これは無名の英霊の力を借りた兄の物語   作:やまとんとん

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なんかあんまりうまくまとめることが出来ませんでしたすいません……


不快に思われる方もいるかもしれませんが暖かく見守ってくれると嬉しいです……


第一並行世界【完】

頭の鈍い痛みを感じながら俺は目覚めた。

 

「ここは……どこだ?」

 

俺が目覚めた場所は全くもって見覚えのない場所だった。

 

「やあ、もう一度会えて嬉しいよ、まさか君があの無限にループし続ける世界を新しい未来へ進ませるとは、いや本当に素晴らしい!」

 

突如そんな声が俺の後ろから聞こえた。

 

「っ!……お前は…あの時の」

 

俺が勢いよく後ろを振り返ると前に路地裏で遭遇した怪しい男がいた。

 

「君はあの世界を無限のループという世界の危機から救った、あの世界はもう二度と無限に時間を繰り返すことはない」

 

「つまりお前は何が言いたいんだ?」

 

俺がそういうと目の前の男はニヤリと笑った。

 

「つまりね、君はまた別の世界へ行き、君が救った世界のようにもう一度世界を救って欲しいんだ、世界の破壊者から世界を守って欲しい」

 

世界を守る、俺が選択を迫られ選ばなかった道、だがそれでもやはりほんの少しだけ未練はあるし人を助けるという行為を俺が断れるはずもない。

 

「お前のことはよく知らない、だけど誰かを助けろと言うのなら俺は断れない」

 

「ありがとう士郎君、じゃあこっちへ来てくれ」

 

そう言うと男の近くに歪みが現れた。

 

俺は歪みの前まで歩いていく、まどか達のことはとても気になる、だけど俺は前に歩き続けないといけない、そう思い俺は一歩足を進ませる。

 

──────────

士郎が魔女とともに消えてから五分ほどが経っただろうか、すると突如途轍もない爆発音が鳴り響いた。

 

こんな状況で考えられるのは魔女関係のことしかない、だから私は爆発音が鳴り響いた場所まで猛スピードで駆ける。

 

どうか無事でいて士郎と思いながら私は全速力で走る、そして私は途轍もないものを目にした、その場所はまるで隕石が落ちてきたかのようなクレーターができていた。

 

士郎の姿を探すがどこにも士郎は見当たらない、あるのは無数のボロボロになった剣そしてクレーターの中心に落ちている金色のカードのみ。

 

「士郎!!どこにいるの!!」

 

私は必死に叫ぶ、だがしかしその叫びに返事が返ってくることはなかった。

 

「マミさん!!」

 

そして私はいつの間にか来ていたまどかさん達に止められた。

 

なんで止めるの?士郎が見つからないんだよ?と思いまどかさん達の方を振り返ると、そこには真剣な顔をしたまどかさんと顔をクシャっと歪めたさやかさんがいた。

 

「多分ですけど士郎はもうこの世界にはいないと思います」

 

その意味を考えた私の頬に水滴が流れ落ちた。

 

「いや、そういう意味じゃないんですマミさん!!」

 

「じゃあ、どういう意味よ……」

 

「その……私はキュゥべえとの契約で士郎の力になりたいって願ったんです……その時に私の魔力を士郎に送ることができるようになって、なんて言ったらいいかわからないけど私の魔力をまだ士郎は少しずつだけど吸収してるんです……だから士郎はまだ生きてるはずです!」

 

「そうだね、士郎はまだ生きているよ、今はもうこの世界にはいないけどね、士郎はもともとここの世界の住人ではないからね、別の世界に行ってても不思議じゃない」

 

いつの間にか近づいていたキュゥべえが私たちに士郎がいない理由を告げた。

 

「なんでそのことをキュゥべえが知ってるのか、理由を聞いても?」

 

「僕の協力者から少し教えてもらったんだ」

 

「その協力者っていうのは一体誰なんだよ?」

 

杏子さんがキュゥべえに向かって問いただす。

 

「別に君らは名前を知らないだろうから別にいいか、僕の協力者それは」

 

キュゥべえが口を開きかけたその瞬間にキュゥべえの横に謎の穴のようなものが現れる。

 

「喋りすぎだな、黙れ」

 

いつの間にかキュゥべえの隣に立っていた男がキュゥべえの首を掴むとそのままへし折った。

 

それを目にした私たちは即座に後ろへと飛びのき武器を構えた。

 

「あなたは一体誰ですか?……」

 

目の前の男はそれに答えることなく消えていった。

 

「今のは一体?」

 

その質問に答えられるものはいない、だけどここにいるいる全員は皆理解していた。

 

戦いはまだ続いていると、そして私は誓ったもう一度士郎に会うと。

 

そう心に決めると私たちはこちらへ再び近づいてきたキュゥべえに話しかける。

 

さぁ、魔女とまた戦いましょうと。

 

 

 

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