とある魔術の語り人   作:ひねくれた夏みかん

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こんにちは!夏みかんラーメンです。読んでみる予定の人に感謝です!初めてですがよろしくお願いします!


第0章 さらば日常
一話 いつもの日常


「不幸だー!」

学園都市中に響きわたる声で逃げているツンツン頭の学生が走っている。

彼の名は上条当麻である。

「くっそ!コイツ逃げ足が速い!」

「おい!もっと増やせ!」

後ろからスキルアウトが追いかけている。

何故今この状況になっているのかは少し遡って30分前…

「お嬢ちゃん俺たちと一緒に遊ぼうぜ!」

「あの急ぎなんで…」

路地裏でスキルアウトが女子中学生にナンパしている。ほとんど見て見ぬ振りをしているのでその子が連れて行かれてしまうのも時間の問題である。

「おい!来いって言ってるだろ!」

「ひぃっ」

「あーあ、お嬢ちゃんアニキを怒らせちゃった」

もうダメだと思っていた少女が目を瞑るその時だった。

「おーい。どこ行ってたんだ。探したじゃないか!ほら帰るぞ。」

ツンツン頭の青年、先ほどの上条当麻がため息をつきながら少女の手を握った。彼女は驚きながらも手を握り返し、上条の後ろに身を隠した

「おいテメエ、いつかの高校生じゃねいか!」

「さあなんのことか、上条さんは知りませんことよ。」

上条は冷や汗を流した。このままでは演技がばれて、彼女と自分が危ないと。だから次のような行動をとった

「逃げるが勝ちだこんチクショー!」

「おいテメエ待ちやがれ!」

上条にとって秘策とは言えないが、少女の手を取って、逃げるといういつもの行動をした。

「俺が囮になるから君は適当な所で俺に離れて自分の家かどこかに逃げて欲しい。」

逃げている間に小声で上条は少女にそう言った。

「えっ、あなたは大丈夫なんですか!」

少女は驚いた声を出した。当たり前だろう自分のために囮になるなんて言ったのだから。

「上条さんは逃げ足は速い方なんですよ。」

上条は微笑みながら少女に言った。

「おい、見つけたぞ!」

スキルアウトの声がさっきより響く。

「ほら、先に左に曲がって逃げろ!」

「はいっ!あなたも気をつけてください!」

と上条は少女と別れ今に至る。

「くっそいつまでついて来るんだよ!」

上条はそう言って足を止めずに走っていたがバキッドゴンという音がして足を止めた。

「ふーう。最近の若者は骨がないねえ」

上条が恐る恐る後ろを振り返ると白目を剥くスキルアウトが山積みになっており、その隣で自分の知っている白い髪を一つに束ねスカートではなくズボンのスーツの上に白衣を着た女性が首を回しながら「つまらん」と言っている。その様子を通行者の学生はともかく通報が来たのでやって来た風紀委員までもが青ざめた顔で一瞬でそれを成し遂げた女性をガン見する。

「恵梨花姉さん何やってるんでせうか?」

「んー小萌先生に聞いてなかったのかい?ここら辺にスキルアウトが暴れていると。だからたまたま当麻がスキルアウトに追いかけられているのを見て、殴った。あと一応先生と言ってくれないか?風紀委員にいろいろ聞かれるからめんどくさいし事実だし。」

シリアスな雰囲気を見ている人は、こんな先生と普通に話している上条にびっくりしている。

「ちょっと何をぼーっとしてるですの初春。」

後から合流してきた少女が初春と呼ばれた少女に言った。

「だって白井さん。10人ぐらいのスキルアウトを一瞬で倒した人がいるんですよ!」

「冗談じゃないですの?いくら何でも一瞬では無理ですの。」

「ほんとですよー!」

と風紀委員コンビは話している。

「これはいくら何でもやりすぎではないでせう?」

「何甘いこと言ってるんだい?これくらいお灸を据えないとまたやらかすよ。」

さっきの二人も話している。

そして白井と初春がこちらに近づいてきて

「ごめんなさいですの。聞きたい事があるのでついてきていただけないですの?」

「ホントにやり過g…すまん話していて気づかなかった。」

「いいけどあなた達の名前は?」

「私は白井黒子と言いますの。」

「私は初春飾利って言います!」

「そう」と恵梨香は目を閉じて開いた。

「俺は上条当麻だよろしく。」

「私は漣恵梨香(さざなみえりか)だ。当麻の副担で理科の先生をしている。」

恵梨香の白い髪が風に揺れていた。

 

 




次回、最強(?)先生の能力(?)の一つが判明します。
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