推敲なしです。
咲夜が死んで今日で75年…本当に月日が過ぎるのは早いわね…しかし、まだ悲しみは癒えてはなくて、ふとしたときに咲夜が居れば…と思ってしまう。たった数十年しか一緒に居なかったのに。傷跡は深く残されたのだ。咲夜の死後は美鈴がメイド長兼門番をしてくれている。妖精メイド達は多少はしっかり働いてくれている。パチェと小悪魔は現在本の整理をしている。フランは…地下の部屋に籠ってしまっている。あの子はこの日になると毎年あの部屋にひき籠るのだ。そして、毎年密かに泣いている。私や美鈴が部屋に行くと急いで泣き止め、無理やり笑おうとするのだ。それが、堪らなく悲しい。今の私達を見たら咲夜はどう思うのだろうか…
咲夜、もう一度あの笑顔を見たいわ…
今日も仕事を一通り終え、門番の仕事をする。館の中はいつもと違い、廃屋のような静けさを保っている。私は帽子を顔に被せ目を瞑りあの日を思い出した。咲夜さんが亡くなる前の2ヶ月前…私と彼女は来世について話していたのだ。
『ねぇ美鈴。もし転生出来るなら…貴女は何をしたい?』
「咲夜さんいきなりどうしたのですか?」
『ふと気になったのよ。もうも転生出来るなら…って』
「私は…また紅魔館で働きたいですね」
『ふふっ。その時はちゃんと門番してね?』
「うっ…わかりました。あの、咲夜さんは何をしたいですか?」
『私?そうね…またここに戻って来たいわ。』
「その時は一緒に働けるといいですね!」
『そうね…さ、早く仕事を終わらせましょ?』
「はい!」
もしではなく本当に転生が出来るなら…彼女は本当にここに戻って来てくれるのだろうか…また一緒に笑いあえるのだろうか…そう思って居ると懐かしい声が聞こえた。もう二度と聞くことの無いあの声が。きっと、会いたいあまりに聞こえた幻聴であろう…しばらくしたら消えるはずだ…と思っていたが全く消えることが無くて、しかも声は徐々に大きくなる。もしかしたら…と小さな希望を抱き、恐る恐る目を開くと夜色の瞳と光に照らされた銀色の髪を持つ少女が立っていた。
『やっと起きたわね…全くいつになったらちゃんと仕事をするの?』
「さ……くやさ…ん?」
『美鈴。ただいま』
「本…者…の」
『そうよ。偽者じゃないわ』
「お…おか、おかえりなさい!!」
私は咲夜さんに抱きつき声を出して泣いた。咲夜さんは最初は少し戸惑っていたけど、泣き止むまでそっと背中を撫でてくれた。泣き声が聞こえたのか、次々と妖精メイド達が集まって来た。はっと我に帰り私は咲夜さんを離した。妖精達は一斉に咲夜さんの周りに集まり、それぞれの思いを口にした。私はそっと離れてお嬢様と妹様、パチュリーさん、小悪魔さんを呼んだ。
少し微妙な所で終わってしまっていますが、ここで終わりです。咲夜とレミリアの再会は皆様におまかせいたします。
PS.オリジナルは不定期で、二次創作は思い付いたらとなります。おそらく刀剣乱舞の二次創作と東方の二次創作が中心になるかと…