これは無名の英霊の力を借りた兄の物語   作:やまとんとん

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最悪

あたしは建物が崩壊し瓦礫だらけの道を全速力で駆け抜ける。

 

間に合って、心のなかであたしはそう呟きながら爆音のする方向へと向かう。

 

そしてあたしが士郎達のところへたどり着いたときにはすでに皆傷だらけで倒れていた。

 

あたしは一番近くに倒れていたマミと杏子の横を素通りして士郎に駆け寄る、すると意識を失っていた士郎が目を覚ました。

 

「なんで……さやかが……ここに?」

 

そんなこと決まってるじゃない、だからあたしは士郎にとびきりの笑顔で言ってやった。

 

「大切な仲間が戦ってるのに一人だけ戦わないなんてそんなの仲間失格でしょ」

 

そう言ってあたしは二度めの契約により能力がさらにアップした治癒の能力で士郎を癒す。

 

「さぁ、これでもう士郎は動けるでしょ?またあたしと一緒に魔女を倒しにいこ?」

 

「できれば……あたしらも早く……治して」

 

後で杏子の声が聞こえハッとする。

 

「あ……ごめん士郎に話したいことありすぎて忘れてた……」

 

──────────

俺らはさやかに傷を治して貰い何時間と戦い続けた、何時間もの間戦い続け俺の魔力が尽きなかったのはさやかの治癒能力に魔力も少量ではあるが回復させる効果もあったからだ。

 

俺の宝具の高火力攻撃を何度もぶつけることでようやく魔女と互角……いやこれをしてもまだまだこちらが劣勢だ、それでも少しずつてまはあるがこちらも押している。

 

そんなとき俺らにとって悪夢のようなことが起きた。

 

──────────

「ふぅん?士郎は僕が思っていた以上に力が強かったみたいだね、唯一僕が想定外とも言える存在だ」

 

そう言っている間にも魔女は士郎達に押され続けている、万が一にも魔女が負けるなんてことはないだろうがこんなにもすぐに負けたら絶望の回収が余りできていない僕としては余りにも美味しくない、だから僕は彼らに絶望を与えることにする。

 

そう思いキュゥベえ……いやインキュベータはどこから取り出したのか一枚の魔術師が描かれた金色のカードを取り出した。

 

──────────

俺らが魔女を攻撃していると遠くからキュゥベえが走っているのが見えた、あいつは何をしでかすか分からないでも俺は嫌な予感しかしなかった。

 

キュゥベえは魔女に向けて一枚の俺も見慣れたカードを投げつけた。

 

「っ!!あれはクラスカード!」

 

なぜヤツが持っている?そしてヤツはなぜそれを魔女に投げつけた?俺の疑問に誰も答えることはない、だがしかし目の前の魔女を見てヤバイことは誰でも分かった。

 

始め魔女は縮み始めそのあとに体がボコボコっと変形しながら小さくなり最終的に人の形になった。

 

そいつは紫のローブを纏っていて顔はフードで隠れていて顔が殆ど見えないが唯一薄暗く光る両目だけが見える、大きさが小さくなったがそれでもまだ5メートル程の大きさがある。

 

そして体の変化が収まったのかヤツはこちらの方に顔を向けて徐に杖を右手で空中に掲げるとヤツの後ろに魔方陣のようなものが複数浮かび上がった。

 

そして魔方陣から黒いレーザのようなものがそれぞれ発射される、その攻撃は一本のレーザで大地を深く抉りとる、それが複数本……そんなもの勝てるわけがない。

 

「いや……俺はしなきゃ……いけないんだ!!」

 

あのギルガメッシュのカードを持つ金髪の女にも俺は立ち向かった、目の前の存在はあの女よりは弱いと直接戦った俺の勘がそう告げている、あのときは相性が良かっただから俺はあれだけの時間戦い続けることができた、だけど今回は相性が良いわけじゃない、でも俺にはあのときいなかった仲間がいる。

 

「行くぞ、皆」

 




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テストがようやく終わりました~これで辛いテスト勉強ともおさらばですぅ~、まぁ一番辛いのはテスト返しなんだけどな

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