二つ目のプチストーリーの最終話ですよー。
ある日の昼休み。昼食を終えてシュウが自分の机に突っ伏していると、誰かが自分の側に立つ気配がした。顔を上げると、そこにいたのはコウだ。いつもの笑顔ではなく、まじめな表情でシュウを見つめてくる。
「……コウ……」
シュテルと一緒にいたのを見かけた日以来、コウと会話はしていない。そのコウが、今自分の目の前に立っている。じっとシュウを見つめている。
「シュウ。先に一応、言うとこうかなって」
「な、何を……?」
コウの真剣みを帯びた声に思わず身構えてしまう。とても嫌な予感がする。そして、嫌な予感というものは多くの場合、的中してしまうものだ。
「今日の放課後、ちょっと告白してくるな」
「こ、告白? 誰に?」
「シュテルさんに決まってるやろ。わざわざ言わせんなよ」
シュウの表情が凍り付く。頭が真っ白になってしまう。ただただ無言で、コウと見つめ合ってしまう。
シュテルがコウの告白を受けるはずがない。そう思いはするが、それは自分の願望もいいところだ。本人の口から聞いたわけではないのだから。もしも受けてしまったらと思うと、それだけで胸が締め付けられるように苦しい。
「まあ、そういうことやから。一応シュウには言うとかんとあかんと思って」
そう言って、コウが笑う。照れくさそうな、けれど楽しそうな笑顔だ。コウが手を振り、教室の外へと向かう。シュウはその背中を呼び止めることができず、教室から出るまで見送ってしまった。
残されたシュウは、未だに鈍いままの思考を必死になって働かせる。どうすれば阻止できるか、どうすればいいのか、と。しかしそんな都合の良い答えがでるはずもなく、シュウは次の授業が始まるまで呆然としたままだった。
Side:Stern
夕方。シュテルは初めて編み物というものに挑戦していた。肌寒くなってきていたので、人数分のマフラーを編んでいる最中だ。初めてのはずが、すでに動きが様になっているのはさすがというべきか。
ディアーチェは読書をしながらも、シュテルの様子を何度ものぞき見ている。そわそわと少し落ち着きがない様子だ。何度も時計を見ていたりもする。予定があるとは聞いていないのだが。
「シュテル。少し聞きたいのだが」
王の声にシュテルは手を止めて顔を上げた。何でしょう、と先を促し、ディアーチェが一つ頷く。
「それはいつ作り終えるのだ?」
シュテルは一瞬考え、すぐに今自分が作っているもののことだろうと察しがついた。足下に置いたいくつかの紙袋を見て、中身を確認して、すぐにディアーチェへと向き直る。
「終わっていますよ」
「なに?」
「材料が余ってしまっているので、もう一枚作っています」
言い終えて、シュテルは作業を再開する。ディアーチェは安心したように、そうかと安堵のため息をついた。何をそこまで気にしているのだろうか。
不意に携帯電話が鳴り、シュテルは怪訝そうに眉をひそめた。ちょうど追加の一枚を作り終えたところだ。携帯電話に表示されている名前を見て、眉間のしわを深くした。
コウ。シュウの友人である、自分にとっては顔見知り程度の相手。それでも、以前の遊園地のことは忘れられないのだが。シュテルは王に頭を下げると、携帯電話の受話ボタンを押した。
「はい、シュテルですが」
『おお! 繋がってよかったわ!』
相変わらずテンションが高いな、と苦笑してしまう。
『この後、ちょっとだけ時間あるかな? 一時間だけでもええから』
シュテルはわずかに目を細めた。先日、この少年の誘いを受けたことを後悔したばかりだ。正直あまり良いイメージがない。故に断ろうとしたところで、
『大事な話があるから。一時間だけでええから』
その言葉に少し悩んでしまう。どこまで信用できるかが分からないが、ここまで言うならもう一度ぐらいは信用してもいいかもしれない。シュテルは小さくため息をつくと、分かりましたと返事をした。
『おおきに! じゃあ、待ち合わせ場所やけど……』
そしてコウが指定してきた場所にシュテルは目を見開いた。
指定された場所は、目と鼻の先にある小さな公園だ。シュウとよく一緒に行く公園。知っていて指定したのか、知らなかったのか。考えても仕方がないので、今から向かいます、と通話を切った。携帯電話をしまい、王へと向き直る。王は興味深そうにシュテルを観察していた。
「出かけるのか?」
シュテルが口を開くよりも先に王が言った。少し驚きつつも答える。
「はい。さほど時間はかからないかと思います」
「うむ。気をつけて行ってくるといい」
シュテルはその場で一礼すると、玄関へと向かった
Side:Hero
シュウはリビングで頭を抱えていた。思い出すのは学校でのこと。コウの話だ。コウが本気なら、今すでに告白をしているのかもしれない。自分はどうすればいいのだろうとずっとここで悩み続けている。
ただ、純粋にコウがすごいとも思う。自分の想いを告げるなど相当の勇気がいることだ。その勇気が自分にはなく、それが原因で今の事態を招いたとも言える。
「お兄ちゃん、何してるの?」
いつの間に来ていたのか、文花がリビングの入り口でシュウを見つめていた。その視線は冷たいわけでもなく、ただ不思議そうにしていた。
「ちょっと聞いたんだけど、お兄ちゃんのお友達、シュテルお姉ちゃんに告白するんだよね」
どこからそれを、と聞こうとして、しかしすぐに首を振った。シュウはともかく、コウは声を抑えようとはしていなかった。どこからか伝わっていてもおかしくはない。例えば、なのはたちからとか。彼女たちに限ってないとは思うが。
「それで、お兄ちゃんはこんなところで何をしてるの?」
声が冷たくなってきた。シュウの頬が引きつる。文花がゆっくりとシュウのところまで来る。
「ちゃんとお話、したの?」
「い、いや……。まだ……」
「じゃあ行かないと。今すぐ。でないと、シュテルお姉ちゃんがいなくなっちゃうよ?」
いなくなる、と聞いてシュウが目を見開いた。顔を伏せ、小さく頷く。分かってはいることだが、改めて言われると辛いものがある。
「でも、場所が……」
「側の公園」
え、とシュウが間の抜けた表情をする。文花は顔を逸らし、視線が合わないようにしている。何故そこまで知っているのかと聞きたくなるが、今はこうしている場合でもない。
「文花……。ありがとう、行ってくる」
立ち上がり、玄関へと向かう。
「がんばってね」
背後から妹の間延びした声を聞き、シュウは思わず頬を緩めた。
Side:Humika
兄を見送り、文花は一息つく。お茶でも飲もうとキッチンへと向かおうとして、
「シュウは行ったのか?」
その声に動きを止め、入り口に立つ声の主を見る。ディアーチェだ。
「はい。今行きましたよ。多分間に合います」
そう答えている間にディアーチェがキッチンへと入り、文花の分もお茶を入れてくれる。差し出されたコップを礼を言いながら受け取り、ゆっくりと飲んでいく。
「まさか貴様も共犯だとは思わなかったぞ」
「私だってディアーチェさんが共犯だとは思いませんでした」
言葉を交わし、しばらく黙り込む。やがて二人同時に、反論を口にする。
「我が知ったのはつい先日だ。それまでは本当に知らなかった」
「私が知ったのは数日前だから、共犯じゃないです」
二人で顔を見合わせ、同時に噴き出した。文花が楽しげに笑い、ディアーチェは忍び笑いをする。
「まんまと踊らされた形になったが……。まあ、悪くはない」
「ですね。あとは任せちゃいましょう」
――がんばれ、お兄ちゃん。
お茶を飲みながら、文花は心の中で兄へと激励を送った。
Side:Stern
マンションの近くの公園、その池の側にコウはいた。シュテルが近づくと振り返り、嬉しそうな笑顔を浮かべる。
「シュテルさん! 来てくれてありがとうな!」
コウの言葉にシュテルはいえ、と小さく首を振る。コウから少し距離を置いて立ち止まった。相手の表情を観察しながら、次の言葉を待つ。しかし、しばらく待っても何も言わず、笑顔のままこちらを見つめてくるだけだった。
「大事な話があったのでは?」
痺れを切らしたシュテルが問うと、コウは眉尻を下げて、あー、とも、うー、ともつかない曖昧な声を漏らす。困ったように頭をかいて、もう少し待ってほしいと告げてくる。
「もう少しだけなら構いませんが……」
「ごめんな、多分もうすぐ……」
コウの言葉、そして動きがぴたりと止まる。シュテルが怪訝そうに眉をひそめている前で、コウはポケットから携帯電話を取り出し、操作する。そしてすぐに、意地の悪い笑顔を浮かべた。やっとか、という声も聞こえてくる。
「あの……?」
何があったのかと聞こうとして、しかしコウは手を振った。気にしなくていい、と。
「それじゃあ、大事な話をするで!」
普段よりも大きな声でコウが言う。シュテルは少し驚きながらも、どうぞ、と先を促した。
「俺はシュテルさんのことが!」
半ば叫ぶような声だ。何をしたいのか理解できないが、とりあえず言葉を待つ。
「好きだ!」
コウがそう言い終わるのと同時に、
「待って!」
後方からの第三者の声。シュテルがわずかに驚き、コウが笑みを深くする。シュテルが振り向いたそこには、シュウがいた。
Side:Hero
シュテルを探して走り回っていると、突然コウの声が聞こえてきた。慌ててそちらへと全力疾走。聞こえてくる内容は、これから告白するだろう内容そのものだ。必死になって走り、そして、
「好きだ!」
「待って!」
そのコウの声に自分の声をかぶせた。シュテルが驚いて振り返り、コウは自分を見てなぜか不敵に笑っている。
「シュウ。どうしてここに?」
シュテルが首を傾げながら聞いてくる。シュウは、ちょっと用事があって、と言葉を濁しながらコウを見る。にやにやと意地の悪い笑みだ。
「あかんなあ、シュウ。今は俺が大事な話をしてるんやけど?」
「ちょっと待って……。お願いだから」
コウが笑顔のまま首を振る。そして次の瞬間には、シュウのことを睨み付けてきた。
「シュウにはまだ勇気がないんやろ? なら俺が先に言うてもいいよな?」
「……言う。ちゃんと、言う。だから待ってほしい」
ほう、とコウがあからさまな驚きを見せる。少しわざとらしく見えるが、今は気にしていられない。
「じゃあ、俺のは後でええわ」
「え?」
「シュウの後でいいって。さっさとやればいい。当たって砕けろ!」
「砕けたくないよ!」
コウの予想外の言葉にシュウが驚き、次には軽口が交わされる。いつものコウだ、と思いもするが、簡単に身を引いたことに内心で首を傾げる。だが、今はそれよりも、今の決心がついている間に言ってしまわなければならないことがある。
勇気を出せる間に、勇気がなくなってしまう前に。
「シュテル」
シュウが改めてシュテルへと向き直る。二人のやり取りを不思議そうに眺めていたシュテルがシュウへと視線を移し、何でしょうか、といつもの調子で訪ねてくる。
「僕も、大事な話があるんだ」
「シュウもですか? ……まあ、聞きますが」
やはりいつもの調子だ。そのことにシュウは少し安堵しつつ、ゆっくりと深呼吸した。そして、
「ごめん!」
勢いよく頭を下げた。
「は?」
シュテルが呆気にとられ、少し離れたところではコウが間抜けな声を漏らしている。
「変な態度を取ってて、ごめん。いろいろと考えていたら、変な気持ちになっちゃって……。だから、ごめん。許してくれるなら、まだ友達でいてほしい」
シュテルの表情がわずかに和らいだ。どこか苦笑しているようにも見える。そして、言う。
「私の方こそ、すみませんでした。私も自分のことが分からなくなったりと色々とあったもので……。こちらこそ、私でよければ友人でいてください」
シュテルと顔を見合わせ、自然と笑みがこぼれる。やっといつもの関係に戻れた気がする。
コウが、落胆を露わにしたため息をついた。そして、
「なあ、シュウ……」
コウが呼ぶのと同時に、
「ここからも、大事な話」
シュウが言葉を続ける。そしてすぐにコウに呼ばれたことに気づき、視線をうつした。
「なに?」
「あ、いや……。続けて続けて」
危ない危ない、とコウの頬が引きつっている。シュウはどうしたのだろうと思いながらも、シュテルへと視線を戻した。
「シュテル」
「はい」
いつもの無表情で首を傾げるシュテル。そのシュテルへと、シュウは。
なけなしの勇気を振り絞り、言った。
「僕はシュテルのことが好きだ。友達としてもだけど、女の子として。だから……。これから先もずっと、シュテルの側にいさせてほしい」
シュウの言葉に、シュテルは大きく目を見開いた。そのまま言葉を失ってしまう。コウからは、おお、という声が聞こえてきた。
しばらく無言のシュテルを見つめ続ける。やがてシュテルの頬が少し赤くなった。珍しいなと思いながら言葉を待つ。
「……いいのですか?」
それが第一声だった。何が? とシュウが聞き返す。
「私は人ではありません。私と一緒にいても、貴方はきっと後悔すると思います」
「そんなことないよ。僕はシュテルのことが好きなんだ。それに、それを言ってしまえば、僕だってかなり怪しいものだし」
シュウも今は人の姿だが、もともとはギフテッドというロストロギアだ。自分ですら、いつこの姿が終わりになるのかも分からない。それを聞いたシュテルは、ため息をついた。だが口角が上がり、少しだけ笑顔をこぼしている。
「物好きな方ですね……」
「そうでもないと思うけど」
物好きですよ、とシュテルが呆れたように言う。そんなことないよと同じ反論を繰り返す。やがて、シュテルがそっと手を前に差し出した。
「私のこの感情がどういったものかは、正直よく分かりません。ですが、私も貴方と一緒にいると、不思議と心が安らぎます」
だから。
「私などでよろしければ……。ご一緒しましょう」
シュテルが優しげな笑顔を浮かべた。今までも表情の変化は小さいものは見たことがあったが、はっきりとした満面の笑顔だ。それにシュウは驚き、すぐに照れくさそうにシュウも笑った。
「うん。よろしくね、シュテル」
そっとシュテルの手を握る。お互いに見つめ合い、そして、
「あー、はいはい。ごちそうさま」
コウのそんな声。シュウがびくりと体を震わせ、そちらを見る。コウは微苦笑を浮かべていた。
「これで万事解決、やな。いまいちよく分からん話もあったけど、まあ俺には関係のない話やな」
その言葉にシュウははっとした。先ほどの会話にはとんでもない内容が含まれていた、と。シュテルもすぐにそれに気づいたのか、難しい表情をしている。シュテルの左手が胸元のルシフェリオンへと……。
「二人とも家庭事情が複雑やからな。そういうことやろ?」
シュウが安堵のため息をつき、頷く。シュテルも左手を静かに下ろした。
「それじゃあ、帰るわ。あとはごゆっくり」
「大事な話はいいのですか?」
コウがばつの悪そうな表情になる。二人から視線を逸らし、頭をかいた。
「シュテルさんって意外と天然なところがあるんやな……。俺の話はもう解決したから。じゃあ、改めて。ごゆっくり」
手を振ってきびすを返すコウ。その背中へと、シュウが声を放つ。
「コウ。もしかして、今までのことって……」
「ん? さあ、何の話かな?」
にやにやと意地の悪い笑みを浮かべる。それが全てを物語っていて、シュウは苦笑してしまった。いい友人に恵まれたと素直に思える。
「でも、シュテルさんに一目惚れしたのは事実やからな? ケンカなんかして手放した日には、ねらうで?」
「あはは……。肝に銘じておくよ」
乾いた笑い声を出すシュウ。コウは満足そうに頷くと、今度こそその場を後にした。
「何だったのでしょうか?」
「うん……。僕がコウにお世話になっただけのことだよ」
「そうですか」
よく分かりませんね、とシュテルが言って、そうだろうねとシュウがつぶやいた。
「では、そろそろ帰りましょうか」
シュテルが言って、しかしシュウは首を振る。
「もう少しだけこのままで、いいかな?」
「はい。大丈夫です」
手を握ったまま、シュウがだらしのない笑顔を浮かべる。シュテルはその様子を見て呆れたようなため息をつきかけたが、すぐに自分も笑顔になっていることに気づいた。
しばらくそのまま手を握り合い、やがて満足してシュウが一度頷く。
「これからもよろしくね、シュテル」
その言葉に、シュテルは、
「はい、こちらこそよろしくお願いします、シュウ」
優しげな笑みでそう返してくれた。
Side:Kouji
手を繋ぎ合っていた二人がマンションへと歩いて行く。コウはそれを静かに見守っていた。
先ほどは帰った振りをして、実は隠れて様子をうかがっていた。親友の一世一代の告白だ。最後まで見届けたいと思ったためだ。明るい道へと帰って行く二人を静かに見送りながら、コウは満足そうに頷いた。
それにしても、と思う。自分の前でとんでもない会話を交わしていたものだ。人でないとか、どういうつもりだと思う。
自分でなければ頭のおかしいやつだと思うところだ。
そのコウの動きが、止まる。視線だけがゆっくりと動き、ポケットから携帯電話を取り出す。画面に表示されている名前を見て、コウの表情が引きつった。
「まさか、もう、か……?」
嫌な予感を覚えながらもコウは電話に出る。親友たちに気づかれないように静かに立ち上がり、きびすを返す。
「はい」
電話に出て、コウはすぐに顔をしかめた。何度か頷きながら、言葉を交わしていく。
「はい。はい。大丈夫です。特に変わりはありません」
普段とは違う言葉遣い。それを指摘する者は、この場にはいない。
「ああ、そうですか。分かりました」
コウの表情が安堵に染まる。どうやらもう少し、今の生活を続けられるらしい。
コウは立ち止まり、振り返る。二人の姿がかすかに見える。光の中へと歩いて行く姿を。対するコウは、その光景を悲しげに見つめ、すぐにきびすを返した。暗い夜闇の中へと歩を進めていく。まっすぐに、しかしおぼつかない足取りで。
そしてコウは、相手に告げた。
「了解しました。西崎秀一の……。ギフテッドの監視を続行します」
どこか苦しげにも聞こえるコウの声。しかしコウは、振り返りもしなければ、立ち止まることすらせず、闇の中へと姿を消した。
作中で書かなかった舞台裏。時期は第四話、ディアーチェとコウの会話の後ぐらい。
「見つけたよ、コウさん」
「お? えっと……。ああ、文花ちゃんか! シュウの妹の! いやあ、やっぱりかわいいなあ」
「ありがと。ところで聞きたいんだけど……。何を企んでるの?」
「はて、何の話かな? お兄さん、分からないなあ?」
「…………」
「あ、ちょっと待って。その無表情怖い。さすが兄妹。いやマジで怖いんやけど……。待って、それはどっから出した! どうして振りかぶる! ほんまに待って、分かった、説明するから、まずは落ち着いて俺に時間を……」
「天誅」
「ぎゃああああ!」
そんなことがあったかもしれないし、なかったかもしれない。
chapter2最終話でした。
最後の最後で日常を放り投げました。もう少しコウの話は続きます。
そして次のプチストーリー、chapter3で全てのプチストーリーは終了、ギフテッドは完結します。
それまでもうしばらくお付き合いくだされば嬉しいですよー。
あとあと、chapter3は先に日常編を5回、そしてプチストーリーは最後の5回でやりますよー。
一応の予定、ではあります。
誤字脱字の報告、感想などいただければ嬉しいです。
ではでは。