのか!?」

 

科学省職員「それでも全然足りないんです!」

 

科学省職員「せめて、光子力が使えれば……」

 

科学省職員「あれは、ブリタニアに半分以上が抑えられているからな……いくら行政特区って言っても光子力を使えるのは科学研究所だけだし……」

 

お茶の水「ならばエネルギープラントに連絡だ!メトロシティ中のエネルギーをこの科学省に集めるんじゃ!!」

 

お茶の水「もう少しであのロボットが、目覚めようとしているんじゃ!!」

 

【エネルギープラント】

 

アドミニ「緊急指令だ。シティに供給する全エネルギーを科学省に回してやってくれ」

 

ロボット「ソレハ危険デス」

 

アドミニ「分かってる。上からの命令だ……長官が変わって、よくなってくれると思ったんだがな……」

 

アドミニ「とにかく、ジオワームに指令を出すんだ!」

 

ロボット「リョウカイ」

 

【科学省 研究室】

 

科学省職員「エネルギー!来ます!!」

 

≪画面点滅≫

≪エネルギー上昇音≫

 

お茶の水「よし、これで……目覚めるんじゃ!!」

 

≪画面が白く覆われる≫

 

【??? ???】

 

???(僕?僕の事を呼んでいるの?)

 

???(そうです。貴方を大切だと思ってくれる方が、貴方が目覚めるのを待っているのです)

 

お茶の水「今こそ、この子の誕生なんじゃ……」

 

???(誰?あなたは、誰なの?)

 

???(いずれ分かります。さぁ、貴方はこの世界に必要な存在なのです。もう一度目覚めなさい)

 

お茶の水【DVE】「目覚めるんじゃ!この化学が産んだ、最高のロボット!!」

 

???(ロボット?)

 

???(そうです。貴方は、鉄腕……)

 

≪画面が白く覆われる≫

 

【科学省 研究室】

 

お茶の水「……どうなったんじゃ」

 

???「……」

 

科学省職員「おぉ……」

 

科学省職員「ロボットの目が……」

 

科学省職員「開いた……」

 

???「……」

 

お茶の水「目が覚めたんじゃね、トビオ……いや、お前は今産まれたんじゃ。お前の名前は……」

 

お茶の水「……そう、お前はアトムじゃ」

 

???「ア……トム……?」

 

【第一行政特区日本 メトロシティ】

 

さやか「それにしても、昨日の停電はすごかったわね甲児くん」

 

甲児「あぁ、ありゃ一体何だったんだろうな」

 

さやか「パパから聞いたんだけれど……どうもあの科学省が原因らしいのよ」

 

甲児「科学省?科学省って、あの?」

 

さやか「そう、この第一行政特区日本が誇るロボットの生産、開発を一手に引き受けている施設よ」

 

甲児「確か光子力研究所と同じで、ブリタニアの植民地の中で数少ない世界中で研究が評価されている施設だよな?」

 

さやか「そう。今から七年前、神聖ブリタニア帝国によって占領されて、日本という国は名前を失われ、エリア11と名前を変えられてしまった」

 

甲児「それ以来、行政特区以外では日本人はイレヴンって呼ばれるようになって……もしもあの子がいなかったら今でも日本人全員がそう呼ばれていることになってただろうな」

 

さやか「えぇ、それに私達も……あら?」

 

甲児「ん?どうした、さやか?」

 

さやか「いえ、何かが飛んでいるような……」

 

甲児「車だろ?……まさか、機械獣!」

 

さやか「いいえ、もっと小さい……人間のような……ッ!」

 

甲児「なんだ?何かがこっちに……うぉ!!」

 

≪画面揺れる≫

 

【メトロシティ上空】

 

お茶の水「全く、じっとしていろと言っても無理な話だったんじゃ」

 

お茶の水「あの子はまだ、産まれたの子供と同じでほとんど何も知らん。だからこそ、好奇心旺盛なんじゃ」

 

≪パトカーのサイレンの音≫

 

お茶の水「ん?パトカー、もしやタワシ警部……」

 

タワシ警部「そうだ!昨日科学省で開発されたロボットが逃走し、現在もメトロシティ上空を逃げている!!」

 

タワシ警部「すぐに少年の姿をしたロボットを緊急手配だ!!」

 

≪メトロシティ 道路≫

 

アトム「大丈夫ですか?」

 

甲児「あぁ、ちょっと驚いただけだ。君は……ロボットなのか?」

 

アトム「うん、僕はアトム!」

 

さやか「よろしく、私は弓さやか」

 

甲児「俺は、兜甲児っていえばわかるよな」

 

アトム「兜……甲児?」

 

甲児「ん?なんだよ、マジンガーZのパイロットであるこの兜甲児様を知らないっていうのか?」

 

アトム「うん、僕は昨日産まれたばかりだから……」

 

さやか「昨日って……もしかして貴方……」

 

≪画面点滅≫

≪電撃音≫

 

???「ガガガガ!!ガガガガガ!!!」

 

甲児「なんだ!?工事ロボットから電撃!?」

 

さやか「いえ、あれはどちらかというとマンホールの中から放電が起こっているように見えるわ」

 

アトム「何だ?声が聞こえる……」

 

≪メトロシティ 上空≫

 

アドミニ(通信)「ジオワームに無茶させすぎたんだ!!エネルギーを加重に蓄積したから、ジオワームが暴走しているんだ!!」

 

お茶の水「何じゃと!?たった一回でそんなことになるほど、ジオワームの点検は怠っていないはずだ!」

 

アドミニ(通信)「知らなかったのか!あなたの前の科学省の長官も、ジオワームになんども無理をさせているんだ!!」

 

お茶の水「なんとっ!あの天馬博士がそんなことを!?」

 

お茶の水「なんとかジオワーム内のエネルギーを放出できんのか?」

 

アドミニ(通信)「ダメだ!コントロール不能!!わぁッ!?」

 

お茶の水「ど、どうしたんじゃ!?」

 

アドミニ(通信)「ジ、ジオワームが勝手に動きだした!」

 

ジオワーム「!!!!!」

 

【メトロシティ 道路】

 

≪着信音≫

 

さやか「もしもしパパ?……えぇ!?」

 

甲児「どうした、さやか?」

 

さやか「今、パパから連絡があって……ジオワームが暴れているって……」

 

甲児「何だって!?」

 

さやか「それを止めるために、マジンガーZとビューナスAにも出動命令が出たわ」

 

甲児「よし分かった。アトム悪い、俺たちは行かなくちゃならないんだ」

 

アトム「え?う、うん……」

 

さやか「貴方も早く逃げて、もしかしたらここも危なくなるかもしれないから」

 

甲児「じゃあな、アトム!またな!」

 

≪複数人が走り去る音≫

 

アトム「ジオワーム……」

 

プロローグ1〖史上最高のロボット〗

 

[戦闘MAP]

 

お茶の水「こんなことになったのもわしの責任じゃ。早く何とかしなければ、取り返しのつかないことに……」

 

≪ジオワーム出現≫

 

ジオワーム「!!!!」

 

お茶の水「なんと、あれがジオワームの姿だというのか。まるで巨大な蜘蛛じゃないか」

 

ジオワーム「!!!」

 

≪MAP上に爆発≫

 

お茶の水「わぁぁ!!!」

 

≪機械着陸SE≫

 

お茶の水「くぅ……はっ!」

 

ジオワーム「!!!!」

 

≪ジオワーム移動≫

 

お茶の水「わぁぁぁ!!!」

 

甲児「待ちやがれ!!」

 

≪マジンガーZ出現≫

 

≪イベント戦闘≫

甲児「暴れるのもそこまでだ!!」

甲児「うなれ鉄拳!ロケットォォ!パァァァァンチ!!」

ジオワーム「!!!」

 

≪ジオワーム後退≫

 

甲児「おい!大丈夫か!?」

 

お茶の水「あれは……マジンガーZ!兜甲児君が来てくれたのか!」

 

甲児「もしかして、貴方はお茶の水博士?科学省の長官の!」

 

≪ビューナスA出現≫

 

さやか「甲児君!先走らないでよね!」

 

甲児「さやか、お茶の水博士がいる!」

 

さやか「え、本当に?」

 

甲児「博士!車は動かせそうですか?」

 

お茶の水「む……どうやら壊れてしまったようだ。すぐに動かすことはできん……」

 

さやか「分かりました……甲児君!お茶の水博士を守りながら戦うわよ!」

 

甲児「分かってるって」

 

お茶の水「甲児君、ジオワームはメトロシティのエネルギーを生み出している機械じゃ」

 

お茶の水「修理できる範囲で頼むぞ!!」

 

甲児「分かってますよ!いくぜ、さやか!」

 

さやか「うん、甲児くん!」

 

マジンガーZ初戦闘

甲児「いくぞマジンガーZ!戦い方は機械獣と一緒だ!」

甲児「ジオワームのエネルギーと光子力エネルギー、どちらが上か勝負だ!!」

 

甲児「いくぞ!マジンガーZ!!」

ジオワーム「!!」

ジオワーム「……」

ジオワーム「!!!!」

甲児「どうした?そんなんじゃこの超合金Zは貫けないぜ!!」

 

ビューナスA初戦闘

さやか「ここ最近機械獣が出ないと思ったら相手はジオワームだなんて」

さやか「でも、甲児君には負けてられないわね。行くわよ、ビューナス!」

 

さやか「このビューナスをマジンガーZのサポート機体と思ったら大間違いよ!!」

さやか「フッ!ハァ!!」

ジオワーム「??」

ジオワーム「……」

ジオワーム「!!!!」

さやか「くっ、まだまだ!!」

 

≪接敵SE≫

 

さやか「ッ!甲児君!!」

 

甲児「あぁ、この反応は!」

 

≪タロス像×4、ゴーストファイアーV9出現≫

 

甲児「やっぱり、機械獣!!」

 

さやか「そして、あしゅら男爵!!」

 

あしゅら男爵「行け!ゴーストファイアーV9!」

 

あしゅら男爵「混乱しているこの隙に、マジンガーZを始末するのだ!!」

 

甲児「あしゅら!くそ、こんな忙しいときに!!」

 

あしゅら男爵「やれ!!」

 

≪MAP上に複数の爆発≫

 

甲児「くそっ!!」

 

さやか「まずい!お茶の水博士が!!」

 

≪MAP上に複数の爆発≫

 

お茶の水「わぁぁぁ!!!」

 

お茶の水「た、助けてくれ~!!!」

 

アトム「博士?」

 

アトム「僕……行かなくちゃ!!」

 

≪ジオワーム移動≫

 

甲児「まずい!ジオワームが博士の方に!!」

 

さやか「お茶の水博士!!!」

 

お茶の水「!!」

 

アトム「博士!!!」

 

≪アトム出現≫

≪MAP上に爆発≫

 

甲児「あ、あれは……」

 

お茶の水「アトム!」

 

アトム「間に合ってよかった……」

 

あしゅら「なんだ、あの小さなロボットは……」

 

甲児「すげぇぜアトム!!」

 

≪アトム移動≫

 

アトム「ここなら安全なはず。僕は、あのロボットに暴れないように言ってきます!」

 

お茶の水「いかん!危険じゃアトム!!」

 

≪アトム、ジオワームの前に移動≫

 

さやか「アトム、何をするつもりなの?」

 

アトム「暴れるのやめようよ。皆困っているよ」

 

甲児「なんだ、説得しているのか?」

 

さやか「アトム……」

 

あしゅら男爵「ええぃ!何者かは知らないが、邪魔をしおって!」

 

あしゅら男爵「やれ!ゴーストファイアーV9!!」

 

甲児「危ねぇアトム!避けろ!!」

 

アトム「ッ!」

 

≪イベント戦闘≫

機械獣「ガァッ!」

アトム「ふぅ、危なかった……」

アトム「今度はこっちの番だ!」

アトム「えぇい!!」

機械獣「グォォ!!」

 

あしゅら男爵「馬鹿な!Dr.ヘルから授かった機械獣がよろけただと!?」

 

さやか「すごい……」

 

甲児「アトム、あの小さな身体にどれだけの力を秘めているんだ!?」

 

アトム「邪魔をしないで!僕はこのロボットと話がしたいだけなんだ!」

 

あしゅら男爵「ロボットと話だと?」

 

甲児「おもしろいこというじゃねぇか……気に入ったぜ!」

 

甲児「おい、アトム!!」

 

アトム「え?この声、甲児さん?」

 

甲児「おうよ、機械獣の事は俺たちに任せて、お前はジオワームを説得しろ!!」

 

アトム「甲児さん……分かった!ありがとう!」

 

甲児「いいってことよ!行くぜさやか!」

 

さやか「えぇ、甲児君!」

 

アトムVSジオワーム

アトム「ダメだよ!そんなに暴れたらみんなが困っちゃうよ」

ジオワーム「!!!!」

アトム「なんて言ってるの?違う、言いたくても言えないんだ……」

アトム「よし、だったら……待っててね!すぐに助けてあげるから!!」

 

アトム「いっくぞー!!」

アトム「ハァッ!どうだ!!」

ジオワーム「!!!!」

ジオワーム「……」

ジオワーム「!!!!」

アトム「ふぅ、何とか躱せた……」

 

ビューナスAVS機械獣

さやか「アトム君のあの力、やっぱり昨日の停電騒ぎと関係があるのかしら……」

あしゅら男爵「いけ機械獣よ!マジンガーZでなければおそるるに足らぬわ!!」

さやか「そんなこと言っていいのかしら。私だってやるときはやるわよ!!」

 

さやか「さぁ勝負よ機械獣!」

さやか「光子力ビーム!!」

機械獣「!!!」

 

マジンガーZVS機械獣

甲児「こんな忙しいときに出てきやがって!」

あしゅら男爵「兜甲児!今日こそはお前を討つ!」

甲児「こっちはジオワームの事で手一杯なんだよ!邪魔するってんなら、容赦はしねぇ!!」

 

甲児「いくぞ機械獣!マジンガーZが相手だ!!」

甲児「こいつでトドメだ!!」

甲児「ブレストッ!ファイヤァァァッ!」

機械獣「グォォォォ!!」

あしゅら男爵「あぁ、Dr.ヘルから授かった機械獣がぁぁっ!!」

 

甲児「どうだ!あしゅら男爵!!」

 

あしゅら男爵「えぇい、あの妙なロボットさえいなければ!!」

 

あしゅら男爵「今に目に物を見せてやるぞ!兜甲児!!」

 

≪あしゅら男爵離脱≫

 

さやか「どいうやら逃げたみたいね」

 

甲児「あしゅら男爵、こんだけやられてもまだ懲りてねぇ……その熱意は評価してやるぜ」

 

アトム「やめて!これ以上街を壊したら……」

アトム「えぇぃ!!」

ジオワーム「!!!!」

 

甲児「ジオワームの動きが……」

 

アトム「よし、これなら……」

 

≪ジオワーム起動音≫

 

さやか「ダメ、まだ動く!」

 

お茶の水「アトム、危ない!!」

 

アトム「え?」

 

≪画面振動≫

 

甲児「アトムが……押しつぶされちまった……」

 

お茶の水「アトム!!……ッ!いかんこのままでは!!」

 

≪エネルギー収縮SE≫

 

甲児「なんだ、ジオワームが赤く光り出した?」

 

≪パトカー×6台出現≫

 

さやか「メトロシティの警察!?」

 

タワシ警部「動いていない今がチャンスだ!エネルギー砲用意!!」

 

≪エネルギー充電SE≫

 

タワシ警部「メトロシティは我々が守るのだ!!」

 

お茶の水「やめろぉ!!」

 

タワシ警部「博士!」

 

お茶の水「ジオワームを打ってはいかん!先ほどの戦闘で、ジオワームはさらにエネルギーを吸収してしまった!」

 

お茶の水「今さらにエネルギー砲を打ったら大爆発を起こし、メトロシティ中に被害が出るぞ!!」

 

タワシ警部「何!?」

 

さやか「甲児君!」

 

甲児「くそっ、しょうがねぇあの時の機械獣みたいに光子力ビームでッ!」

 

さやか「ちょっと待って!……ジオワームの下からエネルギー反応……これって!」

 

≪画面点滅≫

 

タワシ警部「なんだ、爆発が起こったのか!?」

 

お茶の水「いや、そうならばこんな小規模なはず……あれは!?」

 

[戦闘MAP終]

[シナリオパート]

【メトロシティ上空】

 

さやか「アトムだわ!アトムがジオワームを持ち上げている!!」

 

甲児「あいつ、無事だったか!!」

 

アトム「フッ!!」

 

≪ジェット音SE≫

 

甲児「このまま空中で爆発させるつもりなのか!」

 

さやか「でも、そんなことしたらアトムが……」

 

ジオワーム「苦シイヨ、苦シイヨ……」

 

アトム「聞こえる。この声、このロボットの声だ……」

 

ジオワーム「僕ノ言葉ガ分カルノ?オ願イ、僕ヲ助ケテ」

 

アトム「いいけど、そうしたらもう暴れない?」

 

ジオワーム「暴レタクテ暴レタンジャナイ。僕ハエネルギーデオ腹ガイッパイデ苦シイダケナンダ」

 

アトム「じゃあ、僕がエネルギーを貰ってあげる!」

 

ジオワーム「本当?」

 

アトム「うん!」

 

甲児「なんだ、アトムは一体何をするつもりなんだ?」

 

アトム「いいよ!」

 

≪画面点滅≫

≪電撃音≫

 

さやか「この光って……」

 

甲児「電気だ……まさかジオワームのエネルギーをアトムが吸収しているのか?」

 

お茶の水「そんなことをしたら自分が危ないぞアトム!」

 

甲児「アトム!」

 

さやか「アトム!!」

 

≪画面が白く覆われる≫

 

甲児「くそっ光が……眩しくて何も見えねぇ……」

 

お茶の水「アトム……」

 

≪元の画面に戻る≫

 

さやか「ようやく光が収まってきたわね……」

 

甲児「アトム……あっ!」

 

アトム「……」

 

さやか「見て、甲児君!アトムが……」

 

甲児「あぁ。無事だぜ、あいつどうやったんだ?」

 

アトム「さぁ、お家に帰ろう」

 

≪ジェット音SE≫

 

甲児「アトム……」

 

タワシ警部「アトムが……」

 

お茶の水「ジオワームを助けた……あんな小さな体でジオワームのエネルギーを受け止めるとは」

 

【エネルギープラント】

 

ロボット「ジオワーム戻リマス」

 

アドミニ「信じられん……いや、呆けるのは後だ!システム復旧急げ!」

 

ロボット「ジオワーム、元ノ位置ニ接続サレマシタ」

 

アドミニ「システム再起動!」

 

ロボット「システム復旧、エネルギーハ順調ニメトロシティヘト流レテイマス」

 

アドミニ「よし、これでもう安全だな……」

 

アトム「よかったね気持ち悪いのが治って……じゃぁ、またね」

 

【メトロシティ上空 夕方】

 

甲児「おっ、アトムが出てきたぞ」

 

さやか「あら?でも、光っていない?」

 

お茶の水「そうか、過剰なエネルギーが光となって放出されているんじゃ」

 

さやか「きれい、まるで星のよう……」

 

甲児「星……アストロ……」

 

甲児「アストロボーイアトム……か」

 

[パート終了]

[シナリオエンドデモ]

【科学省 所長室】

≪自動ドアの開く音≫

 

弓「お茶の水博士」

 

お茶の水「おぉ弓教授、久しぶりですな」

 

弓「えぇ、この度は、ご無事で何よりです」

 

お茶の水「いやいや、君の娘さんや甲児君にも助けられた」

 

弓「そして何よりも、あのアトム君にもですね」

 

お茶の水「うむ、よもやアトムがあれほどまでの力を持っているとは思いもよらなかったわい」

 

弓「それで、そのアトム君は今どこに?」

 

お茶の水「おぉアトムなら今頃……」

 

【科学省 お茶の水の研究室】

 

???「はい、これでメンテナンスは終了よ」

 

アトム「ふぅ……ありがとうございます夕子さん」

 

甲児「ようアトム!」

 

アトム「甲児さん。さやかさんも」

 

さやか「アトム、調子のほうはどうなの?」

 

夕子「良好よ。やっぱり空中で飛んでいる時にエネルギーを放出していたことがよかったみたいね」

 

甲児「貴方は?」

 

夕子「初めまして。私は如月夕子。博士の秘書をやっているの」

 

夕子「でも、本当に驚いたわアトム。貴方にあんな力があったなんて……」

 

夕子「昨日、貴方が目を覚ました時は、あれだけのエネルギーを使ってこんな小さなロボットを作るなんてって不安になったけど……」

 

さやか「それじゃ、やっぱりあの停電って……」

 

夕子「そう、科学省でアトムを目覚めさせようとして、エネルギーを集めた結果よ」

 

甲児「にしても、アトムってやっぱり他のロボットとは全然違うよな。なんかこう、人間らしいっていうか……」

 

≪自動ドアが開く音≫

 

お茶の水「そう、アトムは世界で初めての人型で心を持ったロボットなんじゃよ」

 

さやか「お茶の水博士!それに、パパも」

 

甲児「博士、心を持っているっていうのは?」

 

お茶の水「うむ、今までのロボットは、人間の命令に従うしかなかった。

 

お茶の水「悲しいことに、それはもはや奴隷に等しくなってきておる」

 

お茶の水「しかし、アトムは自分で考え、自分で行動し、さらに感情も持ったロボットなんじゃ」

 

甲児「へぇ、アトムってすげぇんだな……」

 

お茶の水「わしは思うのだ。ロボットの開発が始まってもはや数十年」

 

お茶の水「その間にロボットは進化を続け、わしら人間とあまり大差なくなってきておる」

 

弓「博士は、ロボットは命令にだけ動く奴隷などではなく、人間の友達である。という理念を提唱しているのだよ」

 

甲児「人間の友達……か」

 

お茶の水「無論、今の世の中じゃ、きっと反対意見の方が多いはずじゃ。だが、いつかは皆も分かってくれる」

 

お茶の水「その日のために、わしはアトムを開発したんじゃ」

 

甲児「……博士、おれはその考え、素晴らしいことだと思います」

 

さやか「私も、アトムのように感情の持ったロボットがもっと増えたら恋愛相談とかもできるかもしれないしね」

 

弓「さやか……」

 

お茶の水「ありがとう二人とも。マジンガーZのパイロットである甲児君やさやかくんにそう言われると心強い」

 

甲児「へヘッ……」

 

お茶の水「そうじゃ、今度アトムと一緒に行こうと思っている場所があるんじゃが、一緒に来てくれんか?」

 

甲児「行くって、どこにです?」

 

お茶の水「うむ、ロボットと人間がうまく共存している島……」

 

お茶の水「ネジが島じゃ」

 

【??? ???】

 

???「思いあがるな、お茶の水」

 

???「……トビオ」




・中断メッセージ
[アストロボーイ鉄腕アトム]
アトム「あれ?博士どうしたんです。目の下に隈ができてますよ?」
お茶の水「おぉアトム。実はな、このゲームをプレイしとったんじゃ」
アトム「『スーパーロボット大戦BPA』?」
お茶の水「そうじゃ、徹夜でしとったんじゃが、夕子くんから眠れるときはちゃんと休んでください、と釘を刺されてな」
アトム「えぇ!一晩中ゲームをしていたんですか?」
お茶の水「そうなんじゃよ。しかし、流石に若い頃のようには行かんかったわい。少し休んでくるよ」
アトム「分かりました!……みんなも、博士のようになるといけないから、ゲームはほどほどにして、ゆっくり休んでね!」
アトム「バイバイ!」

この小説は……

  • 不定期連載でもいいから常に公開して
  • 今後もエイプリルフール限定で復活して
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