昨日の夜に作戦を決めた結果まずはさやかと戦いながら攻撃を防ぎまどかがさやかに対して呼び掛けることになった。
そして今俺らは四人でさやかの所に向かっている。
歩いている間俺達には会話は一切ない、それは緊張からなのか諦めなのかは分からないが少なくとも俺はこの作戦が成功して欲しいとは思っている、もし成功しなければ俺がとある宝具を投影して賭けにでなければならない。
その宝具は俺が前の世界で戦ったキャスターカードを持っていた魔術師との戦いで見たものだ、その魔術師本人は使用まではしなかったが所持していたのを俺は見てそれを記憶した。
その宝具の名前はルールブレイカー、効果は魔術の無効化だ、これを使えばさやかの魔女化を無効化しさやかを元の姿に戻す事ができるかもしれない、たがもしかするとそれはさやかの魔法少女としての契約すらも無効化してしまうのでは無いだろうか。
昨日の夜にキュゥべえからいろいろなことを聞いた魔法少女のことについて、一度契約したら彼女達の体が作り替えられてしまうということも全て聞いた。
だからさらに心配だ、魔法少女の心臓は動いてはいない、ソウルジェムによって魔法少女は生かされている、故にその契約を解除してしまった場合魔法少女は結果的に死んでしまうのではないかと。
だからルールブレイカーを使うのは最後の手段として使う、あくまでもメインの作戦はまどかを中心に回っている。
俺がそんなことを考えていると知らない声が俺に向かって掛けられていた、声のした方向を見るとそこにはキャップのついた帽子をかぶり右手に青い銃のような物を持った青年がいた。
「やぁ、早速で悪いけど僕と戦ってもらうよ」
俺は即座にマミの方へと向き目で彼女らに先に行けと伝える。
「へぇ、皆で僕と一緒に戦うと思ったけど違うんだ、それでも僕は容赦しないけどね」
そう言うと青年は銃にカードらしき物を押し込み引き金を引きながら「変身」と叫んだ。
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士郎なら大丈夫、私は自分にそう言い聞かせ不安な気持ちを消そうとする。
そうしている間に気づけばいつの間にか例の場所に到着していたらしい。
「こっからはさやかとあたし達が戦うことになるでもお前のことは私とそいつで守るからお前はさやかに話しかけ続けろよ」
杏子さんはそうまどかさんに言い聞かせると歩きだした。
「気づかれた!来るぞ!!」
暫くすると私たちの目の前には巨大な魔女となったさやかさんが目の前にいました。
まどかさんは必死にさやかさんに話しかけますが全く聞く耳を持ちませんそれどころか激しい攻撃を仕掛けてきました。
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どんどん攻撃が激しくなっていく次第にあたしは対処しきれなくなり攻撃がとうとう体に直撃し始めた。
いつぞやのお返しかい、そう言えばあたしたち最初は殺し会うなかだったけね……
生ぬるいって……あのときあたしがもっとぶちのめしてもあんたは立ち上がって来たじゃんかよ……
怒ってんだろう、何もかも許せないんだろう、……分かるよ。
それで気がすんだら目を覚ましなよ。
あたしが攻撃をモロに三回連続で受けてしまい気がついたときにはあたしが守るはずだったまどかがさやかに捕まっていた、まどかはさやかに捕まり苦しそうに喘ぐ。
それを見たあたしは始めてさやかに攻撃をしてまどかを捕まえていた腕を切り飛ばした。
「あんた信じてるって言ってたじゃないか、この力で人を幸せに出来るって!」
次の瞬間床が崩れ落ちた。
あたしは落下し泣きながら心の中で呟く。
頼むよ神様、こんな人生だったんだ、せめて一度くらい幸せな夢を見させて……
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