今日も俺は魔女を探すために人通りの多い所から路地裏までを暗くなるまで見回る。
俺は暗くなってきた空を見てここまでかなと思い路地裏から出ようとしたとき謎の男が現れた。
チューリップハットにコート、眼鏡をかけた中年風の怪しい男は俺に向かって話しかけてきた。
「やぁ、君は衛宮士郎君だね、昨日の戦いは私もみていたよ」
「お前はだれだ答えろ」
俺は無銘の剣を投影して剣先を男に向ける。
「私は別に君と敵対しようとは思ってないんだ今のところはだけどね」
この男みるからに怪しすぎる俺が警察だったら即座に捕まえに行くくらいには怪しい。
「君の力を見込んでお願いがあるんだ、まぁ正義感の強い君なら受けてくれると信じているよ」
そう言って男は間を作ってから喋りだした。
「君には世界の破壊者から世界をライダー達を救ってあげてくれ、まぁまだ君がこの世界から次の世界に行くとは決まったわけではないがそれでも私は君に期待しているよ」
男がそう言うと男の後ろに俺の世界に出来ていた歪んだ空間と同じものが現れた。
「じゃあまた会おう」
「まて!お前はいったい誰なんだ!」
俺が全てを言い切る前に男は歪んだ空間に入り込み歪んだ空間は消滅した、そこに男の姿はなかった。
「ヤツはいったい……」
────────
俺はあのあと路地裏から出てマミの家へと戻ると玄関前にまどかが1人で立っていた。
「あ!士郎君!」
まどかは俺を見つけるとこちらに向かって来た。
「あのね、マミさんと士郎君に相談があって来たんだけど今留守みたいで困ってたの、私にとってはとても大事なことだからどうしても相談したくて……だから士郎君だけでも聞いてくれないかな?」
「あぁ、もしかしたらあまり俺から言えることは少ないかもしれないけど俺でよかったらいくらでも聞くよ」
そう俺はまどかに喋りながらマミに借りている合鍵で玄関ドアを開ける。
まどかに中を案内してお茶を用意し話を聞く準備を整えようやく俺が座るとまどかが喋りだす。
「最近さやかちゃんの様子がおかしいの……」
「理由は分かるのか?」
「多分だけど……上条君って人がいるんだけどその人に友達のひとみちゃんが告白して二人が付き合うことになってからさやかちゃんがおかしくなっちゃったの……」
まどかは話を進めるごとにどんどん暗くなっていく、そんなまどかをみていた俺は自然に口が開く。
「分かった、俺がさやかから話を聞いてくるよ、あまり意味はないかもしれないけどやらないよりはまだ良いだろう」
「ありがとう士郎君!」