spider-man longing   作:ナツチョコ

2 / 23
子供状態です。どうぞよろしくお願いします。


第二話

「あー、あったかいな。」

 

俺、虫塚勇護は天日干しされた布団の上に寝ていた。今は春、母さんが干してあった布団に寝たい欲に抗えず、今絶賛安らぎ中だ。

 

「あ〜、ヤバい。眠り…そう…だ。」

 

其のまま眠り落ちた…筈だった。そこへ、

 

「兄ちゃ〜ん!」

「グボォ⁈」

 

奇襲されたー!

 

「こ、こら!蟻巣《ありす》辞めてよ。」

 

「えー!やだよ!遊んでよ!お願い。」

 

この子は、俺の妹の蟻巣。俺の1つ下の5歳の妹だ。

 

そう。俺は転生者。けど、記憶はない。転生した感覚はあるけど、記憶が無いから自分が何者かは知らない。だけど、今は新しい人生を絶賛満喫中だ。

 

「お兄ちゃん!遊んでよ!早く。」

 

…ちょっとわんぱくな妹がいるけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生した世界は、どうやら個性というのがある。それは、中国から始まりやがて世界中に広まったと言う。俺もその個性を持っているらしい。らしいと言うのは、まだ個性を発現してないからだ。今六歳だけど全然発現しなくてさ。妹は、俺と同じく発言してないがまだ五歳だから、まだ望みはある。俺は、半分諦めている。正直な話もう発現しないと何故か確信できた。まあ、今は気長に待っているが、ちょっとは焦っているぐらいだ。とそこへ、

 

「あらら、なにしてるの、蟻巣。お兄ちゃんが困っているでしょう。」

 

洗濯物を混み終えた母さんが、部屋に入ってきた。母さんの名前は、虫塚雲子。個性は蜘蛛だ。体は、普通だ。ただ、腕が八本、しかもうち六本は、蜘蛛足なのだ。意識が出て来た三歳の時に初めて見たときは、怪物!と思ってしまった。親なのに。

 

「えー、でもお兄ちゃんが、遊んでくれないんだよ!外で遊びたいのに。」

 

「お兄ちゃんは、眠たそうだから寝させてあげなさい。」

 

「いやだ~!お兄ちゃん起きて~!」

 

ぐう、母さんの援護があるのに手ごわい!

 

「…仕方無いな・・・眠い。」

 

「あら、大丈夫なの、勇護?」

 

「うん。仕方がないから、遊ぶよ。」

 

「やった~!ありがとうお兄ちゃん。」

 

「ふふ、さすがお兄ちゃんね。じゃあ、近くの公園で遊んで来なさい。」

 

「じゃあ、行こうお兄ちゃん!」

 

 

ああ、公園は、嫌だな。あいつらがいそうだし。と考えてると、、

 

 

「じゃあ、勇護。お隣さんも連れて行ったら。」

 

「あ、そうだね。それもいいかも。」

 

「こら、お兄ちゃん!早く行こう!」

 

「まって、蟻巣。隣の家に先に行こう。呼んでから行こう。」

 

「分かった。じゃあ、先に行ってるよ。」

 

「あ、ちょっと待って。・・・ったく、せっかちだな。」

 

「ふふふ、じゃあ、ちゃんと見ていてね。勇護。」

 

「はーい。じゃあ、行って来ます。」

 

「行ってらっしゃい。」

 

隣りの家はすぐ近くだ。家から十秒歩く距離しかない。玄関には、蟻巣が待ってた。

 

「お兄ちゃん。一緒に呼ぼう。」

 

「うん。じゃあ、せえの」

 

「「一佳ちゃん!あ~そ~ぼ~!!!」」

 

その声に呼ばれて出て来たのは、

 

「はーい!!」

 

橙色の髪をした元気いっぱいな女の子、拳藤一佳だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公は、今訳アリで記憶がありません。ですが、今は十分にこの世界を楽しんでます。


因みにこの小説は、他の小説を読んで触発されて書きました。感想待っています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。